山崎がモデレーターとして、説明させていただきたいと思いますが、
まず簡単に自己紹介から、皆さんからいきましょう。
お疲れさまでした。宮田と申します。今、J&Cという会社を一人で作って、プロダクトのアドバイザーをさせていただいています。
最近まではフリーという会社で、3年前ぐらいに在籍しておりました。よろしくお願いします。
中村と申します。今、レイヤーX3つ事業、4つ目がこの間、買収でできたんですけど、
そのうちのAIワークフォースという事業を、事業責任者をしております。
私はもともとレイヤーX創業からいるんですけれども、セキュリティ系の研究をやったりとか、
オープンソースへのコントリビューションをしていて、その研究チームがだんだん変遷して、
今のエンタープライズ向けの事業になっているという感じでございます。よろしくお願いします。
千枝の森川と申します。タイトルは、コーヘッドエージェントデベロップメントといいまして、
FDだったりとかPMだったりとか、デプロイメントストラテジスト、いわゆる元コンサルのプロジェクトマネジャーのようなロールを束ねる組織の共同統括をやっています。
と同時に、セールスだったりとか、マーケティングだったりとか、そういうところもガッツリ、プロダクトをガッツリやっているというロールです。
その前は、オペラというコールセンター、大企業のコールセンターのAI化をやる会社を共同創業してまして、それがシエラに買収されたというバックグラウンドであります。
その前は、コンサルファームのマッキンゼの東京都ローンもやってましたというバックグラウンドになります。今日はよろしくお願いいたします。
ありがとうございます。ということで、セッションスタートしていきたいと思うんですが、
まずシエラのローンチからの成長グラフというのを取ってまして、これちょっと私の方から簡単にさっとご説明してしまうと、
まず横軸、これ8市販機分、シエラがローンチしてから、今2年ほど経ってますけれども、この8市販機でどれだけ成長してきたかというグラフなんですが、
今直近で公表している数字でARRが150ミリオンというふうになってまして、グラフを見ていただくと、2市販機目、3市販機目って20ミリオン、25ミリオンぐらいだったんですが、
7市販機目で一気に100ミリオンまでグッと増えていて、次の8市販機には一気に150ミリオンということで、
1クォーターで50ミリオン積み上げているということで、売上規模が大きくなるにつれて成長率が加速しているというのが、これを見ると分かるなと思います。
ちょっと似た話で、ちょうど5月、パランティアの第1クォーターの決算があったんですけれども、
これ市販機の売上水位と前年市成長率を表したグラフですね。前年市成長率が汚染グラフのほうなんですけれども、
こちらを見ていただくと、売上規模が拡大していくのと、同時並行に前年比の成長率も大きくなっているということで、
普通ですね、規模が大きくなると成長率で寝てくるので、汚染グラフって右肩下がりに下がっていく形なんですけれども、両方が上がっている。
これはエンタープライズアメリカのですけれども、アメリカのエンタープライズのAIに対する予算というのが一気に集まっているので、
こういったSaaS時代でなかなか考えられなかった業績数になっているというのが今起きているかなと思ってまして、
ここから最初にシエラがアメリカでどういうふうに展開してきたのか、どんな戦略でエンタープライズの予算を獲得してきたのか、
その辺を森川さんから伺いたいなと思うんですが、今シエラの技術スタックの図を映したんですけれども、
簡単に森川さんからこれをご説明していただいてもよろしいですか。
そうですね。まずシエラがどういう企業かというところから一言ご説明をすると、
シエラはカスタマーエクスペリエンスのAIエージェントを構築するプラットフォームをAIエージェント自体を提供している会社になります。
カスタマーエクスペリエンスというと非常にちょっとふわっとするので、もう少し具体的なユースケースというと、
基本的には三つ、そのうちの二つというか一番大きいですけど、カスタマーサポート、あと営業、あと再建回収。
特にこの順番で大きいというようなものになります。
ここの図の上にあるエージェントスタジオというのが、いわゆるCXのエアエージェントを作っていくコードプラットフォームになっています。
