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2023-12-13 35:21

99. 久松さんと「中山間地の稲作はオワコン」から始まる議論をしよう/久松さんは怖くないw

12/16(土)に開催されるポッドキャストの一大イベント、⁠⁠Podcast Weekend⁠⁠に当番組の出店します。14時ごろ久松さんも来てくれるそうなので、もしかしたら会えるかも?久松さんのサイン入り本も少しだけ置いてます、予約希望の方はDMください。

100回配信の節目に小農ラジオはアートワークも刷新して(リスナーに書いてもらいました!)、そのステッカーもあります!これからの小農ラジオのテーマは「複雑」です。

他にもはぶかんのえいちゃんとコラボした土(けんど君)とハーブの種の入った「土ガチャ」もあります、是非下北沢に遊びに来てくださいね!

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今、僕がいるのが白川町というところなんですけども、本当中山間地なんですよね。標高700mぐらいあって、名古屋から大体車で1時間半か2時間弱ぐらい。
人口が毎年200人ぐらいずつ減っていってる。
マスダレポートっていう、全国の人口の統計みたいなのを出したレポートがあるんですけど、それによると岐阜県で一番最初に消滅するって言われてるぐらいに、恐ろしい予言をされてるレポートがあるんですよ。
うん、知ってるよ。
そんなところなんですけども、今割と移住者が結構増えてて、アイターンの移住者が増えて、NPO法人の雪鳩ネットっていうのがあってですね、そこがちょっと予備水になって結構新規就農者が入ってきてる地域なんですよね。
まあ、久間さんのほうのこの農家はもっと減っていいとか、っていうところで言うと、全部のその里山っていうのがこれから生き残っていくのが無理だろうなっていうふうに思ってるんですよ。
実際ここ人減ってて、で、集落営農がなんとかギリギリこの地域を維持しているというようなところなんですよ。
ただもうそこもあと10年もすれば、みんなもう70というか80になっちゃうようなところなんですよね。
でもここでじゃあこの田んぼをどうやって維持していくか、または本当に維持していかなきゃならないのか、みたいな話を最近一緒になってちょっとしようっていうので、会議を持ったりしてるんですけども。
まあ何にも具体的な解決策はまだ一つも出てないんですけども、大規模にこれから農業をやっていくっていう大規模化型があれば、
こういう生産性の低い中産幹地みたいなのが消えていっていいかっていうと、そういうわけではないと思うんですよね。
で、久間さんも別にそういったことは言ってないと思うんですけども。
でまあなんか自分でいろいろ考えた時に自分のやってる農業って何なのかなーみたいなのを、さっきもお話ししたようなことですけど考えると、
なんかもはや産業としての農業ではないのかなというふうに最近は割り切ったらなんかすごく気が楽になって、
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産業じゃない形の、ここを残していく形の農業をやっているというふうに今考えてるんですよ。
結局なんか同じ農業っていう枠で捉えると、農水省の出す補助金の枠の中で割り振りを考えると、ここって効率悪いじゃないですか、中産幹地とかって。
自分は最近完全にそれはもう別にしちゃった方がいいんじゃないかなと思ってるんですよ。
農水枠じゃなく、何なのかな。
なんか国土保全的な感じだと、総務省とかなんですかね。
省で分けるのが全てじゃないですか。
まあ確かにその管轄がそこではないしは、今の話で出た産業としての農業というのは、経産省の下に置いた方がいいかもしれないですよね。
逆にそっちを経産省のほうに。
で、おっしゃってることは非常に大事で、しかも中産幹地か平地かという二文には何の意味もないと思います。
