2024-12-11 35:12

#19「あり方から伝わる包含」(特定非営利活動法人 Social Change Agency 代表理事 横山北斗③)

今回の語り手:特定非営利活動法人 Social Change Agency 代表理事 横山北斗

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://social-change-agency.com/⁠⁠


第1回放送内で取り上げた社会保障ゲーム

(クラウドファンディング)

⁠⁠https://camp-fire.jp/projects/802219/view?list=search_result_projects_popular⁠⁠

内容:仲間づくりから始まる事業づくり/孤立を作らないための政策提言/知る機会の創出/試行錯誤を繰り返す/制度を一人が知ることの波及効果/知る接点を作る/信頼に再接続するための社会保障/スティグマを感じさせない接点の社会実装/使命感ではないやりたいこと/発信の中で起こる構造/試行錯誤は続けられることが大事/包含から伝わること


ようこそsocial hive WAITING CAFE 点描の弧へ。

ここは東京文京区本郷三丁目駅の裏にある、小野田総合法律事務所併設シェアオフィス『social hive HONGO』のメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。

毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かがふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。

まるで世界の見え方がほんのちょっと、変わってしまうような。

※番組へのお便りは、socialhivehongo@gmail.comまでお寄せください。


聴き手 : ⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠岡田壮麻(スタートアップ支援家)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

常連 : 和賀未青(株式会社ニイラ代表)

HP:⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠https://niila.info/index.html⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

制作 : 小野田峻(弁護士/小野田総合法律事務所)ほか 

小野田総合法律事務所 : 

⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠HP:⁠⁠⁠⁠https://www.ot-lawoffice.jp/⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠


X [Twitter] :⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠ social hive HONGO(@socialhiveHONGO)⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠⁠

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BGM:zippy(作曲家。X [Twitter]:zippy@zippy_zippy_)

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Welcome to social hive WAITING CAFE Tenbyo no Ko.

This is the WAITING CAFE where members of "social hive HONGO," a shared office attached to Onoda Law Office, located behind Hongo 3-chome Station in Tokyo's Bunkyo Ward, stop by.

Every week at this time at WAITING CAFE, one of our members stops by to share an interesting story.

It may be a story that will change the way you see the world just a little bit.

サマリー

特定非営利活動法人ソーシャルチェンジエージェンシーの横山北斗氏は、福祉職の経験を通じて、社会保障制度へのアクセスが難しい問題に気づき、研修事業を設立します。その後、コロナ禍を契機に新たな相談事業を開始し、自治体との連携を深めつつ社会保障制度の改善に取り組んでいます。横山氏は、社会保障制度の理解を深めるアプローチやその重要性について語ります。彼は、おせっかい文化や信頼の偏在が社会に与える影響を考察し、教育やAIを活用した制度へのアクセス向上を目指しています。このエピソードでは、横山氏が楽しさやインクルージョンの重要性について話します。彼の哲学は、注目を集めるだけでなく、持続可能な幸福感の追求に焦点を当てています。

