ネットフリックスが今ちょっとどこまで普及してるか不明ですけども。
めっちゃ、ネットフリックスミーナってミドルイースト&ノースアフリカ、ミーナですね。
もうしっかり展開してます。
あ、展開してるんですね。
となるとやっぱりその、欧米の自由恋愛とかそういうおしゃれ、こういうのが今世界で流行ってるみたいな情報入ってくるじゃないですか。
それが価値観とか考え方に影響を与えてくるっていうところは結構ある感じなんですかね。
ありますね。ただ、さすがに派手なもの、露出が激しいもの、性的な表現みたいなものは、レギュレーションで弾かれてると思います。
なるほど、なるほど。
例えば、アニメの話で恐縮なんですが、メジャーなところのタイトルのものとかは中東でも見れるけど、
萌えだったり露出の激しいものとか、ちょっとエッチなラブコメ系とかは現地で弾かれてるケースが多いですね。見れないです。
でも見れなかったとしても、コンテンツだけではないと思いますけど、いろんな海外の影響は来るってことですよね。
価値観とか、そして影響とかは、30年くらい前は工場両属に反するとかそういう理由で、映画館もなかったんですよ。
そうなんですね。
ここ最近は映画館もできて、自国IPですね。自分の国のIP、アニメとかキャラクターとかの創出するっていうところに投資してる最中なので。
なるほど。
そういう動きも出てきてる。そのうち、今でも動きあるんですけど、映画撮ったりとかしてますので。
でもどんどんサウジアラビアさんの映画とか映画監督とかがどんどんやっていくっていうのもあると思います。
ちなみに、今から5年くらい前ですけども、ストリートファイター2の最新作はストリートファイター5なんですけども、
出た時にですね、やっぱり今までなかったのが初めてストリートファイター5で出てきたのが、中東のキャラクターでしたね。
鉄拳も。
鉄拳もさすが。鉄拳も今までなかったキャラで初めて中東のキャラが出たんですよね。
やっぱりそこをグローバル展開を含めますし、逆に言うと、そういう中東のゲームユーザーとか多分いて、人気があるっていうことかなと思ってますね。
そうなんですね。
そうです。間違いなく。鉄拳はシャヒーンというキャラクターで、結構有名で。
原田さんという結構有名なプロデューサーの方が作ったというので、やっぱり有名ですね。
そうなんですね。
結構面白かったのが、向こうでイベントとかあるんですよ。コミコンとかそういうの。
そういうのに例えばストリートファイターのキャラクターがいっぱいいる中で、センターってやっぱりリュウ・ケンじゃないですか。
そうですね。
それが中東だとラシードがこうやって真ん中に乗ってるっていう。
まあそうですね。
KポップやBTSにかけるお金が多い国ランキングで1位がユイ、2位ブラジル、3位アメリカらしいですね。
ブラジルも。
そういう感じなんですね。
4位イギリス、5位タイ、6位中国、7位マレーシア。
すごいですね。全然地域がね、国ランキングがつながっていくんですね。
一方日本のジャニーズって言ったら全然向こうでも人気なくなっちゃって、残念だなーってことですね。
今の言い方だと昔は少しあったってことですか。
ありましたね。昔はありました。
寒流が来る前は実は嵐とか、みんな嵐好きな子多いですね、周りに多かったのは。
そういう流行は昔確かにありました。
ただ当時は配信とかですね、広げられるようなものとかは少ないので。
確かにあれですね、インターネットとかテクノロジーというかプラットフォームのタイミングとかって結構関係ありますよね。
間違いなくあると思います。私が有名になったのも結局インスタグラムの波に乗れたから広まって有名になったっていうのもあるのと合わせて、
当時はプラットフォームとかがなくて、結局ライブかDVDしかなかったっていう物流がなかったらもうアウトですから。
そういういろんな事情とか。そうする前までに官民一体となって、寒流を流行させようとか、下地を整えてたっていう点では、
韓国はやっぱり1個抜けてたので、日本より。それがようやく花咲いたってことでしょう。そう思いますね。
ジャニーズはそういう意味ではね、すごくIP厳しいですもんね。
YouTubeチャンネルできても最近ここ1年ぐらいとかですよね。
そうなんですね。
すごく厳しかったんですよ。
私が韓国系のアーティストさんたちが素晴らしいなと思うのは、
例えばイスラームとかの文化とか祝日とかイベントとかのときに、わざわざ現地の言葉で
おめでとうございますとかお祝い申し上げますみたいな言葉をわざわざ言ってるんですよ。
現地語で。だからこれはちゃんとした演出が入ってやってるんでしょうけど、
それは世界戦略を見据えた上でやっぱ動いてるなっていうのがすごく感じます。
面白いですね。それを聞いてて思ったのは、ちょっとこれ産業違いますけど、
よく言われる話としては、例えば日本だと家電メーカーとかもそうですけど、
別に日本国内でマーケットが足りてるから、別にグローバルを見据えなくてもいいやみたいな感じに
結果になってきた歴史があるみたいなのも、コンテンツも近い部分はあるのかなと。
そうなんですよね。ある程度のパイがあって、ある程度のサイズ感でずっとまとまっちゃってっていう部分で、