平地でも大規模にというか、今の文脈でいう効率的な土地利用型で言えば、機械設備をハイスペックにしていく競争にはついていけない地域もいっぱいあるし、都市化が進んでるとかさ。
集約が別な理由で進まないとかってことがいっぱいあるんで、単に平らだからとかいう話って全然ないし、
あと中産幹地でも、残っていくことに意味がある場所もあれば、そうでない場所も明確にあると思うんですよ。
だから、一律になっている今みたいな考え方というのは論外。
それはもう食料増産という大きなミッションに、そこに向くか向かないかも何の議論もしないまま全部乗っけちゃったことのもうツケが今回ってきてるんで、それはもう論外なんだけれども、
縮小局面において、例えばですけども、コンパクトシティ化なんていうことができないような地域もあって、
その都市インフラも農業インフラももう集中投資していくしかないんだから、今のものを維持することはもう財政的にそもそもできないから、
一定の切り分けをしなきゃいけないんだけど、その時にもう途中も全部場所も移動してコンパクトシティ化していくみたいな考え方が都市機能のあり方として1個あるじゃないですか。
そういうことじゃなくて、むしろ山に戻っていくじゃないんだけど、もう本当に古くから人が住んでいる、旧石器時代頃から住んでいるような場所っていうのは、
もともとは割と山の中に住んでいて、それが川沿いに里に降りていったような歴史的な経緯があるでしょ。
そういうところっていうのは自然災害も割と少なかったり、豊かに暮らせる自然が山の側にあったりするじゃないか、乱暴な言い方してますけども、
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そういうところはそこでも生きていけるような自給圏を作っていくっていうことが、例えば1000年単位ぐらいで考えた時の重要な考え方かもしれないわけですよ。
そういう場所と、本当にそういう意味ではもう生きていくのも難しい、残してもしょうがない偶然そこを切り開いてしまった中山幹事もあるじゃないですか。
それはもう前者と後者は全然違うわけですよね。
で、今住んでいるところを残すことが善だっていう考えは一旦捨てないとはもういけないと思う。どの立場の人も。
で、先日ある宮崎から来た友人が、うちのいる地区は本当に違うんだ、本当に豊かな場所なんだって言うんだけど、
分かるけど、それは大変美しい場所なんだけど、それを言い出したらもう絶対に合意形成はできないので、それはダメじゃないですか。
やっぱり大きな意味で本当にここに残っていくっていうことは何なのかっていうことをね、それぞれのポジションでもう議論するしかないんですよこれは。
ごく乱暴には中山幹事はこう出て、僕はもうあえて中山幹事の稲作はオワコンだとまで書いたんだけれども、
それはそこを起爆剤に議論をしたいからであってもちろんね。
それはもう十々分かってますよ。
で、その中で中山幹事に残る意味というのは何なのか、中山幹事だっていろいろあるし。
旗作と稲作でも違うし。ただはっきりしていることは、例えば水田稲作というのはもう公共インフラが絶対必要なもので、
水利系のインフラというものがなければ、存続はできない。基盤整備が今全ての田んぼの6割には基盤整備が入っている。
それはもう対応年数をほぼ迎えているわけなんで、どこを設備更新するかということはもう喫緊の課題なわけであって、
その時に今農地であるところを農地として全て維持するという考え方はもうそもそも通用しないわけですよね。
じゃあなんとなく今過去の経緯としては作っちゃったけど、本当にここに農地がある意味、ここで農業、農の営みが行われる意味って何だろうっていうのは、
産業としての農業じゃないって言うだけでは不十分じゃないですか。
おっしゃる通り。
でもやっぱりそこに人が住み続けるのなら、じゃあ食べ物をですね、不便な場所まで遠くから持ってくるのかよっていうのはそれこそ非合理なので、
