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2025-06-16 05:17

【徒然草ミニッツ】第51段

この番組は「1日8分で600年分の知恵をポケットに」をコンセプトに、吉田兼好の『徒然草』を 1日1段ずつサクッと味わい、通勤・家事のスキマ時間で “古典チャージ” していこうという教養ショートラジオです。
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サマリー

第51段では、技術者の選定が成功に不可欠であることが強調され、適切な人材の選択が成果に直接つながることが語られています。また、システム導入やプロジェクトにおけるスキルマッチングとパイロットテストの重要性についても具体的に述べられています。

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【徒然草ミニッツ】
さあ始まりました、【徒然草ミニッツ】。
この番組は、【1日8分で600年分の知恵をポケットに】をコンセプトに、
吉田健康の徒然草を1日1段ずつサクッと味わい、
通勤・家事の隙間時間で5点チャージしていこうという教養ショートラジオです。
よろしくお願いします。
さて、今回は第51段を見ていきましょう。
早速、現代語訳からです。
技術者選定の重要性
亀山田の老井家へ老井川の水を引き入れるため、
まず老井の土民に命じて水車を作らせた。
多額の費用を支払い、数日かけて完成させたものの、
試運転するとほとんど回らず、何度直しても結局は動かずに無駄になった。
そこで老井の村人を呼び直して新たに水車をこしらえさせたところ、
軽やかに回って池に水を送り込むことに成功した。
どの道に通じる技術者を呼ぶかがあらゆる生肥を分かつ。
なるほどですね。
技術の質は人選にかかっている。見かけや費用だけでは解決しない。
適材適所を見極めることが成功を呼ぶ。
まさにって感じですよね。
現代への示唆、なぜ今も刺さるのか。
ITプロジェクトで工学ベンダーに任せたのに成果が出ないという話はよく耳にする。
健康の時代にも単にお金をかけるだけでは解決しない。
人を見極める重要性が普遍であると。
これ本当におっしゃる通りですね。
特に国のシステムね。
クソシステム。
同じで使いづらい。あれは何なんですかね。
多額のお金が投じられていると思うんですけど、あそこに対して何もやんない。
何もやんないというか、クソみたいな成果物を出してくるベンダーいますよね。
ちょっとね、あるかなと思います。
プロジェクトの成功要素
日常&ビジネスオブネタを見ていきましょう。
スキルマッチャー会議。
新しいシステム導入やプロジェクト立ち上げの際は、
必ず参加メンバーの過去実績と今回の要件をマッチングして最適メンバーを選ぶ。
これめっちゃ大事ですね。
今だったら導入実績、過去の参加メンバーの過去実績をデータとしてどこかに保存しておいて、
それをAIに読み込ませて、
今回のジョインするメンバーをAIにこの人はどうですかっていうのをやっていくと、
マッチングが最適にできるんじゃないかなって思いました。
マッチング理論とか、どっかの大学の先生が研究してるのを見た気がするな。
そういうのとも成功性あるかなって思います。
次がミニテスト運転。
大規模なシステム回収やイベント準備前に、
小規模のパイロットテストを行い、可動性や使い勝手を確認してから本番準備に移る。
これもめっちゃ大事ですよね。
多額のお金をかけて作って、
これ誰も使いませんでしたってなるのはあれなので、
あれでやりましたよね。
スタートアップ系のMVP、
Minimumなんちゃらプロダクトみたいな、
すごくめっちゃちっちゃく作って、市場に出して反応を見てっていうのの考え方ですよね、ミニテスト運転。
MVP、何の例だったかちょっと忘れちゃいましたね。
次が外部リソースの選定基準。
外注や協力会社を選ぶ際は、見積金額だけでなく、
過去の納品事例、クライアント評価、技術、スタック、適合性をチェックリスト化し、総合的に評価する。
これもAI使えば最適解は出せそうだなって思いました。
というわけで、皆さんも日常&ビジネスに応用してみてください。
それでは今回はここまでです。また明日お会いしましょう。さよなら。
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