2026-02-28 41:57

Vol.136 クマから見たヒト、ヒトから見たクマ -知られざる生態と進化- 安江悠真さん(クマ研究家)

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クマ研究家 安江悠真さん
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サマリー

このエピソードでは、クマ研究家の安江悠真さんをゲストに迎え、クマの知られざる生態や進化について深掘りします。クマの冬眠のメカニズムは、老廃物を再合成してアミノ酸を作り筋肉を生成するなど、生理学的に非常に興味深い現象であることが語られます。また、クマの食性は雑食であり、本来肉食動物であった祖先から適応してきた歴史や、季節ごとの食料調達戦略についても解説されます。特に、秋に栄養を蓄えることの重要性や、冬眠中に子供を産むという驚くべき繁殖戦略についても触れられています。 さらに、クマと人間との関係性や、近年増加しているクマの出没について、餌不足や人間側の要因など様々な説が議論されます。クマの個体数増加の背景には、自然のサイクルだけでなく、人間活動の変化も影響している可能性が示唆されます。クマの社会性は親子関係が中心であり、個体間のコミュニケーションは主に嗅覚で行われること、そしてオスグマによる子殺しといった厳しい一面も紹介されます。最終的に、クマの生態や行動は環境に大きく左右され、その適応能力の高さと変化のしやすさが強調されています。

ゲスト紹介とクマの現状
自然と生きるを考える 自然資本論〜
この番組は森で働くことを愛する高橋と奥田が、マーケティングやデザイン視点を持ちながら、森、海、里など自然資本を巡る話を面白おかしくしていく番組です。
はい、こんにちは。森田高橋です。 ヤマントワンの奥田です。よろしくお願いします。
今日は現地というかリアルで久しぶりに高橋さんと収録をしております。
いないにいるんですけど、なんで高橋さんがいないに来てくれているのかというのが、今回のゲストがいらっしゃるので、ゲストを紹介しながらその辺も話していけたらと思います。
なんて紹介したらいいのかなんですけど、熊野独立研究者、安江ゆまさんにお越しいただいています。よろしくお願いします。
安江です。よろしくお願いします。
そうですね、平熊さんで熊野ツアーみたいなことをやっていらっしゃったりするので、聞き覚えのある方もいらっしゃるかもしれないんですけど、最初に安江さんに改めて簡単な自己紹介をいただいてもいいですか。
今日は岐阜県の高山市からこちら稲島でお邪魔しています。安江ゆまと言います。よろしくお願いします。
岐阜県の白川町という、世界遺産がないほうの、ここからだと1時間半くらいですかね、中津川市とかに近いので、19号ずっと行くとそっちの出身です。
大学は福田さんと一緒で森林系の学科の卒業で、岩手大学にずっといまして、そこで野生動物の研究をずっとやっていたので、卒業論文、終始論文まで月の悪魔をテーマにしてました。
卒論終了で書いて、一応社会人になってから書き直して学会誌に投稿しているので、僕の名前と月の悪魔って入れると書いた論文がいくつか出てきますね。
卒業した後は建設コンサルという分野で、わりと都市計画とか交通とか町づくりに近いところでずっと働いていました。
前の会社が高山市でインバウンドのこともあったので、観光町づくりの取り組みでカフェを出すみたいなプロジェクトをやったんですよ。
そのときに会社は岐阜市だったんですけど、そこから高山に移ったのが今拠点にしている高山の縁になります。
コロナショックのときにちょっといろいろ考えて会社を辞めてしまって転職したことになるんですけど、もともと農学部卒なので、そっち系のことにも少し近いところでいろいろ考えて、
今そういう森に関わる仕事をいろいろ自分もしてはいます。細々ですが。
勤めもしていて、さっき来るときお話ししたんですけど、送電船の支障木の伐採とか草刈りとか、
そういうことを主にする会社で木を切る仕事をしているので、普段チェーンソー握ったりとか、測量したりとかということもやりますし、
個人事業主の野望を持っていますので、そっちでは森林にある資源を生かしたりとか、空間をそのものを生かしたり、
みたいなことにつながるのであれば、わりと広く受ける箱にして使っているみたいな感じなので、熊のツアーとかもその一環ですね。
なので研究者としてずっと熊を研究しているわけじゃなくて、本当に在野の状態なんですけど、野良の研究者みたいな感じで勝手に活動しているみたいな感じです。
お願いします。
本当に昨年が、2025年が熊のニュース、というか今年の一文字みたいな熊でしたもんね。
そうですね。そんなんで一文字も熊が出たから熊って。
そうですね。それぐらい社会的な関心も高かったんですけど、本当にいろんな発信というか、こういうことなんじゃないか、