一定程度地元で作れるようにしておいて、あまりお金が外に逃げないような実給券を作っていくっていうのは、
エネルギーと食料については結構大事な観点じゃないですか。
それを成立させるためにはどのぐらいの人口規模とどういう環境が必要なのか、
岐阜だったらどういう条件がそれを許すのかっていうことを真剣に議論するっていうことが大事で、
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どういう農業だったら金になるから生き残れるとかいう話とは全然レベルの違う話だと僕は思う。
それは自分たちで決めなきゃいけないことですよね。
とはいえでも、僕は移住者なのでここの土地はすごく気に入ってはいるんですけども、
やはり地元の人からすると先祖代々というようなものもあり、離れがたいし、
じゃあこれから先淘汰されていく土地もあり、残っていく場所もありっていうのであれば、
みんな自分のところは残っていくべきだというふうになると思うんですよ。
なんか本当にみんなが消耗線でどんどんどんどん脱落していくっていうのを見てることしかできないのかなぁと思うと、
なんかこの先本当に、
日下町さんだったかな、なんかエックスデイみたいなお話があったと思うんですけども、
堀江さんとの対談だったかな、やっぱ本当にもう僕は今目の当たりにしてて、
10年したら本当にこの今集落への、誰が続けられるだろうって、
で僕にも声かかるんだけど僕はとてもできないですよって言って、
でもそれはなんかちょっと無責任なのかなというふうに今は思って、
なんか自分にできることないかなというのでちょっと来年田んぼを増やすことにしたんですけども、
なんかまあちょっと始めたらわかるかなと思って、
いやだからそのそういう議論が必要で、だから僕が去年の本を書いた一つのモチベーションはそういう議論をしないでですね、
その大規模農業って言われているものは誰がやっているかも知らずに、
ただ批判する人たちとかがいるので、いやそうじゃなくて、
それは今のエクスデイがやってくることによるその担い手への負荷っていうのはどこも同じなわけであって、
そのいつ入手できるかわからない地域の田んぼをいつでも引き受けられるように、
人と設備を先行投資して待っているような大規模農家がいっぱいいるわけですよ、
でそれを100ヘクタールの水道農家って1億しか売り上げないんですよ、
そのオペレーションの負荷の重さとその地域の中での責任の重さに比して全然儲かるものではないわけですよね、
そこをどうして仲間だと思わないっていう怒りがあるわけ俺の中に、同じ課題じゃないかっていう、
そうですねまあ規模感は違うけど向き合っている問題は一緒ですよね、
じゃあ中産感知は美しいから補助金で守れって言ってたら本当にこの国が持つと思ってるのかっていうことじゃないですか、
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だから目を覚まして本当にこの危機の課題をみんなで考えましょうっていうことをまあ一つメッセージとして持ってるわけなんですよね、
で答えは僕も持ってないですよ答えは持ってないけれども考えなきゃいけない論点っていうのはやっぱりいくつかもう明治的にあるじゃないですか、
ここはもう集落ごとに全然状況が違うような話だから、
で例えばねカウンターで言うとうちというのは高谷さんと比べたらずいぶん平らで交通の便も良くて土質も良くてすごい良い場所ですよ、
良い場所なんだけれどもだから農家がひしめき合ってるかっていうと全くそうじゃなくて、
もう今畑地で言うと面積大きくできるのは蕎麦やってる人だけで、
田んぼもやってる人が蕎麦畑でやるんだけれども、空いたところはもう無理やり変なところでもその人たちが頑張って蕎麦をやってるだけで、
あともうね数年経ったらどうなるかわからないんでその蕎麦が空いていくともう工作放棄地ばっかりになるんですよ、
そうなの?工作放棄になっちゃうんですか?
