1. BACKYARD TO CLOSET
  2. #109 |Podcast Weekend 直前..
2023-12-09 33:45

#109 |Podcast Weekend 直前!「理想の蕎麦つゆ」から考える洋服トーク。

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今回は洋服のとあるディティールについての考察とともに、後半は理想の蕎麦つゆ、素晴らしい洋服の定義や個性について、そんなアレコレをこのバックヤードからお届けします。

─[ Podcast Weekend ]────────

12月16日に東京、下北沢ボーナストラックにて開催される"Podcast Weekend" にBACKYARD TO CLOSETが出店します。皆さま、東京で洋服談義を繰り広げましょう!

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00:02
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&STEADY。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が聞こえます。
そう、今日も店主の岡崎が断言がてら、ああでもない、こうでもないと、洋服話に鼻を咲かせているのです。
キッティングルームのさらに横、SAF ONLYと書かれたその先にある、狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへと、お届けします。
はい、今週も始まりました。
BACKYARD TO CLOSET、皆様お元気でしょうか。
これが配信される時、2週目ですね。
そうですね。12月10…いや、ごめんなさい。12月9日。
寒さも厳しいので、ちょっと楽しい洋服の話でもしようかなと。
そうですね。洋服も寒くなって楽しくなってきますよね。
秋冬ね。
早速、お便りも今週はいただいておりますので、こちらをご紹介させていただきます。
新潟県リリーケさんからですね。
岡崎さん、まこさん、改めまして配信、毎週楽しみにしています。
ところで、メッセージしたかったのは、12月16日、下北沢にいらっしゃるのですね。
実は私も、ブックブックこんにちはのお手伝いでブースにおります。
きっと寒いから、がっちり防寒スタイルで行く予定です。
購入したクラシカの黒いシャツは着ていけないかもしれないです。
当日あんまり寒すぎないといいですね。
今回お便りしたのは、ずっと気になっていた洋服に関する素朴な疑問です。
プルオーバーのシャツのボタン下にある小さい布、これは何のためにあるのでしょうか?
呼び方がわからないので、画像を送りますね。
画像をいただいておりますね。
前に聞いた話では、この部分が昔ヨーロッパで剣を使っていたことに関係があるような気がするのですが、思い出せず。
もし面白そうな話でしたら、ポッドキャストで教えてください。
そうでもなければ、いつでもいいので教えていただけたら嬉しいです。
ありがとうございます。
いつもありがとうございます。
お便りいただいたり、洋服を買っていただいたり。
本当に講師ともにお世話になっているリスナーさんで。
ケアソックという、抜群に履き心地のいい靴下メーカーさんで働いている方ですね。
いつもありがとうございます。
この質問が僕の方に来たのが、約1ヶ月くらい前なんですよ。
03:05
ちょっと前にいただいておったんですね。
言葉でできる限り、みんなが想像つくように説明したいんですけど。
プルオーバーシャツって、全部オープンフロントじゃなくて、
上のボタン4つ、5つ、アイテムにもよるけど、
そのかぶりのシャツのことをプルオーバーシャツって言うんですよ。
全部開かない。
そこの前立て部分、ボタンがついてる部分。
チョンチョンチョンとついてますよね。
その下に三角形の、縫われてたりすることが多いんやけど、
その生地が先っちょについてたり、ちょっと丸っこいストラップみたいなのがついてて。
その画像が送られてきて、この部分何ですか?っていう質問です。
確かに知ってはいましたけどね。
知っては?