特に山の餌不足じゃないかみたいな話とか、逆に人間側の餌づけじゃないかみたいな話とか、いろいろあるけど、
いろいろあるにしても、一気に出過ぎじゃないかっていう。
ちょっと煽られるみたいな。
そうですね。
なので僕の説では、悪の組織が熊を使って何かをやろうと。
アレンボーロス。
アレンボーロス。
背景が動いてる。
それで熊に注射を打って、そうですね。っていう話なのかなって。
長野はどうでしたか?去年はそれでいうと。出没とか。
体感としては例年とあまり変わらない感じでした。
数年に一回、稲毛駅前の商店街に熊出たりとかするんですけど、今年はそういうのは逆になくて、
逆に起草谷では林業者がちょっと怪我をするっていう。
襲われてってことですね。
そうですね。っていうのがあったりしたんで。
全国のニュースとも相まって、怖いっていう感じで。
そうですね。怖いにしかならないもんね、あのニュースって。恐怖ですね。
っていうのもあるので、今日はもう数年前から、
ひだくまさんと一緒に、熊の視点で見たら森ってどう見えるのかみたいなツアーですよね。
そうですね。
っていうのをやってらっしゃったりするので、
野生さん、月のワグマは研究されてきて、今もそういう活動をしている野生さんに、
どんな感触なのかっていうか、どういうふうに考えてらっしゃるのかっていうのを改めて聞きたいなというので、
今回わざわざ来ていただいて。
ずっと勝手ながら来たかったというか、興味あったので。
イナのフォレストカレッジやられてるじゃないですか。
あそこに参加してくれた方が、ツアーに参加してくれたりとか、実は何件かあったりしたのもあって。
ひだくまさんと一緒にやってるので、山戸和三北木さんの名前はいろいろ聞いたりする機会も多いので。
個人の活動とか含めて、どこかでお邪魔したいなって思っていたタイミングだったので。
ありがとうございます。
とんでもないです。
ということで、クマ。
そうですね、去年僕もちょうどマタギの取材とかをして、
そうなんです、アニマタギ秋田の取材をしたんです。
1年前に。
その時はあまりクマ出てなかったので。
1年前、そこまでじゃなくて。
そうなんですよ。
なので、クマは授かれないもんだねっていう。
なかなか取れない。
マタギが取ろうとしても取れないっていう話を聞いてた次の年に。
もうその年に。
基礎でもあれなんですよ。
通年5頭くらい解体所に運ばれてくるらしいんですけど。
それが60頭とか70頭。
でもやっぱり多かったんですね。
取れたっていう。
10倍って結構大きなインパクトで。
だったんで、これは何事かっていうのは。
そうですね、確かに。そういう意味ではめっちゃ出てますね。
それは肉に知ってるってことですか?
そうです、そうです。
解体所は追いつかないくらいは。
解体所はめっちゃ忙しかったらしいですね。
そうですよね。
食べる人増やすんだよね、そっち側もそうだし。
東北がすごいニュースでもやってるし。
極端に秋田とか本当に自衛隊が来るみたいな状態になってましたけど。
東日本圏域全体で同時多発的に起きてたみたいで。
日田も例年よりは。
でもそんな東北ほど激増みたいな感じではなかったですけど。
やっぱり多い年だったなっていう感じはありますね。
改めて最初からちょっと聞いてみたいなというか、
クマの冬眠と繁殖戦略
クマとはどういうものなのかっていう話から。
クマ知らない人ってまあいないじゃないですか、存在として。
でもクマがどういう生き物かを知ってる人っていうのは確かに
相対的には少ないのかなって思うんですよね。
僕らはまだ身近ですけど、リスナーの方では
クマ単純に怖いなっていう。
そうですね。
イメージぐらいだと思うんですけど。
例えばですけど、今冬眠してると思うんですけど、
また出てくるよなみたいな話とかも不思議じゃないですか。
その冬眠っていうシステムって
哺乳類でも珍しい。
冬眠面白いですよ。
面白いですよ。
僕このドンで喋ると本当誰かに止めてもらうタイプなんで。
なので、クマ知らない人に説明するとしたらっていう感じ。
確かに。
12月頭には寝てる、冬眠し始めるんですよね、早いやつは。
雪国だと5月の連休明けまでずっと寝てるので
半年寝てるわけじゃないですか。
ヘビカエルみたいな過死状態じゃなくて意識はあるらしくて。
うつらうつらしてるみたいな感じなんですよね。
半年間とどまって意識あるわけじゃないですか。
考えられなくないですか。
めちゃめちゃ腹減りますよね。
食べ物も食べないし水も飲まない。
エネルギー消費されてない。
すごいですよね。
冬眠のことを生理学的に研究してる人っているんですけど
まだ分かってないことが多くて。
でも分かってるのが普通って老廃物。
腎臓に溜まっていって尿酸になって毒素になるじゃないですか。
排出しなかったら、人間だったらやばいですよね。
その毒素をもう一回再合成して
アミノ酸作るんですよ。
すごい。
その作ったアミノ酸でまた筋肉作るらしいんですよ。
ということは?
