昼はお仕事としてやってるけど、夜はこれも仕事だとはいえ、もうちょっとぶちまけるぜっていうのがラジオにはあるんじゃないかっていう期待がかつてあったわけよね。
- そうっすね。ほんとそれを間に受けてて。
まあだから今との差異でかなり大事なのは、炎上とかがやっぱり今と当時ないから。もちろんマスコミ、よっぽど問題のやつだったら雑誌とかに抜かれるかもしんないけど、基本的にはそういうのないから。
- まあアーカイブも個人の録音以外に残んないしね。
- そうね、だから多分僕が高校に入ったりとかすると、ポッドキャスト、TBSラジオも始めるようになってて、
ある意味アーカイブとかオリジナルコンテンツとかが保存される形であるっていう状態に少しずつなって。
あとニコニコ動画に無限に違法でアップロードされるとか。
- そうだね、まあ。
- そう、だからそういうのもあったけど、基本的にはその時はそういうのもないし、なんか本音感は。
なんか聞いてても、これ本音喋ってんのかなみたいに、多分当時は結構マジで思ってたわ。
- まあだからあれだよね、要するにアーカイブされるようになるとさ、まあある種、一つの完結した作品感がある程度出てくるけど、
アーカイブされないとなると水物じゃないけどさ、ちょっと気の張った飲み会ぐらいのつもりの放送が多分多かったなと思うんだよね。
- わかるわかる、だからそれはなんか今でも、最近はすごい素人の、素人っていうとあれだけど、自分らみたいな、
単に普通の人がやってるポッドキャストをめっちゃ聞いてて、逆に芸人のとかは聞いてないんだけど、それはなんかね、
ポッドキャストはやっぱりあんま炎上しないと思うから、特に素人のあんま炎上しないと思うから。
- まあだって、検索で引っかかんないからね、いったことがね。
- そうそうそうそうそう。だからわざわざ本当に燃やしに行くぞっていうのがなければ。
で、それはファンとかアンチとかがそんなにいない普通の人だったらそういうことあんま起こんないわけだから。
- そうだよね。
- だからそれもあって、だから今自分で初めて思ったわ。
最近はあんまりちゃんとした放送局のやつをあんまり聞かないのは、こういう口走り感みたいなのをすごい重視してるからかもしれない。
- ああ、なるほどね。特にTBSなんてね、アーカイブに力入れ始めてからは、やっぱり後々も聞かれるものっていう意識がかなり強くなってるだろうからね。
- うん。あと芸人に関しては、やっぱり爆笑とかはラジオの中でも、こういうのはすごく炎上するからみたいな発言もやっぱりすごくある時期から増えたなと思ってて。
だからやっぱりね、その自覚は別に全然おかしいことじゃないっていうか、普通それはその通りだと思うんだけど、
なんかそれと自分があんまり聞かなくなっちゃったのは関係してる感じがするわ。
- なるほどね。で、とにかく爆笑問題を聞き始め、たぶんみんなそういうルートで最初はラジオに入ると思うんだけど、
だんだん好きな芸人だから聞くとかよりも、こっちの裏側の世界の方が面白いからラジオを聞くみたいな感じになってくるじゃん。
- えっとね、それで言うと、爆笑の後すぐに、いじゅんひかるを聞き始めて、
これはもうね、超ベタにやっぱり、芸人動向っていうか、ラジオっていう独立した単位に気づかせるのには十分な人っていうか。
- そうだね。まあだからテレビにも出てるけど、本当の影響力はラジオで持ってるっていう人だもんね、いじゅんひかるは。
- そう、そうそうそうそう。むしろね、ラジオなかったら結構かなり謎の存在になっちゃう。
- まあそうだよね。
- そうそうそう。で、まあいじゅんひん聞き始めて、それもたぶん中2とかぐらいに聞き始めてて、
で、そっからいじゅんひんに本当に好きで、ニコニコ動画で違法な過去のやつをガンガン聞いて、
で、するとそこに90年代の、それこそオールナイトニッポンをいじゅんひんがやったときとかだと、
なんか電気グルーヴの話が出てきて、で電気のラジオを聞くと。これが高校ぐらい。
- なるほどね。