ついてるんね。
知っててはいたんですけど。
ついてるもんじゃみたいな感じで。
当たり前と思った。
だからリリーケさんも洋服好きやからね。
やっぱ気になるんだろうなって思って。
これを1ヶ月前にいただいて、
自分なりにいろいろ調べてたんですよ。
でも全然出てこない。
そうなんですね。情報が。
どうしようかなって思ってて、
間違った情報もまずいよなって思ってたんですけど、
結論的には100%これですっていう答えは、
ちょっと今見つからないというか、言えないんだけど、
ほぼほぼこれじゃないのっていうことを、
帽子を作ってくれてるかれさん。
お二人とイベントしてるじゃないですか。
今この収録中絶賛イベント中ですもんね。
かれさんのお二人は海外生活も長かったし、
海外で洋服の専門学校も出てらっしゃって、
安倍さんなんかは、
本当に銀座の老舗中の老舗、
僕の憧れの高橋洋服店っていう銀座にある、
テーラーメイドのスーツを作ってらっしゃった方なんで。
お店に本もありますもんね。
この二人がわからんかったら、
ちょっと難しいかなって思ったの。
聞いてみたら、
なんとなくそれかなっていう答えを教えてくれたんですよ。
そうなんですね。
それが要するに、
ヨーロッパって昔水が水不足というかね、
だから毎日毎日お風呂に入るっていう習慣がないのよ。
そういう意味で、
衿とかはね、
このラジオでも言ったと思う。
デタッチャブルって言って、
衿だけを取り外したりしてたのよ。
06:00
それとともに、
イカムネって言われるね、日本で。
イカムネ。
アメリカではビブって言うらしいんやけど、
プローバってこういう丸っこいよだれかけみたいな形になってない?
ちょっと切り返してるのが付いてるような。
その部分が結局昔の名残なんですけど、
そこにパリッパリにのり付けされた衿みたいなもの。
パリパリの衿わかるでしょ。
それぐらいパリパリにのりで仕上げたイカムネっていうパーツを、
そこに汚れたらダメ。
だから食事の時とかに汚れてもそれだけ変えれるように、
衿とともに、
そういうパーツがビブっていうパーツを付けてたのよ。
よだれかけみたいなものですか?
上品なよだれかけ。
上品なよだれかけが。
みたいなものを付けてたのよ。
昔のヨーロッパでは。
で、そのビブを付けるためのパーツじゃないのかっていうこと。
なるほど。
リリーケさんが送ってくれた画像にボタンホール付いてたんですよ。
はい、ボタンホール。
ストラップみたいなパーツにボタンホール付いてたんですけど、
本来はそっちのシャツ側にボタンが付いてて、
ビブにボタンホールが付いてる。
それでボタンで付ける。
装着できるための。
このテーラードジャケットから出るこのVゾーンを汚さないように。
なるほど、Vゾーンね。
そのパーツを付けるためのストラップないし、ボタンホールないしの名残じゃないのかっていう。
めちゃくちゃしっくりきましたけどね。
だから僕が最初その質問をもらった時に、
一番最初に連想したのは、
USのプリズナーとかでよく使われるデニムのプルオーバーシャツ。
あるでしょ?
ありますね。
プルオーバーシャツって左右に大きな長方形の縦長のポケット付いてるじゃないですか。
横から手が入れる。
それを連想した時に懐中時計かなって思ったんだよね。
なるほど、そのチェーンを引っ付けるような。
その懐中時計かなって思ったんだけど、
彼さんのお二人を曰く、
プルオーバーシャツ、メンズレディース関わらずそのストラップ付いてるよねと。
で、当時の女性の方が、
懐中時計っていうのは違うんじゃないのかっていう。
やっぱりメンズアクセサリーっていう側面が強いから、
懐中時計ってね。
じゃあレディースにその布が付いてるのもおかしいのかなと。
そうですね、辻褄が合わないですもんね。
よだれかけみたいなパターンで作られたプルオーバーシャツっていうのを、
09:00
スティッフボザムっていう。
めちゃくちゃ難しい。
ボザムっていうスタイルらしいよね。
そのボザムスタイルっていうのは結局、
ビブ・イカムネが付いてたっていうその名残。
なるほどなるほど。
もう必要なくなったけど、
デザインとして残してるっていう。
そのビブの形に。
じゃないのかなと。
すごいですね。
さすが、さすがプロ。
で、やっぱりその日本人の解釈っていう、
日本だけの解釈と、
やっぱりお二人海外生活すごい長かったしさ、
全世界共通認識の洋服の知識として、
やっぱそれが一番、
僕の中でもしっくり着たのよ。
そうですね、すごいですね。
襟もそうやし、
イカムネっていう名称で呼ばれてることは知らんかったけど、
昔の映画とかでそれを取り外してるっていうのは知ってたから、
そういうパーツはあるのよ。
で、現在も売ってるのそれ。
あるんですか?