分かってることの一つ。
ここだけそういう機能が働くんですか。
ただただ我慢してるとかじゃなくて
もちろん代謝も落ちるらしいんです。
心拍数とか体温とか落ちて基礎代謝も落とすんですけど
排泄物を再利用して体をもう一回蘇生するみたいな
のを獲得してるらしい。
同じ哺乳類がいるんですよ。
すごい。
その冬眠のメカニズムとか
人間って半年動かんかったら寝たきりになったら
健康にも支障出るじゃないですか。
だからそういう医療あるいはダイエットに
人の世界で応用できないかみたいな目線で
生理学的な研究をしている人もいるらしくて
冬眠不思議ですね。
でもたまに僕が追跡してた個体
行動追跡をやってたんですけど
たまに木のウロとか岩穴とかで寝るんですけど
ウロも本当立ち枯れのとこって上空いてたりするじゃないですか
雪積もったりして居心地悪いらしくて
中の途中で起きて物件買えるやつとかいるみたいで
大学の先輩が追っかけてたやつは
冬眠中に寝ろ寝ろと起きだして
時々確認に行ってたんですけど
岩手県側ローク山脈を越えて
秋田県側でもう一回冬眠してるやつとかもいるので
結構大移動するんですか?
そうですね。移動距離は目的があればどんな距離でも
行っちゃうみたいで
イレギュラーですけど
でも基本冬眠はします。
なのであんまり穴持たずで
冬もずっと活動してるやつみたいなのは
基本的にはいないと思うんですけど
でも稀に起き出してくるやつとか
今それこそ多分
お母さんから冬眠の仕方を習う前に
一人ぼっちになっちゃったやつとかが
冬眠の仕方知らなくて
みたいなのは結構今あるんですよ
冬東北岩手でも
まだクマ出てるみたいなのがあるので
多分そういう事例かなって思われますね
九州にクマいないじゃないですか
九州にクマいたら
冬眠しなくても良さそうなんですけど
実は僕のいる日だって
クマ牧場があるんですけど
あのクマ牧場のクマは冬眠しないです
餌があるから冬眠しなくて済むって話なんですか?
結局生存していくための
コスパを考えた時に
冬眠した方が生き残るのに
有利だったら冬眠するらしくて
それで言うと
クマ牧場のクマは上斜め前方から
自動で降ってくるっていう
特殊な環境にいるじゃないですか
その感じだと冬眠しなくても別に全然
むしろ
じゃあ済む場所によっては
冬眠しない生態になる?
九州もだからそうですね
冬がない
でも木の実の実りとか
植物メインの雑食性なので
食べるものが年中あったりとか
移動するのに消費するカロリーとか
外的に見つかるリスクが
上回ると多分冬眠するんですけど
特に上回らずに食べ物を得られたりとか
そういう環境であれば
しないんじゃないかなっていう
海外の好きなクマは
アジア全域にいるんですけど
冬眠しない大陸の方のやつもいるっていう感じみたいです
空き口に自分の最後
冬眠する穴探してるって感じなんですか?
餌探しながら
そうですね
同じとこ使うやつもいるみたいです
あるんですよね
細かいメカニズムまでは
正直わからないんですけど
全然食べ物がならない時期とかに
見に来たりとかしてるのもいるので
下見なんじゃないかみたいな
行動が観測できたりみたいなこともありますね
冬眠中に子供を産むみたいな
そうなんですか?
