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『森川美穂のシンプルライフ』
皆さま、いかがお過ごしでしょうか。森川美穂です。
さあ、もう6月も半ばに差し掛かってきましたよ。
CDBOXがリリースされます。7月25日です。
森川美穂1985から1989、5オリジナルアルバムズコンプリートBOXプラスということで、
今日は、私の記念すべき多感世代というファーストアルバムについて、
当時を振り返りつつ、お話をしていきたいと思います。
多感世代と言うと、
私がデビューが17歳で、ちょうど1年後に多感世代がリリースされました。
本当はもうちょっと早くアルバムが出るはずだったんですけども、
私がまたやらかしましたね。
こんな曲嫌だって言って、ちょっとレコーディングが止まってしまったっていうね、
恐ろしい、本当になんて生意気な女なんだろうと思うんですけども、
よく言いますよね。
よく言いますよね。
アイドルとか、はい、はいって言うのが普通って多分みんな思ってると思うんですけど、
前もね、この番組で話したと思うんだけど、
アイドルってね、しっかりしてないとできないと思う。
アイドルだけじゃないね。
自分を持ってないと結構できない仕事だと思うんですよ、こういう仕事って。
でもね、本当にね、
なんか私、レコーディングでね、スタジオに入るじゃないですか。
で、歌い入れするじゃないですか。
で、歌い入れする時ってね、ヘッドホンするわけですよ。
で、マイクの前に立つわけですよ。
で、このヘッドホンからオケが流れてきて、
自分の声の大きさとかを自分で調整したりするんですけど、
エンジニアの方が向こうからですね、
美穂ちゃん、なんか邪魔なものある?って聞かれて、
邪魔なもの?邪魔なものってなんだよ?って思って、
こう部屋の中を見ると、ピアノとかはあるけど、別に邪魔じゃないしなとか思って、
邪魔なもの別にないですって、その時言ったんですけど、
後から考えたら、ちゃうやんと。
いらないその楽器をね、このヘッドホンで聴いてる中の、
いらないちょっとこの、例えばそのギターもちょっと下げてくれとか、
そういう意味で多分聞かれたと思うんですよ。
そういう意味で多分聞かれたと思うんですけど、
もう私、邪魔なものって別に部屋にないけどな、みたいな。
もうそれくらいの、もうなんていうの、
もうど素人だったんですけど、
そんな私がですね、こんな歌、歌うのやだーって言って、
ひっくり返しちゃったもんだから、なんかね、ちょっといろいろね、
スケジュールがちょっとなんかおかしなことになってしまったっていうね、
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経緯がありまして、1年後のファーストアルバムのリリースになったわけですよ。
もうね、思えばそうやって、本当にみんなに迷惑かけてきたなって思うしかないです。
もう多感世代って本当にね、でもね、楽曲言おうか。
1曲目が赤い涙が入ってるんだよね。
で、潮風にさらわれてでしょ。
で、シュガーレインでしょ。
愛の途中でしょ。
ダーリンでしょ。
あなたの恋人。
レフトアローン。
教室。
ブルーな嵐。
鏡の中のイヴたち。
で、今回ボーナストラックで、
この教室、デビュー曲の教室のカップリングの急遊ね。
それから、ブルーな嵐のカップリングの黄昏のラブレター。
赤い涙のカップリングの幼稚なガラス細工。
で、もしかしたら教室とどっちにシングルするって迷ってた、
制服世代っていうね、この4曲がですね、ボーナストラックで入るんですけども、
私ね、この多感世代の曲の中で思い出深いのが、
シュガーレインっていうね、
シュガーレインって歌うところがあるんだけど、
ここのシュガーレインをさ、ライブでさ、コンサートで歌ったときにさ、
私のさ、英語の発音を見てくださってる先生が見に来てさ、
彼氏と、外人の彼氏と見に来てさ、
美穂ちゃんあそこもうシゴレンにしか聞こえなかったわよって終わったと言われて、
本当に腹立つわこの女と思ったの。
それがね、一番のね、なんかこう、記憶ですかね。
それは結構衝撃だったんですよね。
シュガーレインって歌ったわ!と思って。
でも二人してシゴレンにしか聞こえなかった。
その彼氏も言うから、本当にもう、
もうぶちのめしてやろうかと思いました。
そんなね、思い出があったりしますね。
あと、このダーリンっていうのはね、最近もちょっとね、
ブライテストに入れましたから歌ってますけども、
これ私が本当に中学生の頃に大阪のヤマハでね、
大田先生のもとでレッスンしていたときに、
歌わせていただいてた曲ですよね。懐かしいですね。
でね、このアルバムの中で一番難しい曲って何?ってなったら、
やっぱりレフトアローンなんですよ。
もうレフトアローンが地声からファルセットにいってね、
でまた地声に戻るっていうね、
これね、でもね、考えてやると難しいんだけど、
当時は全然難しくなかったの。
もうこれはね、多分ね、なんかね、もうあの、
なんかわかんないけど、自然に歌えてたんで。
ただ何が難しかったかっていうと、
やっぱりものすごい音程がさ、あっち行ったりこっち行ったりするっていうのと、
あとやっぱ高い、高音がずっと続くって、
私の歌はほとんど高音ずっと続くんだけどさ、