あるの。
イカムネっていうアイテムが。
別パーツとして付けれるように売ってたりするんだって。
あるんですかね。
海外とかだったら売ってるとこまだあるんやって。
なるほどね。
そうそうそうそう。
だからなんかやっぱその名残ではないかっていう、
そのお二人の意見が、
一番僕は正解に近いと思う。
結論的にね。
ただ、さっきも言ったけど、
諸説あるというか、
そのリリーケさんが言ってた、
その剣ね、サーベルみたいなのを貴族が使う時の名残っていうのもあるのかなと思って、
いろいろ調べたんやけど、
そういう記事が見当たらなかったんですよ。
僕ではちょっと見つけられなくて。
でも、もしかしたらそれが正解かもしれない。
なるほどなるほど。
諸説あるうちの。
イカムネっていうのは違う方法で付けられてて、
なんかもしれんし。
ちょうどね、そのストラップがある位置と、
イカムネを脱着する位置が全く一緒なんですよ。
見たいよね、それいろいろイカムネを。
そうなんですね。
ほぼ一緒の位置にあるから、
多分そうなんだとは思うんやけどね。
そうかそうか。
なんでイカムネって言うんですかね、日本では。
いやわかんないな。
イカってイカですかね。
イカの胸なんですかね。
いやどうなんだろう。
白いこういうものがボタンで付くからイカなのか。
イカが胸に付いてるみたいなイメージ。
そこはもう気にせんとこう。
名前の由来までちょっとわからん。
12:01
そうですよね。
わかるっていうか、それは多分簡単に調べられる。
そうですね。
イカムネ由来って。
確かにちょっとイカが引っかかって。
イカの胸。
ビブって言う。
ビブなんですね。
英語でビブ。
ビブ。
なるほど。
確かにこれ説はしっくりきましたね。
しっくりくるね。
だからやっぱりそれだと思います。
おそらく。
そういうことですね。
僕も結構調べたけど、
どうやって検索していいかむずくて。
そもそも名前すら何て呼ぶのかも。
プルオーバーシャツ前立てした記事みたいなのとか入れても当然出てこないし。
だからこういう専門用語。
スティッフボザムとか。
っていうのがわかってれば、
僕もいろいろもしかしたら検索できる。
だからいろいろイカムネっていうのから教えてくれてから、
いろいろ調べてここまで行ったから、
もしかしたら今後ね。
違ったことが正解っていうのが見つかれば、
それはそれで改めてお伝えします。
本当ですね。
まだまだ調べれば出てくるかもしれないですね。
でも多分洋服の歴史、
プルオーバーシャツが生まれた背景。
もろもろ考えたとしても、
やっぱり元々このチュニックからできたプルオーバーシャツってね。
貴族の。
チュニックっていうのは女性用のものですか?
