推し活の紹介と進化
はい、今回も始まりました。草とか石とかのラジオ。このポッドキャストは、自然界で好きなもの、気になるものについて深掘っていく番組です。よろしくお願いします。
さて今回のテーマは、生物の推し活でございます。
この推しっていうのは、最近流行っている推し活ブームとかでよく聞く言葉だと思います。
これは、アイドルを追いかけたり、自分の好きなものとか好きな人に対して関係するグッズを買ったり、イベントに積極的に参加したりとか、それを発信したりするような活動のことかと思います。
ところで、僕の番組は現在、草とか石とかのラジオというタイトルなんですけれども、以前は自然の推しを語るラジオというタイトルだったんですよね。
この番組のタイトルを変えた理由は、特に言うこともなく来ていたんですけれども、これはですね、近年の推し活ブームの熱気みたいなものをニュースで見ていると、
自分がこの番組で扱っている一個一個のテーマに対しての情熱というのが、このよく言われている推し活の推しっていうほど高くないかもしれないなぁということを思ってタイトルを変えてみたんですね。
ただ、この番組でいつも話しているテーマはどれも興味があったり好きなテーマなんですよね。
ただ、あまりにもいろんなジャンルが雑多に集まっているので、このタイトルの中で草とか石とかというちょっとぼかした言い方のタイトルにわざとしているって感じです。
こんな僕がタイトルを変えた動機というのは置いておきまして、推し活というものを生き物や自然のものに対してされている方が一定数いるんじゃないかと思っています。
例えば最近本屋で見かける水族館の写真集、これは白見司さんという方が販売されているものなんですけれども、
表紙が神戸のアトアという水族館の水槽が表紙の写真集なんですけれども、すごい綺麗で目を引くんですよね。
この白見司さんは水族館がすごい好きで、いろんな水族館の写真を撮るのが好きでSNSにずっと上げていたそうなんですね。
これが反響を生んで写真集の販売につながったという話なんですけれども、この本自分はすごい好きで、いろんな水族館の一番綺麗に見える瞬間の綺麗な写真がずらっと並んでいて、
さすが自分が好きなものを追い求めた結果の結晶だなというふうに思いますね。
こういう水族館巡りもおそらく推し活でしょうし、他にもこの間ノートの記事で水族館の絵ばっかりを追ってすごい眺めている人も見かけましたね。
この方は絵の面白さについてずっと書かれていまして、例えば絵の裏側の表情について語っている記事とかがありました。
こんなふうにですね、生物に対する推し活をされている方の中に意外といるんじゃないかなって思うんですよね。
こんな生物の推し活をしている人がたくさん集まるイベントというのがありまして、それが毎年京都で秋ごろに開かれる生き物屋というイベントですね。
自分はこれまで2回参加したことがあるんですけれども、京都の宮古メッセという大きなイベント会場で10月ごろにいろんな生き物のグッズを売ったり、
自分が研究しているものの紹介であったり、自然に関する書籍を販売されるような生物版コミケみたいな感じなんでしょうか。
ちょっと自分コミケには行ったことはないんですけれども、とにかく生き物好きが全国から集まるイベントで、このイベントすごい面白いんですよね。
どういうものが売られているかというと、例えば魚のイワシをモチーフにした金属のスプーンを売っているイワシ金属家さんとか、
水性昆虫が好きな方が水性昆虫のイラストをいろんなTシャツとかトートバッグとして販売されていたり、
あとは亀が好きな方が亀の甲羅の金属の置物をたくさん作って売っているブースがあったり、本当にいろんな方がいらっしゃいますね。
このどのブースにいる方もみんな自分が売っているもの、展示しているものへの愛っていうのがすごいんですけれども、
話をしてみるといろんな情報を持っていたりするので、ちょっと話してみるのがすごい楽しかったですね。
このイベントは生き物グッズの販売イベントではあるんですけれども、別に買わなくても冷やかしだけでも、
ちょっと自分の好きなものを喋るっていうのが好きな方が多いみたいで、そういう自分が好きなものを気兼ねなく喋れる空間ってすごい面白いなって思うんですよね。
僕、この会場に着ていった服が、前モンベルのTシャツで着ていったんですけれども、そのTシャツの柄が魚の柄で、