00:07
ようこそ、socialhive WAITING CAFE 点描の弧ス~。
ここは東京文京区、HONGO3丁目駅の裏にある法律事務所併設シェアオフィス、socialhiveHONGOのメンバーが立ち寄るWAITING CAFEです。
毎週この時間のWAITING CAFEは、決まってメンバーの誰かが、ふらっと立ち寄って面白い話をしてくださるんです。
まるで世界の見え方がほんのちょっと変わってしまうような、そんな話が聞こえてくるかもしれません。
socialhive WAITING CAFE 点描の弧ス~。新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
本日のご来店者は、前回に引き続き、特定非営利活動法人 Social Change Agency の横山さんです。
福祉職の経験と事業の立ち上げ
私の方からは、ちょっとぜひお聞きしたいのが、横山さん最初、福祉職の研修業務をメインにやってたっていうお話があって、
今は社会保障の制度へのタッチポイントを増やしていこうっていう活動をしてて、その流れはなんとなく私も、
見聞きしてるって言ったらあれですけど、そのあたりの事業の転換点とか成り立ちとか、
そもそもどうして最初事業を立ち上げたのか、今に至った経緯みたいなのを教えてもらえたら。
ありがとうございます。NPO 立ち上げた時は、研修事業というのを今説明いただいたんですけれども、
福祉の現場って、いろいろ困った状況にある方と出会う機会が多い仕事ですので、
その人の個人の困りごとの解決をサポートするとともに、そのプロセスを通して、
例えば社会にこういう問題があるんじゃないかとか、例えば自分の領域ですと制度が届きづらい問題があるんじゃないかとか、
そういう社会の問題に気づきやすい、そういう職種が福祉職だなというふうに思っていましたので、
自分も同じように、先ほど最初の方で触れたんですが、制度を利用しない人と出会う中で、
制度を利用しやすくするためにはどうすればいいのかなというふうに思ったということをお話したと思うんですが、
どうすればいいのかなというふうに思った先、具体的に何かアクションに起こすための仲間が欲しかったりとか、自分もどうすればいいのか分からなかったんですね。
いろんな技術とか知識とかを学びたかった。だけれどもそういう場がなかったので、研修授業を最初作って、
自分も学びながら仲間を作っていったみたいなことをしていったのが、研修授業のプロセスだったんですね。
研修授業をやり始めて、2021年度かな、日本社会福祉社会という社会福祉の資格を持っている人たちが入る団体が、
同じように社会の問題に対して働きかけていきましょうという、そういう研修を作られて始められたんですね。
もうだいぶ、福祉職がそういう社会の問題に対して目を向けたりとかアクションを起こしていくってことは、研修になるぐらいもう根付いてきたんだとしたならば、
自分の周りにもいろんな仲間の方も集ってくださって、いろんな繋がりもできたし、
もう研修授業はとても終えるのでいいのかなというふうに思ったというのが、研修授業を辞めた一番大きなきっかけだったというのと、
実はなぜ社会保障のいろんなアクセスポイントを社会の中に作っていくみたいなことを授業としてやっていこうかというふうになったかというと、
コロナ禍と新たな相談事業
もっともっと病院を辞めるきっかけになったのが、制度があるようできていない人がいる。
その問題をどうにかしたかったけど、自分はよくわからなかったんですね。
そんな折にコロナ禍に突入して、非接触があれだけ叫ばれる中で、
制度も減薪制度がバンバン進んだりとか、オンライン相談とかがいろんなところで実態でも始まるとか、
そういうことは起こるんだろうなというふうに想像していたわけなんですが、実際そこまでには至らなかったわけなんですね。
もともとやはり制度があるけれども届きづらい、新生主義の問題をどうにかしていきたいと思っていたけれども、
やっぱり啓蒙啓発止まりだったんですよね、ずっと。
でもコロナ禍って大きなイベントがあってもドラスティックに変わらないんだとしたならば、
やはり何か事業体としてこの問題に対して取り組んでいく必要があるんじゃないかというふうに思って、
この後のプロセスの話だと細かくなっちゃうんですけれども。
ぜひぜひ。
チャットボットを、お金の社会保障制度を自動案内するボットを作って、
そこから自動対応以外にLINE相談に乗るみたいな、今無料で結構作れますので、そういうものを作って相談事業を始めたんですね。
今もそれは続いていて、1日1人ぐらい新規の方が相談に来る、月に25から30名ぐらい対応していると2年半ぐらい続けてるんですけれども、
