はい、また来てくれたんですか?
またね、なんと6月もスポンサードいただけるということで。
ありがとうございます。
今回はですね、6月は地域活性化イベント、メーカー361の主催で、
ひだの家具フェスティバルにも出展されるという、アーツクラフトジャパンさんの提供でお送りします。
ありがとうございます。
じゃあここからは、いただいた文を読み上げたいと思います。
ひだの家具フェスティバルが、7月2日水曜日から7月6日日曜日まで開催されます。
アーツクラフトジャパンは、メイン会場と弊社ギャラリー361で新作家具を展示します。
そして7月5日土曜日は、1日限定イベント、メーカー361を道の駅ひだ朝日村で開催します。
クラフトフェアとふりまづき集まれ!ということです。
ありがとうございます。
イベント主催されるらしいんですよ、アーツクラフトジャパンさんが。
で、その道の駅のひだ朝日村というところで開催されるということで。
そういう道の駅があるんですか?
そういう道の駅がひだのところにあるんですよ。
イベント主催されるということで、我々もつい最近イベント主催したばっかりじゃないですか。
だから広告の打ち合わせでやり取りしてたんですけど、大変さがすごい分かりました。
もうしばらく主催はしたくないぐらいですもんね。
大変だなって思いながらも打ち合わせさせていただいたんですけど。
今回ですね、メーカー361っていうのは1日限定のクラフトイベントらしくてですね。
会場が道の駅にあるんですけど、その施設の中に安らぎ館っていうのがあるらしくて、そこでやるらしいです。
歩いてすぐのところにアーツクラフトジャパンさんのギャラリーがあって、そこでもアーツクラフトジャパンさんの本物とか家具が見れると。
じゃあなんかそこのひだ朝日村の安らぎ館、小玉館でもやるし、オープンファクトリーみたいな感じで工房でもやってるという。
工房の中見れるか分からないですけど、ギャラリーがあって、ギャラリーで見れるということですね。
で、出展どんな方がされるのかというと、振り間だったりとか子供服とかアクセサリーとか小物、あとクラフト品など。
今日は出展者の情報が送られてきたんですけど、めちゃくちゃいろんなジャンルが入ってました。石鹸とかもあった。
石鹸。
うん。結構楽しめるんじゃないかなって。
家族で行っても奥様から子供から割と楽しめる。
そうそうそうな気がします。家族みなさんで本当に年齢幅広い方が楽しめるんじゃないかなっていうイベントそうでした。
で、とっても素敵な出展者の方が多かったです。
最近のクラフトフェア結構大きいのだと、人込みすごいじゃないですか。
すごいです。
今収録してる、もう明日がクラフトフェア松本だったりしますけど、すごいじゃないですか。何万人っていう人が来るイベントで。
それはそれで楽しいとは思うんですけど、混雑苦手なんだけどこういう手作りのもの好きな人とか結構いると思うんですよ。
そういう人にはこのメーカー361、すごいぴったりのイベントなんじゃないかなって思ったりして。
そういう人がゆったりして、家族で今日天気いいから行こうかってなってもゆったり見られる。
そうそう、作り手の人と結構ちゃんと密なコミュニケーションも取れると思いますし、丁寧にやり取りできたりするんじゃないかななんて思ったりします。
僕は結構そうなんですけど、その日の思い出持ち帰るじゃないですけど。
何か欲しくなっちゃうよね。
なりますよ。
クラフトフェアとか行くと僕結構何か1個か2個買っちゃうんですけど、何かそういうのもできるんじゃないかなって。
そういうとこに石鹸とかアクセサリーとかがあると手軽に買って持ち帰りやすい。
なんじゃないかなって思ったりします。
道の駅でやるっていうのが結構田舎の豊かさみたいなのも感じれてすごくいいんじゃないかなって。
田舎の豊かさあるよね。
あるよねって。
道の駅だと特にそれ感じませんか?
