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2023-08-12 34:36

#92|記憶に残る一着は?「思い出の一着」から考える洋服トーク。

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今回は思い出の一着について話します。思い出の一着をお互い言い合いながら、記憶に鮮明に残る洋服とはどういう原理で生まれるのか、そんなあれこれを、今夜もバックヤードからあなたのクローゼットへお届けします。

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00:02
ここは、とある町にある小さなセレクトショップ、SLOW&steady。
国内外からセレクトされた洋服に囲まれた店内は、今日もたくさんの人で賑わっていましたが、
閉店間際、今はBGMだけが響いています。
いや、店の奥から誰かの声が…
そう、今日も店主の岡崎が三行がてら。
ああでもない、こうでもないと、洋服話に花を咲かせているので。
フィッティングルームの更に奥、SAF ONLYと書かれたその先にある狭くて小さなバックヤード。
今日もこのバックヤードから、あなたのクローゼットへとお届けします。
はい、じゃあ今週もお便りいただいてますので、読みたいと思います。
えー、横浜市のエスプリーヌーボーさんからのお便りです。
こんにちは。シーズン2より聞き始めた新人リスナーですが、お二人にご質問させてください。
今までたくさんの洋服を買ってきたと思いますが、お二人が鮮明に記憶に残っている一着を教えてください。
ちなみに僕は2年ほど前に購入した50年代のコルビジェジャケットです。
ずっと欲しかったのですが、たまたま立ち寄った東京の古着屋さんで購入しました。
サイズも状態も良くて、居ても立ってもいられず、奥さんを必死に説得したのも良い思い出です。
というお便りをいただいております。
はい、ありがとうございます。
ありがとうございます。
もう、根っからコルビジェ好きなんですね。
コルビジェ好きなんですね。
はい。エスプリーヌーボーって書いてたよ。
あー、なるほど。そういうことなんですね。
そうそう。エスプリーヌーボーって、近代建築、現代においてね、三大巨匠のコルビジェ。
名前は聞いたことあります?
そうそう。コルビジェが1920年ぐらいに創刊した雑誌です。
あ、そうなんですか。エスプリーヌーボーって。
だったと思います。
こんな付箋が貼られていたと。
喫水のフランス好きなんじゃないですか。フレンチ好きなんじゃないですか。
なるほど。すごい。
で、コルビジェジャケットってどんなジャケットなんですか?
コルビジェジャケットって、もともとは日本で言う骨格オームインみたいな人たちに支給されてたりした、革のミドルタケのレザージャケット。
レザーなんですか?
ダブル仕様になってて、ちょっとボリュームのあるポケットにいろいろ付いてて、結構ザクッとした。
ザックリ着るような。
革のジャケット。
襟元とかはフランスのフレンチっぽい感じの丸い。
03:01
モールスキンとかね。
ああいう感じの革のジャケット。
めちゃめちゃ良さそう。
いくらぐらいするんだろうね。
状態とか年代とかにもよるんやけど、結構よくオークションとかで出てるのは50年代とか60年代とかのものが多いんかな。
それでだいたい5万円から。
状態が良かったりすると全然10万、楽勝で超えるし。
なるほど。
そもそも革物やから、状態が良くてサイズも自分にしっくりくるなっていうのを見つけるのがなかなか難しい。
なるほどね。
そんな中で出会ったってことやね。
それは確かに居ても立ってもいられず。
いや、そりゃそうでしょうね。
ずっと欲しい方でしょ。
なるほど、めちゃめちゃ記憶に残ってますね。
きっとね、あのフレンチのメガネかけてるわ、8ミリ厚のブランス。
マコちゃんも持ってるんじゃない?
メガネですか?
あれフレンチやっけ?
フレンチのレスカとかね、ヴィンテージのかけてます。
マコちゃんかけてるようなメガネかけてるんじゃないでしょうか。
きっとね。
仲間ですね。
人気あるからね。
確かに。
というわけで、マコちゃんは?
