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2021-03-12 12:38

223.小山真由美さん荒川隆太朗さん(特例認定NPO法人Gift)前編

【NPO法人を支えるNPO法人】

NPO法人の活動ってどうやっているかご存知でしょうか。
私はあまり知りませんでした。NPO法人の活動支援についてうかがいました。

世の中にとって、有意義な活動だったとしても、団体として活動するためには、経営・運営・広報など様々な取り組みが必要です。
思いだけでは難しい面もありますね。
そんな活動を支えられている事がよく伝わりました。



【今回のゲスト】
特例認定NPO法人Gift 小山真由美(こやま・まゆみ)さん、荒川隆太朗(あらかわ・りゅうたろう)さん
https://giftboxcharity.org/db/
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声を思いを世界中に届ける、こえラボ
経営者の志
こんにちは、こえラボの岡田です。
NPO法人の活動ってどうやっているかご存知でしょうか?
私はあまり知りませんでした。
NPO法人の活動支援について伺いました。
まずはインタビューをお聞きください。
今回は特例認定NPO法人ギフト
理事長の小山真由美さんと
副理事長の荒川隆太朗さんにお話を伺いたいと思います。
小山さん、荒川さん、よろしくお願いいたします。
よろしくお願いいたします。
まず最初に、NPO法人のギフトというところでは
どんなことをしているのか、簡単にご紹介いただけるでしょうか?
NPO法人ギフトという団体では
NPOらしく経営ができるようにということで
今ちょうどえふラボという事業を立ち上げて
NPOの伴奏型の支援を行っています。
NPOが経営というところ
ちょっとピンとこない方もいらっしゃるかもしれないんですけれども
私たちとしてはNPOが寄附を取り入れた経営ができるようになるような
サポートをしていきたいなというふうに思っているんですけれども
もともとギフトは立ち上げた時に寄附、募金箱で
いろんな団体さんの難病の子どもたちが
手術ができるような募金箱の活動を応援して
いろんなお店に募金箱を置いていただいていたというところが
そもそものスタートだったので
寄附を集めるというところ
寄附で社会が変わるんだというところを
今のあたりに見てきて
私たちは寄附の可能性を信じて
ずっと活動をしてきたというところがあります
そういったNPO法人をサポートしている団体ということですね
そこでお伺いしたいのですが
そもそもNPO法人って普通の法人と何が違うのか
そのあたりもお伺いたいのですが
どういうふうな違いがあるのでしょうか
NPO法人については
国理事長の荒川さんの方が
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ずっとNPO法人で働いているので
ちょっと話してもらえたらいいなと思うんですけど
荒川さんではどういったところが違うんでしょうか
ノンプロフィットオーガニゼーションというのが
NPOの略になっておりまして
NPO法という中で法人格として
NPO活動をする団体さんに与えられたものが
NPO法人と呼ばれるものなんですけど
僕らがNPOというときには
法人化されていないような任意の団体も含めて
NPOを捉えていたりとか
一般社団法人さんとかを含めて
非営利活動と言われるやつをしている団体さんのことを
NPOと言います
NPOって何ぞやって話なんですけど
まさに非営利っていうところが
ややこしいというか
解釈を簡単にしているんですけど
利益を上げてはいけないわけじゃないんですよ
利益を拡大してはいけないので
株式会社における株式を配当するような仕組みが
ないということであって
普通に事業をしてOKですし
事業から利益を上げて全然OKなんですけど
こういった利益を分配してはいけないというのが
我々NPOという活動をやっております
それは基本的に法人としての
利縁と言いますか前提になっているんですけど
ドラッガーなんかはですね
利益ではない何かを追求しているという解釈があったりするので
非常に法人格としての定義としては
利益を分配しちゃいけないということになるんですけど
哲学的な領域に言うと
利益でなくミッションとか
自分たちの思いを追求していくという
そういった意味合いが込められたりします
なるほど
特に株式会社のような
利益を株の配当のような感じしない限りは
別に売り上げを上げてもいいし
利益を取ってもいいしっていう
一般的にあまり利益を追求しないのかなと思うんですけど
そんなものなくてちゃんと経営できていくように
っていうのはあるということなんですね
その通りですね
上がった利益っていうのは
基本的に前学次の授業に
配当していくという形になっています
そういった団体も結構いろいろあると思うんですけど
GIFTさんでは他の団体さんとか
NPO法人だったりとか
今さっき出ていた一般社団法人さんとか
そういったところって
今どういった課題が多いとか
っていうふうに感じていらっしゃるでしょうかね
私たちが取り組みたい課題としては
NPOというのは基本的に
企業だったり行政が取りこぼしているような課題に
取り組んでいくことが
基本的な命題になっていますので
なかなか貧困や障害やとか
ビジネスとして取り組まれていないものを含めて
取り組んでいくところが僕らのミッションになっていますので
当然ですけどビジネスになっていないってことは
そこにお金が流れにくいとか
事情がそもそもないみたいな状況だったりするので
NPOらしい活動をしていくにあたっては
