聞き間違いとその教訓
【徒然草ミニッツ】さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。この番組は、1日8分で600年分の知恵をポケットに、おコンセプトに、
吉田健康の【徒然草】を1日1段ずつサクッと味わい、通勤管理の隙間時間で5点チャーチしていこうという、教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。 さて今回は第144段を見ていきましょう。早速、現代語訳です。
【徒然草】の商人が道行き、川で男が馬を洗っている。 男はあしあし
意味としては浅い浅い、もっと浅瀬 という商人ははっとして立ち止まり、なんと尊い
迷いがほどけた印だ。 アジ、アジと信号を唱えているとは一体誰の恩馬か
どこに行ったっけな、一体誰の恩馬かと尋ねる。 男は不祥どの大学寮の学生官の恩馬ですと返す。
商人はさらに感激してそれはめでたい。 アジ本不祥ではないかと不祥イコール生まれずイコール空の距離
にまで連想を飛ばし涙を拭った。 つまり、あし浅いを
アジ 不祥を本不祥に聞き違え
日常の掛け声を競技、密教用語に読み換えて 勝手に冠類した商人の空耳
過剰解釈である。 あーなるほど、聞き空耳ですね
聞き間違えたってやつですね。 要点3つ、人は聞きたい意味で世界を聞く
文脈確認なしの深読みはズレる。 それでも意味を見出す感受性は、感受性自体は尊い。
あるいは、あんじゃしのすれ違いコントみたいな感じですね。 現代への示唆&使い方
専門家モードの運転術。 先に日常語、後から術語。
ほら、あんまりあれだなぁ
意味を見つける力の使いどころ、クリエイティブ ダブルミーニングは記憶に刺さる
教育、雑談の言葉から橋渡しで競技、理論に導く 宗教心理、勝手な神秘化は禁物、相手の現実に戻すガイドを
まあそうですよねー クリエイティブには割といいかもしれないですね
クリエイティブなアイディアの源
聞き間違いから、聞き間違いから なんかアイディアが出てくるかもしれないですね
なんかあるかな? 聞き間違いじゃないですけど
時計でフランクミューラーとフランクミューラーの あのシャレというかとかもなんか同じような感じですよね
違うかな? だめだ、寝起きで頭も回ってないし声もガラガラだ
というわけでぜひ皆さんも空耳 日常に使ってみてください
今日はここまでです また明日お会いしましょう さよなら