うん、感じる。特産品とか市場産品とかがたくさん置いてあって。
あったりして。
地域のお店とかも出してあるからさ、こういうものづくり盛んなんだっていう。
ひだあれなのね、木工だけじゃなく他のものづくりも盛んなんですね。勝手に木工だけのイメージになっちゃってる。
僕らが知らないだけで色んな作家さんがひだにはいらっしゃると。
そんなこともあり、地域の豊かさみたいなのもこのイベント行ったら感じれるかなって思ったりして。
ローカルって割と何でも揃ってる感じがしますけどね。
意外と行ってみたら何でもないように思えて、意外と結構何でもあるじゃんみたいなのありますよね。
あります。だからそれが結構身近に感じられるイベント。
なんじゃないかなと思ったりしております。
アーツクラフトジャパンさんが主催される。
主催されると。
これ結構大変だと思いますよ。
僕ら13人だったじゃないですか、座って。全然もっと倍ぐらいあったじゃないかな。多かったので、これは大変だぞと思って。
すごいなと思って見てましたけど。
だからもしこれ聞いて行ってみたい方いたら、
そうですね。
なんかインスタとかあるんですね。
インスタのアカウント、アーツクラフトジャパンさんのインスタのアカウントか、メーカー361のアカウントもあったので、そちらから詳細はご確認いただければと思います。
ヒザこっちから行くときって、結構山道のイメージだったんですけど、国道361号線らしくて、国道ですごく走りやすいんですって。
基礎の方から行くってこと?
そうそう。361っていうのが国道361号線らしくて。
そういうことなんだ。
すごく走ってて気持ちいいらしいです。
なので、すごい山道ゆねみに行くっていうイメージではないらしいので。
僕らどうしてもトンネル通りたくなっちゃうから。
ですけどすごく気持ちいいらしいので、ドライブがてら週末行かれるのどうかななんて思ったりします。
いいですね。晴れるといいですね。
あと、高山市内から車で20分くらいなんですね。道の駅からヒザ市内まで。
だから1日で両方巡れるということで、朝道の駅でクラフト見て、午後は家具フェス見てみたいな感じがおすすめのルートらしいです。
分かりました。何か午前中買って、昼どっかで挟んで、午後行くと家具フェスに。
そんなルートがいいんじゃないでしょうか。
ということでクラフトとか家具が好きな人とか、ものづくりの空気とか触れてみたい方、ぜひ7月5日土曜日に開催されるということでぜひ行ってみてはいかがでしょうか。
じゃあ結構このラジオもそういうものづくりが好きな方が聞いてくださっていると思うので、お近くの方、遠くの方もぜひ行ってみてくださいということで。
広告は以上となります。引き続き本編をお聞きください。
皆さんこんにちは。しんのモコウカラジオ始まりました。この番組はしんのモコウカになりたい。
かぐやの花太郎と元アルバイトの広口くんがお送りするモコーバラエティです。こんにちは。
こんにちは。
なんか広口くんこの間めちゃめちゃインスタに万博あげてましたね。
そうなんですよ。実は万博行ってきたんですよ。
なんか広口くんのストーリーズがすっごい細切れになってて。
そうそう。めちゃくちゃ細かくなってましたよね。
ほらストーリーズって分割されるじゃん。それがなんか15分割ぐらいされてて相当あげてましたよね。
めちゃあげてましたね。
いやなんか僕もちょっと詳しくまだ広口くんが聞いてないので。
そうですよね。その万博エピソード。
そう。万博エピソード。今日はちょっと万博振り返り。
いいですね。
あれなんで行こうと思ったの?
なんで行こうと思ったの?おかしいですね。
なんか話すと長いんですけど、京都グラフィーっていうのが京都にあって。
あげてましたね。
京都グラフィーって日本で一番大きい写真の国際芸術祭みたいのがあって。
座って絡みでちょっと展示の仕方とかイベントとしてどうやって行ったらいいのかなみたいなところ。
ディレクター的なところが不在じゃないですか。我々のイベント。
ディレクションできたら。
ディレクションとその展示の設計する人が不在のイベントなので、そういうところをちょっと勉強しに京都グラフィーに行きたいなと思っていたんですよ。
なんかでも割と不在なイベントは多いですよね。
そういうイベントが多いと思いますよ。
多いですよね。
全体で見たらね。
全体で見たら。ただ、ぬかりなく。
ぬかりなくやっぱり調べておきたいというのが。
で、あと前からすごい気になってた写真好きだしね。気になってたイベントだし。
ほら、あの知ってます?京都グラフィー知ってます?