男の人がチュニック型のものを着てたのよ。貴族。
そうなんですね。
そこから簡素化して、
男の人が着るものは着丈が短くなり、
女性が着るものはワンピースとして長くなる。
そう変化していくんですね。
その長いままのチュニック状態のものが、
結局簡素化されて、
その農家の人たちが着るからファーマーシャツになり。
なるほど。
元々原型は貴族が着てたチュニックなのよ。
それ考えると、
多分その貴族社会で生まれた洋服の一つやから、
当然イカムネ、ビブ着けるやん。
イカムネ着きますね。
着くやんね。
貴族は。
貴族は着けるよね。
イカムネの脱着位置と、
よくわからん名残の生地の部分が、
同じっていうことを考えれば、
ほぼほぼそれじゃないのかなと。
彼さんのお二人がいなければ、
暗唱に乗り上げてたんですけど。
もしかしたらボツになってた倉庫かもしれなかったですね。
やっぱり安倍さんスーツ作ってたからね。
なるほど。
やっぱりその本職やから、
やっぱりね、お詳しい。
すごいですね、やっぱりね。
なんかね、いろいろ楽しいよ。
本当に話聞くとね。
15:01
テイラーの技術をふんだんに使った、
普段着ですみたいなのよく見る。
聞きますよね。
そのテイラーの技術ってないよねと。
確かに全然、聞こえる感じがすごいなって分かるけど。
僕も王様の仕立て屋さんっていう漫画があるんですよ。
スーツ作るね。
その知識と、
そういうスーツ系の本を読んだ知識しか知らんけど、
実際アイロンワーク、
アイロンで生地をカーブ、カービングかけながら、
形を作っていくとかっていう技術とか、
そのステッチワークだったり、
そういうことはある程度僕も分かるけど、
それ以外のテイラーの技術って何ですかっていうことを、
こと細かくイベントの合間とかに教えてくれる。
そうなんですね。
それがめちゃくちゃ面白い。
すごいですね。
実際にやられてたわけですからね、それを。
テイラーメイドのスーツを作るとなると、
高橋洋服店は僕の中で別格なのよ。
ハードルとして。
そうなんですね。
甲太子さんのスーツとか作ってるからね。
そういう感じの。
もう老舗中の老舗ですよ。
そうなんですね。
そんなところでね、海外から一流の学校出てね、お二人。
で、高橋洋服店ってエリート中のエリートですよね。
そうなんですね。
実はね、安倍さん小野寺さんすごいからね。
本当ですね。
めちゃくちゃ気さくに話してくれてるから、
もうなんか、
友達みたいな。
友達みたいな感覚なんですけど。
なっとうよね、歳も近いから。
そうですよね。
友達同士みたいな喋ってますけど、
実はすごい人なんですよ。
本当ですね。
びっくりした。
僕らのMBBね、先週の。
MBBのランクインしたカルリーノ、
作ってくれた人ってすごい人なんですよ。
本当にね。
なんで徳島なんていうぐらい。
なかなかすごいレアな人ですよ。
本当ですね。
もう何気なく毎日被ってるカルリーノ。
そう、何気なく。
これまた先週の続きやる?
MBB。
続きになりそうなんだけど、
何気なく被ってるっていうのが、
技術なんですよ。
なるほどね。
そこに集約されてるんですね。
何気なく着れる、被れる、付けれる、
すべてその裏側には、
何気なく着てもらいたいと願う、
職人の力があるんですよ。
そこに集約されてるんですね。
そういうことですよ。
なるほど。
ちょっとその辺、蕎麦にも繋がりますね。
蕎麦のね、蕎麦つゆもね。
久しぶりにそう言う。
まこっちゃんがあんまり言わんもんね、そう言うの。
そうですね。
ちゃんと言うとこ。
なんか蕎麦つゆも、
18:01
鰹節やら昆布やら醤油やらみりんやら、
いろいろ入ってるんですけど、
この食べた時に、
どの味もしない味が一番おいしいって言われるんですよ。
鰹が効いてるでもなく、
醤油が強いでもなく、
何が入ってるかわからんけど、
めちゃくちゃ合うしおいしいなっていう、
つゆが一番いいってさ。
オールフラットってことね。
フラットでこう、
っていうのがね。
だから何かの味が感じてしまうと、
それはちょっとつゆとしては落ちると。
そうですね。
予期とされてるのが、
何が入ってるかわからんぐらいの覚が一番いい、
みたいなの言われますけどね。
つまり帽子も一緒なんですね。
何をやってんのかわからんけど、
何かかぶってしまう。
ついついかぶってしまうっていう。
どういう配合で作った汁なのかわからんけども、
うまいと。
うまいと。
蕎麦が進むんでしまう。
ええとこで噛みましたけど。
絶対噛んだらあかんとこや。
そうなんですよ。
なるほど。
そんなのがあるんじゃ。
通じますね。
やっぱりね。
こだわる先にはね。
まこっちゃんは色々試作を重ねて
あの味になってるってこと?
そうですね。
ちょっとずつ変えてみたりしながら、
今の味には落ち着いてますけどね。
かつおが強いな、これはとか。
昆布が強いなとか。
塩分濃度とかも毎回測りながら調整しようんですけど。
そうなん?