らしい
そうです
それを見た時に
どういうことになるんですか?
その辺も
冬眠で結構一見ちゃいますね
冬眠気になる
交尾期が
6月、7月初夏なんですよね
初夏に交尾するんですけど
着床
いわゆるメスの体
着床するのは冬なんですよ
交尾した
タイムラグがすごい
そこから着床するまで半年
わざと遅らしている
冬眠中に出産をするんですけど
秋に獲得できる栄養量が一定量を超えたら
着床して妊娠して
子供というフェーズに進むんです
だけど
秋に栄養獲得ができなかったら
ばらしになるんです
ばらしというか
そこで交尾したけど
なかったことになって
着床はしたけど
子供は産まれなくなる
着床もしなかった
着床しないまま止まるはずです
着床の前から
秋の
体の中に蓄えられた脂肪分で
いけると
子作りいけます
ってなる域値があるみたいですね
あそこを超えないと
交尾したけど
着床せずに
不思議ですよね
同じ哺乳類でこんなにも
習性が違うのかみたいな
クマの食性と進化
秋に
当然年中
食事はするじゃないですか
1年間で取れるカロリーが
100だとしたら
75%くらい秋らしいんです
植物の健康類が
メインになって
健康が主食であることは間違いないので
秋に年間のカロリー収支の
77割以上だったはずなんですけど
全部採取して
逆に初夏とか
春になったら新芽食べるし
キノミ食べるし
アリとかも食べるんですけど
その間はどんだけ食べても
消費カロリーの方が
勝る感じらしいので
基本痩せていくんです
秋にガッと食いだめして
みたいな生き方をしているらしいです
それで産む?
冬眠しながら産むっていうのは
うつらうつらしながら産まれて
産まれた熊はどうなっているんですか?
産まれた熊は
最初本当に小っちゃいんですよね
出てくる時には
4,50センチくらいになっているのが
小熊になって
それまでは穴の中で一緒に過ごすんですけど
お母さんは出てくるタイミングがそろそろかな
こうやって見計らっているんですけど
子供の方が家庭で出てきたりとかして
穴の外で遊んでたりとか
まだよみたいな
戻りなさいみたいな感じで
冬眠明けまでは
父は出るので
おっぱい飲ませて育てて
春先に出てから
そこからの1年間で
冬眠明けまで
1年目の冬もう一回一緒に寝るんですよね
子供と
なので冬眠の仕方までおそらくちゃんと教えて
1年一緒に過ごして
翌年の春に独り立ちするっていうのが
基本サイクルらしくて
話聞いた時に寝てないじゃんって思って
子育てしていると
最中冬眠ってどういうこと?みたいな
すごい疑問だったんですよね
でも面白いですね
子供だいたい2頭セットで生まれるので
ちょうど2月くらいに産むって言われてるので
ちょうど今くらいなんですよね
今の時期からは母さんだから大変にぎやかだし
1人で半年寝てるオスグマの気持ちを考えると
なかなか
生まれた子グマは
もう全然普通に意識がはっきりして
父を飲みながら
何の時間?って思って
外にも出れないし
最初は多分目も見えない感じで
生まれてくると思うんですけど
そこから意識がはっきりした頃に
そして自我があったら
これクマに生まれたでこうなっとる
今この2ヶ月何の時間なんやろって
思いますよね
そうなんだ
なるほどな
そうやって生まれて
1年再来る中で
それで最初に植物性の在食って話がありましたけど
やっぱり木の実のイメージ強いけど
そういう昆虫とか
人を襲われたりみたいなのもあったりするから
シカをね
罠にかかってるシカ食べる
あったりすると思うんですけど
植生についてはどんな
結構それこそ雑食であるっていうところが
今の異常行動
異常に見えるような行動とか
いろんな習性
冬美もまさにそうですけど
割と雑食なのでクマはこうなんですみたいな
説明ができることが多いかなと思っていて
そうですね
クマの祖先は
多分まだだいぶ前に
クマ科っていう
食肉目っていう分類なんですよね
食 食べる肉目
なのでイタチの仲間とか
もっと広いところで言うと
イタチ科とネコ科がそこにはいるので
肉食動物
体の作りはやっぱ肉食動物なんですよね
今も
半数とかしないので消化期間も短いし
例えば献死があるし
なので
体はまだ肉食動物のままなんです
なので
肉あればやっぱり肉に執着するみたいで
肉食べたいんですってやっぱり
なんですけど
多分この本州
四季がある日本の中で
しかも雪が降るっていうところに
適応していくには
雑食にならざるを得なかったみたいな
雑食になったので
逆に絶滅免れた
みたいな感じに近いと思います
そうすると
もともとは
動物を飼って食べることが多かったけど
やっぱりそっちはコスパが悪い
そうですね
クマより前の時点では多分肉食だったんですけど
クマ科っていう分類ができた時点で
一回雑食性を獲得したらしいんですよね
雑食になって適応していって
クマ科っていう進化の系とかできてきたんですけど
ただ今
例えば北極グマって
アザラシ
バカ食べてますよね
一回雑食になったんですけど
その後の分かれた大陸とか
環境に合わせて肉食に戻った
みたいな
北極グマでいうと例えばそうらしくて
逆に食べるものは
動物用のもの?
