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2024-04-09 18:32

54 マネジメントについて(前編)

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こんにちは、上水優輝です。
永里優輝です。
さて、今日はマネジメントについてお話ししたいと思います。
はい。すごいありがちなテーマですよね。
前々回の細かさについてということで、新しいチームのお話を聞いたんですけど、それの続編みたいな感じになるんですかね、感覚的には。ちょっと違う?
感覚的には続編として聞いていただけるといいかなっていうのと、監督の細かさと監督のマネジメントは相関してるみたいな視点。
切って話すべきものであるけど、そこがちゃんと相関してないと機能しないっていう話です。
なるほどね。そう感じたエピソードというか、何かあったんですか?
前回の収録から結構3週間ぐらい経ってますか?
そうですね。1ヶ月経ってるんじゃない?
そうですね。この1ヶ月の間に監督に対する評価、私の評価ですね、少しずつ変わってきて、やっぱり時間が経過すると見えてくるものが結構あるじゃないですか。
見えてこなかったものが徐々に見え始めてくる。で、ある程度私自身もいろんな監督の下でプレイした経験があるので、どういうチーム作りをプレシーズンにしていくのかっていうのは、
いろんな人たちの見てて、こういうマネジメントした方が選手のモチベーションも高まるし、チームとしての成熟度もできるだけ早く成熟させることができるみたいな、なんか大枠でのマネジメント方法というかのがあるんですよ、私の中では。
今の監督のやり方を見てると、自分自身が選手なのも含めてですけれども、何も積み重なってないというか、手応えを感じないんですよね、全く。感覚的にも、客観的に監督を分析してみても。っていう話なんですけど。
手応えを感じさせない、具体的な何かがあるから感じさせないわけですよね。何なんですかね。
それはですね、いくつかあるんですけれども、まずは選手個々に対するフィードバックがないんですね。
プレシーズン中に7試合をしたんですけれども、7試合ともスタメンだったりスタメンじゃなかったり、いろんな選手がミックスされて、誰が開幕戦でスタメンになるかっていうのが分からない感じの混ぜ方。
11人を選びながら7試合やったんですけれども、最後の方になってくると、大体この選手を使いたいんだろうなっていう選手を使うようになるんですね。そこはまあ、そりゃそうだよなっていうのでいいんですけれども、
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じゃあまず試合に出るとするじゃないですか、スタートから。で、次の試合、じゃあ外れるじゃないですか。で、それを何のフィードバックもなしにそれが続いていくんですよ。
あー、ちょっと疑心暗鬼になっていきますよね。いろんな不安にもなるし、ここがダメだったかなみたいなのが無限に出てきて、分かんなくなっちゃう。
そう、それをどの選手に対してもそのフィードバックはあまりしないんですよ。あまりとか多分してないんですよね。そういう、大体個人で映像を見せながら1対1でミーティングをして、そういうフィードバックをしていくやり方っていうのが結構主流なんですけど、この世界だと。
それが一切ないっていうのと、チームではミーティングするけれども、チームとしてここを改善していくっていう、具体的なんだけれども抽象的みたいなミーティングで、問題点を炙り出して修正していこうとしてるんですけども、
結局、どの選手がどのポジションで出ても同じようなパフォーマンスをしてもらうから、この選手が悪いとかいいとかじゃなくて、この選手のミスを指摘しているわけじゃないっていうのを前提に話を進めるんですよ。
でも、それは構造的なミスだから起こることじゃないですか。構造がしっかりあるから。でも、その構造がないがゆえに起こっているミスっていうのは、個人によって起きてしまっている、その人だから起きてしまっているミスっていう場合もあるじゃないですか。
