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ドイツサッカーリーグ3部FCヴィクトリア・ケルンでアナリストを務めている𠮷田さんをゲストにお招きしました!

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ケルン体育大学

ユース世代の多様性-ドイツの移民事情

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目次

日本からドイツへの移住と学生生活
スポーツ・スポットライトの川口です。
今回のゲストは、ウィンドスリーガーディビション3のヴィクトリア・ケルンでアナリストをしている吉田健太さんをお招きしました。
吉田健太さん、本日はよろしくお願いします。
よろしくお願いします。
まず最初に簡単に自己紹介をします。
はい、名前は吉田健太と言います。今27歳で、日本で大学を卒業してこっちのドイツに渡ってきました。
今ドイツは丸々5年も経って、現在はご紹介いただいたように、FCヴィクトリア・ケルンというドイツサムドクラブでアナリストをしています。
あとは去年とかは、2021年からチームケルンというドイツ代表の分析チームにも所属していて、
去年のワールドカップではドイツ代表を少しサポートするという形で関わらせていただきました。
はい、ありがとうございます。
いろいろとお話をさせていただきましたが、
まず最初に、もともと日本で指導をしていたという話を伺ったんですけれども、
Gクラブスクールコーチに所属していたと思うんですけれど、そこからドイツに行った経緯を聞いてもよろしいでしょうか。
大学時代にドイツに行って、
当時もちろんクラブに入るという選択肢もあったと思うんですけど、
やっぱりサクランスの時代に入って、
ファンの方々にインタビューをすることができて、
もちろんファンの方々にインタビューをすることができて、
実際にドイツに行って、
ドイツに入るという選択肢もあったと思うんですけど、
サッカー指導者として生きていきたいと考えた時に、
自分には選手としてのキャリアもなかったので、
何か武器が必要になるかなと思って海外に行こうと考えました。
もともと海外に行きたいという気持ちはずっとあったので、
いろんな海外を見ていく中で、
いろんな条件がドイツが良かったので、
ドイツに行こうという風に決めました。
ありがとうございます。
ケルン大学に入られたという経緯があるんですけど、
周りにも何人か知り合いに行ったという方がいるんですけど、
入るのは入れるけど、その後勉強がすごい大変という話は聞いたんですけど、
実際に言語の壁が大きいですか?
そうですね。海外のどこかの大学に行ってもそれはそうだと思います。
ドイツで言うと入るのは結構簡単に入れることは入れる。
大学での語学学習とドイツ語ペラペラの壁
もちろんやらなきゃいけないことはたくさんありますけど、
入ることはできますけど、その中で卒業するって考えると、
ドイツ語で全部やらなければならないですし、
その場合は大学院に所属をしていて、
全部で30人いて28人がドイツ人で、
もう1人知り合いと自分が外国人でいてという形だったので、
本当にもうネイティブの中で一緒に行けないみたいな。
そのドイツ人たちも結構ヒーヒー言ってる中、
いや、ヤバいだろうと思って。
その当時は良かったんですけど、
なのでかなり求められるというか、
ドイツ語ができるのはもうそこがベースなので、
そこからさらにやっていかなきゃいけないということを考えると、
労力は必要かなというふうに思います。
すごいですね。実際大学に入ってサッカーの勉強ももちろん、
ドイツ人も難しいと思っているところで、
しかも周りに外国人が全然いないんですね。
学部だとまたちょっと別になってくると思うんですけど、
大学院でもコースによっては全部英語で授業が行われるコースもありますし、
そうなるとドイツ人も英語がネイティブではないので、
またちょっと違った感覚にはなると思うんですけど、
僕のコースの場合は全部ドイツ語で、
そのドイツ語のネイティブの人だけで行けなかったので、
結構大変です。
大変ですよね。
ドイツ語は日本で勉強はしてたんですか?
してたはしてたんですけど、
本当にそれこそ自分で本で勉強したりとか、
少しの期間はドイツ語の英語じゃないですけど、
駅前の留学じゃないですけど、
そういったコースに行ったりとかはしましたけど、
来たときは本当に全く喋れる段階ではなかったので、
最初は本当に…
すごいですね、そこで。
本当にドイツ語ペラペラで行って、
もう多分大変な状況かなと思うんですけど、
すごいですね、チャレンジ精神というか。
すごいな、そんな流れがあるんですね。
実際ドイツ語で多少喋れるようになったな、
話せるようになったな、コミュニケーション通りになったなとか、
勉強が分かるようになったなっていうのは、
何ヶ月くらい経ってからなんですか?