左上にあるこのゴーストライターというのが今年の3月ぐらいに出まして、
これがいわゆるCXのエアエージェントを作るためのクロードコードというプロダクトになります。
これが出たことによって、実際エージェントをデプロイするスピードというのもめちゃくちゃ速くなりましたというのがこの左上のものです。
この右上のエクスプローラーというのが、これを使うとこれまでの対話、
例えば通話の生データだったりとか、チャットの履歴だったり、メールの履歴というのがすべて溜まってくるので、
そのデータに基づいて自然言語でいわゆる分析をしていくと。
なのでいわゆるVOCといってお客さんがどういうことを言っているのかというコンサルを今までやったようなことがプロダクトされていますし、
あともう一個はエージェント自体の挙動だったりとか分析というのをこれを使ってやっていく。
なのでこのエクスプローラーを使って改善点を見つけて、それをゴーストライターで回して改善して、
それをまたエクスプローラーといってこのサイクルを回していくというのがシエラのプロダクトになっています。
一番下のエージェントOSというのがそれを支えるCXのエアエージェントを支える工技の意味でのインフラと考えていただければと思います。
なので本当にこれを実際に作っていく上で、例えばモデル自体もどこか一つのモデルの会社に依存しているわけではなくて、
これは私直前に調べてきたんですが、57個のモデルを今裏で使っているという形になります。
当然そのユースケース、実際のこの結構いろんなユースケースによって、どこの会社のどれぐらいの重さの大きさのモデルを使うべきかというのが大きく違うので、
例えばその書き起こしをしたときにそれとリアルタイムで書き起こしで結構ミスが起こることが多いので、
書き起こしをリアルタイムで小さいモデルで監視してて、何か間違いが起こってたら逐次修正していく仕組みだったりとか、
逆にそのCXのエアエージェントがデプロイされているんですけれども、それとは別にスーパーバイザーエージェントというのがそれを見張っていて、
間違った挙動をしてたらそれをリアルタイムで直すだったりとか、これは前者だとものすごい軽いモデルを使いますし、
後者だと結構重いモデルを使うというような役割分担になっています。
この真ん中がエージェントがデプロイするときに結局そのコンテキストを持ってエージェントが話していくことになるので、
そのコンテキストって何ぞやとなったときに結局その構造化データと非構造化データになります。
構造化データはいわゆるCRMとかERPだったりとかというところに接続していくという話になりますし、
非構造化データのところでいうとさっき申し上げたような会話のデータですね。
そこの生データっていうのをAIが直接読み取っていけるような整備をしているレイヤーになります。
今、このプロダクトなりCRMのサービスがエンタープライズ向けのソフトウェア企業だと歴史上最速級のスピードで、
確かセキュリティサースのWizさんと同じぐらいの成長スピードだとGoogleに買収された会社ですけれども、
今、WizはWizの成長の要因っていうのがあったと思うんですけど、シエラがそこまで早く今成長した理由っていうのを
森川さんとしてはどういうふうに捉えていらっしゃいますか。
そうですね。いくつかあると思っていて、一つはちょっとどれだけご存知の方がいるか分からないですが、
アウトカンベースとプライシングというのをシエラがもともと作った会社で、これどういうことかというと、
すごくわかりやすいけど成果報酬型でやってます。成果型課金でやってるっていう会社なんですね。
なので基本的にそのインプリメンテーション、これオペラ時代とのかなり大きなそこが違いなんですけど、
オペラ時代は割とインプリとARRのリカーリングのハイブリッド型でやってたんですが、
シエラというのはアウトカムを達成したらその分の、それによって例えばコスト削減できたらその分何%もらうっていうモデルでやってます。
これはプロダクトに相当自信がないというか、もうちょっと具体的にこの領域でいうと、
基本的に安定性と精度というのがかなり高くないとAIで完結しないので、その投資とそれによって実際にインパクトが出てるので、
それによって最初小さく入るんですけど、そこからの一社一社あたりのARRの伸びっていうのが極めて高いっていうところが一番大きなところかなと思います。