そうです
なので
肉はやっぱり大好きで
まさに鹿が
僕がそれこそ
大学で野生動物管理として
習った頃よりは
鹿の
クマの食べ物の中の
鹿の相対的な重要度みたいなのが
やっぱり格段に上がってるっていう
論文にも出てて
でもやっぱり個体差がすごい動物なので
鹿肉
それこそ漁師さんが山に
持ってきちゃった
鹿肉ばっかり食べて
執着してるクマもいれば
あんまり死んでても興味示さない
個体もいるらしいです
オスの方がやっぱり
傾向が強いみたいで
なので鹿肉は
鹿肉があればやっぱり
好んで食べてるし
去年まさに
くくり穴にかかった鹿を
襲って食べるみたいな
撮影されてるんですよ
生きた動物は基本
襲わないって僕も
習ったんです
そこそこクマを
クマをやり始めた
研究
なんですけど最近もうちょっと
襲える状況が整ってるなら
襲って食べることも
あるらしい
逃げるやつを追ってまでは
捕らえないけど
逃げられない状況で
逃げるんだったら
捕まえていく
もっと草原みたいなところに
住んでるグリズリーとかだと
それこそコジカとかを
走って追っかけて
40キロくらいスピードで
いるらしいんですよ
ウザインボルトより
速いですよ多分
あの形が
なので襲って食べるんですけど
ツキナグマは多分森林が
発達してるこの本州っていう
環境に適応してるので
動物を追いかけて
狩り倒して食べるってことは
基本はないみたいですね
子供のカモシカとかを
襲って食べるとかはあるので
環境 シカワに
ありつける環境のほうが
変わってるんじゃないかなと
じゃあ本当に
絶滅逃れるために
雑食性を
いろんな文化をして
そういう肉食しかない
北極熊とか
グリズリーみたいなやつは
割と動物 肉食に
戻っているけど
森林性のクマはどっちかというと
木の実とか
そういうものを食って
北海道のヒグマも
雑食なんで
植物めちゃくちゃ
食べるんですけど
こっちの月のアグマよりは
肉食の傾向がもともと
強いみたいな
多分環境の違いかな
と思いますよね
カワゾイに立って
口開けてると
鮭が飛んできて
入るのも
関係してるんじゃないかなと
マジで入るんですか
本当になんか
映像で見たことある
口開けたら
ダイレクトで
いいっすね
鮭もカワゾイで
そうなんですね
環境にすごい左右される
っていうのは
なんとなく
環境に適応する能力が
高いとも言えますし
環境の変化を受けやすいとも
言えると思いますね
どっちの面もあるかなっていう
そういう意味では
クマの社会性と個体間関係
クマが生存する
里山の景観が
変わってきている
っていうのもあるとは
思うんですけど
そうやって変化するには
結局時間かけて
変化してきて
今みたいな
イメージなんですかね
そうですね
多分
生き物の進化
ダーウィンとかの話になるくらいの
単位で獲得している
習性っていう
多分時間スケールの話も
ありますし
本当に
基本的に
クマにとっての社会性って
親子関係だから
ほとんど
多分お父さんとの
接手はないはずなんですよ
お母さんが子育てして
全て教えるので
あとは攻撃以外は
そんなに群れる
生き物でもないので
そういう
個体間関係から
伝播してくる
人間っていう
生き物の捉え方
というのは
多分
進化に比べると
だいぶ桁数の短いスケールの
多分
変化みたいなのも
効いてるなと思っていて
多分ここ数十年で
これだけ変わったっていうのは
どっちかっていうと
後者の話かなと思って
人間でも
Z世代とか
10個20個違う
同じ職場でも
価値が変わらない
ミニアム世代
僕も言う通り教育
第一号ですし
クマの寿命って
野生化で
20年くらいって
言われてるので
意外と短いですね
そうですね
飼育個体で40年生きた
データがあるらしいんですけど
だいたいやっぱり
寿命っていうよりも
自然史とか
いやおもろいな
やっぱなんか
人間も多分
3世代ぐらいで
価値観変わりそう
そうですね
すいません
だいぶ変わるよね
人の世界で
これだけあるので
寿命20年のクマの
ってことですね
ここのその5、60年って
めちゃくちゃ多分
価値観っていうか
