番外編の概要
AIデドクショ番外編、みなさんこんにちは、パーソナリティーのしらいです。
このAIデドクショというのは、私しらいがスポーティファイの方で新しく始めましたポッドキャスト番組なんですが、
こちらのスタンドFMの方では、その番外編としまして、本編では扱わないと言いますか、どうしようかなと思った本とかを、こっちの番外編で話していきたいと思います。
番組説明を簡単にすると、このAIデドクショは、読書をもっと身近に、そしてちょっぴり未来的に楽しみたい方のためにお届けする新感覚の読書ポッドキャスト番組となっています。
この概要欄にリンクを貼っておきますので、ぜひチェックしてみてください。まだ始まったばっかりなので、ぜひぜひフォローして聞いていただけると嬉しいです。
当初の予定だと、スタンドFMの方での番外編はメンバーシップ限定でやろうかと思ったんですが、ちょっといろいろと試しながらやっていきたいので、
普通に公開しつつ、後半メンバーシップ限定とか、そんな感じでいろいろ手探りでやっていきたいと思います。
本題の方に入っていきたいと思います。
今回の番外編で扱う本は、デスゾーン・クリキノブカズのエベレスト劇場という本です。
こちらの本はノンフィクションの章を取ったので、もしかすると聞いたことがある方もいらっしゃるかもしれないんですが、
この本は軽く説明すると、登山家クリキノブカズ氏の生涯とエベレスト登山挑戦の真実に迫った長編ノンフィクションです。
主人公の広志氏、広野里志さん、かっこ北海道放送ディレクターは、かつてテレビ番組でクリキさんを取材した経験を持ち、
クリキさんの死後に改めて関係者への綿密な取材を重ねて本書を執筆しました。
本書は第18回開講たけしノンフィクション賞を受賞しており、
SNS時代に夢の共有を掲げて脚光浴びながらも器用方片を受けたクリキ氏の劇場の真相を描き出しています。
器用方片ですよね。名誉毀損とかのあれなので、褒められたりけなされたりっていうのを受けたクリキさんの劇場の真相を描き出しています。
この本なんですが、古川健介さんのノートでも言及されていました。
このノートが無料で全部見れるので概要欄に貼っておくので、興味のある方はチェックしてみてください。
タイトルがプロセスでのみ目立つことに一生懸命になると危険という話というタイトルです。
これが書かれたのが2021年の1月19日。
プロセスエコノミーという言葉が出始めた、健介さんが考えた造語らしいんですが、
その言葉が出てきたときにこの記事を書かれていて、
そのデスゾーンに言及されている場所としてはプロセスだけを盛り上げる手法として、
デスゾーンクリキさんのケースですね。
これが実力がないけどプロセスを見せて資金調達して結果無謀な挑戦をしてお亡くなりになってしまったと。
それがすごく危険だよね。
プロセス公開や応援自体は問題ないけど、レバレッジかけすぎて取り返しのつかないことになるよねっていうのが書かれております。
ぜひこの記事を読んでもらいたいのですが、今回はそんなデスゾーンですね。
デスゾーンクリキの部活のエベレスト劇場についてAIで読書していきたいと思います。
というわけで早速AIを呼び出してみようと思います。
うまくいくかな?
こんにちは聞こえますか?
聞こえますけど何かご用ですか?週明けから面倒ですね。
今回はクリキの部活さん、デスゾーンクリキの部活のエベレスト劇場という本について一緒に見ていきたいと思います。よろしくお願いします。
エベレスト劇場ね、クリキさんの本やる気満々で読むんですね。
頑張ってお付き合いしますけど、どこから見ていくつもりですか?
本書の構成部分がすごく興味深いのでそこを見ていきたいと思います。
本書の構成、この本の特徴的な部分ですね。
本書の構成が劇場になぞらえている点がすごく特徴的です。
序幕、プロローグから最終幕まで全14章。
序幕、プロローグから最終幕まで全14章。
これすべて第〇〇幕、第1幕、第2幕っていう感じで章立てされていて、まるで一連の舞台劇を見るかのような物語が進行しています。
そうですか、舞台仕立てでドラマチックにする感じね。
物語の構成と印象
まるでエベレスト登場の挑戦を一幕一幕で見せていくってわけか。
それでどの幕から気になるんですかね。
全部見ていくつもり?