そういうのを自主事業で小さくやる中で、国とかに要望書を出すとか、そういうことをこのコロナ禍の間でやったんですね。
コロナ禍に入った孤独効率の問題がクローズアップされて、そこに対して何か政策的にやる必要があるよねということで、孤独効率の対策室という部屋ができたんですが、
その部屋ができたタイミングで、今日後半でもお話しするNPO法人オーバーというところの同じソーシャルワーカーの伊藤さんとか、そういった人たちと一緒に、こういうことを孤独効率対策でやっていただくのはいいのではないですかって要望書を官僚の方と自民党が出してみたいなことがあったんですね。
その一環で、あなたは一人じゃないという制度を自動案内する国のチャットボットはできるみたいなことにつながったりですとか、そういうコロナ禍でこれもうちょっとドラスティックに変わると思ってたけれども、そうじゃなかったから何がやっぱりやるべきだみたいなところで、ずるずるというか目の前にある機械に対してこういうことできそうじゃないかと。
ポットもこれだけいろんなものが出てるし、制度の情報設計さえ自分ワーカーなどでできるし、それをやればいいんじゃないかとか、孤独効率対策も始まって、この文脈に合わせて政策の窓がちょうど開いたので、ここに制度のアクセスの問題を位置づけていくみたいなことは一つ適切はないかとか、そういう目の前の機械とかできることに対してやりそうなことをやってきてですね。
昨年とかから自治体の岡山県のマニワシっていうところの市民の方向けの制度の案内の仕組みを一緒に作ったりですとか、あと来年はちょっとまだはっきり決まってはいないんですけど、別の自治体でAIを使った制度の自動案内の仕組みをやっていくとかですね。
やっぱり自治体にちょっとこだわっているのは、NPOとしても自主事業、さっきお話したとおり、Bot、Digital案内してLINEとかでサポートするってことはずっとやってるんですが、NPOを上がるのも大事なんですけれども、社会保障制度の実地主体はやっぱり自治体がほとんどですので、自治体の情報発信の仕組みが変わるとか、申請しやすさが変わるとかっていうのはとても大きなインプクトを生じさせるっていうふうに思っていますので、
なので自分たちの団体でやってわかったこと、そういったものを材料にして自治体に提案をしたりとか、そういうことをしながら自治体が市民に対して制度の情報提供や申請をしやすくするというインターフェースをもっと良くしていきたい、そういうことを今やっていてみたいなところです。
自治体との連携と社会保障の改善
あと社会保障ゲームは中高生に早い人生のタイミングで、いくらインターフェースが良くなっても知る機会ってものがやっぱりあまりずらしていくには変わりませんので、そこは義務教育というところをひとつ焦点にして、学んでいただく機会を作れないかなと思って事業変換して今に至るみたいなところなんですかね。
そのアイデアっていうのは私から見ると、その先を先をこう言ってるっていうか、そのもちろんソーシャルアクションって本当に今岡山さんがおっしゃったように、その政策提言とかをするってことはものすごく大きな役割なんだけど、私はやったことがないし、それをやろうとするときのパートナーっていうか、一緒に考えてくれる人とかはどんな人がいるんですか。
そうです。団体のメンバーの人もそうですし、団体以外のNPOですので、いろんなNPO同士のつながりとかもあるので、このことについて知りたいとか、このことについて力になってほしいみたいな人が、つどつどこれはこの人かなとか、それでお願いをして相談をしてみたのがほとんどですかね。
じゃあ、岡山さん個人のつながりで地道に個別にお願いしたりっていう感じ。
そうですね。あとは野田さんとかもそうですけど、知ってる方にこういう方知らないですかとかっていうふうにご相談をするとか、あとは全くつながりがなければアドレスを探して、文明を考えてにいらいするみたいなこととかもありますかね。
でも逆にツイッターとか、Xでよく発信されてるから、そのつながりで何か生まれたりとかってことはあったりしたんですか。
大なり集ならあったかなと思うんですけども、やっぱりこういうことがよくわからないので教えてくださいとか、あんまり臆することなくそういうことは結構言いやすいタイプなので、こういう方ご存じであればつないでいただけませんかとか、そういうような発信で助けていただいたこととか結構やっぱりありましたね。
やっぱり常に身の回りにあるものが、自分がどうにかしたいっていうふうに思っている問題解決というのを支出しそうかっていうことを考えるわけですね。