その後やる人はいないで、僕もだからそういう良い条件のところをもっと借りたいなと思ってたし、
そんなその全然ちゃんと栽培してない蕎麦みたいなものになんか負けてるようじゃダメだなと思ってたんだけれども、
今それを把握い縛ってその引き受けられるところを引き受けていてももう私の事業をもう生計できないし、
勇気という枠の中でやるにしてももっと機械化を進めて効率よくできる形で、
何なら勇気から他のものに転換してもやっていけるようなもっと強い形態にならなきゃって思って、
もう返せるところは返し始めてるのね、僕も畑を。
良いとこ借りれるようになったから。だから結局その土地という生産手段に対しての需要と供給というのはその地域の遠くからは来ないから、
その地域の都市的な利用も含めた受給のバランスの中で決まってしまうから、
岐阜の山奥と比べて条件が良いからといって茨城の平らな土地が全部効率よく使われるかというとそうではないじゃないですか。
そうなんですね。勝手にめちゃくちゃ良いと思ってました。
そんなことないんです。つまり今の時代の農業経営に耐えうるような人材というのはそんなにたくさん巡宅にいるわけではないし、
そういう人というのは他の仕事をやった方が良い仕事をするかもしれないので、
十分なプレイヤーがいてその物件が開くのを待っているような状況とはやっぱり違うわけですよね。
だからどこも一緒なの、状況は。で、虫食い状に人がいなくなっていくっていう状況はうちのあたりでも全く一緒だし。
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でも本当にこの間あのポケットマルシェの高橋さんが講演でお話ししてくれたんですけども、
もう人口が減っている以上、人が減ることを嘆くのはやめようと言ってて、
いかにみんなが幸せに生きれるかっていうのを目指していった方がいいみたいなような話されて、
それはすごくやっぱりそうだなぁと思ったんですけども、
やっぱりもう、全部を維持していくことはおそらくもうできないから、
10年先かもしれないけど、今からそこら辺話してデザインしていくようなことをしないと、
本当にただただ惨めにこうしぼんでて消えるっていうか、お荷物みたいになっちゃう場所が増えそうな感じがしますね。
それに向けてね、でもどう話していったらいいのかわからないし、
自分はわりとその土地の条件とかっていうよりは結局なんか人に依存してて、
面白い人だったりやる気のある人がいる地域は残るし、そうじゃない地域はなくなっていっちゃうのかなっていう気がしてるんですけども。
それが変わることもあるじゃないですか、やっぱりそれこそ移住者によって別な文脈が付与されていく地域ってあって、
特に小さいところの方が、人口はやっぱり30万人のところを変えるのっていうのは難しいけれども、
ある程度寂れてしまった地方の街で、人口1万2千人みたいなところで、数人の面白いグループが少しずつ街を変えていくみたいな例っていうのはやっぱり僕もいくつか見ていて、それはすごく面白いことなんで。
農業はやっぱり、農家っていうのはそのコミュニティの中で重要な役割を果たし得るじゃないですか、食い物作ってるしね。
例えば何か1個カフェっていうものできた時に、そこでやっぱり地元の野菜を使うっていうことの意味っていうのは、その野菜がもう総理農水大臣賞を取るものである必要は全然ないじゃないですか。
おいしいもので地元で取れることに意味があってみたいな、そういう農業の役割というのはその大きなゲームの中でのグローバル競争の中での農業の勝ち残り戦というのとは全然違う
戦いなので、そしてやっぱりそういう人たちとコミュニケーションが取れて一緒に何かができるという資質の方がずっとそういう小さいコミュニティの農家には求められている資質なので
そういうことを何か見出していく。さっきおっしゃったその面白い人がいる地域って言ってるのは、そこがネットワークになってるってことじゃないですか。
ここで面白いだけじゃなくてそこでの繋がりでっていう、それは僕もやっぱり見ていて、いい地域っていうのはそこの連携がありますよね。
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そうですね。一人面白い人がいるっていうよりはネットワークとして面白いのがあるみたいな。
面白いのは、例えば各分野一人いればいいんですよ。
それ僕もすごく思います。
面白い大工が一人いて、面白い飲食店が一個あって、面白い農家がいて、ってことがあるじゃないですか。
田舎の方がそこは繋がりやすいんで、これ何かちょっと建物を作るってなったらあいつに頼めばいいって、もうあいつ一択だから、そういうのが本当にいいんですよ。
