00:06
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
すぐに結果の出る仕事をしたいでしょうか?
それとも、長く続けられる仕事をしたいでしょうか?
今回は、長期的にビジネスを続けていくために、大切なことを伺いました。
まずは、インタビューをお聞きください。
本日は、株式会社関谷健不動産販売、代表取締役の関谷健さんにお話を伺いたいと思います。
関谷さん、よろしくお願いします。
よろしくお願いします。
会社名、不動産販売ということなので、不動産を扱われている会社なんでしょうかね?
そうですね。不動産を扱っているんですけど、特徴としては、
マイホーム、いわゆる初めて家を売るような、一般の方向けに販売していこうかなという仕事に特化してやっています。
私の知識で恐縮なんですけど、不動産というとどちらかと買いに行くというイメージがあるんですけど、
販売をどちらかと言うと得意とされているとか、そこを専門にされているんですかね?
そうですね。購入する方向けにも当然やってはいるんですけれども、
前職勤めていた時に、売却の相談が来た時に、ある時は3年間ぐらい、100%というか、相談者が私に依頼してくれた経緯があって、
自分としてはこっちの方が向いているんじゃないかなと。
100%すごいですね。
はい。
じゃあやっぱり不動産を扱うにしても、販売の方が得意というか、そちらでやっていきたいというのは何かあるんですかね?
100%を3年間ぐらい、お客様から支持されてきたというふうに考えてきた時に、
自分がどんな話し方をして、どんなスタンスでやってきたんだろうなというのを一回定理してみたことがあって、
その時に売却に向けてやった方が、いろんなノウハウが完全に蓄積されているなというところがまずありましたね。
そうなんですね。
実はこの経営者の志という番組は、いろんな経営者の方とか、これから経営を目指す方も聞いている方が多いので、
ぜひ先ほどおっしゃったスタンスの部分ですね。
どういったところを重要にして、志の部分ですが、やられているのかなというのをちょっとお伺いしたいんですけど、
大切なというか、どういった部分を大切にされていますかね?
何で依頼されるのかなというふうにした時に、不動産の大きい買い物なので近道がないんですよね。
03:00
近道というのは、口八丁手八丁でお客さんが決められるものじゃないというのは当然なことで、
自分の話し方を分析してみると、一言で言うと普通に話しているんですね。
普通ですか。
普通というのは正直というか、その人の役に立つである話を普通にすると、お客様がついてくると。
当然売りたいという相談に来た人に対しても、結果売らない方がいいんじゃないですかという話もするわけですね。
そういうことを続けていった時に、いろいろと紹介が来たりとか、その方がまた戻ってきて、やっぱり関谷さんやりたいなという話が連鎖的に。
それが結果として正直に話してきたのが良かったなというところですね。
やっぱりその方に、相談に来られた方に真剣に向き合って、本当にその方のためを思ってお話しされているというところですかね。
そうですね。これってもう多分基本中の基本なんですけど、不動産ってものが大きいので決まれば大きいんですね。
大きいですよね。
その大きなものがあるがゆえに、どうしても欲が出ちゃうんです。
それで不動産屋さんってうさんくさいなとか、信頼できないなってなる中で、その先にある信頼とか、その先にある地元の人だとか、
あとは自分そのものの存在意義だとか、そういったものを捨ててまで、じゃあそのお客さんを手発調で取引したいのかっていう。
そういうことですね。
それをやっぱりやっちゃってる人が多くて、結局そういう人って絶対売り上げ物にならなくて、目先の利益があるけど長くは続かないと思うんですよ。
やっぱりその地元に密着して長くビジネスをしていくはずなので、そういったときにその一瞬の利益のために違うこと、いいことを言って売ったとしても、
やっぱりそれって満足度が上がらないというか、その信頼関係にかかってくるんですね。
たまたま地元の小さい不動産会社に勤めてて、1階の店舗だったんで、ちょっと地元の不動産にも話聞いてみたいなっていう軽い気持ちで来た方をずっと相談に寄ってきたんですね。
運がいいことにちゃんと固定給も上げるし、前の社長ですよ、本当に地元の役に立つ話をしてほしいっていうふうに。
そういうスタンスだったんですね。
売らなくていいからみたいな。
そこまでおっしゃって。
当然経営をしなきゃいけないんだけども、まず第一にそっちだっていう話になって、最初半年くらいはパッとしなかったんですよ。
でもその社長の言うことを信じてやってきたら、次々に変態とか、自分の話し方とか、雰囲気だとか、そういったものがだんだん変わってきたんだと思うんですよね。
06:06
そうなんですね。
そういうのも普通に話してるとか正直に話っていうふうに最初話したんですけど、やっぱりそういうサポートしてくれる人が経済的にも支えてくれる人がいて、身をもって実感ができて、今こうやって話ができてるっていうところがあるんで、大変恵まれた環境にいたなっていうのは思い返すと感じますよね。