- うん。で、この辺まで来ると、リアルとの連動みたいなのもすごいわいざつでよかった。
だから、何時にここの駅に来いみたいな、変な旗とか持って来いみたいなやったりとか。
- ああ、ロケ企画みたいなやつってことか。
- いや、えっとね、別にそれ自体はラジオで、ただ呼びかけてるだけなんだよ。
- へえ。
- フラッシュボブとかに近いっていうか、それでスポーツ新聞とかに取り上げられたりとかするみたいな、
なんか俺たちの力見せてやろうぜみたいな感じみたいな。
- ああ、なるほど、変なやつが。だから、昔あったさ、マトリックスオフってあったじゃん。ニチャン初の。
- ああ、そうそうそうそう。そういう感じ、そういう感じ。
- あの、全員キャヌー・リーブスの格好をしてどっかに集まるって、
まあみんな検索してみると面白い画像いっぱい残ってると思うんだけど、
それに近い感じか。
- そうそうそうそう。だからほんと最近のだとまさにさっき言ったフラッシュボブっていうか、
ある場所で急に一斉に止まるみたいな、ああいうのの、
一つの先駆的なパターンみたいな感じで。
- なるほどね。
- で、笑えるのはさ、下り顔で言ってるけど言うまでも俺単に過去ログで聞いてるからもちろんその現場には言わせないんだけど。
- まあだから伝説として聞いてるわけね。
- そうそうそうそう。で、しかもさっき言った通りそれ自体が番組なわけじゃないから、
ほんとにただ単に、いやあれヤバかったねとか言ってるだけ。
- まあだからラジオ自体がそれの打ち上げみたいな感じにも聞けるわけだ。
- あ、そうそうそうそう。だからこう、あの、なんかこうツアーありますってツアーの後の放送が当然お疲れ様でしたみたいになるのと同じような感じで、
こう、なんかリスナーみんな来て面白かったねみたいな。
- はいはいはいはい。
- でもそういうのは楽しかったね。
- まあそうだよね、なんかやっぱ打ち上げになんかこっそり参加してるみたいな感じがあるよね、ラジオはね。
- ああそれ大事だね。それも大事だね。確かに確かに。
だからまあやっぱりね、こう、昔から言われるような話だけど、
その個別に語りかけられてる感じがするみたいな効果っていうのはやっぱりバカにできないなっていう感じ?
- そうなんだよね。ラジオってさ、なんていうの、自分が持ってるさ、何かしらの機械のスピーカーか、あの、ヘッドホン、イヤホンからさ、
なんか自分で、自分だけでさ、聞いたりするもんじゃん。
だから周りでそれをさ、一緒に共有することってないからさ、なんか自分だけに語りかける、なんか地元の先輩、なんかいい先輩みたいな感じがするんだよね。
- ああそうそう、だからなんか初めてギターを教えてくれたやつみたいな、なんかそういう感じのものをこう、
なんていうのかな、それだけをずっと出せるみたいな感じのメディアなのはめっちゃ好き。
- なるほどね。
だからまあ当時は一応まあそういうのを無意識なりに求めてラジオを聴いてたっていうのに近いのかな?
- と思う。で、あとだから、その、そういう感じとこう、ちょっと違う軸で言うと、声優ラジオを聴いてて。
- はいはいはい。
- で、声優ラジオは、僕はなんか田村ゆっかりとか、あの金田智子とか、
- はいはい。
- まあなんかそういうのを聴いてて、だからまあ、世代…ドンピシャの声優では多分ない。もうちょっと前だと思うんだけど。
- うん。
- なんかそういう人たちが好きだったかな。で、それはなんかね。
- うん。
- なんかこれなんかね、記憶難しいんだよな。なんかね、めっちゃ単にこう、なんかもえもえして聴いてた記憶もあるし。
- うん。
- なんか、こう、ネットとかでなんかもえもえしてる方がいいんだみたいな、なんかオタクの方がいいんだみたいな感じのものを、
はてなダイアリーとかで読んだからみたいな気もしないでもない。
なんか出世して出てくるみたいな、なんかそういう感じがすごいなんかエモい感じがあってね。
- ちなみに、文化系トークラジオライフはどういう番組なんですか?