今、例えばアンソロピックなんかもものすごく伸びていて、ちょうどサースターでもあったんですけれども、
今エンタープライズロゴの50%以上がセルフサーブでどんどんアンソロピック入っていってるみたいな話もあったんですが、
中村さんアンソロピック解説を結構テレビ局なんかでされたと思うんですけど
ちょっと壁もらってもいいぐらいですよね
ちょっとどうでしょう、アメリカのAIのスタートアップどうしてそんなにエンタープライズにものすごく入れてるのか
そうですね、多分何て言うんでしょう、我々もグローバル展開頑張ってトライしてるんですけど、
日本市場に対するステレオタイプって結構あるなと思っていて、ゆっくりだとか意思決定に時間がかかるとか、
ただそれが多分10年前ぐらいのステレオタイプなのかなと思いまして、
そこをある意味ティアワンっていうかあれですけれども、トップのエンタープライズの企業さんってこの10年ぐらいある意味乗り越えようとされてきてるので、
相当多分世の中の平均のイメージよりもリベラルだなと思いますよね。
だからツールのスイッチとかだからエンタープライズって1回入っちゃえばリプレイされにくいからとかってよくあると思うんですけど、
もう全然そんなこともなくて、バンバンツールをスイッチしますし、そういう状況にあるのかなって日本ですらも感じるので、
それがさらに早い、海外の人だとそのぐらい英語生成が早いっていうのは感じるところですね。
なるほど。
安田さんも日本のエンタープライズ企業といろいろお話しされること多いと思うんですけど、
もうこの10年スパンで考えると、そういう需要性ってなんか変わったなって三宅さんも感じられることってあります?
そうですね。なんかSaaSの時は効率化みたいな話だったせいか、
AIと比較すると3倍ぐらい遅かったようなイメージがあるんですね。
ですけど、SaaSと比較してAI見てみると、そもそも予算取りからかなりきっちりやってくださってますし、
SaaSで培ったDX予算みたいなものがあるっていう、そこでしっかりデータ書いてるから保証しやすいみたいな話もあるのかもしれないですけど、
あと、やっぱりマーケターを使うツールとしてSaaSがありました。
ですけど、今回ってマーケター自体を代替する手段として、
AIエージェントとかIdentity Core Proが準備されてるじゃないですか。
なので、結構図体が大きいエンタープライズこそ、その価値を一番享受しやすいと思うんですね。
なので、結構前の目になってるのかなっていう印象があるんですね。
なるほど。ありがとうございます。
じゃあ、ちょっとここでアメリカから日本の方に目を移してですね、
AIXで今、AIワークフォース事業として取り組まれているプロダクトとか、
どういうポイントを見ながらですね、お客さまにサービス提供するかっていうのはちょっと教えてください。
そうですね、逆に戻っていただいていいですか、シエラさんのやつに。
技術アーキテクチャの資料、今回っていうのあったんですけど、なんか結構似てたんで、もうこれとの差分でいっちゃおうかなと思って。
結構、なんかこのレイヤー似てきてますよね。
ほんと各社のエンタープライズ向けプラットフォームっていう観点だと、
例えば左上のエージェント構築の仕組みとかって割と言うと、
エージェントというよりはワークフローっていうエージェントが実行する処理のまとまりとか、
ツールとかっていうのを作るための環境とかツールがあったりしますし、
あとはデータレイヤー、今日この出てきますけれども、
AIエージェントがある意味その企業の一員としてしっかりオンボーディングされて、
組織記憶をちゃんとアクセスできるようにするっていうところもそうですし、
決済とかはないかな。
でも他はかなり似てるのかなっていうふうに思ってます。
あとはあれですかね。
我々の場合、コールセンター向けっていうよりはホワイトカラーのいろんな業務向けっていう感じで、
金融機関から製造業までっていうのがありますので、
一個一個が結構一個抽象化する必要があるっていうところがあって、
例えばこのデータプラットフォームにおいて非構造的なものも構造的なデータベースも標準でありますけれども、
データベースの中に入ってくるものが銀行の金額かもしれないし、
見積もり書かもしれないし、