はい。
高校同じなんですけど、マコちゃんとね。
高校時代はそんな接点なかったんね。
そうですね、本当に。
でも高校時代から服好きだったでしょ?
服は好きでしたね、ずっと昔から。
だから洋服好きになってから今まで本当に数え切れない洋服買ってきたと思いますけども。
そうですね、ありますね、いろいろってね。
なんかある?
これやなっていう。
これやなっていう、そうですね。
最近なんですけど、同級生の友人からもらったフレンチのね、それこそリネンのすごいインディゴの濃いインディゴのリネンのコート。
インディゴリネンのね。
お店の終年か誕生日かにもらったんですよ。
どっちか忘れた。
どっちか忘れたんですけど、渡されるときも終年のときかどっちかの日に誕生日おめでとうみたいな感じでもらって。
なるほど、なるほど。
どっちの?みたいな感じで。
秋代やな。
間違いない。
2人共通して仲の良い和食屋ですよね。
そうそうそうなのです、同い年でね。
孫ちゃんと同いのね。
お店やってるんです。
あいつも大好きやからね、ヴィンテージも。
そうなんですよ。
洋服がね。
にもらったコート。
記念日にもらったっていうこともあって、ちょっと記憶に残ってますけどね。
06:01
まあね。
おんかちゃんは?
僕?
おんかちゃんこそめっちゃあるでしょうね。
いやそうなんよね。
ただまあその、なんだろう。
買った時の思い出も含めてって言えば、
僕も高校1年生、2年生に入りたてぐらいの時に、
先々で働くことになるヴィンテージショップで買ったN3Bかな、ヴィンテージの。
で当時、僕が高校時代からもう23、4年前か。
だと全然その珍しいものじゃなくて。
ああ結構普通にあったんですね。
普通にあってデッドストックだったと思うけど。
今考えるとすごい。
今ね、個体数が少なかったりとかするから値段はやっぱ上がってるんだろうけど。
でしょうね。
当時は多分ね、1万2,800円とかそんなぐらいの値段だった。
2万いかないぐらい高くてもね。
多分1万前半だったと思う。
めちゃめちゃお手頃、今思えばね。
今思えば。
当時やっぱ洋服好きだったから、
古着、ヴィンテージも新しいブランドのものも混ぜて買いよったんやけど。
僕ら同じ高校同然一挙だったけど、ブレザーだったでしょ。
ああそうですね、制服ね。
ブレザーを着るのが嫌いで。
なるほど、そういうことなんですね。
高校時代行き帰りね、ブレザー脱いでシャツ、カッターシャツの上から例えばスウェットパーカー着たりニット着たりしてたんですよ。
結構そういう子もいましたね。
そうそうそうそう。
冬場になると、我々チャリツーやから当然めちゃくちゃ寒いわけ。
学校に行ける、学校に行くとき用のアウター欲しくて。
そんな時期にたまたま行ったら、これいいんじゃないって言って。
値段もそんな高くないし、めちゃかっこいいやんってなって。
しかもめちゃ温かいしね。
そうそうそう、めちゃくちゃ温かいし。
で、買ってそれから高校卒業するまで冬はずっとそれで行ってた。
あーなるほど、それはほんまに思い入れのある着着やね。
だから高校時代の冬場の写真見ても大体それ着てる。
なるほど、めちゃめちゃ気に入ってるんだわ。
そういう意味では思い出深いなって。
いいっすね、確かに。
そうかー。
それはいいですね。
僕もマコッちゃんも、コルビジェさんじゃない。
エスプリヌーボーさん。
エスプリヌーボーさんがヴィンテージのコルビジェジャケットって言ったから、
なんとなく引っ張られてヴィンテージになったけど、
09:02
じゃあマコッちゃん、このお店で買った洋服で何が一番印象深い?
そうですね、やっぱり一番最初に買った服ですかね、ここで買ったの。
それね、3日前くらいもお客さん同士で3人くらいで喋ってたんよ。
あーそうなんですか、タイムリミッション。
お客さんが常連さんに質問してて。
あーなるほど。
同じ質問を。
最初に買ったのは何ですか?みたいな。
なるほどなるほど。
マコッちゃん何?