認識も変わってるんじゃないかな
って思うほうが自然
やっぱZ世代
人里ネイティブみたいなのも
あるんじゃないかな
いや絶対ありますね
今の恐れ
もう人間なんて怖くねえしの
Z世代が
距離感がもう変わってしまってるから
祈りがなくなってる
恐れが
そうだよね
怖いと思ってない
怖いと教えられてないみたいな
ところで育ってきたりとか
やっぱ実際
昔って遭遇したらもう
なんか鉄砲とか飛んでくるみたいな
環境だったところと比べると
やっぱほんと出てきても
今も日田も去年
道端で草はんでるやつとか
それまとめて見てても
クラクション鳴らしても
どっか行かない
ぐらいやっぱり気にしてないので
やっぱもう怖いと
そもそも思ってないみたいなやつが
生き延びて
やっぱそれを子供に教える
とかあると思うんですよ
ありますね
それ子供
1年でひとり立ちしちゃうけど
その答えが次の育児
子供生まれ何年ぐらいかかるんですか
数年で繁殖に参加できる
って言われてるので
成熟して
多分3歳か4歳で
もう子供を産めるようになる
っていう感じが
早い
そうなんですよ
それでもう個体としては
割と成熟
まだ大きくなるかもしれないけど
ある程度大きくなっていく
そうですそうです
もうひとり立ちした時点で
一人前なので
1年半で成人してるみたいな
イメージですね
なのでそこからはもう
本当に社会人じゃないですけど
その仲良く渡っていく
みたいな感じなので
でもやっぱり
縄張りはないんですけど
これもちょっと
研究の術データが
あるわけじゃないんですけど
多分その奥山に
奥山でずっといれるやつは
奥山をずっと住処にしてて
直接観察してると
強いオスグマが
若いほんと
ひとり立ちしたてみたいなやつを
同じところで食べてたけど
ぶん殴ってどっか行け!
みたいな感じで
コロコロって
転げ落ちたりとかしてるので
個体間の緊張喚起みたいのが
やっぱあるみたいで
なので
ひとり立ちしたての若い個体とか
あとは親子連れ
人里に出てきて
駆除されるのって
そういう方が傾向として多いので
都市のいったオスグマとかって
あんまりボリュームゾーンじゃないんですよ
なのでその辺は多分
ある程度リンクしてるんじゃないかな
って思いますね
職生ってところで言うと
でも基本的にまだ
人は襲われてしまってはいるものの
別に熊として
人間は自分たちが食べるもの
っていうことまでは
思われてない
まだそういう認識でいいと思います
目線は人間の方が高いんですよね
四つ足なので
向こうからすると
見上げるじゃないですか
普段から
なので基本はやっぱり
大きく見えるでしょうし
なので
向こうから積極的に襲うってことはないですね
今の食害も本当に
イレギュラー中の
イレギュラーなんですけど
岩手でそれこそ
クマの個体数増加と環境要因
温泉で掃除してた人が
襲われてたじゃないですか
レフェリーの方がね
その列のレフェリーやってた人みたいな
合体力ても全然ダメなんだって思ったんですけど
あれは
あの付近で
その数日前に
サイトリ キノコトリだったかな
の男性が襲われて
一人食べられちゃってるんですよね
結局同じ個体だったかどうかは
DNAが劣化しちゃってたので
分かんなかった
最終的には
はっきりしなかったんですけど
一回防衛行動というか
威嚇行動でもなんでも
こう
除しちゃうと
脆いじゃないですか人間が
普通に
ちょっと理由があって
襲ったら
簡単に殺せてしまった
かじってみたら
普通に肉だった
分かると
もうガラッと認識を変える可能性は
普通にあるので
あれは
そこで人の味を覚えたやつが
温泉の露天風呂の人に関しては
明らかに食べるために襲われた
っていう状況からすると
バッタリで食わしたとかじゃないので
物陰から見てて
襲って食べちゃった
あったので
襲ったクマが同一個体で
行動が切り替わる
なんかトリガーがあったのか
もしくは食べられちゃった
ご遺体が
前のキノコトリの人は
しばらく放置されてたので
死体はもともと食べるんですよね
別に縄張りとかないので
同じとこを行動権にしてたやつが
そのご遺体で
