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2025-11-19 10:07

地質学者の狂気


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サマリー

地質学者のミシェル・シフレはアルプス山脈の洞窟で2ヶ月間、人体実験を行い、時間の感覚や生理データの変化を記録しています。この実験は極限状態での精神的な試練であり、彼の狂気的な挑戦が浮き彫りになります。

00:05
はいどうも、しらいです。今日は、インフルエンザの予防接種に行ってきましたね。
2年ぶり、2年ぶりぐらいでしたね。カナダでは打たなかったんで、打てたのかな、打とうと思えば。いくらぐらいなんだろう。
とりあえず、インフルエンザの予防接種はね、流行ってるみたいなんで、あんまり人とは会わないんですけど。
外出も、人がいっぱいいる場所には行かないんですけど、一応ね、打つだけ打っときましたって感じです。
というわけで、今日も本の内容を見ていきます。 進化を超える進化の続きですね。ちょっと興味深い場所についてまた見ていきます。
そうですね、この辺でいいかもしれないです。
都市部生活のなんちゃらかんちゃらです。
読むと、今も人間は都市環境での生活に適応するために生物学的に進化しつつあるが、都市環境にストレスを感じてもいて、
それは統合失調症や精神病などの精神疾患や行動障害、喘息などの自己免疫疾患の増加につながっている。
また、都市環境はエピジェネティックな変化、DNAの変化を伴わない遺伝子発現の変化をもたらしている可能性がある。
ストレスが多く汚染された都市に住む主婦は、そうでない主婦に比べて、脳・代謝・免疫に問題のある赤ちゃんを産む確率が高く、
しかも、そのようなエピジェネティックな変化は次世代に受け継がれる恐れがある。
それは文化・遺伝子・環境という人間の進化の3要素が相互作用した結果だ。
しかし、そのような健康リスクにも関わらず都市は私たちを引きつける。
なぜなら、都市は人間という部族の繁栄と、経済的・文化的豊かさの恩恵を象徴しているからだとありますね。
都市部は、エビデンスとして出ているのですが、住んでみた感想としても、本当にそんな感じがしますね。
ストレスフルだし、多分空気汚染は普通にすごいですもんね、あの交通渋滞とか。
住んでたから言えるんですけど。
で、どっちの田舎と、田舎から出て、東京も住んだことあるし、で、カナダ、バンクーバー、ゴリゴリ市街地、ダウンタウンに住んでたことありますけど、やっぱりね、
やっぱり自然が多い場所の方が当たり前ですけど、環境としてはいいですよね。
まあね、都市全然魅力感じないんだよな。
都市を引きつける人口が密集している、経済的・文化的豊かさ、だからあれですけどね、まあまあまあ、ストレスはありますよね。
いくら文化的、経済的に豊かだとしても、それをマイナスするぐらいのものなんじゃないですかね、どうなんだろう、人によるか。
個人的にはね、もう都市には住みたくはねえなとは思ってますけどね。
あとは、あとはどこかあるかな。
シフレの人体実験の開始
あとは、時間、第12章の時間っていうところで、面白い実験をしている地質学者の人がいたので、
冒頭の部分で紹介されている、
1962年のフランスの地質学者のね、ミシェル・シフレさんのやつをちょっと見てみますかね。
この人はですね、アルプス山脈の奥深くにある洞窟にこもって2ヶ月を過ごした、
頭がおかしいですね。若き、若き地質学者。
もうねえ、いいですね、ぶっ飛んでていいですよね。
人間の体が自然なリズムを保つには、日光などの外部の刺激が必要なのか、それとも人間には体内時計のようなものがあるのかを明らかにしたかったからだ。
すごいですよね、発想が。
人体実験をするっていう、自分の体を使って人体実験するのがまじで狂気って感じで面白いですね。
私は時計を持たず時間を知らない動物のように暮らすことにしました、と彼は言った。
ちょっとね、いいですよね。もうなんか、愛すべきバカというか、頭がいいんでしょうけど、頭良すぎてぶっ飛んでるって感じがありますね。