そうなんですよ。
やっぱりね、自分の舌だけだったら
その日の感覚がずれるんで。
そういうのね、まこっちゃん。
さらっと言うやん。
もっと言った方がいいじゃん。
ほんまですか?
いやー、まあね。
そんなやってるって全然思わんよ、僕。
思わんですか?
その日の感覚でやってんのかなって思ってるもん。
いや、美味しいんよ。
もちろんめちゃくちゃ美味いし。
僕はもう日本で一番美味いって俺は思ってます。
いやーめちゃくちゃ嬉しい。ありがとうございます。
でもどこ行っても負けんよ、まこっちゃんの蕎麦は。
本当ですか?やったー。
けど言わんじゃん。
まあまあね、そうですね。
そうなん?毎回測ってんの?毎日測ってんの?
そうですね、取るたびに測りながら。
取るって何?
だしをひいてね。
だしをひいて。だしはひくって言うやな?
と思うんですけど。
だしをひいて。
だし取ったりね。
だし取る。かっこいいな。
ありがとうございます。ちょっと使ってみました、今。
そうなんじゃ。
そうですね。
やっぱり見えんこだわりがたくさんあるってことやね、まこっちゃんの蕎麦にも。
まあそうですね。僕も教えてもらったからやってるっていうのはあるんですけど。
まこっちゃんのお師匠さんもね、すごい有名な蕎麦屋さんでね。
大繁盛店ですもんね。
すごい。いつもね、並んでる方がおられるようなお店なんで。
21:01
美味しいよね。
美味しいんですよ、ゆさんっていうね。
遊ぶに山って書きますけどね。
師匠でね、2年ぐらい。
だからこれ聞いてるリスナーさんで蕎麦好きな方はね、徳島来て。
ゆさん行って、まこ行って、ゆさん行って、まこ行って。
往復ですか?
往復。
いや、違う。ゆさん行って、まこ行って。
違うわ。まこ行って、ゆさん行って、まこじゃ。
確認しにめっちゃプレッシャーないですけど。
蕎麦ツアーできますよ。
そうですね。ぜひぜひ行ってみてもらいたいです。大正のお店にも。
ほんまに僕と仲いいんですけど、まこちゃん自分のこと全然アピールせんから。
それがかっこいいとこなんですよ。
口下手なだけ。
ただね、代わりに手打ち蕎麦まこ店主の長谷川まことに代わって、
僕はもうめちゃくちゃ言ってますけど。
いつも宣伝してもらう。
めちゃくちゃ言ってますけど。
ありがとうございます。
まこちゃんが思うと10倍はいいよ。
どこででもいいよ。
ありがとうございます。
それぐらいおいしいもん。
嬉しいな。
ほんまにおいしい。
ありがとうございます。
ただね、僕はやっぱりその感情部分もすごいプラスになってるから。
そうですね。
僕自身がおいしいって言っても、そりゃ仲いいけんでしょうとか、そういうことになるじゃん。
それはなりますよね。
普通にいろんな人に言って試してもらってるけど、みんなめちゃくちゃおいしいって言う。
めちゃくちゃ嬉しいです。
この前僕もちょっと泣きそうになったんが、誰に言われたか忘れたけど、
手打ち蕎麦まこってめちゃめちゃ有名ですよって。
そうなんですか。
僕が生きて、また行ってみてみたいなこと言うじゃん。
誰かに言ったのよ。
女の子か何かに言ったのよ誰か。
どっか飲み屋さん。
ご飯食べて、ミーティングか何かしてて。
その横にいた女の子のグループの人たちを大将が紹介してくれて、
知っとんじゃないみたいな感じで。
共通の知り合いがおったんやけどもちろん。
ああみたいな。
そこでまこっちゃんの話が何か出て、
行ってみてめっちゃおいしいからって言ったら、
めちゃめちゃ有名なお店じゃないですかって。
そうなんですか。
即答。
めちゃくちゃ嬉しい。
弱い35歳ぐらいの女性。
そうなんですね。
何度か来ていただいてる。
絶対行ってると思う。
ありがたいですね。
そういうことですよ。
まだまだですけどね。
洋服屋さんにしろ蕎麦屋さんにしろね。
完成100点なんていうものはね。
やり続けてる限り絶対無理やから。