だからBotとかAIとか新しい技術が出てきたらとりあえず触って、この問題に対してどのように使えそうかみたいなことを試すみたいなことを繰り返し、新しい政策が出てきたらこの文明組みに対して提案ができないだろうかとか、
そういうなんでしょうか、これはこのことに使えそうかなみたいなことを常日頃考えているかというかね。
なんか目の前のことをひたすらやるっていうことと、常に試行錯誤をやられてるみたいな。
そうですね。なのであんまり効率は良くないんですが、結局1億円がすぐ降ってくるわけでもないので、
今あるキャッシュや人とのつながりとか知恵とかアイディアとか機械を使って何ができるかみたいなことを繰り返しも考えて、もっとスマートにできるといいんですけれども、
本当に試行錯誤ですね。この問題、誰とどのように何をすれば1ミリでも良くなるというか変わるのかなみたいなことを考えて試行錯誤してるみたいな感じですね。
勉強になるんですよね。
垣間見えるリスペクトが。
ありがとうございます。
今なんか一つの手段で目指すものに対して何をやっていくかみたいなところがあるのかなと思うんですけれども、やっぱり一番目指したい先っていうのは接点を作るとか、そういう届けたいみたいな。
そうですね。ちゃんと社会保障制度ってセーフティネットになってるよねっていう社会一般の認識みたいなことがある状況にやっぱり持っていきたいですね。
なんかそのためにはまずいろんな接点を社会の中に生じさせていくっていうことがファーストステップなのかなっていうふうに思って、ああいうのは取り組んでるっていうところですかね。
とにかく自分の目の前で起きてることとか、なんか新しく目についたことをお使いながら、どのように解決できるかを常に考えてるっていう。
そうですね。
どういう人にまた仲間になってほしいみたいなのはあるんですか?横山さんの中で。
事業的なところでこういうことは分かる方にみたいなのはもちろんあるんですけれども、そういう話をしてもそこまでも面白くないというか。
そもそも蔡さんの市民性っていう言葉に非常にインスパイアされて、蔡さんからも言われたんですけれども、私が今この2年間でやろうとしていることって、専門性と市民性を両輪で、
そしてその相談事業とかテクノロジーを使って接点作っていくみたいなところはやっぱり専門性が際立つところで、社会保障のゲームみたいな感じでこれを届けていくとか、
これを届けていく人たちには別にボランティアさんとかに一緒にやってもらうということとかも考えているので、それはうちがやっぱり市民性だよねと。
おせっかいと社会保障の関連
その両輪でやっていくようなことだよねみたいなと、蔡さんに言われまして、なるほどなっていうふうに思って、なので本当に何でしょうか、社会保障って誰しもに関わるものなので、使いやすくなるといいよねっていうふうに思ってくれる人が1人でもいながれれば、それは何かいいかなっていう。
本当にそう思っていて、今日も午前中、民生委員という人たちの研修で社会保障の本を使って一緒に2時間過ごしていただいたんですけども、やっぱり1人の人が50の制度を知っている状況になれば、それってその数感性的にものすごい波及効果だというふうに思っていますので、
本当に何でしょうか、制度を知るってことは誰かを助けられるかもしれないなとか、そういうふうに腹落ちしてくれる人を1人でも、別に仲間になってくれなくてもいいんですよ。別に遠くのどこかにすぐに思っている人が増えるみたいなところに感性的に関われれば、それ非常に何でしょうか、自分にとっては大きなことだと思っているので、
そんな繋がりというか機会を増やしていけると良いなというふうに思っています。
1人を知ることによって波及の効果というのがでかいんですね。
というふうに私はやっぱり思っていまして、若さんもご経験あると思うんですけども、何々さんから教えてもらったとか、先ほどピアノの話もそうですけれども、ご友人とか、乾いた情報で理解はできても、じゃあこの乾いた情報の制度を使うために電話をしようとか窓口に行こうというふうに、
そこを集中する人にとっては、友達が声をかけてくれたとか、信頼している人は学校の先生とか、同じ勤務先の人とか、気にかけてくれて情報提供してくれたみたいなことと、また乾いた情報を見るかどうか、やっぱりだいぶ違うと思うんですよね。
そういうちょっとその、おせっかいというか、やっぱり知っているとその勇気をもって声をかけやすくなるというのがやっぱりあるというふうに思ってますので、というところですかね。
おせっかいは、一旦捨たれたっていう感じもして、でもコロナ禍を経て、少しやっぱり見直されている文化?文化って言ったら、何ですかね、ワードというか、まああり方になるかもしれないですけど。