別にその人が変わったところで、じゃあ同じミスがまた起きるかって言ったら、人が変わることによって起きなくなることってあるじゃないですか。
けど、それを人のフィードバックをしないから、ここに。基準は確かにわかるんですけれども、じゃあその選手たちがどこが悪かったから試合メンバーから外されたとかっていうのをわからぬまま、ただぼんやりと自分の良さを発揮するためにだけで続いていくみたいな感じなんですけれども。
なるほどね。だから、すごいシステマチックになってるから、構造の部分に対してはめっちゃクリアだけど、意外と個人みたいなところに対するフィードバックがまず一番わかりやすいところですけど、個人を見てるよっていう、あなたのここはこうだよっていうところをちゃんと言っていかないから、みんなからするとやりたいことはわかるが、私は存在しているのかってなってしまう。
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そうそう、そんな感じなんですよ。
やりたい作家はわかるが、そこにフィールドにいる人の顔が見えないみたいな。誰がいるのかわからないみたいな。
まさにそんな感じ。
人間がやっている感じかしないみたいになってくるよね。
それの表現、すごく合ってるかもしれないですね。
会社とかでもありますもんね。割とロジカルな人とかが、もうロジックにより過ぎてる人が経営しちゃうと。そんなつもりはなくても、個人を誰でもいいって言ったらちょっと言い方がよくないけど、誰かじゃないことにこだわりすぎて、組織みたいなことにこだわりすぎて、個人のことを大事に思ってるんだと思うけど、お隣にしてるように見えるというか、みんなからしたら、自分がやってる意味って何ですかみたいなことになっちゃう。
いやいやポジションやって!みたいなことになっちゃって、いやポジションはわかるんですけど!みたいな。
確かに、そうだ。完全に。
尊厳がないみたいな感じに感じやすいマネジメントスタイルになってしまうね。
うん、だからそんな感じがするんですよ、すごく。何をやっても手応えがないみたいな。
で、結局、自分の良さを最大化できてない。今もこのプレイシーズン終わってしまったなっていう感じなんですよ、私。
他のメンバーもそういう雰囲気なんですか?どうなんですかね?
他のメンバー的には結構、私も新しいので、既存のメンバーたちがどう感じてるのかってあんまり探ってはないんですけれども、
この人は普通に問題なく試合に出るべきだろうっていう選手を積極的に使おうとしないというか、
本当にまさにそうで、誰でもいいですよ。何て言いましたっけ?ロンリーがあれば人は誰でもいいみたいな。さっき言ってた。
ロジックに、その構造の方によっちゃうと、個人がおざなりになっちゃうみたいな。
そう、その個人がおざなりになってるんですよね。で、各選手の中でも結構やっぱ各国代表に選ばれてる選手だったり、経験豊富な選手であったり、
ビジネス的に外に見せる、チームの軸みたいなのがあるじゃないですか、攻殻闘みたいな。
そういうのも今って結構考慮しないといけない時代ではあるので。
そうなんだ。
結構そうなんですよ。
どう考慮しないといけないの?
試合に出さないと見に来ないじゃないですか。
そういう意味ですね。
そういうのもあったりするんですけど、そういうのを一切無視するんですよ。
なるほど。
かといって実力で選んでるかって言ったらそうでもないんですよ。
へー。
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だから評価の基準ってのを未だにつかめてないんですよね。
そうか。
なんかそれはそれで、その7試合がどういう位置づけであるかってことを明確に言ってほしいですよね。
全プレイヤーをとにかく、無作為にとっては変だけども、あまり考えずにとにかく試していきますと。
で、それはこういう意図でこうですって言ってくれたら、まだいい気もするけど。
いや、そう言ってるんですよ。
言ってるんだ。
いろんな選手との組み合わせを見たいから、試すためにこう変えてるとは言ってるんですけど、言ってるようにしか見えないんです。
なるほどね。
うん。
本当にいろいろ試しました、以上みたいになってるんだ。