- あーそっか、まあこの番組は説明必要ですね。
- 芸人じゃないから。
- そうね、まあだから社会学者の鈴木健介っていう、まあ今もう普通に大学教授って感じだけど、
当時はすごくこう、ロストジェネレーションでこう、あの、なんか就職できないでフリーターで金ないし、
なんか持ってないのもあってとか、なんとかみたいな、なんかいろんな種類の不全感みたいなのを抱えていますみたいな感じの、
あの、人をまあ代弁するってほど単純ではないと思うけど、まあ言ってしまえば代弁してる。
- まあそういう人について考えるのが、まあ社会学者や、まあこういった深夜ラジオの役割だっていうふうに考えてただろうね。
- あーまあそうね、そうね、なんかやった方がいいっていうところまで確実に思ってた。
- そうそうそう。
- で、当時彼はだから今の僕らよりも年下ぐらいで、たぶん25、6歳とかそんなもんじゃない?まあもうちょっと上かもね。
- マジかよ。じゃあその、あれだね、すごいね、その全体がこう、あの、まさにこうオールナイトとかの若いやつにとりあえずやらせるみたいな近い話っていうか、本当。
- あーそうそう、だからこの文化系トークラジオライフは面白いのは、あの、当然ラジオ番組ってテレビ番組と同じで枠っていうのがあるんですけど、
あの、例えばなんか深夜4時からはあの無音になりますとかそういうのあるわけ。
でもこのライフはこの無音になる、完全に空いてる枠を使って若いプロデューサーが若いパーソナリティを呼んできて好きなことをやるって、まあおそらく手弁当でやってたようなことだと思うんだけど、
っていう番組だったんだよね。だからそういう意味では全然それまでのラジオと、なんていうの、自由度が違うというか、
もっと全然今のネットラジオに近い、好きなようにできて、しかもラジオ電波使ってるから曲も流せるみたいなもんだったんだよね。
- あ、今ね、このライフの本っていうのがあって、僕ファンなんでそれをなんか持ってるんですけど、
あの、えーとね、この人76年生まれで2006年に始まってるから30歳。
- あ、30歳か。まあじゃあ僕らぐらいの歳だね。
- そうだね、そうだね。まあでもまあ若いわな。
- そうでまあこれ聞いてて、僕はなんかすごくこれ、今でもそういう偏りがあるなと思うけど、
すごくロスジェネの人たちに勝手に想像的な同意を使ってるか、なんか自分の話として聞いてた。
- なるほどね、まあロスジェネっていうのはあれだよね、たぶん何年卒ぐらいの人たち?
2000年卒ぐらいの人たち?もうちょい前か。
- えーと、てかそれこそだからこの鈴木健介氏はたぶん同世代だよね。
- あーだから90年代後半ぐらいの日本のバーブルが崩壊して、
あれだよね、就職難になって全然就職できなかった人たちのことですね、ロスジェネっていうのは。
- そうそうそう。で、ほら、95年だっけ?
- 何が?
- あれ?もっと前か、バーブル崩壊。
- バーブル崩壊は前だけど、経済的な影響が出たのはもうちょい後ろだって言われてる。
山市商経のあれとか97年とかでしょ?
- うんうんうん。でか本当に、余波が完全にいろんなところまで浸透してきた段階で就職しなきゃいけないっていうんで、
すごいきつかった人たち?
- そうそうそう。
- で、自分は就職はおろか、大学も行ってなかったんだけど、まだ当然行ってないんだけど、
なんかね、自分の話って思ってた。で、それに対して、
例えばテレビとかでゆとり世代がどうこうとかは、単に別に俺は成績いいしなみたいな感じで、
はーみたいな感じだった。
- なるほどね。
- そっちがあんまり同世代の言説としてあんまりピンとこなかったから、
ラジオで語られてる10個上ぐらいの、10個どころじゃないか。
- 十何個か上じゃない?
- そうだよね。僕91年だから、15個。
10とか15とか上の人たちのが、こっちの話が自分の話みたいな感じで聞いてた。
だから普通に社会問題に関心があったのか、それによってできたのかっていうことだよね。
- そうね。あと現実的にはやっぱり?台ででかい気がする。
- なるほどね。
- だからその時の、だから2006年時点とかでの大学生とか、なんか若手社会人、ライターみたいな人たちの書いてるものをめっちゃ読んだ上で、
そこに肉性が乗っかってきてたから、なんかすごくこう、なんていうか、身近にめっちゃ感じちゃうみたいな。
- なるほどね。ま、ちょっと話しそれちゃうけど、なんでそんなに読んでたの?