僕はね、アグリーのショートブルーズ。
今や伝説的になってる。めちゃくちゃ売れたよね。
あれ最初に買いましたね。
あー懐かしいな。確かにあれは僕もランクインするよね。
あーあります。
やっぱこのお店は内装してた時に、内装やってるキクチさん、ハイライトのキクチさんがそれ着てて、
めっちゃかっこいいっすねって言って、モールスキンのその素材のショートブルーズなんだけど。
それを言ってて、でお店がオープンして商品足らんって言って、それ大量に送ってくれた。
あーそういうことなんですね。
在庫ね。でそれがめちゃくちゃ売れたっていう。
なるほど。確かに結構並んでましたね、あれ。
うん、けど全然足りんかったよ。
へーすごい。
で僕もまだ大事に、冬は全然今も着てますけどね。
僕もあれ今も愛用してますね。
ねー。
ちょっともう着すぎて。
あーあれ確かに思い出の一着かも。
だいぶ色合わせてきたんですけど。
僕も。もちろん僕も。
あれね、ほんまいいですよね。
あー確かに。
それともう一個あるんですけど、もう一個がね、フランクリーダーの初めて買ったのが、初めて買ったのは確かパンツなんでしょうね。
はいはい。
リネンの。
リネンの。ドローコードついてるやつかな。
いや、あのね、もう普通のストレートのパンツで。
はいはい。え、初めてパンツやったっけ。
初めてがね、確かそれなんですよ、パンツで。
へー。
なんかもう、その、最初こうちょっと苦手意識があったんですけど。
前も言った。
前言ったような。
うん。
けどそれがシンプルで、こう合わせやすそうで、ちょっと履いてみようみたいなんで履いて、あ、これええやんみたいな感じで。
まあじゃあそこ、その一本から徐々にって感じだよね。
徐々にフランク熱がこうたーっていった一本っていう意味でも結構記憶に残ってますけどね。
なんかさっきの話じゃないけど、お客さんが。
はいはいはい。
えーと常連さんに。
うん。
その最近着始めてくれたお客さんですっごい話面白くて。
へー。
その人が常連さんに何、なんかここで買った洋服でなんか思い出深いのありますかって言ったら。
はい。
その常連さんも初めて買ったフランクって言ってて。
あーなるほど。
で、こういう話ちょいちょいこう話題に上がるんやけど、うちのお客さんにそういう話聞いたら結構な確率で初めて買ったフランクのいっちゃうからね。
12:01
あー確かにね。
やっぱりあの吉原氏別として、うちはやっぱりフランクリーダーなんだろうなっていう。
あーまあそうですよね。やっぱ顔、顔お店の顔でもありますね。
なんかやっぱそういうことなんだろうなって思った。
お母ちゃんもあるんですかやっぱフランクの。
そうそう、各いう僕も初めて買ったではないけど、このお店を始めようとしたきっかけがフランクリーダーのジャーマンレザーなわけ。
あ、なるほど。
あの買ったいわけのわからんこの真っ黒のかっこいいジャケットをお店にずらっと並べてやるんじゃって思って、店の構想がスタートしたっていう。
もう本当に店のきっかけとなった。
だからそのジャケットがもちろん買うんやけど、当時は僕体スマートやったから。
当時11年前ぐらいはSサイズ。
でしばらく経って着れなくなって、その間めちゃくちゃ着たからいい感じにエイジングしてて。
でそれをお店で展示してたんやけど、前のスタッフの佐藤が持ってないってことで。
ジャーマンをね、ジャケット。
でこれからそのジャーマン作ってる工場さん機械が壊れたってことでね。
もう作れんから、それを佐藤にあげて。
で僕は新しいサイズ、Lサイズ。
2サイズアップしましたね。
中年界で2サイズアップっていう。
まさかの。
Lサイズ買って、僕もちょこちょこ着てるんですけど。
言ってもやっぱ初めて買って、その憧れてて。
それが実際お店に並んだ時は、やっぱね、なんか夢みたいな感じだった。
なるほど。
たまにない?
