リズム練習の解説
リズム練習をしていきます。211
はい、ちょっと怪しいけど、本を読みます。
ドラマーを見て学ぶ。
ノリの例として楽曲とドラマーを紹介します。
まずは、ショート&リードと音源を聴いてみます。
ドラマー、デビッド・シルバーは、アフタービートでスネーを2回叩いています。
本章のトラックは、03に近いです。
次に、トトのストップ・ラブイング・ユーファームスのドラム、ジェフ・ポーカルを聴いてください。
これは、デビッドの2つ目の音だけを叩いているかのようなタイミングです。
さらに、後ろを叩いているような、これならば分かりやすい後ろノリです。
他にも、ブッカー・T・ザ・MGのドラマー、アル・ジャクソンや、日本では山下達郎のバンドにいた、青山純のプレーも参考になります。
逆に、ポリスのシュワード・コープラントを聴くと、前ノリでグイグイと突っ込んでいくプレーが印象的です。
アクセントの位置は、ポップスではアフタービートの2・4であることが多いのですが、
いろいろな楽曲に接していくと、それ以外にもタイミングがアクセントになるパターンもあり、
曲が持つノリ、アクセントの位置、8ビート、16ビート、跳ねる・跳ねない、前ノリ・後ノリなど、
素早く見抜き、そのリズムに乗って、キーや音階を把握して、メロディーや楽器のフレーズを叶えられるのが、上級者・音楽講師・ミュージシャンです。
それは本書のようなリズムとはを熟知していれば、耳コピが速くなるということでもあります。
曲を把握することと耳小振り、そのスピードアップ、モチベーションになり、楽しんでいくのがリズム練習です。
はい、じゃあ今日はこれで終わりにしましょうかね。はい、失礼します。