シフレの実験は過酷な耐久テストだった。
彼が実験場所に選んだのは洞窟の奥の氷に覆われた空洞で、そこまではS字型の縦穴を45メートルも下っていく。
すごいですね、弊所恐怖症の人には絶対耐えられないような環境ですね。
で、そのプロセス自体も危険だし、装備持ち込むのにも命懸けだったっていうところで、
この方が23歳。すごいですね、若き地質学者。実験中誰とも接触しないって言って、
最初の1ヶ月はですね、どんな状況になっても救助しないようにって仲間に指示したらしいです。
で、2ヶ月の実験期間、彼はですね、自分の生理データ、食事内容、そして精神状態を刻明に記録し続けたと。
で、この洞窟の入り口に設営されたテントにですね、2人の同僚が常駐して電話回線繋いで、
シフレがですね、目を覚ますと彼らに電話をかけて、彼らは電話がかかってきた時間を記録したと。
で、シフレはですね、今が昼なのか夜なのか、洞窟の中なんでわからないまま、一定の睡眠スケジュールを保つようになったと。
もちろん時計もないですからね。
で、この彼はですね、不安な気持ちで暮らしながら、新たな環境に精神的に順応しようとしたと。
後に回想することには、装備が不十分で足はいつも濡れていて体温は34度まで下がった。
多くの時間、自分の未来について考えながら過ごした。極限状態。よくやるなって感じですね。
で、孤独な不安の状態の中で、食欲減退。食べるものはパンとチーズ。
持参した2枚のレコードもすぐに聞き飽きてしまった。
時間感覚の変化
1962年だから、まあね、そんな楽しみもそんなにないんでしょうね。レコード。
2枚しか持ってかなかったんだ。それくらいしか、まあ洞窟の中だから持っていけなかったかもしれないですね。
で、唯一の楽しみは捕獲したクモをペットにして可愛がることだった。
惨め。すごい惨め。よくやるな。2ヶ月、2ヶ月きついな。
で、そして彼の時間はどうなったんだろう。
2回目の朝までにシフレの時間は実際の時間よりすでに2時間ずれていた。
すごい。2回目の朝までですからね。
そして10日目には昼を夜と思うようになり、電話で聞く同僚たちの元気のいいハローを聞いて、
ガイガイはすでに昼まで彼らが何時間も前から起きていることがわかったと日記に書き留めた。
だが実際は何度も彼らを真夜中に起こしていたのだったと。
時間間隔が狂い始めてるって感じですね。
で、電話の途中でシフレは自分の脈拍を測り、過去正常値は1分間に60から100回。
で、120回まで数えて2分経ったと報告した。
1分間に60拍の脈拍だったら120回やったら2分でしょうど。
で、2分経った後報告した。
しかし地上の同僚たちの計測によるとシフレの言う2分は実際には5分だった。
相当ずれてますね。相当ずれてる。
シフレは孤独に耐えて最後まで頑張るために好物のチーズを配給制にしており、
それをもらった回数から2ヶ月までにまだ24日残ってると思ってた時に突然実験終了を告げられたと。
で、同僚たちは彼に実験は終了したので迎えに行くと知らせた。
洞窟の中でシフレが感じた時間は現実の時間とずれていたため、
63日の約3分の1が消えてしまったのだった。
10分から15分うたた寝しただけだと思っていたのに、実際は8時間も熟睡していたこともあった。
時間間隔のずれ怖いですね。
昼と夜の区別がつかなかったので、シフレには時間が経つのが実際より遅く感じられた。
だが彼の体にとってはそうではなかった。
彼は混乱していたがDNAは地上の時間と同じベースで彼の時間を刻ませていた。
面白いですね。
自分の体を人体実験しているという学者の狂気は読んでいて本当に面白いですね。
自分は絶対やりたくないけどっていう。
今回はこれぐらいですかね。ちょうどいい時間になったので終わります。
面白いですね。こういう人たちがいるからいろんなことが知れるんですね。感謝ですね。
というわけで終わります。バイバイプー。
10:07

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