何て言うんですかね、距離感はまたきっと昔の時代とはね、違うと思うんですけどね、その辺が少しコロナ禍を経て、リアルの良さがまた再認識みたいな感覚が形成されるといいのかなっていう気が。
そうですね。おせっかい。
おせっかいとか人とのつながり?
はい。手前味噌なんですけど、私が書かせていただいた15歳から初回補償の全てのエピソードには、おせっかい的にちょっと声をかける友人とか知り合いとかっていうのは必ず登場するんですね。
それは今日、先ほどお話ししたようなことをやっぱり込めていて、知っていることで、自分の身の回りの大切な誰かに声をかけられることができるということをサブキャラクターに体現させている、やっていまして、なので、まあ何でしょうか、言ってしまえばおせっかい。
知っているからこそおせっかいあけるみたいなことも、やっぱりあるのかなって思ってほしいなって思ってるところです。
教育とAIの活用
選ばれるとか、選ぶものが多い方がいいよねっていうのはありますよね。だから、おせっかいを拒否するのも、まあそれこそ権利もあるし、だけど言ってもらえるような自分でいるってことももしかしたら大事だし、
声をかけにくい場合もやっぱりあると思うんですよね。だからその辺はまあ何が正解かわかんないけど。
おせっかいする側にもなんか信頼が必要というかなんていうか。そうですよね。
頼る側もそうですし。うん、互いにね。っていうのはすごい感じますね。そうですね。
互い窓が開いてるのかドアが開いてるのかどこかが開いてないと接点がね、持ちにくいかなと思いますね。
ソーシャルハイブ、ウェイティングカフェ、天行の子。新しい当たり前をデザインする実践者たちの日常。
ふまさんのビジョンで、誰一人排除しない社会っていうのは、やっぱり信頼し合うっていうのがベースなのかなってすごい感じますね。そうですね。
やっぱりその信頼がその社会に偏在してしまうというのは、誰かが家族というシステムから排除されるですとか、学校という教育というシステムから排除されるですとか、労働使用から排除ですとか、いろんな党代なり省なり包み込んでるシステムというのがいろいろあると思うんですよね。
そこからいろんな理由で排除されていけないほど、やっぱりその社会の隅っこに覆えられてしまう。そこにはやっぱり信頼があんまりそこに落ちてないと思うんですよね。
だからそこに対してちゃんと信頼を届けて、社会に再接続させる仕組みの一つが社会保障制度だなというふうに自分は思っているので、先ほどお話したところにつながる。
信頼の偏在ですね。確かに。
横山さんのやっていきたいこととかどうありたいのかとか、その辺のあり方というか、今後どうしていきたいみたいなことがあればぜひ教えていただきたいんですけども、いかがですか。
そうですね。かっこよくバシッと明確に言えればいいんですが、先ほどお話のやっぱり試行錯誤がずっと来ていて、目の前にある機械とかタイミングみたいなところで事業が編み込んできてみたいなところがありますので、
一つは今社会保障ゲームをやっている理由でもあるんですが、社会保障制度について先ほどなかなか触れる機会がなかったみたいなことをお話してくださったこともあったと思うんですが、
社会の中から知る接点みたいなものをたくさん作っていく。その一つが教育のところにそういう機会を入れていくことなのかなというふうに思っていますし、
あと何でしょうか、スティグマを感じることなく制度のことについて質問をするとか調べるとか、そういうことを助けてくれるツールとしてAIというのは一つ大きな可能性があるなというふうに思っていますので、
そういったテクノロジーを使って制度をわかりやすく、今技術的にはその方の年齢とか、その人の言葉遣いに合わせてAIの返す方の言葉の難度とか、ひらがなをオフするとか、
そういう対応とかも変えていくようなことが今もできますので、そういうことをちゃんと着実に社会実装していくために必要なところにいたいなというふうには思っているところですかね。
社会保障制度って、先ほどもなかなか知る機会がなかったみたいなことをコメントいただいたと思うんですが、なかなか知る機会というのがやっぱりすごく少ないなというふうに思っていますので、
そういう設置点と言いますか、設置面と言いますか、そういったものをいろいろな手段を通してまず作っていくというのはファーストステップかなというふうに思っています。
社会保障のゲームを中高生といったところも、教育のところで知る機会を作っていくということですし、
あともそのAIとかテクノロジーを使って制度への情報のアクセスを上げるとか、あとはわかりやすくするですとか、
あと最近もそのAIで相手の言葉使いとか要望に応じて、AI側の言葉の難しさを変えるとか、ひらがなを多くするとか、
