前回もね、本当に子育てのことをお話しいただきましたけど、
ゆみさん、前回のお話聞いていかがでしたかね?
やっぱり、ほしさんのオープンマインドな、ありのままっていう姿が、
すごく、初対面でお会いしたときから、すごいキラキラ輝いていらっしゃって、
でも、前回の話でちょっとまとめると、
人が悩むときって、AかBかしかない、2者選択、2者卓一、
どっちか1つしか選べないっていうところに悩みがあるっていう、
エリクソンがね、そういうふうに言ってるんですけど、
まさに、なんか、きっこうしていくのは2つの選択肢、
やるかやらないか、いくかいかないか、みたいな選択肢の中で、
やっぱり、いろんな選択肢がリアルに、現実的に実行した方のお話とかを聞くとね、
絵空事じゃなくて、あ、そうやって本当にうまくいくんだっていう、
もう一つの選択肢が生まれるから、すごくいいなって思ったことと、
あと、なんか、ちょっと私の話になっちゃうんですけど、
先日、受講生で福岡の方が東京に出張でいらしてて、ちょうど講座があったので、
ちょっとお茶をしようと待ち合わせをしたときに、信号の向こうに見えたんですよ。
で、ちょっとキョロキョロしてたんですよ。たぶん迷ってんなと思って、
そしたらこっちの方に行くから、そっちじゃないなと思って、メッセージをしてもしかしたらとか言ったら、
実はそうだったんですけど、で、そのときに受講生と話してて、
もし福岡でそれがあったら恥ずかしいけど、東京って知らない町、旅とかもそうなんですけど、
知らない町に行って、自分は何も知らないし何もできないっていう状態を100%ほぼ受け入れているから、
英語をたとえばわかんなくても、恥ずかしげもなく聞きに行けるし、迷ったときに誰か助けてって言えるし、
助けてって言ってなくても、誰かがそれに気づいて声をかけたときに、
すいません、ここがって言えるし、つまりそのオープンなマインドっていうのは、
結局ダメな自分っていうのも全部受け入れた状態で、その自然体っていうのがあるんだな、そんな話をしたばっかりだったんですね。
で、前回の星さんのお話聞きながら、まさにその話をちょっと私は思い出していて、
星さんのそのありのまま、超自然体、その秘訣とか、これまでそうなるに至る信念とかなんかあれば教えてもらいたいなと。
いかがですか、星さん。
ありがとうございます。そんなふうに内面で感じながらお話聞いてくださって嬉しいです。
自分ではありのままでいようみたいな意識はないんですけどね。
ただ、人生前半はとても生きづらくて、今はとても生きやすいというか楽しく生きてます。
それは間違いないんですよね。
それが年だからっていうのもあって、年を重ねるのってすごい素敵なことだなと思っていて。
同じ50代、今56歳で中身5歳って言ってるんですけど。
50代の友達、みんな言うんですよ。50代が最高に楽しいって。
そしたら60代の友達は、スミちゃんね、50代も楽しいけど60代はもっと楽しいわよ。早くいらっしゃいって言われる。
人間、歳をとればとるほど、いろんなものがそぎ落ちていくし、なくすものもないので、どんどん身軽になって楽しくなっていくなって。
でも、歳をとったっていうのも一つあるのかなって思いますね。
歳とるのが楽しいです、とても。
素敵な言葉ですね。
そうですね。
きっかけはいくつかあって、大きなきっかけは子供を産んだことなんですけど、
ちょっともうちょっと前に戻ると、何言おうと思ったんだろう、今教えてるか。
いろいろ変化されてますけどね。
いきなりバーンって変わったわけじゃなくて、私のもともと持っている性格が今の性格なので、変わったというよりも、
子供の頃環境で封印されてたものが少しずつ出て、やっと自分に戻ったっていう感じで、
どちらかというと子供の頃が変わってた、違う自分を生きてた気がします。
母が対人恐怖症で、近所付き合いもない、人の悪口を言うような人だったので、
私も隔離されて、人とどう関わっていいかわからない、人と普通にどういうふうに喋っていいかわからないっていうので、
社会に出ちゃったので、もう社会、20代が本当に大変で、子供の頃よりある意味大変で、
だけど社会に出ると他者を見るので、
昨日のことを、昨日ありがとうございましたって、次の日言うんだってメモして、そんなの知らないから。
それで、社会でいろんな洗礼を受けながらもまれながら、人とのコミュニケーションを20歳から学び始めた。
小学生がわかるようなコミュニケーションを20歳から学び始めて、
そういう常識知らないからものすごいいじめられたりもする。子供の頃はすごいいじめられてたから、いじめられっ子としての学びは十分得てるんだけど、
社会に出ても、そんなことをしていて。
25歳の時に初めて自分の意見を言ったっていうのがまず大きなきっかけ。
そして子供を産んだっていうのが2個目のとても大きなきっかけです。
大事ですね。星さんは小さい時から周りをよく見ていて観察していて、そこから自分で学び取っていくっていう力があって、
ただ劣悪な環境だから学ぶ要素が身をおそらく守るっていう学びがあり、
で、社会に出たら、やっぱりその周りを見て学んでいく力っていうのが元々ある素質なんですね。
そうかもしれないですね。痛い目にあいながら学ぶっていうのがパターンかもしれないですね。
すごい痛い奥に大事なものを見つける力、いやーそれすごいですね。
そうやって社会人経験しながらいろいろやって、どちらかというと抑えられたものが徐々に徐々に出てきたっていう感じですね。