最終的にガラッパゴスキが余って国内の自由が落ちたときには海外で戦えないようになってた。
海外で戦える商品が消化して強くなっていったものだけは残っていったのかもしれないですけどね。
まあでもさっき言った通り、ジャニーズとかももしかしたらグローバル戦略があったら、
今中東の方々が楽しんでたのは、ジャニーズじゃなくてもいいんですけど、
日本人アーティストだった可能性もありますよね。
そうですね。コンテンツだったかもしれないですね。
そこの部分で、もともと海外に持ってかれて強かったっていうのが、
日本のアニメだったり漫画だったりとかしたっていうのもまた一つの事実なので。
これあれなんですかね、日本のアニメとかっていうのが、
世界戦略的にちゃんとマーケティングがあったのか、
どちらかというと海賊版というか、実はちょっと本当の法律的には違法だけど。
ありがとうございます。
私がまさに、私はアラブの王様たちとどのように付き合ってたかっていうところをちゃんと言わないといけない。
そこに書いてあることなんですけど、
まず第一世代は日本からフィルムが売られて、現地のテレビで放送されるっていうのが第一世代なんですね。
ちゃんとそこはもうあれだね、第一世代は。
当時、欧米とかに対しての感情が良くなかった時代がアラブもあって、
その時代に欧米のコンテンツの代わりに日本コンテンツが埋めてたんですよ。
その日本のアニメとかがすごい華やかなりしい時代ですね。
いろんなのが出てきたわけ。
それが一旦なくした後に、インターネットとか、あとは違法DVDとかそういうのがどんどん出ていって、
ナルトワンピースとか、そういう王道系の作品とかがどんどん入ってきて見れるようになっていって、
それが2000年から2010年、あと名探偵コナンとかもいろいろ出てきて、
その後で配信プラットフォームが出てるっていうのが今の世代ですね。
そうすると、ある程度お金払ったら高画質のちゃんとした正規の字幕のものが見れますっていう段階になったので。
結果その流れで、前までは流行が浸透するまでの時差がどうしても生じてたわけですね。
それが時差が完全になくなって、2021年の今は鬼滅の刃、呪術回戦が向こうで大人気になってるという。
逆にでも、あれなんですね。呪術回戦も鬼滅の刃、結構日本文化的な背景がある。
それでも通じるっていうか楽しめる感じなんですね。
そうですね。楽しんでます。
面白いですね。早いですね、確かに。
早いんですよ。サイクルが早いです。
時差がないんですね。
なんか結構2Cの読みづらさがあるのかなっていう気はしてて。
スタートアップとかもやっぱり安くていいから売れるっていうわけでもないみたいな、よくわかんない難しさがある印象なんですけど、
そのあたりって中東とかの感覚とかってシンプルな経済合理性なのか。
割と経済合理性強いと思いますよ。
強いですか、なるほど。
なので、なんで最近日本の製品とか売れないっていうのは、
10割の機能で10割の値段に対して、6割の機能で4割の値段とか、
そういうもので、これでこと足りるやんっていう形で動くっていうのも結構多いんですよ、最近。
なるほど。
これ典型的な例で言うと車なんですよね。
車、さっきスポーツカーの話しましたけど。
ランドクルーザーとか、パジェロとか、サファリとか、ああいうタイプのものはある意味高級車ゾーンになって、
砂漠とかで使うっていうところである程度一定の機能が求められるんですけど、
例えば普通車だったりとか、セダンとか、街中で使うタイプのものって、
日本車はもちろん頑丈でいいっていうのはあるんですけど、
日本車と韓国車と中国車の、そこの差分ってそこまでなくなってきてるんですよ。
へー。
なるほど。
だからどこもそんなに変わらない。
だったら間の、そこそこの性能でそこそこの値段になってる韓国車で十分じゃねって言って、韓国車に流れる。
もしくは、安くてもいい経済合理性のほうを取るからって理由で、
中国車の例えばチェリーモーターとか、安くて高性をかけてるようなところでいいんじゃないのっていう人もいるので、
なるほど。
そこの部分は実はちょっと変化が起きてきてる。
そもそも日本も安くて高品質だったんですよ。
もともとですね、はい。
間違いなく。
その時代に、その例えばテクスタイル布とかですね、繊維とかそういうところを日本が安く高品質なものをいっぱい作るから、
アラブの人たちが着てた白いオバキューのやつって一時期も、何十%、シェア率すごい高かったんですよ。
そうですね、はい。
6、7割超えてはないかな。でも6、7割があったと思うな。
今はもう30%以下になっちゃってるじゃないですかね。
私も本で書いたんですけど、3、40%ぐらいかなと思ったんですけど、実はちょっとこの前チャンスがあって取材したら、
統計は取ってない、正確には取れてないけど、もっと少ないと思いますって言われて、
あ、ちゃー、もっと少ないかって印象やっぱ受けましたね。
なるほど。
するとやっぱり良くて安いものがあって経済合理性があればもうそっちが売れるっていうわかりやすい結構その。
そうですね、わかりやすいところが、はい。
経済合理性の良い例が車の普通車、セダンっていうところっていうのも一つ。