知ってない。
ペン。クリエイターアワード。
あれと関係あるの知ってます?
知らない。
知ってたの?こうぶち君。
知ってましたよ。だって我々が過去に俳優秀賞を受賞したあれですけど、
安藤さくらさんとか、中山裕子さんだっけ?建築家の。
とか、あの工藤寛久郎さんとか。
はい。
よあそびさんとか。
あの中に実は京都グラフィーの共同ディレクターの人が入ってたんですよ。
あ、思い出した。
受賞してた中に。
してたわ。
あのお二人。
だからその方が我々と同時に受賞されていたと。
そう。で、我々は何ならその同じ会場にいたと。
あ、いたと。いたんだ。
そう。ルシールレイボーズさんと中西裕介さんですね。
で、その時から気になっていたって感じなんですか?
その時から気になってたわけじゃなくて、それより前から僕は知ってたので、気になってて。
たまたまあそこで、うわ、あのお二人と一緒の会場じゃんと思ったんですけど、
別に写真は好きだけど、写真のこと詳しいわけじゃないので、全く話しかけるたわりとかもできなかったですけど、
これをきっかけに座ってやったことで、新しい視点で見れるような気がしたので。
ちょっと勉強しに行きたいなと思ってて。
で、じゃあ京都行くなら、大阪行けばいいじゃんと思って。大阪バンパークも。
もう一泊して。みたいな感じで行きました。
行ってきたと。
大阪バンパークは大阪バンパークで、すごいお金をかけてるじゃないですか。
すごいお金かけてるね。
もう世界的にすごい建築家と、すごいディレクターと、すごいプロジェクトマネージャーと。
もう毎回ちょっとくれないかなって思う。
すごい企業とかのお金とか国家規模のファビリオンがいっぱいあるわけで。
一応京都グラフィーのついでというか、サブでバンパークを行ってみたけど、規模としたらバンパークの方がでかいよなっていう。
そうそう。後になって気づいて、いや行っとくべきじゃんって思って。で行ってきました。
そうだよね。インストもバンパークメインだったもんね。
バンパークの方がきっとみんな関心あるだろうなと思って開けた。京都グラフィーは別に知らない人の方が多いと思ったので。
僕の中にさえ落ちてくれればっていう感じですかね。自分の中に京都グラフィーが落ちればいいかなっていう。
じゃあちょっと行ってみましょうかね。具体的に。
今日はせっかく話すので、これから大阪バンパーク行く人とかに向けてそれもありますが、
木工家目線で大阪バンパーク見るとどういう気づきがあるのかみたいな。
あれだもんね。これから行く人に向けてだとワイドショーになっちゃうもんね。
我々がやるならば。
これはもう木工家視点で行くしかないと思いまして。
じゃあなんかこれ聞いたら僕もちょっと行きたくなっちゃう可能性もありますね。
間違いなく行きたくなりますよ。
お願いします。今のところ行く予定はそんなにないんですけど聞きはしたい。
大阪バンパークでぜひ行ってほしいですね。あれすごかったので。
郷口君的にはやっぱり何がすごかったというか。
やっぱりお金のかけ方がやっぱり段違いだから、色々来るものがありましたよね。
圧倒されるというか。
もう行ったら、何て言うんですかね。ほら、僕オリンピックのことは全然分からないですけど、
多分世界の体育祭がオリンピックだとしたら、世界の文化祭が多分バンパークだと思うんですよ。
分かりやすい。
もう既に乗っかっていると。
らしいです。
いやーなんかでかそうですよねあれ。
めちゃくちゃでかい。
ちなみになんですけどこれ話題になってるのが一応日本の伝統工法で作られていると。
名前が抜き工法って言うんですけど。
抜き。
抜き工法。
抜き。
これが現代バージョンにちょっとアップデートされた感じで一応屋根のところも上をだから歩けるんですよ。
お散歩コースみたいな感じで。
上も歩ける?
上も歩ける。
めっちゃ高くない?あれ。
だからあそこに乗ると中の建物、中というか会場の建物とかを一望できる。
見下ろせるみたいな。
見下ろせる感じですね。
エスカレーターで登っていける。
エスカレーターで。
そうそうそう。
で、下を歩くときは日陰にもなってるし雨が降ってたら余計として会場内を回れると。
一応そういう感じで作られていましたね。
じゃあまあなんか歩くと大体1周2、30分くらいで歩く感じですか?