今のお話聞くとやっぱりもちろん不動産でやられてきたんですけど、それって他のビジネスも同じじゃないかなと思っていて、やっぱりどういったビジネスでも真剣にその目の前のお客さんのことを考えて、その方のためにやっていくことがビジネスを長く続けていくことにつながるのかなと思いましたね。
やっぱりそれはそういった思いで関谷さんも自分のビジネスを立ち上げてやっていかれているのかなというふうに感じたんですけど、そこは大きいですかね。
そうですね。やっぱり割と独立する前にいろんな経営者の方ともお会いしてて、やっぱり優れてる方々っていうのはなんていうかよろずやっていうか、その人の困りごとは自分の仕事以外でも浮きようみたいなスタンスでいて、そのためには人脈を広くなきゃいけないし、
受けられた時にその仕事を依頼できるようなブレインっていうのか、そういう人がしっかりいるなっていうのも感じたので、自分も不動産って割と多種多様にわたる人と仕事がかかってくるので、そういう人脈とか優秀な方と接することで刺激を受けたりもしてるんですけれども。
確かにそうですね。関田さんに相談すれば、ちょっと違うかもしれないけど解決してくれるんじゃないか、分野が違ったとしても相談すれば何かヒントいただけるんじゃないかと思っていただければ、そうするとちょっとお話しに行こうかってなりますので。
そうですね。本当そんな感じで、前の会社だったらちょっとお茶飲みに来たんだけど話聞きたいんだとか、今は売却に割と特化してますけど、かといって購入の方もやらなくはないんですよね。
でも基本的にはアドバイス。こういうふうにやるといい買い物できるよとか、こんな感じの進め方やってみたらどうみたいな話もしてますし、建築会社さんともご紹介させていただいてるとか。
やっぱりそういったスタンスで取り組んでいらっしゃるということなんですね。
自然とそうなっていった。必要性というか、自分が独立して生きていくにあたっては、やっぱり周辺の人をサポートしてくれるような人がいないと、自分としての存在意義もやっぱり低くなってくるのかなというふうに思います。
今後ですが、どういった方向で会社を進めていきたいとか、何かありますかね。
まず自分のスタンスというものが、不動産会社ってご存知の方少ないかもしれないんですけど、囲い込みというような売却を受けた不動産屋さんが、みんなと協力しないで自分でお客さん見つけると手収量が倍に増える。
09:10
それが結構いろんな問題で不動産取引をやりにくくしたり、売る人だけが割を食っちゃうというか、不動産屋さんは儲かる。買う人は安く買える。
売却する人は知らずに安く売っちゃってるという現状があるので、囲い込みをなくすような取り組みを協会のような形で作ってみたり、他の先進国みたいに片手取引というものだけをしていくような法律改正を推進していくような活動を今後やっていきたいなと思っています。
他の先進国はそういうふうに売却も購入も販売も両方できるというのはそういったことはできない?
できないですね。裁判に例えるとわかりやすいんですけど、悪いことをした人とやられちゃった人の間に誰かいて両方の見方をしているみたいな感じってちょっと大きな物件なのでありえないわけですよね。本来であれば。
確かに裁判に例えると違和感がありますね。
違和感があるんですね。要は両方の見方をできるという状態は基本的には利害対立する売り手と書いてあるので、基本的にはありえないんですけど、日本なので皆さん和というかそういうのを文字で生きてますんで、大きなトラブルはないんですけど、やっぱりそういうモラルが低い不動産屋さんと当たっちゃうとより良い取引ができないので、法律的にちょっと縛っていくと良くなっていくんじゃないかなというふうに思っています。
そういうことですね。将来的にはそういった不動産業全体のことも考えていろいろ活動を考えていくということですね。
関谷さんの話をもうちょっと聞いてみたいという方はメールマガを配信されてるんですね。
そうですね。
ぜひ関谷さんが配信している高く売れる秘訣を無料メールマガで大公開。不動産売却術メール講座というのをやられているようなので、ぜひメールマガのURLもポッドキャストの説明文に掲載しておきますので、ぜひそこからチェックいただければと思います。
そうですね。
本日はどうもありがとうございました。
ありがとうございました。
いかがだったでしょうか。関谷さんは普通に話をすると仰っていました。
私は最初に聞いたとき、普通に話をするってどういうことだろうと思いました。
関谷さんがおっしゃっていた普通とは、正直に話をすること、その人の役に立つ話をすることということだったんです。
目の前の人だけではなく、その後ろにあるその人のネットワークのことも考えると、一時的な売上げのために嘘をついてしまっては、その後の信頼関係にものすごく影響しますよね。
12:06
頭ではわかっていたとしても、愚直に実行できる人は少ないのかもしれません。
売買の相談に来ているのに、今は売らないほうが良い、そんなアドバイスもされている関谷さんです。
そんな関谷さんですが、初めてでも高く売れるマイフォーム専門の売却メール講座を実施されています。
ポッドキャストの説明文にあるURLからチェックしてみてください。
あなたの思いを声で届けてみてはいかがでしょうか。
ではまた次回。