本質的なものが、すみさんの元々持ってるものがやっと発揮できるようになってきたっていうことなんですかね。
その通りですね。18歳から実活しているので、親と離れたっていうのもとても良かったですね。
離れて自分の人生ってなったっていうのは、環境から離れたっていうのは本当に大きくて、徐々に徐々に自分らしさが出てきて、
でも自分らしく生き始めたのが30歳過ぎてから。
子供なのが36歳の終わりで、子供が私を育ててくれて妖怪から人間になったと思って、最近やっと人間やってるんですよ私。
人間になるってね、ほんと修行いりますからね。
すごい素晴らしいな。
息子がね、日本一ちっちゃく生まれたんですよ。
世紀算では日本一、早期算だと300グラム500グラムのお子さんいらっしゃるんですけど、10ヶ月いっての世紀算で967グラムは当時日本一の記録で1000グラムなかったんですね。
保育機にいて、保育機にいる時から私を教育してくれて、息子がもう本当メンターなんですけど、保育機で1時間しか面会が許されないので、
いつも寝てるんですけど、ある日目開けてくれて、その時目開けた瞳が赤ちゃんみんな綺麗じゃないですか。
待ちに待った瞳があんまりにも綺麗で、雷に撃たれたかのように感情的に強いんですね。多分ね。
感動して、私は今まで心で辛いと思ってもニコニコし続けてたと。
どんな時も辛くてもニコニコニコニコして周りに悟られないようにしてた。
人前で泣いたこともないんですね。根性だけはあるんで。
それで、瞳を見た時に、この子はどんなに取り繕ってもバレてしまうって瞬時にわかったんですよ。
さすが。
それで、その時からその瞬間からこの子は何でもお見通しっていうのが私の口癖になって、よしもう自分らしく生きようって観念した。
いいですね。いい、なんて素敵なエピソード。
もうね、うちの子がすごいんです。私は大したことないんです。うちの子自慢を永遠10時間したいんですけど。
それはまた今度。
今度お酒飲みながら。
お酒飲みながら。
止まらないですよ、うちの子自慢。
じゃあ結構その瞬間、本当にすごく感じたっていうことなんですね。すごい瞬間。
それまではね、ニコニコする癖がついてたんですよね。心の中でクソって思ったり悲しいと思ったりショックって思ってもヘラヘラなんていうのか。
なんだろう、外側は周りには気持ちよくさせて自分が嫌でもっていうのが強かったんですけどね。
それをもうガラッと変えてくれたのが、目開いた瞬間に教育が始まってるという。
すごいんですね。
ゆみさんいかがですか?このエピソードとか聞いていただいて、すごい体験もされていらっしゃいますね。
そうですね。なんか本当、なんていうのかな。
たぶんリスナーさんの多くの方が、ほしさんだからでしょとか。
あと、そういう体験した人だからでしょみたいに思う方いらっしゃるかなって思うんですよ。
なんですけどね、体験自体の深さとか痛みの大きさって、私、その人が痛かったら痛いだし、その人がつらかったらつらいっていう風に受講生にも言っていて、
やっぱり大きさっていうのは何かの比較なんですよね。
その人がその瞬間つらかったらつらいし、楽しかったら楽しいで、その人の感覚なので。
なので、今のほしさんのお話の中で、エピソードの中で、50代が一番楽しいと、60代ワクワク。
20代、30代の転機のお話がありましたけど、まさに聞いてて、私も度合いっていうのは比較できないけど、
会社員になったときと、その前か大学のときかに、やっぱりね、周りを見て真似したんですよね、同じように。
こうしたら好かれるんだとか、こうしたら打ち解けるんだみたいなのを学んで、真似して、なんとなく過ごして、
で、なんとなく合わせてるから、心の奥はもやもやしてて、やっぱり笑っていても、それこそ周りは見透かしているもので。
私も、たぶん抜けてきたのは30過ぎてから心理学勉強して、ワークでたくさんやって、自分と向き合って、みたいな。
そしたらやっぱり、10年ぶりぐらいに会った人から、なんか笑いが自然になったって言われて、
ああ、そう、まさに、へーってそのときは思ったけど、今のほしさんのエピソードで、ああ、そういうことか、と。
で、やっぱりそのサインっていうのは、すたんがね、劇的に語ってくれるから、劇的に感じるかもしれないんだけど、
意外と些細なところにあったりもするんだよなって思うんですよね。
その、やっぱりこの短い時間でお話くださいって言ったら、すごいエピソードが出てくるものなんだけど、
でもやっぱり、それって息子さんとの出会いが大きな転機だけど、
その、それまでの間も積み重ねがあったからこそ、その息子さんのピュアさに感銘というかね、ビリビリみたいな。
ま、目開けただけですからね、言うて。言うて目開けただけだからね、出来事としては。
目は、もう言うじゃないけど、目ってやっぱり鏡なんですよ。
自分を映す、相手の目でも自分を映す鏡だし、
あとやっぱりその赤ちゃんの目って、ほんと水晶みたいにクリアーで、
こう、不純がなく、ほんとに向こうの世界に繋がる瞳なんですよね。
えー、ほんと。
ほんとそうですよね。
だからその、そこにね、なんか星さんは息子さんラブだから、息子のおかげでって言っているけれども、
やっぱり私はそれを聞いていて、やっぱその瞳の奥にあるものっていうのと、星さん自身が繋がって受け取って、
で、それが息子のおかげだっていう中で、で、今までその息子と一緒に頑張ってこられたっていう、
やっぱりなんかその、内側にあるパーみたいなのを感じますね。