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これから入る梅雨あるいは台風による災害を前に、気象庁と国土交通省が今週29日から新しい防災気象情報の運用を始めます。
そこで今週は5月29日運用開始。新たな防災気象情報とは?というテーマでお送りしております。
今日は土砂災害や河川氾濫の怖さについてです。
福岡市消防局予防部防災センター防災普及係の田中博之さんです。
田中さんおはようございます。
おはようございます。
さて今回はですね、防災気象情報が新たに運用されるということを受けまして、改めて災害への備えについて伺っていきたいと思うんですが、
まず土砂災害というものと河川の氾濫や浸水、これを2つに分けてそれぞれどういう怖さがあるのかというところから聞きたいんですが、
土砂災害のまず怖さってどんなところですかね。
土砂災害についてはですね、山や崖、大雨によって地盤がいるんで突然土や岩が崩れ落ちることがあります。
この災害の怖さというのは前触れがなく一瞬で起こることです。
土砂や石は猛スピードで流れ、家や車、人を一瞬で巻き込みます。逃げる時間ほとんどありません。
なので土砂災害は一瞬で命を奪う怖さというのが強く言われています。
そして一方の河川の氾濫ですとか浸水というとどういう怖さがありますか。
川の水は雨が続くと急激に増え溢れて町全体を飲み込む恐れがあります。
最近では短時間の集中豪雨で一気に増水するケースも珍しくありません。
水は見た目以上に力が強く膝ほどの深さでも人は簡単に流されてしまいます。
水はゆっくり増えるためまだ大丈夫と思ってしまい避難が遅れることが非常に危険です。
夜間や停電時とか周囲が見えずさらに危険が増します。
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なので河川氾濫は広い範囲で逃げ場を失わせる怖さというのがあります。
それぞれの特徴を伺ったところで土砂災害が起きた場合あるいは起こるかもしれないという警報が出た場合どういうふうな行動をしたらいいでしょうか。
まず山や崖の近くにいる方はすぐにその場から離れてください。
土砂災害は突然発生し一瞬で広がります。迷っている時間はありません。
特に注意してほしい前触れとしては地面にひび割れができる、小石が落ちてくる、水が濁るといった前兆があります。
異変を感じたらすぐに避難してください。
たとえ空振りでもその行動が命を守る正しい行動です。
避難する際は崖や斜面からできるだけ離れた場所へ移動してください。
すでに避難が難しい場合は建物の中で安全な場所へ移動してください。
崖に面した部屋は避けて、反対側の部屋や2階以上へ移動することが重要です。
外に出る場合は周囲の様子をよく確認し、川や水の流れる場所には近づかないでください。
やっぱりスピードが速い、そして前触れがないというところで早めに避難しないと危険というものはどんどん高まっていくということですよね。
そうですね。
なのでやっぱりその判断基準としてレベル3相当になります警報、土砂災害の警報が出た時点で
特に避難に準備がかかる、時間がかかるという方は高齢者、障害のある方、そういった方は早めに避難するということですよね。
そして河川の氾濫、浸水、こういった場合はどういうふうに避難に移ったらいいでしょうか。
河川の氾濫の場合も同様で川の近くにいる方はすぐにその場から離れてください。
増水した川は非常に危険です。近づくことは絶対にやめてください。
そして立ち抜き避難が必要な場合は速やかに指定された避難所や安全な家族等のところへ向かってください。
避難の際はできるだけ早く行動することが重要です。水が増えてからでは移動が困難になります。
すでに周囲が浸水している場合は無理へ外に逃げるのは危険です。
その場合は建物の2階以上できるだけ高い場所へ避難してください。
避難中は冠水した道路を歩く際にも注意が必要です。
濁流によってワンポールや速攻が見えなくなっている場合があります。
足元を確認して危険な場合は無理に進まず棒状のものを杖代わりにし、足元を確認しながら進むことも考えてください。
先ほど小浅の時に河川の氾濫や浸水という時は水は力が強いということをおっしゃっていましたよね。
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やはりひだぐらいの水の高さだとしても流されてしまうぐらいの強さがあるということですか。
そうですね。私でも実際救助現場で腰ぐらいの濁流の中に入ることとかあったんですけれども、その場合は前に進むものをやったというような状況でした。
もうそれだけ日頃から訓練したり鍛えていらっしゃる消防の隊員の方々でもそういう思いをするということは、やはり我々はもっともっとそうなる前に早めに避難することが大事ということですよね。
水が徐々に徐々に水の高さが増していくというのを見て、まだこれぐらいだったらというのは油断はしない方がいいということですね。
あと、冠水の時の先ほど注意点がありましたけど、なかなか道路がどうなっているかというのが冠水していくと見えづらくなってきますけど、急に水マンホールの蓋が開いていたりとか、
溝があるのかどうかの境目が分かりにくいとか、やっぱりそういう注意点が出てくるんですね。
そうなんですよね。なので、濁流の中に進む時は本当に注意してほしいなと思っています。
もうそういう状況でも避難せざるを得ない、その場所から他の場所に移動せざるを得ないという時は、足元の確認できるような長い棒などを持っておいた方がいいということですか。
そうですね。
そして、いざということが起こってから行動するというのはもう遅い時もあると思いますので、そうならないためにも日頃から我々はどういうふうに備えておくといいんでしょうかね。
まず、自分の住んでいる場所の危険性を確認しましょう。
お住まいの地域が土砂災害や洪水の危険区域に入っているかどうか、ハザードマップで確認することが大切です。
次に、避難所と避難経路を確認しておきましょう。
いざという時、迷わず行動できるように、どこへどの道で避難するのかをあらかじめ決めておくことが重要です。
また、非常用持ち出し袋を準備しておきましょう。
飲み水、食料、懐中電灯、携帯ラジオ、薬など、必要なものをまとめてすぐ持ち出せるよう場所に置いておいてください。
さらに、家族との連絡方法も確認しておきましょう。
離れている時に災害が起きても家族と連絡を取れるようにしておくことが安心につながります。
そして、大雨の際は気象情報や避難情報に注意し、早めの行動を心がけてください。
まだ大丈夫と思わず危険を感じたらすぐに避難することが命を守ります。
日頃の備えがあなたと大切な人の命を守ります。
今一度備えを確認しましょう。
これから本格的な梅雨のシーズンに入っていきます。
加えて台風なども発生していくようなシーズンになってきますので、やっぱり日頃からどう逃げるのか、どこに逃げるのか、
そしてその時に何を持っていけるのか、どう連絡を取れるのか、そういう日頃の備えが必要ということですね。
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今日は田中さん、いろいろ教えていただいてありがとうございました。
ありがとうございました。
この時間は福岡市消防局予防部防災センターの防災普及係田中博之さんにお話を伺いました。