- えー、なんでなんだろうね。あ、でもあれだよ。あ、だからラジオよ、ラジオ。
ラジオの、だから移住院のなんとかとか、電気グルーバーなんとかとかいっぱい調べてると、
はてなダイアリーって一個そうすんなんだよ、なんか。
- あーそうなんだ。
- うん、僕ラジオきっかけだわ。
- へー。まあだからそこループしてるわけだね。
- そうそうそう、ループしてる。そうです。
- なんかラジオはてなはてなラジオってなってたわけね?はいはいはい。
- そうなのそうなの。
で、自分でもその、はてなもやってたし、あとポッドキャストやってた。
- あー。
- うん。
- それがなんかの真似したかったの?それとも、なんか別に、なんかこういう番組みたいなのやりたいなとかいうの、
特になく、単にラジオへの憧れみたいな感じでやってたの。
- あれなんでやってたんだろうね。まあでもなんかブログに、
あ、だからえっとね、なんかケロログとか、なんか、
あとはてなダイアリーもどっかのサーバーにあげて、
それをこう、コードを生成して貼ればなんかできるなーみたいなのを、
なんか思って、
あ、だからどっちかっていうと多分ね、なんか技術とかへの好奇心でやったって感じだったと思う。
なんかラジオとして何かを目指してとか、そういうなんか深いことはなかった。
- あー、まあ普通にパソコンやりたいみたいな。パソコンでいっぱいやりたいみたいなことね。
- そうそうそう。僕それね、ICレコーダー買って撮ったのすごい覚えてるわ。
- あー、なるほどね。
- なんか、あの、あれいってかあれ中学生の時か高校生の時か俺覚えてないな。
なんか、あの、とりあえずなんか自分で稼いだ金じゃない金で、
なんか、って言うとなんか万引きしたみたいな言い方になっちゃうけど、
普通にお年玉みたいな。何かでなんか買った記憶がある。
- へー。
- うん、そうそう。で、なんか、ポテマヨっていうなんか、
4コマ漫画の仮作みたいなものがすごい当時めちゃくちゃ好きで、
なんかそれの話をなんかデュフデュフやりながら黒で撮ってたみたいな。
- え、ちなみにそのポッドキャストのタイトルは?
- え、黒歴史ポッドキャスト。
再規制。
- いやー。もう、はじめからこれ黒歴史になるっていう保険をかけてるわけね。
- いや、だからやっぱり中高生ぐらいだと、なんかその保険をかけておけば勝てるみたいな。
- いやー、そんなことはないから。
- 重要なことはその瞬間の強度だよ、みたいな。
うわっ、うわっってなったら終わりだから、みたいなことは気づいてなかった。
言ったやん?みたいな。言ったとおりですけど?みたいな。
- なるほどね。
- それなんかね、いや、しかもそれ俺恐ろしいことにしたよね。中学…高校だと多分あれ、
俺なんか高校で友達とかに聞かせたりとかしてて、本当に頭狂ってたと思う。
- すごいね。
- うん、俺よく友達とかいたよね。
普通に友達とかいた。
- すごいね、それは。
あ、でもちなみにさ、友達とかってラジオ聞いてた?
- うーん、声優は聞いてたオタクの友達とかいたと思うけど、
やっぱり世代がってあんまり言うとあれだけど、ユカリンとかじゃないかったよね。
- あー。
- だからなんかあれじゃん?やっぱり春日とかラキスタとかに出てたような人とかじゃね?多分。
- まあどっちも平野綾じゃない?
- あー、まあ平野綾はやってたし…
- あ、やってたんだ。あんま知らないな。
- 平野綾ってラジオやってたと思うよ。
- はいはいはい。
- あ、あとあれだよ。あの人。
すごいこう…
化け物語のナデコの人、なんだっけ?
- あー、ザワさんね?ハナザワカナがね。
- あ、そう、ハナザワカナ。ハナザワカナとかめっちゃ聞いてた、友達。
すげー覚えてた。
- あー、まあそれは世代って感じじゃない?