最初の1年は大学ではなくて、
普通の語学学校に通っていて、
そこで勉強を始めたんです。
勉強を始めたんですか?
勉強を始めたんです。
言語と文化の障壁を乗り越える
普通の語学学校に通っていて、
半年くらい経って、
少しコミュニケーションが取れるようになったなみたいな、
日常的なコミュニケーションは、
半年くらいで取れるようになったかなっていう、
記憶があるんですけど、
その後やっぱり大学でなるとまた話が違ってきて、
ドイツ語を学んでいる外国人と話すことはできるけど、
ネイティブの中に混じると全然分からない。
長く続いて、今はたまにあるっちゃあるんですけど。
1年半とかで大学に入って、
言っていることはなんとなく分かるけど、
グループワークとかプレゼンとか、
自分も話さなきゃいけないってなると、
かなり厳しいあったんですかね。
ドイツ語の学習と苦労
他の英語とかは喋れるんですか?
喋っていっていいほどのレベルではないと思います。
最低限話せるような。
サッカーと関係ないところばかり質問で恐縮なんですけど、
ドイツ語は大変ですか?
ドイツ語はやっぱり一番難しい言語の一つと言われたりもしてるので、
すごく多いんですよね。
男性名詞、女性名詞とかそういったのもあるし、
それによってまた前につく漢字が変化したりとか、
覚えなきゃいけないことはたくさんあると思います。
そうですね。
今は本当に何年もいるから、
でもやっぱりまだネイティブと話すときにたまにわからないときがあるとさっきお話ししたんですけど、
結構あるんですか?
なんとなく会話の流れとかリアクションとかでわかるんですけど、
全然知らない単語が出てくることもまだあります。
そうなんですね。
表現というか、
日常的に使うような表現とかされると、
何言ってるんだろうみたいになる。
そこから結局語学学校行って、大学行って、
その後に今のヴィクトリア、ケルンチーム。
サッカーの分析業務と経験
最初はアンダー19のコーチだったんですよね。
アンダー19のアナリスト、分析を担当してました。
またチームに入って、
サッカーの言語とかそのあたりもやっぱり日本ともちろん言語は違うし、
そこからまたサッカーのプレーのそれぞれの言語とか覚えるのなかなか大変でしたよね。
そうですね。
でも来た時にずっとサッカーはプレーはプレーヤーとしてはしていたので、
ドイツで1年目から。
なのでサッカーで使う用語とかは割と見に行ったっていうのはあったので、
そこでそこの苦労は出なかったですけど。
アンダー19の時の話を聞かせてもらえたらと思うんですけど、
そのチームに行った経緯ってどういう経緯で入ったんですか?
自分がヴィクトリア、ケルンに行く前に所属していたクラブがあって、
そこのクラブでU17のコーチをやってたんですけど、
その当時の監督が先にヴィクトリアに行って、
自分は1年間その前のチームにも残って、
そしたらその次のシーズンに来ないかって誘ってくれて、
最初は本当にインターンみたいな形で行ったんです。
お金も全くもらえないし、
ただ見させてもらって勉強させてもらうっていう形で行って、
そしたらたまたまアナリストの枠が開くっていう風になって、
そこでやらせてもらえることになったっていう。
元々アナリストは1人しかいなかったんですか?
ユース年代に1人アナリスト分析のトップがいて、
それプラス2人アナリストがいて、
自分はU19を担当してて、もう1人がU17とU16を担当してて、
さらにインターンで来る人たちがU15以下を見るみたいな形。
そうなんですね。
面白い。
ジェニーグのファンの方はどうですか?
面白い。
ジェニーグのテクニカルスタッフとかって交流あります?
テクニカルスタッフのほとんどというか、
トップチームはあんまりいないですけど、アカデミーとかだったら何人か。
そもそもご自身もユースというかジュニアカテゴリーの時、
コーチをしたかなと思うんですけど、
若手選手の育成の違い
日本はこういう強みがあって、ドイツはこういう強みがあってっていうのってあります?
ジュニアの年代とかで?