自分がお店、マコちゃんもそば屋やってて、やりたいって相談受けるのが開業する1年半ぐらい前だったと思う。
そうですね、そのぐらいに。
でそれで色々話聞いたけど、今実際ふとそばを売ってる自分が夢みたいに思うタイミングってない?
いや、ありますね。
あ、俺店やってるわみたいな。
あ、ほんまにやってるんや。
そうそう、なんか10年経ってもたまにここのお店って僕の店みたいな。
急にタイムスリップするタイミングがあって。
あー確かにそれはありますね。
だからそれがすごい強くあったっていうかね。
自分が長年夢に描いてきたセレクトショップを開業するっていうことも、まだなんか血に足ついてない頃に、
なんかずっと思い描いてたそのメイン商材であるジャーマンレザーが届いた時に。
15:04
あーなるほど。
なんか感動するとかじゃないよ。
あーじゃないですね。
なんか信じてないっていうか。
ほんまに現実なんかみたいな。
それ結局自分で着てるやんみたいな。
自分で買ったとかじゃなくて自分で仕入れて売りながら自分も着てるっていう。
そうですね。
なんかそれがすごいこう、まあトータルで感慨深かったっていう話。
あーなるほど。でお客さんもみんな着てますしね。
ジャーマンレザー。
店始めて3年目かなんかに店の商品全部ジャーマンレザーにしてジャーマン祭りみたいなやったもんね。
ありましたね。
なんかもうほぼほぼジャーマン並べてパセ川さんも着てもらって。
今思うとすごいですね。
いやー今思ったらすごいイベントだったね。
もうジャーマンないわけですもんね。
そうやね柔らかい形。
あの当時を知ってる僕らからするとちょっと柔らかいって感じるぐらいのジャーマンレザーは出るんやけど。
真っ黒のあのガチガチは出ない。
作れない。
自立する服ね。
そうそうそうそう。
みんな床に並べて。
インスタに載せてね。
あれは面白かったね。
確かに。
なるほど。
なんか多分この前、この前っていうか2,3日前に僕ツイッターでケンコバさんと野生爆弾のクッキーさんが東京の古着屋さんに行って革ジャンを買うみたいな。
革ジャンを結局買ってないんやけど。
そうなんですね。
なんか古着屋さんに行ってああだこうだなんかを笑いながらしょうもない話っていうかしょうもない話をしながら服をこう選んでたのよ。
そんな動画が上がってて。
それ見た時にやっぱり服買うこととかってこういうことやなってなんか改めて高校時代中学時代に立ち返ったっていうか。
そうなんですね。
なんか友達同士でお前これがいいんじゃないとかなんかこれ着てみろだみたいな。
ちっちゃいわみたいな。
やってたそんなん。
やっとったよね。
なんかちょっといつも同じやけどたまにはこんなの着てみたらみたいなんでなんかネタみたいなの持ってきたり。
めっちゃおもろそう。
だからなんか本気で好きな洋服をなんか好きな友達とかああだこうだっていうね。
ちょっと懐かしい感じ。
やっぱこれこそ実店舗の良さやなっていう。
なるほどね確かに。
やっぱりホームページとかインターネットで買うとその友達同士でああだこうだ言いながら買い物するってことできんじゃん。
できないですね。
やっぱそこがやっぱ醍醐味やなって改めて思った。
18:01
めっちゃ楽しそうだったもん。
あの二人おしゃれですもんね。
やっぱり洋服大好きやしなんか発言聞いてても二人ともやっぱ詳しいのよ。
なるほど。
やっぱり革ジャンにしろその時はその動画ではアロハとかなんかいろいろ物色してたんやけどやっぱ詳しいし好きなんだろうなっていうのがすごい伝わる。
めちゃめちゃ面白そう。
いや楽しかったねなんか楽しいっていうかほっこりする。
なるほどね本当に友達とこう話してるみたいな。
結局なんかこっちはもうそうやけど友達からもらった秋代からもらった一着みたいなのとか僕も店始めるきっかけになった一着とか結局その思い出深い一着ってその物自体っていうよりかは