反対側に行くのにでも20分くらいかかってたような気がする。円の反対側に行くのに。
じゃあ結構遠い感じですね。
結構遠い感じ。
1周ずるにはもしかしたら結構かかったかもしれない。
もうちょっとかかったかなーって感じがなんとなくしますね。
なんか抜き候補が結構気になるんですけど、あんまりイメージがわからないというか。
どんなものなの?
一応代表例で言うと清水寺あるじゃないですか。
京都にある。
あの清水の舞台の、想像してほしいんですけど、教科書に載ってるあの写真の。
あれの下の方がジャングルジムみたいになってるのわかります?
わかります。
あれが抜き候補ですね。
ああ、あのあれでしょ?ジャングルジムみたいな。
そう。一応釘を使わないで木だけで組んでジャングルジムみたいなのを作るみたいのが抜き候補で。
柱。垂直に立つ柱に多分貫通穴を開けて横方向。横方向の舞台を通すと。
通すと。
で、それをきっとどう止めるかっていうか、清水寺は多分くさび的なもので止まってるんですよね。
くさびで止まってると思います。くさび、ここまで話しますか。くさびどういうことか。
くさびはちょっとどうしますか。くさびはスルーしますか。
スルーしますか。なんかちょっと気になった人はもう調べてください。これ多分口で説明するのすごい大変なので。
そう、あの斜めの。とりあえず斜めのものがぶっ刺さってる。
そうですそうです。それで固定していくということですね。
そう、それで緩んだら多分叩けばいいみたいな感じですね。
そう、そんな感じですね。
それの現代版。
そう、現代版。それをですね、現代の公務店の技術と知識と総集結して。
ちなみになんですけど、なんかあれって109個。
109個。
ユニットになってるらしくて。
あー、ボンのより1個多い感じで。
そうそう、そうですね。あれ?ボンの?108個か。
108個。
1個多いですね。
それをユニットとして繋いで、会社が3社、広く分担して。
大手ゼネコンと言われるやつ。
そう、デスデスがくっつけてリングになっているということらしいですね。
なんかそれも不思議だよね。
不思議ですよね。
橋とかもすごいトンネルとかもすごい不思議なんだけど、両方向からやっててよく出会えるなっていう。
ほんとそうですよね。
結構部材でかいじゃん。
超でかかったっすよ。
だから3つの団体が競い合ってというか協力し合ってやってるわけでしょ。
そう、でよく上手いことを別々の分担場所でさ、綺麗に繋げられるなと思って。
トメが一生くっつかない花太郎はできないね。
できないですね。僕も一生できないですね。残念ながら。
残念ながら。でもさ、部材でかくない?結構。
超でかかったっす。
じゃあ部材の話しますか。
じゃあ材料種類からね。
気になります。気になる。
いきます。一応ですね、使用している木材は国産材が7割らしいです。
杉、ヒノキとかも使ってたり。
あとはヨーロッパの方の赤松とかが3割入ってるらしいですね。
ちょっと使っちゃったのね。
そう、ちょっと使ったらしいです。
例えばですけど、北東エリア。バンパクのリングの中の北東の部分。
会社ごとに担当した部分が違うんですけど、北東の部分は四国産のヒノキが50%使われていると。
針の全部が福島県産の杉らしいですね。
針杉でいけんだね。
いけるんだと思って。
いけるんだね。松とかヒノキとかの方がいけてそうな感じしますけど。
分かる分かる。
ちなみにですけど、バッサヒサタ木材は国内最大規模の修正材工場で接着して加工されて、
そのサイズで言うと断面のサイズが420ミリ角。
長さが8メーターから9メーターとか。
420ミリ角。
やばいですよね。
すごいね。
すごい修正材でしょ。
すごい修正材。こんぐらいあるってことだね。
420ミリ角とか聞いたことないですけど。
ないね。
で、結構長いものにしちゃえる修正材だったら。
そう。8メーターから9メーター材らしいです。
だからもう日本にこんなでかい木は1本でないよね。
ないですね。間違いなくないと思います。
それを修正で今回やってみましたと。
作ったということですね。
床板に関してはですね、僕これ知らなかったんですけど、CLTって知ってます?