それがね、結構ね難しかったっていうイメージがありますね。
であと、思い出深いのは、この鏡の中のイブたちでね、
TBSテレビのね、なんとかっていう番組がね、
菊池桃子さんの特集をするっていうんで、
菊池桃子さんの妹分っていうか、
同じレコード会社でね、
次にデビューされる方の映像を撮りに来た時に、
私のこの鏡の中のイブたちのレコーディング風景をね、
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撮りに来られたことが多分あったと思うんですよね。
まあそれぐらいしか覚えてないんですけど、
その放送もそもそも見てないんですけど、
そんな記憶があったりします。
ファーストアルバム作る時っていうのは、
本当にこう、何でしょうね、
いろいろなその方の作り方が、
いろいろなその方の作品をね、
こう歌うわけなんですけれども、
まあ私の場合はこうやって、
さっき言ったダーリンとか、
あとね、あなたの恋人とかね、
シュガーレインっていうのも多分ね、
ポップコンに応募されてた応募曲だったと思うんです。
おそらく。
そのポップコンの担当のディレクターさんというのがいらっしゃって、
その方が多分持ってた作品だと思うんですよね。
で、それをちょっとこうアルバムに入れたっていう感じだと、
これは私の推測です。
私嘘ついてるかもしれませんけど。
でもやっぱりあの、
よく考えてもやっぱこのレフトアローンとかもさ、
やっぱり小森田メロディーでしょ。
やっぱ今聴いてもいいよね。
やっぱ好きだな。
こういう、なんか小森田さんの私メロディーやっぱ好きだね。
あとね、赤い涙ね。
赤い涙も私はすごく大好きでした。
もともとね、全然違う歌詞で、全然違うアレンジで、
全然違う歌手の方が歌われていたものなんですよ。
おそらくこれね、世に出てないんですね。
で、またそのまんま私も歌詞もついてて、
アレンジもちゃんとされてて、
別の方が歌われているものを私聞いたんですよ。
で、それをアレンジし直して、
で、歌詞を秋元康さんにお願いするっていうことで、
秋元康さんがスタジオまで来てくださって、
で、そこでちょっといろいろお話をして、
何の話したか1ミリも私は覚えてないんですけど、
そんな記憶がありますね。
こうやって極目見ていると思い出すね、いろいろね。
制服世代とかさ、ボーナストラックに入っている制服世代とかさ、
すごい歌詞だよね、よく考えたら。
まあ、よく考えなくても教室もだいぶエグいけどね。
突然ですから大学…
そうそう、この間私自分のステージングっていう授業でね、
大学の授業で持っているんですけど、
そこでちょうどプロフィールを作らせる授業があったんですよ。
で、最近はもうみんなデータでね、全部作るので、
データで作るっていうか、アプリとか使ってね、
自分で写真とか絵とかいろいろ書いて文字とかを書いたりとかして、
データで送ってもらうんですけど、
その時にプロフィールっていう時に、
そうだ、みんなキャッチコピー自分で考えて一言書いてっていう話をしてたんですよ。
そういえばちょっと待って、私のキャッチコピーなんだっけと思ったんですけど、
その時に、
キャッチコピー自分で考えて一言書いてっていう話をしてたんですよ。
そういえばちょっと待って、私のキャッチコピーなんだっけと思ったんですけど、
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多分、私のファーストアルバムが多感世代で、
私の多感世代のボーカルヒロインだったんですよ、私のキャッチコピーが。
多感世代のボーカルヒロイン。
で、教室のキャッチコピーが涙を一つ置いていきますっていうキャッチコピーだったんですよ。
それをちょっと説明したんですね。
こういうキャッチコピーつけてたわよって言って、
じゃあ、ついでに私のデビュー曲聴くみたいな感じでみんなで聴かせました。
もう先生、声が可愛すぎるってだいぶ言われましたけどもね。
はい、そんな感じでね。
楽しく授業させていただいていますけども。
こうやって聴くと、やっぱり教室なんかも、
それって突然ですが退学しますっていう歌詞、
すっごいなんか、えーって思うじゃないですか。
でもこの制服世代を、
あなたをください、私にくださいですよ。
すごくないですか。
なんかすごいさ、あのー、なんて言うんだろう。
んー、なんかこうオブラートに包まれなかった言葉たちが、
ほんとにね、80年代ってね、多いんですよね。
それは私はね、なんかすごくね、いいなって思うんです。
めっちゃなんかこうストレートでドーンとくるっていうか、
バーンってくるっていうか、
なんかそれがほんとにね、いいなって思うんですよね。
そういうところもね、ぜひ皆さんにね、
聴いていただけたらなって、はい、そんなふうに思います。
はい、ということで今日はね、
ファーストアルバムの多感世代について、
いろいろと語りましたけれども、
皆さんからのこう、曲の思い出なんかもございましたら、
ぜひ番組のメイドフォームにね、お便り送りいただきたいと思います。
毎週水曜日、毎週金曜日、
毎週金曜日、午前中に新しいエピソードを配信しています。
森川みほのシンプルライフ、
そして最新のライブ情報はですね、
私森川みほ公式ホームページをぜひぜひご覧ください。
それではまた来週お会いしましょう。
お相手は森川みほでした。