なんかその言ってる、それはなんかそのなんていうのかな、上辺の理由というか、そうは言ってるけどあなたの中ではもう決まってるよねみたいなのが見えちゃうんですよ。
なるほどな。
そっか、それ監督本当は決まってないかもしれないですよ。本当にそう純粋に言ってるかもしれないですよ。
どうなんだろう。
分かんない分かんない、それは。
そこもなんか分からない。そこも分かんないですよ。
そっか、分からないということがこんなにも人をこう、なんていうのかな、不審感を持たせるんだね。
そう。なので、チームとしてもうまとまりがないんですよね。
みんなその不安感の中でやってるから、やっぱりそしたらみんな試合に出たいから、もう自分勝手な行動やっぱりし始めちゃうんですよ。
そっか、アピールしちゃうんだ。
アピールしちゃうんですよ、やっぱり。
うわー、それちょっと僕耳が痛いです。どちらかその監督タイプですもん。
どちらかというとですよ。
本当に個人を責める気がなくてみたいな気持ちで、だからこうでこうでってあまりにも構造の方に説明を向けすぎて、個人を尊重してないように帰ってみえるみたいなやつってあるんだなと思ったよ。
そしてそれが不安にさせて、全然、だからそのルールっていうかその約束に沿って動いてって思ってるけど、不安になってむしろ勝手な動きをしだすっていう。
そう。そうなんですよ。
そうなんだ、勉強になるな。
勝手な動きをするもんで上手くいかないじゃないですか、チームをやりたいことが。最後の試合なんかも本当そんな状態になっちゃってて。
監督からしたらじゃあもう本当意味不明でしょうね。監督からしたらですよ。なんで全然違うことすんだよこいつみたいになるだろうね。
その不安になってアピールしてるみたいなのが多分わかんなくて。なんで?みたいな。そんなことを練習してないだろうみたいな感じになるじゃないですか。
もう酷かったです。最後の試合とか。びっくりしちゃった。
うわー面白いなー。心理的なところって相当出るんですね。
そうなんです。だからその点で、やっぱりある程度プレシーズンも途中からメンバーをだいたい固定してくれた方が自分の立ち位置っていうのがわかるじゃないですか、序列的にも。
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そうね。
で、その方が絶対に選手はやることがはっきりするから、より明確に自分の仕事をやろうとすると思うんですよ。
これは私の見解なやり方だと思うんですけれども。
それがないから結局まだ私にもチャンスがあるのかないのかっていうその不安がそのカオスのようにこのピーチの中で入り混じるものだから、すごいギクシャクしたテンションの日とかもあるし、なんかすごく変な違和感というか。
いや、あるよね。今ちょっと思い出したけど、最近僕がやってるコンサルの案件があるんですけど、一件。
そこがすごい僕のことを配慮してくれて、配慮という意味で一旦1ヶ月ぐらいやって、合わなかったら無理して続けなくてもいいんでみたいな。
一回やってみないとわからないと思うんだよみたいな。
1ヶ月やってみて、その後、要は半年ぐらいのプロジェクトなんですけど、それ最後までやるかどうか。
1ヶ月後決めましょうみたいな感じで始まったやつがあって。
で、その1ヶ月間ってお試しってなってる。
僕にも権利があるんですよ。
1ヶ月後にやっぱりやりませんっていう権利もあるし、向こうにもあるしっていう状況だったんですけど。
なんかね、1ヶ月間ずっともやもやしてたんですよ。
やっぱり貢献できてるのか。フィードバックがないじゃないですか、1ヶ月間の間って。
確かに、はい。
なんかやってるけど、なんか役に立ってるのかなみたいな。
でも一応感謝の言葉とか来るけど、それもなんか深読みしちゃって。
なんかもうね、あるじゃないですか、就活のお祈りメールみたいな感じのさ。
丁寧なんだけど、なんかこれは役に立ってないかもなとかすごい不安になって。
で、半年最後までやりましょうって言ってもらった日があって。
ここは貢献できてたんだなって思って、やっぱり立ち位置みたいなのが決まると。
これでこういう感じをもうちょっと突き詰めていけばいいんだなって方向性が見えてきて。
やっとそれが見えるまではこうかな、ああかなって結構ブレブレでいろいろ1ヶ月やった感じがあったから。