CLT?
うん。
なんすか?
あれね、よくさ、花太郎さんも使う杉の幅剥ぎの修正材じゃないんだけど、
幅だけハイであってサブロックサイズで売ってるようなのがあるじゃないですか。
あれを積層合板にするみたいな。
はー。
木目方向を直向で変えて。
あ、木目方向はじゃあその直向になってる。
ベニヤ構造というか。
あ、ですです。
なのでその幅方向に足りないので、まず1回材料を接着します。
で、それである程度の広いサイズの1枚の板を作ります。
で、そしたら木目方向90度変えて、今度は上下に接着します。
で、それをなんか3層ぐらいにしちゃったのかな。
で、それを床にしてると。
へー。
床に?
そうそう。CLTって言うらしいんですけど。
床ってどこなんすか?
天井のところ。
あ、歩ける。
人が歩けるところがそうだったと思います。
じゃあ相当床っていうかもう分厚くなってるってことなんですね。
厚かった気がしますね。
何ミリだったかな?
ちなみにですけど、ほら、次のページに行くと僕が写真を一応。
あ、ほんとだ。
90度ごとにね。
90度ごとにね。
ミルフィ構造というか。
そうそう。たぶんこれあれかな。
スノコを90度回転させながら厚みを出すために接着するみたいなイメージで持ってもらえればいいんじゃないでしょうか。
なんかたぶん、想像するに縦方向と横方向で特性が違うので、
そうですね。
デメリットを打ち消し合うためにやってるんですよね、きっと。
たぶんそうだと思います。
ソリとかそういうのに強くするためにやっているんだと思います。
で、ちなみにですね、こうやって製造された柱とか張り材はですね、なんと1万本以上らしいです。
すごくない?
だからその組み上がったというか、積層したものが1万本以上あるってことですか。
そうそうそう。
抜き工法の穴開けるじゃないですか。
はい。
組んでいくと。
組んでいくと。
その仕口のところ。
はい。
全部で780箇所らしいです。
それ全部で。
全部で。
なんかもう果てしないですよね。
やった人がいるんだよね、だから。貫通穴を開けて。
今はね、確かに工場で開けてるんじゃないかな。そうそう。
だから農民ではこうやって現場でこうやってるわけじゃない?
じゃないと思います、たぶん。
で、持ってきて立ち上げて、で、抜きでぶっさしていったと。
あ、そうでそこのやり方も各社違ったらしいです。
そこのやり方っていうのはどういうことですか。
えっとですね、工場である程度ユニットとして組んじゃってクレーンで吊り上げて組んでいくパターンと、
伝統的に清水の舞台みたいに人がハンマーでくさびを打ち込んでいくみたいな。
あ、一つのユニットっていうか面で持ってきちゃって組んで、それを立てていく。
その鳥居の複雑な鳥居。
鳥居の鳥居みたいなのをいっぱい組んでいくっていうパターンで作ったところと、
清水寺みたいに。
お建前みたいな。
みたいな感じで、そうそうそう。職人さんたちがやったところとなんかあるらしいですね。
でもさ、それさ、丸くなってんじゃん。
ストレートなわけじゃないからね。
じゃないですね。
こうちょっとずつ角度がついてるってことだよね。
そういうことです、そういうことです。
そういうことなんですよね。
すごいよなっていう。
すごいな、すごいなっていうことですね。
それで間違えないのがすごいですね。
マジそうなんですよね。
現場監督とか怒られなかったのかね?ちょっと違うじゃんとかね。
いや絶対あったと思いますよ。たぶん。たぶんあったと思いますけど。
現場監督の人聞いてればまたお便りください。関わった方。
いやでもなんかすごいから、そういうこともなかったのかもしれないですけどね。
うん、バチバチで。
僕らだったら絶対怒られてますね。
怒られて、おーいっつって言ってその方間違えてるじゃんつってね。
絶対なりそうですけど。
くっついてねえじゃんという。
なりそうですよね。
で固定方法も各社違うという。
でしたでした。これがねめちゃくちゃ面白かったんですよ。
僕も行って歩くじゃないですか。
なんかある時からくさびの止め方というか、変わるんですよジョイントの方法が。
あ、こっから違う会社がやったんだみたいなのが。
あ、わかるの?