そういった個別化した対応みたいなことがやり取りの中で変えていくみたいな、そういう自分たちがワーカーとして相手に合わせて言葉使いを変えていくみたいなところと同じようなこともできるようになってきてますので、
そういった最大限を使えるものは使いながらか、AIとかテクノロジーとかを活用して制度にまず走る機会ですとか、
設置点みたいなものを社会の中に広げて作っていくみたいなところが、まずはファーストステップなのかなというふうに思っているところですね。
自ら学ぶ姿勢の重要性
なかなかこの特殊職の方とAIを絡めてまた新しく授業を作っていくって、なかなかやられてる方少ないなと思うんですけども、
そういう方がいらっしゃるのかわからず、何でそこの部分に横浜さんが触手が伸びてやれてるのかみたいなところもちょっと聞いてみたいところなんですけど。
もちろん技術的なことに明るい方に理事として入っていただいたりとか、そういう組織的なところもありますし、
やっぱり新しい技術が出てきたときに、制度のアクセスの問題にどういうふうに使えそうかなみたいなことをだいぶもう出てきた当初からいろいろ試して自分でも使ってみてきたということがやっぱりありましたので、
そうするとどういう人に一緒にやっていただくことを想像すればいいのかみたいなことも少しずつわかってきて、そういう幸運などもあって取り組む下地みたいなものができてきたのかなと思っています。
触ってみようっていうところまでなかなか行かないって言ってもそうなんですけど、触ってみようっていうのは自然とやっちゃってる感じなの?
そうですね。こういう大きな技術が出てきたということは、この問題に何かしら必ず活用できるのかなっていうふうに思って、自然と触って課金して触り始めたみたいな感じですね。
あとTwitterのフォローを全部AI系の人に組み直してとか、そういう、そうすると自然といろんな情報とか入ってくる。
あとそういう研修というか、細かい話なんですけれども、一番明るい日にアクセスするために学びに行ってとか、自分のお金も使ってみたいなことは当然やってみたいな感じですかね。
とにかくその精度に使えるためにはどうしたらいいんだろうというところから発信してるんですね。
そうですね。あんまりやりたいこともそんなに多くないので、生きてて。
そんな薙ぎやりな感じでも今までなかったですけど。
急に。
急に。
結構思うんですよね。真面目な話、本当に人生の比較的早いタイミングで自分が、別に使命感を持ってるわけでは全くないんですけども、たまたま自分のキャリアの中で病院に勤めたときにこういうことって、このままでいいのかなと思ったことが、これうまく表現できないんですけれども、
自分の知的関心とかそういうのを結構満たすわけなんですよね。
そういうふうに取り組みにあたって、人間の言語の理解、認知科学ですとか、どういうふうに表現にすれば精度の文明を分かりやすく深く理解してもらうことができるんだろうかっていうことを考えたときに、その隣接領域の知識をある程度知ってる必要がありますので、そういうことは結構自分の知的好奇心を満たすわけなんですよね。
新しいAIの技術が出たときに、これを使うためにはそれを少しだけ学ぶ必要がありますので、そういうものをうまく交差するようなものが自分の人生の中に今あるということが、自分にとっても幸運だなというふうには思いますね。
義務感じゃなくて、なんか楽しんでやってるんですね。
そうですね。ご平和は本当に恐れずに楽しくやってるというのが正直なところかもしれないですね。
そうやって楽しんでやってると、自然とこういう横山さんが生まれるんだなって。
ありがと、ありがとうございます。
なんか、僕も楽しくなりました。
ありがとうございます。
楽しくやるってことが結局最初で大事だし、やり続けられる原点みたいなところがありますよね。
そうですね。
どうやったら横山さんみたいになれますか?みたいに、もしかしたら聞かれることも今後あるかもしれないけど、
多分それは似たようなプレイヤーの人が出てきたとて、きっとそれは違うんだろうし、別に同じようになる必要はないんだと思うんだけど、
でも、いち早く自分の関心ごとに自分が気づけるみたいな状態を持っておくっていうのは結構大事なことだし、
あと、それこそXの組み替えとかも、自分でやっぱり意図があってやれることって大きいと思うし、
なんか誰かから与えてもらえるってことよりは、自分で取りに行くって言ったらちょっと攻撃的な言い方かもしれないけど、
そういう視点もね、きっと制度を利用するときにも、もうちょっと前向きに意識がそっちに向かうといいのかなって。
自分が幸せになるためにとか。