なんだろうこのエスプリヌーヴォーさんも書いてるけどその買いたくて欲しかったアイテムがたまたまドンピシャのサイズで見つかって横にいる奥さんを必死で説得したっていうねその物語も含めてそのジャケットに乗っかってくるから
やっぱりこうただただ限定のアイテムを並んで買ったとかじゃなくてなんか手に入れたとかっていうこと以上になんかやっぱ友達とか家族とかそういう人たちとの絡みとかなんかその洋服との出会いみたいなのとかそんなのがやっぱり絡まってくると思い出ランキングは上位に食い込んでくるよね
そういうことですねその服だけじゃなくて
やっぱり本来そういうもんだと思うしね
そうですねそういう服だからこそ大事にしようと思うしずっと着たいってなりますもんねやっぱり
ただあのなんだろうすっごい思い出に残ってる洋服がさっきもマコちゃん言ったけどめちゃくちゃ長いこと着続けるかって言ったら意外とそうじゃなかったりするし
でも例えば僕の場合はもう明らかに体のサイズが変わってるっていう思い出はすごい鮮明に残ってるけど実際そのアイテムもう着れない
着れんかったらもったいないから着れる友達とかにあげるとかね
それはそれでまたいいですよね
そうやってして手元には残ってないけどあの時買ったあれとかなんかやっぱそういうのが洋服好きの醍醐味というか
なるほどなるほど
なんか面白いよな
そうですねそういえば僕もそのコートあんまり着てはないんですよね
うんうんうんうん
なんかこうなんていうのかないつ気合を入れる時に着たいみたいな
そうなるよね
21:00
そうなんですよ
うんわかる
普段から着るというよりはなんかこうそういうね
わかるわかるわかる
時に着たい
だから僕あの実はマコちゃんが最初に言ったアグリーのあのモルスキーのジャケットね
あれとフィグベルのボロボロのペインターパンツを着て店の内装をペンキ塗ってたりしたんやけど
2月1日って大体それのどれか着てるのよ
あオープン美ですよね2月1日って
上下ペインターにそのモルスキーのジャケットだとちょっと今の洋服今のラインナップで考えるとちょっとカジュアルやなって思ったら
ジャケットだけ着てるとかペインターだけ履いてるとかその時そのオープンの前後であの思い出が作られたアイテムを着るようにして
なるほど初心に立ち返るじゃないですか
なんか着たくなる
それもやっぱり思いが乗ってるんですね
そうそうそう洋服って結局そういうものでで僕らがやっぱり長く着れる洋服が好きなのってそういうことだと思うんで
やっぱ寿命が1年とか2年とかだと思い出が蓄積できんまま寿命が来るから
そういうことですね確かに
それはそれで割り切って着る必要があるんやけどどうせ買うなら着るならやっぱ長く着たいだろうし
そうですよねその方が僕も好きです
そうなんかそういういついつこんなことあったなとかって思いながら洋服着るのもねまた趣があるとかいうか風情があるというか
そうですね
確かに
そんな気するよね
はい間違いない
なんだろうこっからこの思い出ランキングって変わるんかな
なんか更新されるんかな
けどそうか2年前に買ったって書いてるもんね
このエスプリンド坊さんね
更新されて2年前に更新されたってことよね
確かにそういうことですね
更新はされていくんだろうねじゃあ
そうですねランキングというよりはフォルダーにどんどん入っていくみたいな感じですかね
上手いこと言うね
ありがとうございます
上手いこと言うな
だってななんでこんなこと言ったかって言ったら僕もマコッちゃんもお店やってるでしょ
例えばマコッちゃんが蕎麦めっちゃ好きだって蕎麦屋したいなって思い始めた頃って
全国の名店通い寄ったでしょ色々
そうですね結構行けるところは行ってみようみたいな感じで
行ける範囲で時間使って行ってたやん
行きました
色んなところでその時に蕎麦好きやなって思ってた自分と
実際自分が今蕎麦屋さんとして蕎麦を提供してる自分で好き度合いの種類って変わらん?