わかるわかる。見えるので。
まあじゃあその辺についてちょっと話していこうと思うんですけど。
あのですね、伝統的な抜き工法なんですけど、金物もね今回使われております。
でなんかそれに関して結構なんか批判がされてたりとか国会で議論されてたりとかというのもありましたね。
そんな一幕もあったので多分知ってる方も多いんじゃないかと思います。
例えばですけど、まあくさびで止めるんですけど、今回大林組、大手ゼネコンですよね。
はなんとくさびを使ってません。
くさびを使ってません。
くさびフリー。
くさびフリーなんだ。
くさびフリーのジョイント方法を取ってて、
はなとろさんはわかるんですけど手元の資料にですね写真が載ってると思うんですけど、こんな感じでですねボルトで固定するみたいな。
穴の中でどう突っ張るかっていう。
あ、そうそう穴の中で突っ張らせるために。
巨大な突っ張り棒が止めている抜きを。
そう、大林組は穴の中で巨大な突っ張り棒を作って固定していました。
そうだよね、背中で物を持ち上げるみたいな感じ。
あ、ですね。まさにそんな感じですね。
大林組は突っ張り棒で止めている。
そう、大林組は突っ張り棒で止めていました。
鉄のね、金属の。
で、他のところはですね、例えば木製の修正材のくさびで止めているところもあったり、金属製のくさびとそのもう一個木製のくさびを併用しているところとあったりしましたね。
その3パターンだったかな、見たのが。
あー、なんかくさびもあれ摩擦でずれないようになってんだよね、きっと。
そうですね。
ギュギュッと押し込まれて。
多分各社が木だとめり込み問題があるじゃないですか。
多分それをどう解消するかが各社の思想が違くてやり方が違ったんだと思います。
あー、だからその根本突っ張るは変わってないけど、その方式を各社の考えの違いが。
多分そうなんじゃないかなと思います。
これ一生懸命考えてたと思うよ。
いや本当そうだと思いますよ。
ちょっとうちが一番、うちが一番いいなーって。
いいんじゃない?みたいな感じで。
一応伝統的な方法なので木製のくさびにこだわるかどうかみたいなところもあったんじゃないですか。
そのポリシーが各社の多分あったんだと思います。
うちはちょっと木製のくさびに残したいっていうところと、うちはもうこれ新たなやり方で。
くさびフリーでいくぞと。
フリーでいくぞっていうことなんですね。
だってこんな巨大なものちょっとさ、くさびだけだとってなりますよね。
そうですよね。そこもまさに話がその批判の部分ではなんかあって。
だから解体のこととか考えると、全部埋めちゃうと大変だよなっていうことらしいですね。
解体のことという話が出ましたけど、一応これ再利用するらしいんですよ。
再利用するの?
このバンパークのリングね。バンパークの期間が終わった後、解体して再利用するらしいんですよ。
じゃあ誰かの家に行くと、一本だけ太い針が420画がズドンって通ってたりする可能性もある。
個人の家ではどうなんでしょうね。
そういうことじゃないんだ。なんか抽選でもらえるみたいな。
一応申し込み員があるらしくて、多分自治体とか公共の施設とか、そういうところに行くんだと思います。
ケッドラで取りに行けるレベルじゃないんですよね。
じゃないんじゃないか。一本から受け付けてないような気もするんですけど。
でもね、そういうのがあるらしいです。
ちなみになんですけど、もうすでに一個リユースされてる事例があるんですよ。
もう?早くない?
びっくりしたんですけど、なんとバンパーク会場に大屋根リングがリユースされたベンチがもうすでにありました。
見本というかってこと?
そうそう。試作の時に使ったプロトタイプで使った針の材料があるらしくて、
それを命を巡る冒険というシグネチャーパビリオンが、通称河森館って呼ばれてる。
河森?
河森館っていう。
それは苗字?
そこから説明しますか。
そこから説明してもらっていいですか?