そうですね。確かに、ほんとそうですね。
楽しくなる、楽しく生きていくためにとかいうことを、プラスに変換できるといいのかなーって。
本当に社会保障っていう話題になると、すごく真面目になっちゃうし、それはもったいないなって。
楽しさとインクルージョンの重要性
だからね、きっとゲームの開発に繋がっているんだろうけど、
こんなふうに思います。
楽しいって大事だよなって。
確かに。
生きていく上でね。
やっぱ人って、なんか正しいよりは楽しみやばいよね。
絶対そっちですよ。
正しいことを追求するときは、あんまり心は動かないかもしれない。
そうです。
正しさを追求することを楽しんでる人も、まあいるっちゃいるかも。
まあ、中にはね。
まあ、そういう楽しみ方も。
まあ、あるかもしれないですけど。
でも、多くの方は、やっぱ楽しさっていうところが結構キーなんでしょうね。
ね、自分は本当にそうだなって。
こういう新しいことをするときにとか、例えばそういう社会保障の地面を増やしたいとかいうときに、比較的起こりがちだと、
私は思うのは、ラジカルな感じで拳を上げるとか、
あとは、ちょっと乱暴な言葉とか、
ああ、まあ、なんて言ったらいいんでしょうか。
シュプレヒコールを上げることって、ちょっと目立つために、いろんな激しい言動に出る人が多いんじゃないかなって思うんですよね。
しかも、ネガティブな話題をいかに知ってもらうかって言ったときには、結構強く出る人が多いんだけど、それが横山さんはないんですよね。
っていうことが、たぶん珍しいんじゃないかなって思う。
ですよね。だから、その辺って、たぶんキャラ的に全くそんなことをやろうと思っているわけじゃないんだろうけど、
どっちかっていうと、周りからたきつけられちゃったりする人もいるのかなとか、
インフルエンサーまで言わないんだけど、割とメディアにすごく露出して、
ネガティブな話題をいかに人に知ってもらうかって言ったときには、結構攻撃的になる人が、測らずもね、その人が望んでなくても、
まっすり上げられてしまうみたいな現象って起こるんじゃないかなって。
環境がそう見せちゃってるとか、
うーん、メディアでそういうふうに取り上げられちゃったりとかっていうところから少し離れてるのが、やっぱり大事なんじゃないかなって。
だから試行錯誤を続けているってことは、続けられていることが大事なような気がしてて。
大きな花火をあげるっていうのは、言い方が良くないけど、結構それは簡単なんじゃないかなって思ってて。
今時でもバズるみたいな。
あー、そうですね。バズる。バズるのは、それこそ何らか想像員すれば、エネルギー体としては結構、短命でもね、できることかもしれないけど、
やっぱりその人の幸せとか、生きていくことって、バズるだけじゃ生きていけないので。
うん、たしかに。
もちろん注目されるのは大事なことだとは思うんだけど、じわじわ行ったほうがいいのかなっていう気がするんですよね。
もう今日、かわさんの話聞いて、すごいフラットだなっていう感覚があって、
良いも悪いもいろんなものを含めて、すごく尊重がベースにあって、かつそれがフラットさにつながってるみたいな。
なんかでもそれが一番何かこう、訴えるものがあるというか。
そうですね。
漢方のように聞いてくるというか。
私が浮かんだ言葉はね、宝岩みたいな感じです。
包み込むっていう感じ。
はい。
いろんなものが含まれてて包まれてるから、それはなんか大きいものに感じるっていうか。
うん、それは思いますね。
だから怖かったりもしないし、危ないとか。
あとなんかやっぱり、インフルエンサーとかすごく注目されてる人の言葉って時に、本当かなって思ったりもするじゃないですか。
嘘っぽいっていう時もあるかもしれない。
そういうのがないっていうのは大事なんじゃないかなって思ったりします。
すごい、なんかあり方な感じしますね。
エピソードの締めくくり
本日のカフェの営業はここまでになります。
今回カフェに立ち寄ってくれたのは、特定非営利活動法人ソーシャルチェンジエージェンシーの横山さんでした。
事業内容について興味のある方は、ぜひ概要欄からご確認ください。
概要欄からは、ソーシャルハイブ本部を運営している小野田総合法律事務所のホームページもご覧いただくことができます。
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そして番組ではお便りを募集しています。
概要欄のお便りフォームから感想やご質問をお寄せください。
明日はどんな自分をデザインしますか。
それではまたのご来店お待ちしています。
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