税金の意味と役割
おはようございます。今日は6月の11日で、トークの542回目、積極財政の話をしてみたいと思います。
政治の話ですね。積極財政。
要はですね、僕たちの税金って、何のために取るかなんですけど、
財源のために取る。例えば社会福祉をするために取るとか、道路を作るために取るとか、水道工事をするため新しく橋を作るために取る、道を作るために取る。
そういった財源のために税金を取るという考え方が、普通の考え方だと思うんですよ。
ところがですね、それは違うよって言い出した人がいて。
財源というのは別に、国なんだからお金すればいいじゃん。お金作りはいいじゃん。財源は国が作り出した。
じゃあ税金は何のためって言ったら、経済を安定させるためであったり、富を再分配するためであったりするために取るのは全然いいけど、財源のために税金を取るのは間違いじゃないっていう説があります。
実はね、僕はそれが正しいと思っている。正しいというか、世の中そうですからね。
信じられない人がいるんですけど、信じられないというか、頭を切り替えないといけないというか、そもそもお金って何なのか分かっていないと分かんない話で、
お金って何なのかが分かったらですね、ストンと理解できるので、お金の話をしてみたいと思います。お金といってもね、お札っていつできたかというと、いつだろう?
時代ははっきりわかんない。中世だな、中世。中世じゃないな。金世。ヨーロッパで生まれたんですよ。ヨーロッパでね。ヨーロッパで生まれたんです。
それまでお金というのは金貨だったわけですよ。金貨、金貨、金貨、金貨、金貨。持ち運びとか重かったんじゃないですかね。金貨だからね、ちゃんと持ち運び重いし。
金貨を作っている会社があったわけですよ。金貨を作っている会社があったわけですよね。そこでカンカンカンカンって金貨作り職人がトンカチでカンカン言いながら金貨を作っていたわけですよ。
お金持ちはそこで金貨を手に入れるわけですね。手に入れた金貨で買い物をしたりするわけですよね。
お金持ちが金貨もいいやって預かってて、金貨作る会社に金貨を預けたわけですよ。お金持ちですからね。家に置いていたら危ないじゃないですか。金貨をね。
金貨を預かったわけですよ。受け取りを書いたわけですよ。金貨を100枚預かりました。
受け取りをもらったわけですよ。金貨を預けて。でもこの受け取りを金貨作る会社に持っていけば、いつでも金貨を100枚と交換してくれるわけですよ。別におかしな話じゃないですよね。
そんな感じが続くわけですよ。お金持ちは金貨を家に持ってきたくないから、お前のところで預かってくれみたいな人がどんどん増えてくる。
必要な時になったら金貨返してみたいな。そういう話ですよね。ところがある時、金貨を預かる人があることを思いつくわけですよ。
金貨を預けて預かりをもらう。ある時、金貨を100枚預かりました。これで買い物ができるようになったわけですよ。
売る方も金貨でなくても預かり所でいいわけですよ。
売った方も別にいいですよ。
物を売った人も、物を売った人のところに受け取りが移るわけですよ。
そういう感じで紙幣というのが生まれたわけですよ。紙幣というのは金貨の預かり所だったわけですよ。
その預かり所で売買ができるようになってきたわけですよね。
でも別に何も悪い話ではないですね。金貨は重いですからね。売る方も別に預かりで十分ですからね。
ところがある時、金貨を作る人が発見をしたわけですよ。何かというと預からなくても受け取りを書いちゃったわけですよ。
金貨を発行する会社は自分で預かり所を別に預かってもないのに預かり所を書いちゃったわけです。それを買い物で使ったわけですよ。
でも別に何の問題もなく使える。
この話の欠点は金貨を預けた人が一度に引き落としに来たら金貨が足らないわけですよ。
例えば金貨100預けた人が10人いましょう。1000金貨そこにあったらいいんですけど、ところが勝手に預かり所を作ったもんで金貨より預かり所が増えちゃったわけですよね。
でも実際に一度に引き落とし金貨に変えてくれという人はいるわけではなくて、別に何の問題もなかった。
でどんどん預かり所を変えていく。そんなことが続いていくわけです。
ある時にそれを気がついた王様がいてね。ヨーロッパだから王様が絶対者ですよね。
王様が金貨を作る会社に注意喚起をすればよかったんだけど、いい商売してるな。俺にもやらせろみたいな。
そういったことになってきたわけですよ。
そうやってヨーロッパ化でお金というものが発明されたわけです。最初は純粋に金貨の預かりだったわけです。
次のステップでその預かり所で買い物ができるようになったわけです。
次のステップで預かってもいないのに預かり所を書き出したわけです。
次のステップでそれを国家権力、王様と手を組んだ。
お金の成り立ち
そういう流れですね。お金が生まれた流れというのはね。
ということで世の中のお金ってできているわけですね。
銀行が100万円貸してくださいと言ったら銀行はどうするかというと、
わかりましたと貯金通帳に100万円と書く。
実際お金関係の100万円という預かりを書いてくれる。
そんなお金一瞬に100万円生まれたわけです。
実際いろんなルールがあるんです。
銀行ができるぐらいだから国ができないわけないじゃないですか。
現にやってますからね。
だから税金取る必要ないわけです。
財源はもうすでに出来上がり、いつでもいつでも作れるという権力を国は持っているわけです。
わざわざ税金何のために取るのですよね。
ただ財源として取るのではなくて経済のバランスを取るために取る。
景気が悪くなった時景気が良くなった時それぞれ対策しないといけないわけじゃないですか。
そういう意味合いで消費税を使うならすごく良いことだなとは思います。
でもそうじゃないですよね。
財源のために取る。これは間違えてるんじゃないというのが積極財政の人の言い分なわけですよ。
はい、とりあえず。