今回のバンパークは、いろんな海外の国ごとのパビリオンもあるんですけど、あとは企業のパビリオンもあります。
NTTとかそういうのもあります。
でもそれ以外にシグネチャーパビリオンっていうのがあって、
それは個人の人が統括プロデューサーみたいな感じで、一つのパビリオンでどんな頃見というかをするかみたいなのを決めてるんですね。
河森さんっていう人がそのパビリオンは頭で。
頭っていうか。
だから頭の人が、親方が全部決めていいんだ。
そこのパビリオンどうするかを。
で有名なのだと、お茶屋陽一さんがやってるぬるぬるっていうパビリオンがあったりとか。
ぽいね。
俺はよく知らないけどぽいね。
っていうのがあったりとか。
結構数あるのパビリオンは。
めちゃくちゃいっぱいあります。
もう僕はね全部ね、とてもじゃないですけど回れなかったですね。
きっとあれだよね。
全部回るんだって一週間ぐらいかけて回らないといけないぐらいな規模なのかな。
なんか一週間回っても全部回れないらしいですよ。
一週間ダメなんだ。
うん、ダメらしいです。
広口くんが言ったのは、広口くんが興味のあるほんの一部っていう。
そうそう。
広口くんは何が一番見たかったの。
僕が見たかったのはやっぱぬるぬるかな。
ぬるぬる。
ぬるぬるがね気になりすぎてて。
ぽいね、それもぽいわ。
どうだったんですかぬるぬる。
ぬるぬるはやっぱね、もう全くよくわからなかったですよ。
頭が。
だって建物が、建物が動くんですよ。
建物動くの?
そう振動してて、建物が。外壁が振動してて。
柔らかい素材でできてるってこと?
多分そうなんだと思います。
まず最初にその建物が動くっていうことを前提にして、
まあそんな建材ないじゃないですか当たり前に。
だからその建材を開発するところから始まったんですよ。
動く建材を開発するところから。
大変。
そこからがこれまでの建築の文脈と全く違うところから始まってるから
もうめちゃくちゃ面白いなと思って。
そうだよね。
なんかスライム状のというか柔らかいみたいなイメージとしては。
鏡ですね、イメージは鏡。
動く鏡。
動く鏡が外壁に使われてて。
あ、あれか、水面がこうゆらゆらするみたいな。
みたいな、そんな感じです。
ずっとこう動いてるみたいな。
っていうのもあって、なんかね、全然一個だけすごい異質な感じが個人的にはしてて。
じゃあそういうのも何人かいて、各国のやつもあったってこと?
そうそうそう。有名なのだとアメリカとかイタリアとかそういう大きい国もあれば。
ジョッセフ・ウォルシュもいるもんね。
アイルランドから行きました、ジョッセフ・ウォルシュの見てきました。
なんならもう知り合いだもんね。知り合いではないけど。
知り合いの知り合いはジョッセフ・ウォルシュ。
それは気になってました。
いやーよかったですよ。
なんかね、やっぱアイルランドは僕行ったことないから全然わからないですけど、なんかね、日本とすごい近いものを感じました。
あ、その根本の思想というか、自然との仲みたいな、うまく言えないと。
あー、っていうかね、なんていうんですかね、精神性っていうのかな。
おー。
とか、なんか日本の工芸に近いものがやっぱ展示されてたんですよ。向こうのパビリオンに。
パビリオン自体はすごく質素で、ちっちゃくて、中がすごく豪華ではなかったんですけど。
あ、もうなんかそこからしてちょっと共感を持ってる。
そう、なんかこういう言い方をするとあれかもしれないですけど、なんかね、日本のワビサビに近いようなポリシーというか感じましたね。精神性というか。
なんかパッと見て、結構コテコテで派手な感もあれば、そうやってちょっとワビサビチックなアイルランド感もあるよっていう。
そう、でそれがね、もう行く国々でやっぱ全然違くて面白かったですね。
行こうと思ったのヌルヌルじゃん。ちょっと一番気になってたのは。実際見てみてどうだったんですか。
ヌルヌルは結局行けなかったので、あれなんですけど、石黒館も行ったんですよ。シグネチャパリビリオン。
あのね、石黒館もすっごく良かったです。めちゃくちゃ良かったですね。
それ何?石黒さんは何をした?