人の味を覚えちゃって
行動を変えたとか
っていうことは
あり得るなっていう感じです
あくまで
社会性的に
食べちゃった個体が
それから
情報が伝播して
他の個体に
行くっていうことが
あんまりなくて
その個体だけで
っていう感じなんです
基本やっぱり
自分の中に
行動を切り替える
トリガー変容の
なんかきっかけがないと
とは思うんですけど
ただ鼻は
めちゃめちゃ効くんですよ
犬より鼻効くって
言われてるので
本当にその
微細な変化
人間だと
基本目ですよ
例えば
毎日会う人とか
なんか機嫌悪いのかなとか
体調悪いのかなとか
あるじゃないですか
顔笑ってたけど
心笑ってなかった
そういうのって
目線とか顔色で
察知するじゃないですか
あれを鼻でやってるみたいな
イメージだと思うんですけど
多分ある程度
SNSじゃないですけど
個体感で何かしら
変わったってことを
例えば匂いで察知して
近く
同じエリアを
オスミカにしてる
個体の行動を
何かしら感じ取る
みたいなことは
研究があるわけでは
ないんですけど
その辺は全然
されててもおかしくないな
とは思いますね
なので
基本の社会性は
親子とは言いましたけど
個体感で
コミュニケーションを
取ってるのとしたら
嗅覚かなっていう
感じですね
聞いてるものの
匂いというか
そうです
食べている
何か違う匂いが
そうです
何か
人の肉を食べてしまった熊の
例えば糞とか
そうなんですけどね
あり得ることなのかな
とは思いますね
そういうネットワーク性が
あり得るんですね
ちなみに
それで言うと
そうですね
基本
肉食って言うと
鹿なんですけど
はい
熊の例えば
食べ物のラインナップで
必ず出てくる動物が
一個あるんですよ
うん
分かります
動物
はい
その鹿以外で
はい
人はそんなに
今出てこないんですよ
でも熊の
食べ物のメニューの中に
必ず出てくる
動物が一個いて
何だろう
さっきの鴨鹿じゃないですか
鴨鹿もあります
鴨鹿屋のうさぎも
やっぱあるんですけど
必ず出てくるのは
熊です
おお
なるほど
ともぐいするんですよ
そう
つまり
ともぐいって本当
大人同士じゃなくて
オスグマが子供を殺すっていう
いわゆる子殺しって
言われる現象は観測されていて
子供がいなくなると
結局発情
強制的に発情期に戻るんですよね
なので
オスグマが殺したら
自分の子孫を残す
チャンスが増えるじゃないですか
はい
だからその熊の
自然の中の一番の使用員って
もしかしたら熊かもって言われるくらい
逆にDVが酷いよね
そうです
でも自分は子供じゃないよね
やっぱりね
じゃないと
さすがに分かるんじゃないかな
ちょっと
分からない
分からなかったら
辛すぎますね
必ず2頭セットで産むのも
多分その自然史で
子供の時にオスグマに
襲われて死ぬっていう率が
すごく高いので
バックアップなんでしょうね
多分子孫を残すための
でも1年で
独り立ちした後は
また繁殖機に入れる
そうですね
繁殖機に入れる
それを1年待てないってことで
多分そこで殺されてしまって
同じエリアにいるので
次の年になるのかな
それともその場なのかな
春先に
例えば4月5月に子供が
亡くしてしまったら
6、7月にもう
繁殖の準備整っているってことも
でもあるかもしれない
あるかもしれない
オスグマ
ちょっとその辺は
そこまであんまり詳しくないんですけど
殺す理由があるとしたら
それなんで
年間の
年間というか
生涯の中では
メスグマも何回か
繁殖するってことですよね
条件がいいやつだと
何サイクルもいくんです
それこそ
自然増加率みたいな
自然環境の中で
年間何割増えているかみたいなのを
研究者の人が数字を出していて
地域差あるんですけど
今年平均
1.15なんで
15%
結構ですね
多いところで2割超えているって言われて
5年で倍になっちゃう
なので
そうなんですよまさに
クマの
全国で何頭いるのかっていうのは
ちょっと前までは
一番最後の公開データが
本当10年以上前で
いろいろ理由があっておそらく
まず個体数を数える数え方が