そうですね。
こういうのは日本がいいよとか、ここはドイツのほうがいいよとか。
育成年代とかで言うと、やっぱり日本の選手って本当に上手いんですよ。
強いんですよ、めちゃくちゃ。
遠征とかでこっちにJのクラブのユニアユースとかユースの子たちが来て試合とかしても、
こっちの子供たちより全然強いっていうことが結構あって。
それこそこの間、大球大会みたいな日本の高校選抜が来てて、
こっちのU19のそれこそトップレベルのフォルテナ・デュセルドーフとかザルツブルクとか
メーヘン・グラッドパークとかそういうチームがいる中で優勝をしてるので、
やっぱり全然強いので、結構やっぱり日本ってリスペクトを海外に持ちがちだと思うんですけど、
なんかそんなにリスペクトする必要もないのかなみたいな最近は思ってます。
全然日本のほうが上だとは思います。
ドイツはどう?
そうなんですね。
ヨーロッパは?
まあ自分は他のヨーロッパをめちゃくちゃ見てるわけではないのであれですけど、
でもドイツのいくつかのヨーロッパでも結構高いと評価されてると思うので、
そういう意味では全ヨーロッパに行っても戦えると思うし。
そうなんですね。
確かに日本の若手とかアンダーカテゴリーって結構やっぱり世界試験とか出てもいい成績を残してるイメージはあったのでやっぱりそうなんですね。
こっちですごい違うなと思うのは、物理的というかあれなんですけど、
やっぱりいろんな人種の子供たちがいて、いろんな体格だったりいろんな身体的な特徴を持った選手が多いので、
それこそ自分はU15でコーチをしてたことがあるんですけど、
全員自分より身長高かったし、全員ではないですけど、
それこそめちゃくちゃちっちゃい子もいれば、本当に2m近くいってる子もいたりとか、
でもめちゃくちゃ足が速い子たちがいたりとか、
そういう特徴がすごいはっきりしてるというか、
日本人選手がドイツに行く理由
対戦相手としてもチームメイトとしても経験をするので、
そういった中でどういうプレーをしていくっていうのを、
例えば体のちっちゃい子がでかい相手に対してどうやって戦っていくかみたいなのを、
自然と学んでいくし、日本でももちろんそうだと思うんですけど、
その違いが顕著かなっていうのは思って、
すごい特徴がある選手が多いかなっていう印象はありますね。
本当に長所はここだよっていうのが明確にわかる。
この選手、ボールの扱い上手くないけど、
加速力がすごくて止められないよとか。
そうなんです。
やっぱりプロになる選手ってやっぱり全てが平均値じゃなくて、
ここは誰にも負けないよっていうところがなってる人が多いですよね、プロに。
そうですね。やっぱりそういう目立った長所があると、
スカウトとかにも見つかりやすくなるし、
どっちがいいのかわからないですけど、
そういう意味で言うと日本は結構似たタイプの選手がすごく多いかなっていうのは印象。
確かにそうですね。
最近海外にもだいぶ日本の選手も行っていて、
ドイツやっぱり多いですよね、日本人。
ドイツは多い。
なんでドイツに行くことが多いんですかね?
なんでなんですかね。
日本人が多くてそのコネクションがあるっていうのは一つ大きいと思いますけど、
あとはビザとかそういうのも取りやすかったりはするので、
これもかなり影響を受けてるのかなと思います。
本当に海外の、多分一番多いですね、ドイツが。
多いね。
あとはやっぱりアマチュアカテゴリーでお金をもらいながらサッカーすることができるので、
そういう意味ではなくて夢があるというか。
何部クラブもらえるんですか?
いや本当にそれこそあれですよ。
7部とかでも全然お金をもらいながらプレイできるし、
もちろんそんな手はないですけどお小遣い程度みたいな感じ。
でも本当にもらえるクラブは、
それだけでも頑張れば生きていけるんじゃないかと。
それだけでも頑張れば生きていけるんじゃないかくらいもらえるクラブが7部でも。
へー。
それ夢ありますよね確かに。
そうですね。
おもしろいですね。
ありがとうございます。
終わりに
はい。
そしたらまず第1部はこの辺りで終わらせるので、
最後の締めの言葉を話すのでちょっとお待ちいただけたらと思います。
スポーツスポットライト、引き続き…
あーお二人間違いました。
ちょっと待ってくださいね。
僕が初めてなんでちょっと間違えまくるのでご了承ください。
ちょっと待ってください。
引き続き吉田さんとのお話が続きますので、
次回もお楽しみにしてください。
それではさようなら。
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