えっとね、アンドロイド。
アンドロイド。今っぽい。
アンドロイドが、もう普通に現実世界で浸透してる社会ってどういう社会なのかなみたいな。
もうちょっと仮想体験できるというか。
そうですそうです。あれはね、本当になんか映画一本見た後よりもすごくなんかね、考えるものとか感じるものとかがあった。
もう3Dで現実の空間が、映画の世界に自分がどっぷり浸かり込んだみたいな。
じゃあ、ブレードランナーの世界はちょっと。
あー、でもね、なんかやっぱその辺はブレードランナーっていうか、
ほうが。ほうがだ。
ほうがの感じ。
そうそう、ほうがな感じ。
ほうがの世界に自分がダイブしたらこんな感じなのかな。
そう、SFのほうがにダイブしたらこんな感じなのかなみたいな感じでした。
まあ、なかなかないこう。
そう、なかなかない感じなんですけど。
ジャンルですけどね。
そうそうそう。でもね、そんな感じがすごくして良かったですね。
多分ね、石黒さんがその辺の分かりやすさとエンタメ性とSF感と、
あとは全体的なディレクションが結構万人受けするんじゃないかなって感じが。
あー、上手にできてた。
そう、しましたね、なんとなく。
なんか巨大な遠張り感もいってたじゃん。
あれで、フィリピン感なんですけど、あれやばかったですね。遠張りエグかったですね。
あのー、俺ちょうどさ、TOWシート貼ってたんよ自分で。
そうですよね。
で、それが全然上手くいかなくてさ、全然上手くいってないのにさ、こんなに巨大なことさ、
A4、A3サイズのやつでさ、上手くいかないのにさ、巨大な建物さの遠張りで作ってるとこあるんだと思ってへこんでたよ。
いやー、あれはもうなんかレベルが違いましたね、やっぱ。
やっぱ、国力。国力というとはちょっと古い言い方ですけど。
でもまあ、そんな感じ。なんかやっぱ、あ、TOWで生きてる国ってこういう感じなのかみたいな。
まあ、生きてるっていう言い方はおかしいですけど、やっぱね、TOWに関しての技術力すごいなって思いましたね、あれは。
一番印象に残った全てをまとめてというか、はどれです?
あー、やっぱ石黒館かな、個人的には。
石黒館。やはり、ちょっと未来を見た感じ。
感じしました、とっても。
やっぱ万博行ったら未来を見たいよね、ちょっと。
そうですね。それがね、とても良かったですね。
だから、あとこれから行く人、これで行きたくなっちゃった人にちょっとアドバイスとか。
あー、これはね、今回の万博はめちゃくちゃ情報戦なので。
はい。あ、情報戦なんだ。
そう、情報戦なんですよ。だからね、あらかじめどれだけ調べられるかみたいなので、結構変わってきそうな気がしますね。
じゃあ、万博はもう行く前から始まってて。
行く前から始まってます。
だから、情報収集して。
そうです。
1日行くなら、もう何を見たいかをはっきりさせて、行くと良いという感じですかね。
あ、でもね、見たいところが見れない可能性も結構あるので、予約していかないといけないんですよ、事前に。
で、そこも抽選だったりするので、見たいところが予約落ちることは全然あるので、難しいんですけど。
じゃあさ、こうやってさ、見てってさ、うわ、すごい、なんか、うわ、アメリカ間全然見るつもりなかったけど、ちょっと目移りしちゃったって言っても、急に行ってもちょっと見れないことが多い。
あ、まあ並べばね、時間が全然あるなら見れますけど。並ぶ時間、別に気にしないんだったら見れますけど。
じゃあ予約していくとタイムレスに見れたりというか。
そうですね。ただシグネーチャーパビリオンに関しては予約しか入れないかったりするので、他の海外のパビリオンは並べば入れるパターンが多いんですけど、そうそう。
おお、なんか気になりますね。全然こう、あまり行く気もなかったですけど。
まあでもね、調べだしたらね、たぶん行きたくなっちゃう気がしますね。あれはすごいので。
じゃあ、ちょっと気になった方は、ぜひ大阪万博。
長野県だとね、ややちょっと遠いけども。
ちょっと遠いんですけどね、なんかもし関西に行く機会が10月ぐらいまでになったら、ぜひ行ってほしいですね、大阪万博。