ポッドキャストへの影響
赤目っていう赤い目をしたちょっと変わった魚のTシャツをたまたま着ていったんですけれども、
結構このTシャツを着ていると声をかけてくれる方が多くてですね、
例えばなんか、お兄さんこの良いTシャツ着てますね、この魚何ですかとか、赤目ですかとか、いろいろ声をかけてくれたりして、
なんかそんなに有名な魚じゃないのにみんな興味を持って聞いてくれるこの空間すごい面白いなって思いましたね。
自分あんまり物は買わなかったと言っても、少しは買っていて、例えば海猫博物堂さんという横浜に展望がある雑貨屋さんみたいなところがブースを出していたんですけれども、
いろんな博物館的なグッズを売っているショップでして、その中にはクジラのヒゲとかいろんなものが売っていたんですけれども、
その中にヤマアラシの針が売っていて、長さが30センチぐらいあるちょっと鋭い針なんですけれども、それをなんとなく買いましたね。
このヤマアラシの針、今は目の前にあるんですけれども、特に活用方法があるわけがないんですけれども、
なんか近くに置いておくと面白いかなと思って買って、今自分の部屋のペン立てに入っていますね。
ペン立てに入っていると何が起こるかというと、たまにペンと間違えてうっかり触ってしまうとトゲが刺さって結構痛いんですよね。
このヤマアラシのトゲは結構鋭いので、グサッと刺さると痛いなと思いながら見ているんですけれども、
最近ちょっとした活用方法を見つけまして、というのも自分の仕事のプレゼンをパワーポイントにすることがあるんですけれども、
その練習を家の中ですることがあって、そのプレゼンの練習をするときに画面を指す差し棒としてこのヤマアラシの針を使うとちょっといいなっていうことを気づきましたね。
なので家の中でこの生き物屋で買ったヤマアラシの針を持ちながらプレゼンの練習をしたりすることがあるんですよね。
ちょっと話は脱線しましたけれども、こんないろんな生き物グッズを売っている生き物屋、すごいおすすめなんですけれども、
僕は以前2023年に生き物屋に寄らせていただいた際にちょっと面白い出会いがありまして、というのもポッドキャスターさんがいらっしゃったんですよね。
これが本の虫のすすめというポッドキャストで、生物学者と書店員のお二人が好きな本について語るポッドキャスト番組なんですけれども、
その出演者の二方がブースにいらっしゃって、片方の生物学者の椿さんという方が海面の研究をされているらしいんですけれども、
自分の書いた本、海面素敵なスカスカという本を売られたりしていて、それと同時にポッドキャストの紹介冊子も置いてあって、
自分もポッドキャスト好きだったのでちょっとお話ししたんですよね。
自分はそれまでポッドキャストを実際にやっている生身の人間と話したことはなかったんですけれども、
これまではポッドキャストをやっている方というのはちょっと我々一般の人間とは全く別の世界の人間というイメージがあったんですけれども、
なんかそんなことなくて話しやすいというか、多分ポッドキャストを自分の好きなもの、このお二方本についての話ですけれども、
自分の好きなものをアウトプットする一つの手段としてやっているんだなというのはすごい伝わっていきましたね。
それと生き物屋では生き物のグッズを作って販売する形で活動する方が多いんですけれども、
自分が好きなものをポッドキャストという形でやってみるというのはすごい面白い試みだなというのを思ったんですよね。
こういった出会いもあって自分が今ポッドキャストをやっているきっかけの一つになっているんですけれども、
少し話を戻すと、自分の好きな生き物とか自然に関する推し活動をやっているイベント、生き物屋は生き物が好きな人とか、
このポッドキャストを聞いてくださっている方なんかにはすごいお勧めなイベントなので、ぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
今年は自分は他の用事があっていけないんですけれども、2025年は10月の18日から19日まで開催予定です。
ぜひ自分の好きな生物グッズを手に入れるために生き物屋2025参加してみてはいかがでしょうか。
以上、草とか石とかのラジオ、生物の推し活についてでした。
お聞きいただきありがとうございます。