そういったお金になりにくい業域に対して
いかにお金を流していくのかっていうのが
僕らGIFTのテーマになっておりまして
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そういったNPOさんがお金の理由で
なかなか活動を続けられへんという現状があったりするので
そういった中でいかに僕らが団体さんを支援する中で
寄付を取り入れだけを実現していけるかってことが
僕らの思いとしては伴走している形になっております
なるほど
やっぱりそういったなかなか売上として
上げにくいような事業をやってる方が
寄付とかそういった手段を通じて運営できるように
そのためにノウハウだったりとか
どういうふうにしたらいいのかっていうところを
サポートされているという
そんな感じなんでしょうかね
そうですね
やはりNPOのさっきも荒川が言った通り
見えない課題っていうんですか
まだ表に出てきていないような問題とか課題に
取り組んでいる方が多くて
そもそもそこで事業として成立しない場合があったりとか
そもそもサービスを提供している人たちが
支払い能力が低かったりとか
環境問題なんかを扱っている場合は
まさに地球が私たちNPOに
お金を払ってくれるわけではないので
そういう支払いを必ずしも受けられるような
テーマで活動している団体ばかりではないので
そこのところに対して寄付っていうものがあることで
そういう課題解決のためのNPOが
より活動がしやすくなるっていうことを
私たちとしては目指していて
なんでそこに寄付がしっかりと届くような
仕組みを作っていきたいなというふうに思っています
でもやっぱりそういったなかなか
売上げとして上げづらいような
思いとしてはすごく共感できるんだけど
なかなか運営は難しいなっていうところって
多いと思うんですが
具体的にはそういった団体の方には
どういったサポートをされているんでしょうかね
私たちとしては去年からスタートしている
会計講座であったりとか
ハンドレイジングデザイン講座といって
寄付をデザインするところの講座を行っていて
そもそも寄付がされない理由の一つとしては
寄付が何に使われているかわからない
というのが一つ理由として挙げられていて
寄付の透明性を高めるために
財務の透明性を高めていくというところと
どのような活動やどういう思いで
団体そのものの透明性を高めていく
というところを発信していけることで
そこに対して共感であったりとか
信頼が集まって寄付が集まっていくんじゃないか
ということで
そういう講座をスタートしていました
ただ講座で伝えただけでは
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なかなか利用の方も
それを学んだことを実行するには
少しハードルが高かったりとかするので
それを実際に実行して寄付を集めるところまで
サポートできないだろうかということで
Fラボっていうファイナンスを研究する会をつくって
私たちも一緒にその人たちと寄付を集めていく
みたいなことができればいいなというふうに考えています
じゃあ実際にどういうふうにして寄付を集めるやり方も
サポートもやっていただけるというのは
そういったトータルでのNPO法人の運営に携わることを
いろいろアドバイスいただけるということなんですね
実際一緒に寄付を集めるというよりは
キャンペーンを立ち上げて背中を押すみたいなところが
できたらいいなというふうに考えています
なかなかやろうと思っても
志とか思いとかはあっても
技術面だったり発信だったりとか苦手なところもあって
なかなかそこで思うように進んでいないようなところもあるので
そういった時にはすごく心強いサポートをいただけるという
そんな感じですかね
まさにいわゆる営業職とかって
すごいトレーニングされると思うんですよね
営業でどういうふうに商品を説明するのとか
お客さんにどう話すのということをトレーニングされると思うんですけど
NPOが寄付を集める時にそういうトレーニングしてるか
そうじゃないと思うんですよね
なのですごくシンプルな話で
営業というとすごく言い方が悪いわけですけど
寄付をするとか寄付を考えてもらうための対話というのが
やっぱりNPOには必要だというふうに考えてますので
そのトレーニングをしていく
単に教えるだけじゃなくて
実際にできるようになるところまで
バーストすることが大事だと思っているので
Fラボというふうに名付けたのは
そういったともに研究しながら探求しながら
できるようになっていくことを目指したプログラムを
作りたいということでさせていただいてます
なるほど
今回はNPO法人ではどういった法人になっているのかとか
GIFTさんがどういった活動をしているかというところを
お伺いしました
また次回もより思いの部分ですね
志の部分とかもお話を伺っていけたらなというふうに
思っております
今回は特例認定NPO法人GIFT
理事長の小山萌実さんと副理事長
荒川龍太郎さんにお話を伺いました
また次回もよろしくお願いします
本日はありがとうございました
ありがとうございました
いかがだったでしょうか
世の中にとって有意義な活動だったとしても
団体として活動するためには
経営運営広報などさまざまな取り組みが必要です
12:00
思いだけでは難しい面もありますよね
そんな活動を支えてられていることがよく伝わりました
次回も引き続き小山さん荒川さんにお伺いいたします
あなたの志は何でしょう
ではまた次回
声を思いを世界中に届ける
声ラボ
12:38

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