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2024-04-17 13:30

727.伊奈悟さん(サーストフォーナレッジ)

【すべての仕事場を遊び場にする】

「遊び」と聞くと、しばしば「ゲーム」といった楽しい活動を思い浮かべますが、実は「学び」や「冒険」といった意味合いも含まれています。非日常の空間である遊び場には、人が自然と集まります。仕事場もこれらの遊び場のような空間に変われば、仕事への取り組み方が変わり、生産性が向上することでしょう。

もっと詳しく知りたい方は、ぜひWebサイトを御覧ください♪

special thanks to 寺岡俊一さん

【今回のゲスト】
サーストフォーナレッジ 代表 伊奈悟(いな・さとる)さん
Web: https://thirstforknowledge.work/

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経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。今回は、サーストフォーナレッジ代表の伊奈悟さんにお話を伺いたいと思います。
皆さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いいたします。
まずは自己紹介からお願いいたします。
日本と中国で組織人事のコンサルティング会社を経営しております。
サーストフォーナレッジ代表の伊奈と申します。よろしくお願いします。
よろしくお願いします。日本と中国でやられているということですが、
中国では、どんな感じで今、この人事コンサルティングをやってらっしゃるのか、そのあたりから詳しく教えていただけますか?
はい。中国では、日本から中国に進出した企業様向けに、人事の仕組みですね、
講習ですとか評価、教育の仕組みをコンサルティングする会社、
コチコンサルティングという会社をですね、共同経営しています。
はい。なるほど。
ここでは、日本から進出していくと日本と中国の違いがあるので、
なかなかそのあたりのノウハウが一般の企業にはないので、アドバイスされてらっしゃるということですかね?
そうですね。まず法律が違いますし、いわゆる中国人の考える就労感、働くときの価値観だとか、
行動様式も全然違いますから、日本に仕組みをそのまま持っていってもうまくいかないというところがありますので、
そこに合わせた仕組みというのをご提案させていただいています。
稲さんからすると、日本と中国、どういったところが大きな違いかなというふうに感じられている部分になるでしょうかね?
そうですね。さまざまな違いがあるんですけれども、まず中国というのは、
就職自由化になったのが1990年代ですから、それまでは仕事を選ぶ自由もなかったんですね。
その世代の人たち、今どうしてるかっていうと、ようやく定年を迎えるぐらいです。
ですから、世代間の大きなギャップが会社の中に殖土として包含されていると。
一方でZ世代とか全く同じですから、そういった世代間の違いが大きい人たちが同時に働いているというところが、
一番大きく違うと思います。
そのあたりも、歴史のこともある程度把握していないと、全然世代によって感覚が違うんだよっていうふうには、
意識しておく必要があるっていうことですかね?
そうですね。全く仕事に対する捉え方が違う人たちが同じところで働く、ルール別々にするわけにはいかないですから、
それらを包含したような仕組みづくりというのは、一定のテクニックですとか考え方というのは必要になりますね。
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あとは日本からだけじゃなくて、いろんなところからやっぱり参入してきてるので、そういった競争もあるわけなんでしょうかね。
そうですね。90年代以降に、いろんなお手本が社会の中にあるわけですし、中国の国営企業というのもありますから、
それぞれの良さを生かした経営者というのが、日本人だけでなくて、中国人の経営者もそれを志向しているので、
様々な働き方や企業の形態がある中で、日本企業がどのように勝っていくか、戦っていくかというところがポイントになっています。
そういうわけですね。これを、稲さんは日本企業に向けていろいろサポートして、中国で成長できるようにということもサポートなんですね。
そうですね。
そういったノウハウもありながら、今、日本でもいろいろ組織人事コンサルやってらっしゃると思うんですが、そちらの内容も少し教えていただけますか。
はい、ありがとうございます。日本は今どういう状態かというと、まずは圧倒的に労働力不足、人手不足を迎えています。
ですので、外国人も含めた労働者の確保というのが非常に大きな問題になっています。
そうすると、例えば、既に職場の中に多数が外国人という職場も増えてきています。
日本人と外国人の方が同時に働くということが当たり前になってきています。
また、女性活用というのも、ここ何年か、労働力不足だけではなくて、多様性の時代の中でより加速してきている中で、
様々な立場であったり、様々な価値観を持った人たちが一度に返して力を発揮していかなければいけないという環境が増えてきていますので、
ここに以前から、中国というのはそれ以前からそういうミックスした状況が続いているわけですから、
そこで培われたノウハウというのを日本企業の中でも実施できるようにということで、各経営者の方とご相談をしながらコンサルティングをしているということになります。
やっぱり中国ではもうそういった状態が以前からあったので、その辺で培ったノウハウが日本で今活かせる時期になっているということなんですね。
そうですね。例えば女性だけで見てもですね、地元を離れて働いている方がいっぱいいるわけですね。
子育てをしましょうとなると、親元に預けるじゃなくて、親御さんが例えば都市に出てきて、
そこに預けて仕事をしてもらうみたいなことも当たり前に行われているわけです。
そうすると性別差なんていうのはあまり大きく関係なくですね、活躍できる環境を作らなきゃいけない。
一方で地元に戻りたいみたいなニーズも出てきたりしますから、
そういった意味での雇用流動性にも対応していかなければいけないという意味でいくと、少し先駆的ですね。
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なるほど。じゃあそういった事情がいろいろ中国で起こっているので、
日本ではその部分のノウハウが活用しながら、雇用をどうしていくかというところを進めていらっしゃるわけなんですね。