24:04
そう言われるとちょっとまた違う感じかもしれないですね
よね
昔はほんと蕎麦うまいやっぱ楽しいみたいな感じでしたけど
今はもう仕事ですからねちょっと向き合い方はもちろん好きなんですけどまた変わりましたね
確かに
僕もマコッちゃんも僕が今例に挙げた思い出深い洋服の話が最たる例で
高校の時のN3Bと店を始める前後のジャーマンレザーじゃん
店を始めて11年近くなるけど結局洋服屋さんとしてずっと高校出てから洋服屋さんなんやけど
自分のお店としてやっぱり洋服と向き合ってるとただただ大好き100%ってことではなくなるじゃん
やっぱり服もなってくるんですね
そうマコッちゃんが言うように好きなのは当たり前好きやからやってる
でもそれ以外の部分も出てくるからなんかその思い出ランキングに上位に食い込んでくるのかなって今後
本来ならねだってペインティッドブランクって僕が作った初めて作ったのがTシャツですよ
そうですね
そんなTシャツもランキングに上がってきそうなもんで
まあ確かに
僕の中でもけどランキングで言えば結構下なんよ
そうなんですかそれは意外
そうなんか作れてよかったっていう
安心感みたいな
いい素材でいい縫製でいい形でリリースできてよかった
着続けてこれ作ってよかったみたいなことはあるけど
なんかその思い出ランキングとはまた別フォルダよね
確かにね確かにちょっと違う感じになってる
だからなんか僕はその何だろうないものねだりなんかもしれんけど
僕のフォルダは更新せんのかもしれんなって
この話しながら今思ったらちょっと寂しくなった
ちょっと切ない
なんか服屋さんを続けていく以上そういうことになるんかなって
よかったとかなんかこれはうまいこと作れたねとか
これすごい良くて売れるかどうか不安だったけどめっちゃ仕入れてよかったとか
そんなことになってくるのかな
けどあれじゃないですか逆にその誰かのランキングに
おかちゃんの服が入っていってるんじゃないですかどうです
どうしたん今日
27:00
めっちゃいいこと言いました
すごいいいこと言ったね今
ちょっと今うるっときたマジで
確かに
誰かのランキングに入ってますよ
なるほど
そうそうだから自分が入れるんじゃなくて
誰かに与える側になってるんですよきっと
すごいいいこと言った
マジで
いや僕もねそば屋やってるんで
なんかそうなんかなとちょっと思ってる部分もあったんで
なるほどね
そうそう自分が食べに行ってた頃は
ここが一番うまいなとか思ってたんですけど
誰かのそういう風になったらいいなみたいな
とこもあったんでちょっと思ったんですよ今
なるほど
そうそうそうなんですよ
確かに
だから自分が洋服好きそば好きで
お店に通って食べたり
買ったりしてた時っていうのは
自分の欲
自分が欲しいから食べたいから100%で
買ってたり食ってたりするから
その分感動っていうか
思い出の刷り込みとしては強いけど
そうなんですよね
けどお店を始めることで
その思い出の刷り込みは減るけども
誰かのランキングに入るかもと
そうで
これいいこと言ったかもしれないですね
めちゃ
いやもうこれな
今のは否定戦
今のはちょっと鼻水出た
ありがとうございます
めっちゃいいこと言ったわ
確かにそうかも
俺全然わかってなかったそれ
いや気づかぬうちに多分
誰かのね
それで言ったら
こっちゃんが言ってくれたフランクなり
とか
うちのお客さんが
こういう話をした時に
上げてもらえるよね
その時にお母ちゃんとこんな話して
お母ちゃんがこうやって寄って
買ったジャケットとかっていうことが
いろんなお客さんのランキングに入ってったら
僕はめちゃくちゃ嬉しいな
確かに
もうすでにそういう話が出てる時点でね
入ってるじゃないですか
すごい
たまーになんか
たまーに飲み寄ってもさやけど
心食ったみたいなこと言うよね