都道府県によって違うんですよね
なので抱き合わせで
一個の数字にしちゃうっていうのが
ちょっとどうなのっていうのもあって
今都道府県ごとに値をしているんですけど
でもそうなんですよ
まさに5年で倍になるっていうオーダーで
俺も最初
本当なのって思ったんですけど
5年で倍よってなるんですよ
逆に今って
今年多分
駆除された
修行と個札合わせた個体数の
オーダーが全国
個体数なら確実な数字じゃないですか
推計と違って
それが多分今年初めて
1万頭超えるんですよね
もともと最初にデータが公開された時って
1万5千頭から2万頭だったんですよ
全国規模で
そうなんだ
今都道府県ごとに出している値を
細かく足し合わせても
今4万頭ちょっとなんですよね
でも年間1万頭
年間1万頭駆除されているけど
駆除されているやつ以外に
個体数を増加させている
個体数を増やせる環境が
もう整っていると思った方が
よっぽど自然かな
みたいな感じはします
それって今までだと
里山を人が使っていた時代は
バファーゾーンとか境界線となる部分も
明確だったから
奥山でも住んでいたと思うんですけど
その時は
例えば植物の豊作とか凶作のので
熊の個体数が左右されていたという
イメージなんですか
そうですね
無制限に普通に増えられそうな気もする
天的基本そんなにいないし
多分自然の生き物同士とか
生態系の中のもともとのサイクルと
人間活動の変化っていうのは
多分それぞれ別々に働いているので
山でいろいろ複雑って言われる理由の
一個はそれなんですけど
今の高橋さんの話は
多分前者の部分というか
やっぱりどんぐりの実りの多さとかに
やっぱり左右されて行動は変えちゃうんですよね
どんぐりの実りの少ない時は里に出てくるみたいな
それがまさに
一番ブナの実が重要というか
ブナ科の県科ってブナ
コナラミズナラそれからクリ
こちらのクヌギとかいろいろあるじゃないですか
例えばクリって胃がありますよね
クマの繁殖と個体数
あれは要は獣に食べられたくないので
物理的な防御ですよ
トゲがあるんですよね
コナラミズナラはどんぐり
どんぐりって渋い胆忍が入っている
胆忍って人間で言うと毒じゃないですか
だから物理的な防御は持たないけど
毒素があって
クマももちろん人間よりはよっぽど強いですけど
多少お腹を壊しても我慢して食べれるくらい
胆忍ってやっぱり動物にとっても毒なので
あれはどんぐりが子孫を残すための防衛本能として
毒を入れているという話
ブナは胃がもないし
人間でもそのまま食べれるんですよね
めちゃくちゃ普通に蕎麦栗って言われるくらい
美味しいので
生えてますかクマ
カルイザワとか
タカロウ少ないです
少ないですね
ちなみに東北で今年多かったのは
多分ブナの創作・強作に依存しているクマの
連動性が多分東北の方が強いんですよ
こっちのクマって奈良とかに多分適応しているので
ブナの創作・強作の激しさを
多少こっちのはダイレクトに受けない
ブナは毒素もない
トゲもない代わりに
実る年と実らない年というのを極端にすることで
飢え死にさせるというのが
いわば防衛策みたいな感じじゃないですか
ネズミ・リスみんな好きなんですけど
少ないとだんだん餓死していく
減り切ったところで
その山の動物が食べきれない量を
バッてつけることで
翌年に残すみたいなのがあったので
もともとどんぐりの少ないときは
行動範囲が広がるし
標高の低いところに
クマの話ですけど降りてきますし
里にも出てくるという連動性は
ずっと前からそうなんですよね
ずっと昔からそうだったらしいんですけど
ここ最近はやっぱりそこに加えて
もともと思ってた自然のサイクルとは
また別の要因が効いているので
そっちは多分人間活動の変化が
いろいろ効いているとは思います
その辺の
今年 去年クマが増えたという話も
ありつつですけど
その辺り
森と人の関係性とかの辺りも
聞いていきたいんですけど
前半戦一旦これぐらいにしたいと思います
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