何か面白いことをしようとした時にネットで検索してみたいなとこから始まるような話ってうまくいくわけがないじゃない。
本当そうです。
あいつでいいんです。そいつはしかもさっきの農家が大臣賞を取らなくていいのと一緒で、それは日本一腕のいい大工である必要なんか全くないわけですよ。
僕も以前から言ってるのは、百姓という言葉があって、
結局何か全部できるのが本当は最高ですけども、やっぱりなかなか百姓になるのってすごい難しいというか、
全部できるようになるのは大変だから、何かコミュニティとして役割を分担してコミュニティとして強くなっていったらその方が何かタフだし面白いんじゃないかなっていうので、
僕はこのバッグの背景にもありますけど、大肥作りをやって、一応町内の農家の分全員分を僕が作ろうみたいなつもりでやってるんですよ。
ただみんな別に使わなくてもいいやとか、自然栽培だからいらないっていうので結局全員は使わないんですけど、
まあでも何かそういう規模感でやっていこうというので、大肥作りとしては小規模なんですけども、
何か地域資源を循環して、この地域が自立できるぐらいな大肥作りをしようとか。
僕農地は少なくて、今全部で野菜どうだろう、3単、4単ないぐらいしかやってないんですけども、
片足はもう大肥の方に置いて野菜をやってみたいな感じで、何かそれぞれ面白い、いろんな個性のある農家がこの地域はいるんで、
全体的に見るとすごい面白いなっていう地域になってるんですよね。
それはしかも何か育てていくものじゃないですか。もう諸余のものとしているんじゃなくて、やっぱりその面白い人っていうのをお互いに作り合っていくようなものだと思うので、
自分も育つし相手も育っていくし、商売としてもやっぱり少しずつ大きくなっていくとかっていうことが、
それが僕なんかやっぱり本業としても都会に売る仕事をしちゃってたから、やっぱり地域での根付き方がやっぱりずっと弱かったのね。
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そこでやっぱり子供のPTAとかさ、その地域の中でなんか面白いことをやってるやつとかと知り合うようになって、ちょっとずつむしろ後から地元に捨てができてきて、
今だとやっぱりよそから連れてきた人を連れてく場所とかが何箇所かあったりするから、そういう豊かな地元の世界に向けての窓を自分が開いてなかっただけなんですよね。
あーなるほど。それは僕は消防団とかにも入ってるんで、結構地元に全然消防団入らなきゃ知り合いなかったような、まあそういう世代も実はいるっていう。
一応全然職人だからみんな見ないんですけど、でもなんかそこら辺ともつながれて、もうちょっとなんか地元の人に誇りを持ってほしいんですけどもね。
それはあんまり感じられないのが残念なんだけど、残っていけるような場所になりたいなあっていう、イコールなんかどっかが多分消えていくんだろうなあみたいなのは漠然とは思いますね。
確かに。それはもうなんつーの、いいと思うんですよ。僕はそれは個人的な意見ね。やっぱりこの国は自分とこだけ生き残るのもまずい、あそこも生き残りたいって言ってるから、みんなで生き残れる策ない?って言って逃げてきてる部分がいっぱいあると思うんですよ。
あー日本らしいですよね。
でもそのお金誰が出すのってなった時に、それ政府がとか言うけど、その政府のお金ってのは私たちのお金なんで、それはもうなくなるでしょっていうことなんですよ。その運営ってことはやっぱりどうしても考えなきゃいけなくって、そうするともう漠然と勝敗って言い方あれだけど、やっぱり残るところ残らないところ残る人残らない人はもうあって、そこをタブーにするのは絶対にダメなんですよ。
あーそうか、いやなんか前半で久松さんって結局なんか難しさに楽しさを見出してる。やっぱ楽しさなのかと思ったけど、地域が楽しければ人が魅力的に思って残るしっていうので、
全てにおいてなんかそういう楽しさみたいなのが見出せるかどうかっていうのが一番本質的な魅力になるから、自分たちが楽しいと思えるような場所になっていくしかないんだなぁ。
なんか全部残んなきゃダメなのかなとかってちょっとぬるい考えがあって、あんまりこういう風な思考になってなかったんですけど。
いやーやっぱり だから僕ももしかしたらそのそういう
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学者なんかになったかもしれない道もあったから そしたらばこういう厳然としたやっぱり勝負みたいなもののまあ仕方ないそれを受け入れるしかない