- うん。
- 本当に。
- ハナザワカナめっちゃ聞いてて、で、僕はなんかね、ハナザワカナもちろんすごい好きだったけど、
なんかこう…なんだろうな。
そのなんかラジオ的なひねくれた身体性からいくと、
なんかここまで行ってはいけないのではないかみたいな、
なんかこう…なんだろう。
ちょっとかわいすぎるのではないかみたいな感じのことを思って、
なんかこう、これは聞かないんだみたいな、意味わかんないことを考えてた。
- あー、まあだってハナザワカナとか普通にやっぱラジオと親和性高すぎるからね。
- そうなんだよ。やっぱあのささやく感じでさ、ちょっともうなんか頭おかしくなっちゃうみたいな感じで、
こう、やっぱりユカリンのひねくっぽい感じとかのほうがいいんじゃないかみたいな。
- まああとやっぱラジオ聞くとさ、なんか自分より1世代、2世代上の人の話を聞くからさ、
なんか趣味もさ、そっちに寄ってったりするじゃん。
- あ、まあそうなんだよね。わかるわかる。
- そう、だからさ、でもザワさんなんてだからそれ結構、
あの、うってつけと言うとかさ、
それこそあの彼女が多分ソロデビューした頃なんてさ、
渋谷系のトラックメーカーとかアーティストをいっぱい作曲家として使って、
- そうだね。
- まあネオネオ渋谷系みたいな感じで多分デビューしてるのよね。
でもその渋谷系とかも多分僕ら世代なんかは多分ラジオとかを通して知ってるわけ。
- いやまさにほんとそうだと思う。渋谷系はだからさっき音楽あんま影響を受けてないって言ってたけど、
当時あのほら、電気グルーヴとかとフリッパーズギターとかってなんかこうふんわりとした連帯みたいな感じが
なんか感じられてたのをなんかラジオでほのかに感じてそれで聞いてみたいな。
- はいはいはいはい。
- そうだねそうだね。
そうだからまあ高校とぐらいまではそういう感じで、
で大学入ってからとかはどうかなあ。
だからあれか動画の生配信とかも入ってきてそういうのも全部なんとなくラジオと同じ聞き方をしてて
相対的になんかいわゆるラジオっていうのの特殊性がだんだん自分の中でなくなってったから。
- まあそうだよね。だからお便り書くよりもね、動画にコメントした方が早いからね。
- ああまあそれはあるそれはある。あとやっぱりなんかその、なんていうのかな、
さっきの一人に向けてっていうことの話よりかもなんかその、
ライブの一体感みたいな方がなんか面白かったのが、なんかこう2000年代後半から10年の。
- ああだからやっぱあの、これは生配信じゃないけどさ、だからニコ動のコメントのことをさ、
かつて浜野聡っていう人がさ、まあ疑似動機っていう言い方をしてるわけよね。
違う時間帯に見てるんだけど、動画の同じタイムスタンプのところにコメントがあることによって、
誰かと一緒に見ているような錯覚を覚えることを疑似動機って言ったんだけど。
まあどちらかというと、さっき君が言ったように、一人で自分に対してだけ語りかけられてるっていうよりは、
人と一緒に何かを見てそれについてコメントすることを楽しむっていう方が、
時代的にはモードになってたよね、当時は。
- そうね、だからあとはまあその、本当にね、ただ単純な本当の動機も全然できるようになってるから。
- そうそう、だからそれがニコ生になったらね、もう動機動機だから。
- そうそうそうそうそう。だからそういう方になんかだんだん、こう普通に興味っていうかそっちはおもろいなってなってて、
でも当時なんだろうね、何聞いてたんだろうな。本当、ラジオって言って浮かばないぐらいだね、正直。
- 僕、タマフルとかは多分君が大学生ぐらいの頃、僕と君一応2つ歳が違うんだけど、聞いてたね。
- そうね、タマフルは僕も特に2013とかぐらいにさ、田中綿舞踏会っていうさ、
あの、とっくり市とかもすごい有名になるきっかけの一つのイベントがあって、
そういうのとタマフルとか申し訳ないとみたいな、あの辺なんとなくふわっと連動してる感じがあって。
なんかそういうシーンはなんとなく興味がふわっとあった。でもね、あんまりド直球でめっちゃタマフルっていう感じではないわ。
- なるほどね。
- うん。そうだ、それぐらい、そうね、なんか同世代でラジオで何かの現象がっていうのは、
それぐらいの13年とかが最後かな。それ以降はもう本当に個別の番組で、特にポッドキャストをずっと聞いてる感じ。
- なるほどね。
- うん。で、まあだからポッドキャストに移ると、ちょうど今ね、この登録してるやつを見て、面白いと思ってるやつを言うと、
まずなんかワーニングラジオっていう大学生2人で喋って、関西の大学生と東京の大学生、元々関西出身の人たちで喋ってるやつで、