場合によっては製品のあれかもしれないしっていうので、
結構いろんなユースケースを想定して抽象化する必要があるっていう感じですかね。
あとAPI、そうですね。
右上にありますけど、その辺も似てるかなっていう感じですかね。
ちょっと次のところに行っていただきまして、
その一個次。
AIワークフォースでコンセプトとして強く目指しているのが組織AIっていうところで、
これはAIワークフォースでお客様に対しても提案しているコンセプトでもあれば、
AIXの中の社内のAI活用っていう観点でも重視している考え方なんですけれども、
多分テックブログから出したと思うんですけど、
先々、先月になっちゃいましたかね。
もうクロードコードをみんなに配った結果、
とんでもない金額いってしまったんですね。
3月末に計算を締めるんですけど、
大和で調子に合わせるっていうのがありました。
各事業部。
とんでもない金額ってなったわりに、
それがお客様のためとか事業のために完全に転換されたかというと、
非常に悩ましい結果というのがありまして、
これが一番下に書いてあるんですけど、
コスト面のガバナンスの課題っていう感じですね。
要は、もちろん1人当たりいくらで上限いったら終わりとかでできるんですけど、
その1円当たりの価値を最大化するっていうのが、
なかなかみんなに個人AIって呼んでいるものを配るだけではなかなか難しいというのがあります。
セキュリティも非常に悩ましいポイントで、
お客様からいただいた情報とかって分別管理する必要があって、
契約終わったら削除するとかいろんなものがあったりしますけれども、
普通のチャットGPとかってチャットヒストリーにひたすらいろんな情報が混ざって残ってしまったりしますよね。
特にエージェントっていう観点でいくと、
もう外部システム連携とかってなると、
こういうシステムにつないでくださいって言うと、
いろいろ自分でいろんなAPI叩いてみて失敗してみてってやりますので、
もう本当にコントロールがいかなくなっていくっていうのがあって、
AIエージェントに対して安全な環境で実行させるっていう、
そのあたりが非常に重要だっていうのかなっていう感じです。
データに関してもみんながパソコンで自分の中にデータを貯めていると、
全くもって組織としての記憶が作られていかないっていうのがあって、
さっきアンソロピックの時にリプレイスが結構起きてるって話をしたんですけど、
最近のリプレイスが今AI市場で起きやすい理由ってこれかなと思っていて、
チャットGDPTの履歴を皆さん今から強制で消してくださいって言われたら、
すっごい嫌ですけど、死ぬかって言われたら死なないと思うんですよね。
それぐらいだからある意味リプレイスが効くデータしかたまってないっていうところがあって、
ここが個人AIの課題というふうに定義しているところですね。
ちょっと1個前のスライドをいただいていいですかね。
というところで、個人AIって呼んでる、
そういうみんなにAIに慣れてもらって、
どんどんAIのレッドピル飲んでもらってですね、
AIで色々業務を変えていきたいっていうふうに思ってもらうためのツールっていうのは大事なんですけれども、
本当に企業のPLBSにヒットするような取り組みであったりとか、
お役様にする取り組みってなってくると、
組織として管理されたAIネイティブな業務システムが必要というところで、
そういうものを実現しましょうと。
この時においては、
その管理されたAIエージェントが共通のナレッジレイヤーに参照していって、
さっきサースターの報告でもありましたよね。
コンテキストが大事ってありましたけれども、
そのコンテキストが常にフレッシュに最新に更新され続ける、
それを業務の中に埋め込むやったりとか、
間違っている情報はどこで直すんだっていう、
コンテキストレイヤーに間違いがあるとすごく伝播しちゃったりしますので、
それは業務のどのポイントで、
どういうふうに誰が確認して直すんだとかっていうところとか、
あとは業務の承認の仕組みですね。
人間の業務を繋いでいくと、
誰が承認したっていうふうにするんだとか、
そういういわゆる責任を誰が取るかっていう仕組みとか、
この辺りを埋め込んだAIの活用していった方が、
しっかり企業にするんじゃないかとかっていうのを取り組んでいるところでございます。
はい、ありがとうございます。