何か100点目指して、
何か80点ぐらい来たなって思ったら、
急に60点みたいな気分になったりね。
24:03
またまたやなみたいなね。
その繰り返しで結果上がってんのか下がってんのかもわからんみたいなね。
やってる本人はね。
全然わからないもんですからね。
そうですよね。
確かに確かに。
本当にね。
洋服もそうよ。
ちょっと話ずれるけど、
そのディティールね。細かい。
なんでこんなパーツがここに付いとんのかっていうのが、
結局昔のヴィンテージを遡っていくと、
ある程度は正解にたどり着くのよ。
たどっていったらね。
その名残みたいなのを、
そのままデザイナーさんの意思で残してたとかするんですよ。
それもデザイナーさんそれぞれが、
どこまで残すねんと。
そうかそうか。
自分がデザインソースとなったアイテムがたくさんある中で、
どこまでこのディティールを再現するのか。
っていうその差事加減。
なるほどなるほど。
が結局ブランドのカラーになる。
そうですね。
そのデザイナーさんの個性が。
全く全部抜いて、
形だけそのトレースして、
全然違うものを作る人もいれば、
ヴィンテージを雇用なく愛してるからこそ、
ヴィンテージのディティールをそのまま残す人もいるし。
忠実にね。
その中間の人もいるし。
ここは残してここは飛ばす人もいるし。
逆に組み替えたりもするしさ。
なるほどね。
本来ここの形にはないディティールを、
他の洋服から引っ張ってきてくっつけたり。
僕のパンツなんかもそうやしね。
そっかそっか。ほんまですね。
だからそういう差事加減って、
正解ないもんね。
そうですね。本当にね。
だってそばのおつゆなんかも、
オールフラットが良しとされてるんでしょ。
そうですね。何が入ってるのかがわからないぐらいが。
でもいろんなものを混ぜて、
ほんの少し昆布が強いっていう出汁を作ったとしても、
それがそのお店のそばに120%フィットしたら、
それが正解になるもんね。
そうなんですよ。やっぱりね。
そばはそばの麺とつゆの相性で、
結局正解になるんで。
そうよね。足し材やもんね。
そうなんですよ。結局どっちかがね、
バランスがずれとったりしたら、
やっぱりあれっていうことになるんで。
なるほどね。
だから一概には言えないんですけどね。
楽しそうやね。
そうですね。そういう作業をしてますね。
全然ほんまに繰り返すけど言わんね。
ちょっと俺今度撮ってやろうか動画。
27:00
何をですか。そば打ちしてるところですか。
塩分濃度を測って、
ちょっとかっこいい顔した男とか撮ってあげようか。
顔いります?
いや、いるでしょ。そりゃ男前なんやから。
若手そば職人が打つそば。
ドキュメンタリー、ドラマみたいなの作ってやろうか。
ドラマ王。
目玉大掛かり。
でもまこっちゃんみたいに、
自分から言わんからほんまにこう、
いろいろあれこれ想像してまうよね。
そうですか。本当ですか。
逆に僕はここまで仲良くてなんちゃ言わんから、
俺天才なんかなって思ってた。
そういう感じ。
できてしもたみたいな。
なるほどね。そういう感じですか。
そういう感覚に見せてるやん。
僕、まこっちゃんに近い僕らの周りと仲間周りは、
絶対そうやって思ってるよ。
そうなんですね。
僕あれなんですよ、文系やからそうなんですかね。
どういうこと?
あんまり計算とか理系じゃないんで。
違う違う違う。俺もめっちゃ文系やから。
本当ですか。
言わんじゃん。
そうですね。
全く試行錯誤を見せんじゃん。
なんなんすかね。言うことがないかなみたいな。
こういうまこっちゃんみたいな人のことを、
巷でなんと言うかって言うと、ダンディ。
意外な呼び方でしたけど。
ダンディ。
ダンディなんですね。
言わんない。
そういうこと。
余計なことは言わない。
なるほどなるほど。
そういう科目ではないものでもな。
そうですね。そこまでは。
ダンディになりかけ?