確かに立ち位置決まるみたいなのがすごい重要だなみたいな。
あとはフィードバック、立ち位置決まんないにしてももうちょっとこういう感じがいいですとかって明確なフィードバックもらうとか。
確かにあると安心できるのはあるのかもなって思いましたね。
1ヶ月間ちょっと不安定だったもんな。
不安定なので、だからその不安定の幅がなんとか大きくならないように自分のメンタルを保つっていうのに必死結構フォーカスしてました、この1ヶ月間。
いやー大事ですね。
長里さんがそうこうでね、こうなるぐらいだからよっぽどですよ。
監督のやりたいこととかもね、理解した上で。だからそうなんですよね、それとこれは別ですもんね。
別なんですよ、それとこれは別ですっていう本当に。
プロジェクトとしてはそうなんだけど、私はどうなんだろうみたいな話だからね。
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他の人もどう思ってんだろうっていう。
他の選手に聞いた話によると、その選手は違うポジションで自分は出た方が良さがはっきり聞けるから、このポジションで使ってほしいっていうのを言ったらしくて。
監督的にはその選手を違うポジションで使いたいっていうのがあるのと、そのポジションにもっと良い選手がいるからっていうのをその選手に話したらしいんですよ。
でもその選手はやっぱりそのポジションで出たいっていうその議論を1時間ぐらいしたらしくて。
結局その議論は意味なかったって言ってて。
他の選手に聞いても、選手の話をあまり聞き入れないというか、自分のやり方っていうかその論理に当てはめたいっていうのが多分あるらしくて。
選手と議論するのは結構無意味だなっていうのはすごく感じますね。ミーティングでも正解を求める選手に。
なるほどね。
選手がこの場面ではこうした方がいいって思ってるけど、俺のやり方はこうだからこうしろっていう。
そこまで明確に、自分は監督で権限があるからこのやり方でやるからあなた達これでやってみたいな、それぐらいパキッと分かれてる監督って今までいなかったんですか?
いなかったですね。
結構聞いてくれてたんだ今までは。
けど女性って結構聞いてくれる監督のことを信頼するじゃないですか。特に話を聞いてほしいっていう性質があるから女性の人って。
そこで信頼環境を得ていくみたいなのがあるから、そうなってくると、監督を信頼してる選手が今多分誰もいないんじゃないかなっていう。
その監督って女子作家を監督してましたよね?
してました。
どうやって言ったんだろうね?前もそんな感じだったのかな?
わかんないですけど、でもそうだと思いますよ結局。スタイルがそうなんだろう。
なんか男子のスポーツとかは確かに選手の声をめちゃくちゃ聞く監督ってそんなイメージはわからないんですけど、
すごいトップダウンで完全指示をやれるかやれないかみたいなイメージあるけど、結構そうやって対話的というか要望とかもね。
アメリカは特にそうですね。議論はこのまま民族なんで。議論して、ちゃんと対等な立場で議論した上で、両双方にとってちゃんといいところに着地するっていうのが結構目的だったりするんで。
なるほどな。多分ね、その監督システマチックな人だから、多分監督と選手みたいな、そこも多分構造で見ちゃってて、
いや俺が決めるんだから決めたやつをやるのがあなたたちの仕事ですよねみたいな、そんななってると思うんだよな、悪気なくね。
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いやそれは構造的にそうだからさ、みたいな。悪い人とかじゃなくて、いやいや監督だからさ、俺決めるからさ、どこで使ってほしいとかじゃなくて、俺が使うとこ決めるからさ、みたいな感覚なんじゃないかな。
よくないんですよね。
吹き回してないんですよ。
結局だから監督がしたいことが結果できなくなるから、そこは構造的にどうかじゃなくて、人間がやっぱりやってるから。
そうなんですよ。
人間を見て。
じゃあそれをやれる人を使えばいいのに、それを見切りゃもうできてないっていうところもありますし。
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