後回しと焦り
【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今日は第49段を見ていきましょう。
さっそく、現代語訳です。
後回しにすべきことを焦ってやった後悔を知る
たとえその時悔やんでももう取り返しはつかない
人はただ無情な死の可能性を身近に感じ
束の間の命を決して忘れないことこそ寛容
そうすればこの世の煩悩の濁りを薄め
仏道を真剣に精進できる
昔ある日尻がいた
人々が来て要件を話しても
今急を要する隣住の時がすでに迫っているので
と言って耳を塞ぎ念仏し
そのまま王女を遂げた
と禅林十尹という僧が語る
その日尻は世の儚さをことのほか深く悟り
日々静かに座しているか
うずくまっているほかなく
わずかな安らぎすらない生涯だったそうである
はいというわけで今回の第49弾
はすさまじいですね
諸行無常な感じが
たまに吉田さんこういうことしてきますね
緩急ですね
要点3つ急ぎと緩めのバランスを謝る後悔は取り戻せない
死の無常をいつも意識してこそ日々を大切にできる
最後の瞬間に全てを投げ捨てる潔さが日尻の証
ということでね
割と言っていることとしては今回の49弾ですね
当たり前っちゃ当たり前なんですが
多くの人がこれをね
自己管理の方法
結局後悔して終わるっていうのがありますよね
現代への死さなぜ今も刺さるのか
健康診断で数値が悪いと言われて初めて生活習慣を改めようとしても
時すでに遅し
そんな経験はないだろうか
現代社会の私たちもつい忙しいからや
まだ若いと先延ばしにしがちであるが
吉田健康は700年前に今すぐ行動するべきと活発している
そうですよね
健康なんで特にね
即時フィードバックがないとなかなか
健康診断で数値が悪いって言われて初めて
じゃあ変えようかなっていう
この変化がすごい緩やかだとね
なかなか行動しづらいってのはありますよね
日常&セルフケア応用ネタ
毎朝1分の無常リマインダー
起床後すぐに今日が最後かもしれないと心の中で唱え
1日の優先順位を紙に3つ書き出す
命の有限性を意識して行動を選ぶ
これはスティーブ・ジョブズっぽいですね
スティーブ・ジョブズもヒッピーカルチャーからの
あれは禅に目覚めてたんでしたっけね
なので毎朝鏡に向かって
今日が人生最後の1日だったとしても
私は同じことをやるだろうかと
いうのを言ってたらしいですね
でも今日が最後の日だったら
アリガネ全部使って
自分でやりたいことやるだろうっていう感じがするのでね
それどうなんだろうと個人的には思いますね
2つ目タスクの給意仕分け
急急ぐという字に貿易の意気
優しい給意仕分けですかね
やるべきタスクを明日でもいいもの
今日中にやるべきものに仕分けをし
校舎を必ず朝一で終わらせる
焦って後回しにしない
これはあれですよね
緊急と重要度のグラフじゃないか
4証言あるやつのものかなと
緊急であり重要であるとか
緊急じゃないが重要である
いうのと結構似てますね考え方としては
そして最後就活ドリル
年に1回緊急連絡先や財産リスト
ユイゴンの雛形をアップデートする
死を遠ざけず現実的に備えることで
無常への不安を和らげ
日常をおろさかにしないと
なるほど
就活ですね
終わるに活動と書いて就活
をしっかりやっておきましょうよということですね
いつ何が起こるかわからないっていう
世の中ですからね
これも年一
新年とかにやるんですかね
新年の抱負を立てた
次に自分の死を思って
就活ドリルを作ると
あれが一休さん
一休さん名前は
一休
何だっけ名前忘れちゃった
一休さんが
一休草巡か
なかなかシニカルな人で
門松はメイドの旅の一律家っていう
言葉も残しておりますが
門松っていうのは新年に飾るものですが
新年新年浮かれてるけど
門松はメイドの旅の一律家だぞと
年が明けるごとに
死に一歩近づいてるんだぞっていうことを
言っていましたが
そんな感じの
シニカルさを感じましたね
はいというわけで
今回はここまでとなります
また明日第50弾でお会いしましょう
それではさよなら