みたいなことから逃げてしまったかもしれないですよね。 苦手な経営っていうところに身を置いているからこそもう
能力とかだって運不運も含めて うまくいかないこともたくさんあるっていうのはもう事実じゃないですかそれこそもう僕らの上位に
ある一つのもう真理だから そこ
からやっぱり 目を背けるのは非常にまずいし
例えばほら補助金引っ張ってくんの上手な人みたいな人っているじゃないですか僕はその人悪く言う つもりがないんだけどそれは
補助金ゲームがあって初めて生かされる私筆だよねっていうか それはもちろんそういう人がすごく役に立つ時もあるんだけどあの
自給券みたいな話になっていった時にお金をどれだけよそに出さないかみたいな 生き方が必要とされるようなコミュニティにおいてはその人はあんまり役に立たない
かもしれないじゃないですか そうですね
結局 それがないと維持できないような地域じゃないとまあ力を発揮できないというか
結局その人が企業であればあるほどずっと それに頼ってしまう確かにそうだね確かにそうだね
それは そういう家僕もさあの自分のことで言えばあの
8チームをもうちょっと強くしなきゃいけなくってあの図体以上の雇用をしなきゃいけ なかったことがあってよそに行ってあの別な仕事
何か例えばコンサル的な仕事とかね そういう仕事をして
まあそれはそれで自分にはすごくあの学びになったんだけどそのお金を会社に入れる っていうことをしていた時期とかもあるんですけど
それがなんか主になっていくと全然自分のやりたいことじゃないし それって補助金ハンターと同じだよみたいな感じにやっぱり思えて嫌になっちゃったことがあるんです
よ 嫌になるほどやってないんだけどさあそのそんなことで嫌になってるうちはまだまだだと思う
けどでも 俺は誰のためにこれやってるんだろうみたいな風になっちゃった時あるんですよね
で帰ってきたら だからことやろうとするとやっぱ誰か
の仕事を奪うことになって中で そのスタッフはいい場所がなくなってしまうみたいなこともあったんだけど
でもこれが現実だよなあってもやっぱ思う からねそのそれは経営の体力として自分の会社は何人かしか食わせられなくて
ということはやらなきゃしょうがない
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すべて分かってるんですよねその現実 問題として
まあそれこそその中山カーチは全部生き残れないとか まあそういういろんな分かってるんだけど
なんか目を背けちゃダメなんだなぁみたいなのを 山田さんの本を読んだり話をするたびに
分かってたのになんか見えないフリしてた 見え見ないようにしてたらみたいな
いちいち気づかされますね いや自分もそこを一緒に考えたいというかだからその
安易な道に行っても解決にならないよっていうのは ねこう1個前提に作らないとみんな考えなくなるじゃないですか
そうなんですよだからそことを向き合わない人が僕もそうだったんですけど 久松さん怖いって言うんですよ
まあなるほどまあまあまあまあまあまあまあその あのえっともっと意地悪くあの
議論する時もあるのでそれは普通に怖いと思うんですけど ああそうですねつまりさでも言ってること同じだと思うんですけど
なんかなんだろう そのある弱いさっきのそのあの
勇気のお花畑にいる話と一緒だけどある弱い ロジックが1個あったとしてそこをもうもう
ロジカルにも潰してしまうことで本来目を向ける方向に目を向けようって言う ことを乱暴にやる時もあるので私は
いやだんだん本は寄りそうなってきてるなと思う まあまあ確かにその最近読んでくれたっていう小さくて強い農業を作るというのはあのやっぱり
やりたいことをやるには強くなるしかねーじゃんっていうメッセージだったつもりなんだ けど
でそのどの立場でも強くなれるしどの立場も自分のその美しさを守る術は あのあると思うよっていうつもりだったんだけどそれはやっぱり上手にもしかしたら
かけていないのかもしれないんでその なんか目を背ける側の人を作ってしまっているという話を聞いて
これはいかんという 思ったこともあるんですよ
いや僕はどちらかというとなんていうかこの他の2冊のなんか なんていうんですか副音声的なのが
あーなるほどあーなるほど小さくて強い農業を作るじゃないかなと思ってるんですよね それは
初めて聞いた表現なろうまあでも確かにそうかそうかもね だからなんか久間さんもうこの本回収したいとかってこの間もおっしゃってて
いやいやこれなくなっちゃったら久間さんただ怖い人になっちゃうから今は思いましたよ なんか
