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2025-08-18 13:29

962.濱田智幸さん(一般社団法人マネーリテラシー推進協会)

【金融と消費者をつなぐ“志の架け橋”】

お金の話はタブーだった——そんな時代に育った濱田さんが、人生の転機を経て、金融リテラシー教育に情熱を注ぐようになったのは、「知らなかったことで損をする人を減らしたい」という切実な願いからでした。

トラック運転手から金融業界へ、倒産や体調不良を乗り越え、自ら学び、伝える側へと変わった濱田さん。
その背景には、「知っていれば救える未来がある」という強い想いがあります。

中学校での授業、高齢者向け講座、そして講師育成まで——
あらゆる世代に金融の知識を届け、消費者と金融機関をつなぐ架け橋になるために、日々奔走されています。

お金を「こわいもの」から「味方」に。
今、このエピソードが、あなたやあなたの大切な人の未来を守る一歩になるかもしれません。

【今回のゲスト】
一般社団法人マネーリテラシー推進協会 代表理事 濱田智幸(はまだ・ともゆき)さん
https://manerite.jp/

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サマリー

浜田智幸さんは、一般社団法人マネーリテラシー推進協会を通じて、日本における金融リテラシーの重要性を教育しています。特に若い世代に対してお金の授業を推進し、トラブルへの判断力を養うことを目指しています。教育制度において金融リテラシーを広める取り組みが進行中です。浜田さんは、消費者と金融機関の橋渡し役としての志を持ち、講師の育成や一般消費者の自主的な学びを促進しようとしています。