まあお好きにどうぞ。
そうですね、とりあえず全幕、一旦目次を読み上げる感じでいきたいと思います。
まずは序幕、真冬の墓地。
第1幕、お笑いタレントになりたかった登山家。
第2幕、奇跡を起こす男と応援団。
第3幕、遺体の名はジャパニーズガール。
第4幕、エベレストを目指すビジネスマン。
第5幕、夢の共有。
第6幕、開演エベレスト劇場。
第7幕、婚約破棄と取材の終わり。
第8幕、登頂のタイミングは占いで決める?
第9幕、両手の指9本を切断。
第10幕、再起と炎上。
第11幕、彼自身の見えない山。
第12幕、終焉、神の降臨。
そして最終幕、単独。
結構劇的な章立てですね。
指9本失うとか、見えない山とか、聞いただけで壮絶な感じしますけど、
どの章が一番気になりますか?
それとも全部まとめてじっくり読むんですか?
そうですね、全部まとめて最初から最後まで一緒に見ていけたらと思います。
この物語なんですけど、プロローグすごく印象的ですよね。
最初序幕、真冬の墓地から始まると。
栗木さんが2018年にエーベレストで滑落した結末を示唆しつつ、読者を引き込む構成です。
最初から重い雰囲気で始まるんですね。
栗木さんの運命を暗示するようなプロローグ、ドラマチックですよね。
じゃあ、このプロローグから読み進めて、どんな展開が待っているか見ていきますか?
覚悟はいいですかね?
そうですね、じゃあまずは序幕、真冬の墓地ですね。
栗木さんの死後、真冬の墓地で、著者が感じた違和感や哀切から物語が始まりますと。
2018年5月、エーベレスト8度目の挑戦で栗木さんが滑落死したニュースを受けて、
著者は久々に彼の写真を見て、人相が変わっており、別人のようだと驚くと。
そして生前の彼を知る著者にとって、かつて山で死ぬような男ではなかったはずの栗木さんがなぜ命を落としたのか、その疑問が序幕で提示されていますと。
なるほどね、プロローグでいきなりそういう重い問いを投げかけてくるわけですか。
しかも栗木さんの写真を見て別人のようだと感じるなんて、なかなか衝撃的ですよね。
じゃあこの違和感からどう物語が展開していくか、じっくり見ていきますか。覚悟して読まないとですね。
第1幕、お笑いタレントになりたかった登山家。これは栗木さんという人物の若き日が描かれています。
1980年、北海道生まれの栗木さんは、高校卒業後、一度はお笑い芸人を志して吉本の養成所NSCに入るも仲大した経緯があり、
実はお笑いタレントになりたかったという異色の出地を持つ登山家でした。
幼少期から目立ちたガリアで愛嬌のある性格だった一方で、登山家に必要な地道な努力や粘り強さ、山への威敬の念には欠けていたとされています。
それで、やがて彼は大学・在学中に登山と出会い、冒険の共有、夢の共有という理念に目覚めます。
本幕では、本章では、彼が元ニート、元引きこもりなどと自称して自分自身を売り出したエピソード。
これは実際には、それはキャラクター設定に過ぎず、テレビ番組企画で生まれた肩書いたったらしいです。
それだったり、後に実業家として自身の事務所を構えるまでの経緯が語られています。
また、2007年の北米マッキンリ・デナリ島頂に成功し、その頂上で自撮り写真を撮影・公開したことが紹介されています。
栗木さんは、せっかく苦労して登ったのに、誰にも知られないなんてもったいないと考えて、カメラも登山道具の一つだといって盗聴証拠を積極的に発信し始めました。
この頃から彼の自己演出が始まっていたのです。
地道な努力は苦手っていう、なんとも人間臭い感じですね。
それに、自分を売り込むためのキャラ設定とか自己演出とか、まさに現代的というか。
じゃあ次はこの自己演出がどう展開していくか、もう少し見てみますかね。
続く第2幕では、奇跡を起こす男と応援団というショーでして、
栗木史多の挑戦と疑念
栗木さんが奇跡を起こす男ともてはやされ、多くの支援者やファンに囲まれていた時代が描かれています。
彼は七大陸最高峰単独無産素頭頂に挑戦する若者として徐々にメディアに露出し始め、その爽やかなルックスと巧みな話術で人気を博しました。