たまーに
たまーにですか
ちょっとビビるというか
これ聞いてる人からしたら
いやいやなんてことない話ってなるかもしれないけど
ちょっとびっくりしたね
ほんまですか
いやーちょっと思いました
確かにな
ふと思いました今
自分だけの満足じゃないから
洋服をこういうお店を作ってるし
考えてみたらそうよね
本当に冷静になると
それはそうだよねって思う
ある意味やっぱり
お店を作ってよかったってことだよね
そういうことだね
いろんな人のランキングを
常にチェックできるようなことはないけども
30:03
ランキングに入っていく
どんどんランクインしていく洋服が
僕のお店から生まれるっていうのは
そういう楽しみはあるよね確かに
それめちゃくちゃ嬉しいですよね
すごい嬉しいこと言ってくれたな
ペインティットブランクのTシャツが一番っていう人も
絶対おると思いますし
そんな言ってくれたな
僕が全くおらん時に
そういうアンケートとか
そんな話できることはないんかな
めちゃめちゃ知りたがってる
聞きたい
言うてほしい
聞きたい
全く僕が関係ないところでないかな
できんのかなそんな
そんなんね
言わされた感の全くない
もうフラットな状態で
超フラットな状態で
そんな話を録音できたら
いっぱいいろんな人のその話を録音して
編集して
Aとこだけ撮って
撮って30分ぐらいにしたら
僕たぶんそれだけで
生きていける
もう生きる活力はそれ以上いらんっていうぐらい
生きていけるわ
いやけどほんまめちゃくちゃ嬉しいですよね
ほんまね確かに
だからこれから僕もマコッちゃんも
思い出の
マコッちゃんは洋服においては
更新されるかもしれないし
まだまだ楽しいがいっぱいありますね
僕はやっぱり洋服屋さんをしよう以上
なんだろう
そのアイテム単品で
思い出とかも含めて
ランキングが更新されるってことは
ちょっと少ないかもしれんけど
その分やっぱり
他の人たちから与えてもらっている部分も
多々あるしね
そうですよね
まあまあそういうことですよ
確かにね
いやーなんかね
ちょっといい話だったな
まさかこんな展開になると
いやこれバックヤードトゥークローゼット史上
僕はもう一二を争うぐらいの
いい話だったと思う
本当ですか
僕が嬉しい話だった
いやーお母ちゃんが喜んでもらった
いやーちょっと感動したな
いやー本当そういう服をね
置いてもらってるから
いやいやいや
まあでもそういうつもりで
やっぱり一生懸命僕らも
服とかそばと向き合わないかんね
そうですね
そうなってもらえるためにね
結局商品単品じゃなくて
そこに
絡まってくる
思い出が
大事ってことを
33:01
言ったね
だから僕らとしては
そういう思い出も含めて
しっかり提供できるようなお店にしないと
ランキングには入ってこない
そういうことですね
確かに
いい勉強になりました
僕もうまいそば作るだけじゃなくてね
うまいそば作る
お互い頑張りましょう
そうですね
これからもいい洋服楽しみにしてます
誰かの思い出のそば
誰かの思い出の洋服を
提供できるように
僕たちはこれからも
頑張っていきます
ソロ&ステディポッドキャスト
バックヤードトゥークロデット
この番組では随時これを聞きのあなたからの
お便りをお待ちしております
洋服に関する素朴な質問疑問
あるいは番組への感想など
なんでもかまいません
全て等エピソード概要欄から
お送りください
はい今週もありがとうございました
ソロ&ステディポッドキャスト
バックヤードトゥークロデット
話はまだまだつきませんが
そろそろ閉店のお時間です
聞いた後
クロデットの洋服たちが
今よりきっと好きになる
来週もあなたのご来店
お待ちしております
34:36

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