00:01
声を思いを世界中に届ける、こえラボ
経営者の志
マネーリテラシーの定義と重要性
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、一般社団法人マネーリテラシー推進協会代表理事の浜田智幸さんにお話を伺いたいと思います。浜田さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは、浜田さんの授業内容から教えていただけるでしょうか。
はい、ありがとうございます。私はですね、一般社団法人マネーリテラシー推進協会という団体の代表理事を務めております。
マネーリテラシーってそもそも何なのっていうところなんですよね。
金融リテラシー、リテラシーっていうのは知識判断力っていう意味になるんですけれども
ちょうど2014年から金融庁が
お金についての知識判断力を日本国民だったら身につけましょうねっていう
これ4分野15項目っていうのは定められているんですけれども
それらをまずは一般消費者の方にしっかりお伝えする
それから逆に金融機関でお勤めの方々にも
今一度確認も含めて金融リテラシーを正しく持っていただく
そのための研修大会とか講義を対応させていただいています。
やっぱりこの金融リテラシー、マネーリテラシーをしっかりつけたいなと思っている人たちは
やっぱり意識としてはそういう人たちは多いんですかね、今。
そうですね。世の中的にも当然増えてますし
何より2年前から今高校生が学校の授業の中で金融教育を学ぶ時代になっているので
もしかすると逆に現役世代の方よりも若い世代の方の方が興味関心が高いのかなっていう
そういう実感はしています。
そうなんですね。やっぱりこういったお金のことって大切だけど
なかなか習ってないから、やっぱりしっかりと知識としてあった方がいいな
っていうのは皆さん感じられているところなんでしょうね。
そうですね。逆に僕も世代的にはですね
幼少の頃、家でお金の話をしようものなら
父親から子供がお金の話なんかするもんじゃないと
逆にそういう世代だったので
でも
知っておいたら
結構良かったんじゃないかな
生きていく中でですね
お金のことを色々知ってた方、早めに知ってた方が
メリット多かったんじゃないかな
って思っているので
今お伝えしたように
高校ではもう義務化されてますけど
一般社団としては義務教育のうちに
高校になる前に
ウォーミングアップしておいてもらいたいなって思いから
小児中学校でお金の授業も展開させていただいて
やっぱりそういった
学生の頃からしっかりと知識を身につけていったら
今後色々お金のトラブルとかあると思うので
そういった時の判断の材料になりそうですね
浜田さんのバックグラウンドと教育の意義
そうですね。ですので中学校で授業を実際にする中で
これだけSNSとか
スマホとかお使いの方が増えているので
詐欺に合うか合わないか一瞬で分かる方法みたいな
そんなポイントなんかもお伝えさせていただいて
濱田さんがこういったマネーリテラシーを
推進していく必要があるなって感じられた
どういったところがこういった授業を始めようと思われたんですかね
そうですね。授業自体は
ちょうど今から7年前なんですけども
そもそも論で言うと
私自身が千葉県出身在住でございまして
25歳まで地元でトラック運転手
してまして
全く金融リテラシーどころか
マイナスぐらいだったわけですね
ただその後25歳の時に
初めてカードを壊したのを原因に
都内で金融関係の営業のお仕事をさせていただくことになり
投資関係だったんですけど
非常にブラックな企業でした
扱っている金融商品も一般的には
リスクが高いという商品だったんですが
5年間
会社員として営業として続ける中で
今思い返せば学びも多かったんですけど
でもその中で外資系の生命保険会社さんからスカウトをいただき
30歳から生命保険業界に移り
お仕事をさせていただいてきました
ちょうど入社した保険会社さんが
2年目に撤退ということになり
そこから今ではすごくメジャーになってますけど
保険代理店というところに移りまして
外資系のお仕事を続けてたんですけど
今度は勤めた代理店が倒産しまして
ちょうどリーマンショックの時ぐらい
そこから先ほどお伝えしたように
25歳までトラック運転手ということは
大学行ってませんので
職業の選択が非常に狭いというのも背景にはあったんですけど
自分で一度チャレンジしたいということで
自分で代理店を始めました
その頃は金融商品も扱っていきながら
保険やっていって自分でやってたんですけど
そこから教育側に移ったっていうのは何かあるんですかね
ありがとうございます
自分で代理店を始めた時に
ある生命保険会社さんからセミナーセミナーを通じて
お客様に金融商品を伝える入り口のところ
これを学ぶきっかけをいただいたのが
一番大きなタイミングポイントといいますか
なるほど
いろいろとお金について教えるセミナーとかも開催されて
そうですね
特に投資を中心とした金融の情報提供をしていくっていう
初めて1対1ではなく1対複数という形で
情報提供するという立場になった時に
正直言うと全然うまくいかなくて
ラッキシで
なったんですけれどもすごく講師というところに
興味を持ったのと正しく講師というのを続けていけば
もともとの僕のようにお金の知識がなかった方にも
しっかりお伝えしていけるんじゃないかなと
思ったところもあって一般社団を作る
きっかけになりました
徐々に世の中の流れとして
金融リーダーシップを求めるところも増えたりとかして
やっぱりご依頼も増えていったというところはあるんですかね
そうですね
実際にはですので
自分が保険業界でお仕事させていただいてきたっていうのが長いので
保険業界さんから保険会社さんからご依頼をいただいて
実際に今頑張っていらっしゃる
保険のセールスパーソンさん向けの研修を
多くさせていただけるっていうのが
お仕事の割合としては一番多いんです
これからはどういうふうにしてビジネスを広げていきたいな
って考えてらっしゃいますかね
そうですね
行政機関 要は学校とかに対しての
お金の授業っていうのも実はさせていただいているんですけれども
例えばその中学校 中学生に向けたお金の授業だったり
あとはもうちょっとご高齢ですね
金融教育の重要性
ご高齢の方向け 千葉にある千葉県障害大学校という
55歳以上の方を対象とした学校があるんですけれども
ちょうど今年度からその中でも金融リテラシーというのが
講義として始まっていて
ですので一般消費者の方にもうちょっと金融リテラシー
必要性だったりとか
なるべくわかりやすく嫌いにならないでもらうというか
楽しく学んでいただきたいなというところですよね
じゃあこれからどんどんそういった学びの場も
広げていらっしゃるということなんですね
そうですね そこを広げていく中で
やっぱり講師となっていただける方
こちらも仲間を増やすといいますか
志を同じくしていただける講師の方を
これから増やしていこうと思って
先月から講師の育成講座というのも
実際に始めさせていただいています
この番組は経営者の志という番組ですので
濱田さんの志について教えていただけるでしょうか
ありがとうございます
一言で言うとですね
消費者と金融機関の架け橋となる
これが一番の志です
これは具体的にはどんな架け橋になっていきたい
と思っていらっしゃいますかね
そうですね これは世の中の金融に関わる
ヘルスパーソンの方が
皆さんが是か非かではなく
やっぱり金融庁が金融時代らしいと言い出したのも
ある面金融機関を飛び越えて
一般消費者の方々に金融の知識を持ちましょうと
ある面自分で金融商品を選ぶ
そもそもの土台とした知識を持ちましょう
意味合いもあるとはいえです
いきなりそこを一般の方も知識をグーンと上げて
自分で選ぶというところまで
行くのは難しいかなと思うので
その中間パイプというか
架け橋になれれば
どっちが言い悪いじゃなくても
ちゃんと通訳 翻訳みたいに
なるほど
通していただいて
トランスレーションみたいな感じですけど
どちらの意見もちゃんと
フォーカスしてつなぎ合わせられるというか
橋渡しをしたいなというのがあります
講師の育成とチームの形成
それぞれがそれぞれのことを言っていても
なかなか通じ合わなかったところを
しっかりそこを翻訳しながら
お話が通じるような関係性を作っていく
という立場になるわけなんですね
そうですね だから金融機関さんというか
金融側の方々は
とにかく分かりやすく楽しく
簡単に伝えるという
その志を持っていただきたいなと
思っていますし
一般消費者の方々は
いつまでも受け身ではなく
自分で知識を身につけていただいて
さらに自分に必要か否かも含めた
選択ができるようになっていただきたいなと
思っています
そうですね そして先ほどもおっしゃってたように
そういった金融教育を
一緒にお手伝いしていただけるような
仲間も増やしたりということだったので
ぜひそういったところで
自分も学んで
講師としてやってみたいという方がいらっしゃれば
このPodcastの説明欄に
濱野さんの会社のホームページのURLも
掲載させていただきますので
ぜひそこからチェックいただけたらと思います
ぜひよろしくお願いします
うちですね 実は
登記している内容に
一般社団法人マネリテラシー推進協会
長いじゃないですか
なのでチームマネリテっていう
それも実は登記していただいている
そうなんですね
ですので
僕としては僕一人で
頑張り続けるわけではなく
一つのワンチームとして
消費者と金融機関の駆け足となりたいという方を
増やしていきたいな
一緒にチームとして
やっていきたいなという方がいらっしゃれば
ぜひご連絡いただけるといいですね
ぜひご連絡いただけたらと思います
今回は一般社団法人
マネリテラシー推進協会代表理事の
濱田智幸さんにお話を伺いました
濱田さんどうもありがとうございました
こちらこそありがとうございました
13:29

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