結局まあ現実としてそうなんだけどもそのために何か悲観的になるんじゃなくて まあ小さくてもこういう戦略もあるし自分もそうだったんだぞみたいな
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は非常にあの面白かったですねまあむしろ一番好きな本かもしれない 順番をその順番で読んでくださいって言うのがいいかもしれません
それいいですねなんかなんでかなたまたま僕がそう読んだのも運命だったかもしれないです けどこの順番で読んでよかったな
あれはちなみにあれなんですよまだ話で大丈夫ですか 大丈夫ですあのやっぱり
教養新書じゃないですか1冊目と3冊目ははい 新潮新書公文写真書なんでそのもう
論として農業論として学びたい人も読むわけですよ でそういう人が読むと2冊目ったらもうちょっとエッセイ的にを見えるっていうか
なんでそうですねそういう好きな本のタイプのスタイルの違いっていうのもあって その新書でゴリゴリを勉強っていうタイプの人には2冊目は多分なんか
エッセイじゃあああそうですね いやそんなこと知らねえよと思うんだけどお前が買ったんだろって話なんだけど
でも本当にぜひあの なんかでも参加中学生とか本当に何か
うーん 図書室とかで中学生とかが手に取って何じゃこれあって農業って面白そうだってなったら
嬉しいなって思ってますけどね ああ
そうですねそういう本だと思います 書評じゃないんですけども非常にあの面白かったですね読んでよかったなっていうか
こういう機会があったなければ多分読まなかったので ありがとうございまして
はい あのもうちょっとだいぶ長くなっちゃったんで
あの そろそろ一旦終わろうと思うんですけどあの
僕実は今ちょっと雇用のこととかも悩んでるというどう雇用したらいいのかとか 結構リアルに考えだしたら
迷ってるとか悩んでるんですよまたちょっと 今日はもう僕は頭いっぱいなので仕切り直しでいつかまた久松さんにもうちょっと考えをまとめたら
相談に乗ってもらいたいなやば僕も常に考えてるテーマなんで今もあの採用のさ なかなんだけど別に
自分の方が先輩って意味じゃなくてなんか 小さい農業の雇用をどう考えたらいいかっていうのはあの
あのどれだけ話しても話していいテーマだと思いますよね あの
2冊目も3冊目にもあったんですけど久松さんのあの各 まあ1日のその動きみたいなの
時系列で書いていくのがやっぱ自分もやってるんですっごくアレを読むとなんか 気持ちいいんですよねああこんな風に仕事が回ったら気持ちいいだろうなぁみたいなのを実践
してるから まあそういう人材をどう作っていくっていうかなが自分を自分がどうそういうのをちゃんと
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示していったんだろうなぁみたいな そこらへんを
どうやってるのかまああとは僕はちょっと久松さんが雇用したい人物像とはだいぶ違う のイメージしてるんで自分にどうやって落とし込んでいったらいいのかなぁみたいなのを
すごく今考えているところです 難しい難しいテーマですよね本当にもう
自分もやっぱりその本まで書いておきながら やっぱりうまくいかないと本当に自信を失う
俺はすごい嫌な奴なんじゃないかとかさ 僕はすごく間違って人に接しているんじゃないかってやっぱり思わされる出来事はあるし
なんか途端に旬てなって旬となったらさあ本なんか書けないからさ
そのあの全然 克服人が一生涯で雇用できる人数なんて本当に少ないですからね大した pdc
は回ってないんですよね いや僕はなんか本当に自分一人でできる農業やろうと思って始めたんですけど
まあなんか気づいたらちょっと だいぶ遠くまで来ちゃってなんかもっとやりたいことやるには人が
誰か一緒にやる人が必要だなぁと思ってるんだけど なんか自分なんぞが人を雇って大丈夫かとかまぁあと単純に経済的に冬寒すぎて
ここはちょっと厳しいところでどうしようかなとかなんかそのため仕事を増やすのは やりたかったことじゃないんじゃないかとかなんかわーっと考えると全然
踏み出せずに まあ
いるんですけどもうちょっとあの整理できたらはい またあの相談させてくださいぜひぜひやりましょう
はいえーということでちょっと今日は2部に分かれて久松さんのお話を たっぷり聞かせてもらいました
じゃあ久松さん今日はどうもありがとうございましたありがとうございました面白かったですけどまだ途中な 感じがするんでまたぜひ読んでください
はいじゃあ終わります
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