そういうこと。
先っちょダンディ。先ダンやん。
先ダン?
まこっちゃんは先ダンかもしれない。
先ダン。
けど前ダンになるのは近い。
前ダン。
あと10年以内にまこっちゃんは正真正銘ダンディになるよね。
このままいったら。
できるでしょう。
先ダンは嫌なんで、早くダンディになりたい。
先ダン、中ダン、前ダン。
中ダン。
中ダン。真ん中ぐらいまでいったら。
まだ中ダンもあるんですか。
あるあるある。
まだまだ道のり険しいですね。
そんな簡単に先先ダンディになられても困るよ。
そうですね。まだまだね。
置いてかんといてよ。
いやいやそんなつもりは。
僕だってダンディになりたいから。
まだおかちゃんも先ダンですか?
ダンディの目がない。
ダンディの目がない。
ダンディの道が見えん。
まったく見えん。
そうなんですね。
ペラペラペラペラ喋るのはダンディにはなれんだよ。
そうなんですか。
ただただキャッチーなおっさんになっていくだけよ。
いやいやいやいや。
けどそこも魅力じゃないですか。
だからそれこそ掛け合わせですよ。
30:03
まこっちゃんみたいな寡黙な
あんまり自分のこと喋らない人のそばに僕がおるからこそ
宣伝したいって思うやん。
もったいないわって思うやん。
ここで自分のお店言っとけば
来てくれるのにっていう時に
代わりに僕が言う。
確かにいつも横から言ってくれますもんね。
僕多分プライベートの時間で自分のお店の宣伝より
圧倒的にまこっちゃんの宣伝の方が多いからね。
だって洋服ってやっぱ好みもあるしさ。
なかなかまた遊びに来てくださいとは言うけど
また行くねって言われたらまた来てくださいねっていうのは言うけど
熱く語るっていうのは違うじゃん。
でもおそばはアレルギーで残念ながら食べれない方もいらっしゃるけど
広くねいろんな方に食べてもらえるからさ。
そうですね。飲食はそれがありますよね。
もう宣伝しまくってますよ。
ありがとうございます。
もっともっとこのラジオを通して
リスナーさんが行列作るくらいやってやれやめよう。
本当に何年か先で
バックヤードトゥークローゼット聞きました割引作ったらいいわ。
それができるくらいちょっと頑張っていこうよ。
ラジオ聞きましたって言ったら
普通盛りが大盛りになるとかね。
デザート出るとかね。
そういう風にやっていきましょう。
来年からね。
嬉しいですよね。来てくれたら。
そういう時は一緒にやろうよ。
そうですね。
例えばバックヤードトゥークローゼット聞いてますっていう
新規のリスナーさん
店に来たことないリスナーさんが
ご来店くださって買い物した場合
何かあげるとか
ステイオンステッカーあげるとかね。
いいですね。
何かやりましょう。
それは面白いですね。
企画しましょう。
企画するものはすぐできるけど。
確かにね。
僕らはすぐできるけど
そんなのはね
ちゃんと計画練ってやらんとね。
そうですね。
急にパーンってやってるとね。
ホットキッドウィークエンドも
そうですね。
これが流れてる
1週間後に我々東京にいますからね。
そうなんですよね。
もう来週
お待ちしてます。
ホットキャストウィークエンド
頑張ります。
というところで
番組では随時これをお聞きのあなたからの
お便りをお待ちしております。
洋服に関する素朴な質問・疑問
あるいは番組への感想など
何でも構いません。
お便りはすべて統一されている概要欄から
お送りください。
そしてノートで展開する会員サービス
フロアンドステディクラブも
入会順次受け付けております。
詳しくはすべて当エピソード概要欄をご覧ください。
フロアンドステディポッドキャット
33:00
バックヤードトゥークローゼット
2回に続きます。
ありがとうございました。
フロアンドステディプレゼント
ポッドキャット
バックヤードトゥークローゼット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です。
聞いた後
私たちが今よりきっと好きになる。
来週もあなたのご来店
お待ちしております。
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