そうですね。比較的昔から培われてきた価値観だとか、人に対する見方というのをいかに動かしていくかというか、
壊していって新しい組織を作っていくかということに対応しないと、今生きている事業でも長く継続できないという、
こういう危機感が各経営者の皆さんの中にも芽生えつつありますので、それに対応するために必要な仕組みを作って、
今から備えていきましょうというのが一番大きいアプローチになりますね。
そうですね。特に中小企業とか、なかなか条件面だと大企業に勝てない、より人材不足に陥りやすいかと思うんですが、
こういったところに中小企業はどういった工夫をしていこうというような、何か最近でこういった具体的な例とかあれば、
もしよかったらご紹介いただけたらと思います。いかがでしょう。
会社によって戦い方って様々になりますけども、いわゆる報酬の競争だけということになってしまうと、資金力によって勝負がついてしまうという形になりますので、
どこかで限界がある。そうすると、やはり勝負どころ、人が集まったり、あるいはパワーを発揮するというのは、仕事の面白さというところに大きく依存します。
中小企業の皆さん、うちの会社小さいから面白くないというふうに言われたり、魅力が低いというふうに思われることが多いんですけども、
これ決してそうではなくて、自己完結でできる仕事であったり、一人で幅広く見れる範囲の広さ、
これは種類という意味で見たときの幅の広さというのは、大企業よりもその自由度が高いわけですね。
若くして全般的な仕事ができる。すべてのお客様に関わる部分に関して、総合的に責任が持てる面白さというのは積極的にアピールしていくということで、
勝負をしていかなければいけないという時代ではないかと思いますし、そういったことに向けた仕組みづくりというのも積極的に行われています。
そうですね。だから本当に働く方にとっても、何が魅力なのかという伝え方によっては、中小で働くことの方が自分の経験になったりとかして、魅力的に移るということもあるわけですね。
そうですね。伝え方もそうですし、そもそもその仕事をやっている経営者であったり先輩が、これは面白いことだと思って面白がってないと伝わらないですね。
ぜひそういったところを今やっていらっしゃるということで、この番組、経営者の志という番組なので、ぜひ皆さんの志についても教えていただけるでしょうか。
はい。このFirst for Knowledgeという日本向けに行っているコンサルティングのシャデといいますか理念がですね、全ての仕事場を遊び場にするというのが理念です。
遊びというのはいろんなメタファーがあって、いわゆるゲームであったりですとか、競うという意味での遊びもありますけれども、学ぶという意味合いもありますね。
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遊学とかそういう言葉を使いますし、カビするという意味の言葉の意味もあると思います。
基本的な遊びというのは非日常であったりするところがポイントだし、あとはその遊び場には自然と人が集まるというところが重要な点だと思いますので、
何か仕事が苦しいものだ、あるいはストレスがあるものでそれに対する対価をもらいに行くものだというふうに考えるのではなくてですね、
自然と足が向いて気持ちが向く、そういう仕事場を作っていくことによって全体の生産性を高めていけないかなということを志として掲げています。
そうなんですね。確かにこうやって遊びとして捉えてワクワクするようなところだと皆さんね、働き、働いてみたいと思う方も増えるんじゃないかなと思いますが、
これを例えば考え方で発想で変えていくのか、仕組みで変えていくのか、どういったところがやっていくとそういうふうに皆さんが働く方が楽しく仕事ができるようになるのかなと思うんですが、この辺はどういうふうに考えていらっしゃいますか。
気持ちも仕組みも両輪だとは思うんですけども、基本的には仕組みが重要だと思います。
何気ない遊び場にも、例えば公園ですとか広場ですとかにも人が集まりやすくて、なおかつ離れ難くなるような魅力的な仕掛けというのは必ずあったりしますね。
それの企業の中でのポイントを作っていくと。それを自然と感じ取ることによって足が向いたり、そこで何かやってみようという気持ちが芽生えるというところが繰り返し持続するためには重要かなというふうに考えますけども。
確かに。だからそこを仕組みをうまく企業の中に取り込んでいけると、どんどん企業も発展していって成長していくような、そんな人材が集まってくるわけなんですね。
そうですね。ドラえもんの空き地に土管がありますけど、土管っていうことで言うと何にも機能がないわけですけど、遊び場の一つのメタファーになってますし、あの上でジャイアンが歌ったり、中に隠れたり、いろんなことが起きたりするわけですよね。
あの土管に当たるような仕組みをどうやって仕事場に作るかということが、コンサルティングの基礎にあるというふうに思ってます。
なるほど。今日のお話を聞いて、もっとお話聞いてみたいとか興味ある方もいらっしゃるかと思うので、このポッドキャストの説明欄にLPのウェブサイトを掲載させていただきますので、ぜひそこをチェックいただけたらと思います。
こちらのサイトにはどういったことを掲載されていらっしゃるんでしょうか。
基本的には申し上げたようなサービスの一覧であったり、それぞれの考え方というのが掲載されています。
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まず3つの事業ですね。人を自然に遊びながら成果が出せるような仕組みを作っていくためのコンサルティングに関する考え方。
それと、それを実際に動かしていくためには人事のマネージャーが必要になりますので、このマネージャーの方をどのように集めて育てていくかという人を集める考え方。
それと、研修ですね。実際に遊びながら成長していくための仕掛け作りのためのトレーニングであったりですとか、あるいはゲームを使った研修に関する企画の内容というのをランディングページの方に計算しています。
なるほど。では本当に仕組み作りから、それを回す人、そして教育まで、全部幅広く皆さんどこで対応されていらっしゃるということなんですね。
はい。
ぜひね、こういったとこ、興味ある方いらっしゃればお問い合わせいただけたらなと思います。
はい、今回は First for Knowledge 代表の稲里さんにお話を伺いました。皆さんどうもありがとうございました。
どうもありがとうございました。
声を思いを世界中に届ける。Poerabon。
13:30

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