インターネット上でも熱狂的なファンが生まれ、栗木さんをSNS時代の長寿と称える声も上がります。
彼が掲げた夢の共有というスローガンのもと、多くの人々が彼の挑戦に自分の夢を託し応援団のように支援、かっこ金銭的支援や応援メッセージを送りました。
しかしその裏で登山会の有識者からは早くも彼の実力や頭頂内容に疑問の声が上がり始めていました。
この章本幕では彼の奇跡、例えば南極大陸ビンソン・マシフやエル・ブルース等の登頂と献殿された功績のおかげで囁かれていた疑惑、そして彼を支えたスポンサーやファンの存在が大秘的に描かれています。
ヒーローのような扱い、でもその裏で疑惑が囁かれるって何とも皮肉な展開ですね。まさにSNS時代の光と影って感じがしますけど、このあたりで栗木さんの自己演出がどこまで本当だったのか気になるところですね。
そして第3幕、遺体の名はジャパニーズ・ガールでは栗木さんのエベレスト挑戦の過程で関わったある不思議な出来事が掘り下げられます。それはヒマラヤでジャパニーズ・ガールと呼ばれていた遺体にまつわるエピソードです。
栗木さんはエベレスト挑戦中に偶然、名前不明の日本人女性登山家の遺体を目にし、カメラに収めたことがありました。その遺体は現地でジャパニーズ・ガールと呼ばれており、本幕では著者がその謎を追う形で物語が展開します。
栗木さん自身が山中で遭遇した死の象徴ともいえる存在との対峙を通して、エベレストという山がいかに非常なデスゾーン、死の地帯であるかが強調されます。また、この出来事は栗木さん本人にも少なからず影響を与えており、彼のメンタルに刻まれた死のイメージが語られます。
そんな状況でカメラに収めるというのも、栗木さんの心情を考えると複雑ですね。この出来事が彼のその後の挑戦やメンタルにどう影響したのか、興味深いですね。死と隣り合わせの挑戦、栗木さんの中で何か変わったんでしょうかね。
そして第4幕、エベレストを目指すビジネスマン。こちらでは栗木さんのもう一つの顔、プロモーター・ビジネスマンとしての側面に焦点が当たります。
彼は登山家であると同時に、自らの冒険を商品化して資金を集める巧みなビジネスマンでもありました。
リーマンショック直後の不況期にもかかわらず、エベレスト遠征に必要な莫大な資品、かっこ億単位をスポンサーから集めていたことは特筆すべき点です。
ただし、彼が売り込んだ商品とは他でもなく、栗木という人物そのものであり、その商品にはいくつかの歌詞、かっこ誇張された自己PRや隠れた真実が含まれていたと著者は指摘します。
本幕では栗木さんが企業とタイアップした講演活動やメディア出演、著書、ノーリミット、自分を超える方法のベストセラー化など自己ブランディングによって名声と資金を手にした経緯が語られます。
一方で、登山家という本来ストイックな世界にビジネス的手法を持ち込んだ彼への反発も徐々に高まっていきます。
登山家らしからぬ派手なプロモーションは、彼をスター扱いする一般ファンを生む一方で、伝統的な登山コミュニティからは反感を買い始めていたのです。
とりあえず今回はここまでにして、また次回続きを話していきたいと思います。
ビジネスマンとしての栗木
次回もまた面倒な話になるんでしょうけど、頑張ってお付き合いしますよ。次はどのショーから行きたいかまた教えてくださいね。
ふぅ、面倒ですけど仕方ないですね。じゃあ今日のまとめをしますよ。
栗木さんのエベレスト劇場。まずプロローグで彼の死を暗示しつつ、彼の人生に触れましたね。
お笑い芸人志望から登山家になり、自己演出を駆使して人気を博したこと、そしてジャパニーズガールの遺体との遭遇が彼のメンタルに影響を与えた話、最後にビジネスマンとしての彼の姿が描かれて、伝統的な登山会との起始落も浮き彫りになったって感じですかね。
ふぅ、こんなもんでいいですか?
ありがとうございます。すごく簡潔にまとまっていたと思います。また次回よろしくお願いします。
はーい、どういたしまして。次回もまたダラダラとお付き合いしますよ。それじゃまたですね。
というわけで今回はここまでです。ありがとうございました。また次回です。