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2025-09-02 05:09

リズム練習244 from Radiotalk

サマリー

リズム練習244では、ダウンビートとアップビートの演奏方法について詳細に解説し、両者のニュアンスの違いを理解することの重要性を説いています。

ダウンビートとそのニュアンス
リズムの練習をしていきます。
本を読んでいきます。
一般にダウンビートを演奏するときは、ボールを投げつけるような感じで、ストローの楽器を打ち鳴らしていきます。
そのとき、力任せにプシャッと打ち潰すようなニュアンスは極力避け、あくまでもリラックスすることを心がけましょう。
このようにして演奏された音は、ちょっと抽象的な表現になりますが、安定感を持って地面の方へ沈み込むようなニュアンスを持っています。
だからこれをダウンビートと呼ぶのです。
これをダウンスと言えば、一拍目出しをストーンと落としていく感じに重なります。
決してスモートリガー、ドッシンと思考を踏むようなものではありません。
さて、アップビートの方はどうでしょう。
前の方の説明でビートの性質を鳥の羽ばたきで例えて解説したとき、
アップビートは羽をふわっと上に持ち上げるように例えられると限りました。
こんな動作、皆さんはどこかで見たことがありませんか。
コンサート会場のピアニストが鍵盤を叩いたとおりにポーンと上にほうを投げるような格好、あれを思い浮かべると言うでしょう。
まさにダウンビートとは正反対の上向きの方向性を持ったビートを演奏するとき、息を吸いながら上に伸びていくような感じで行いましょう。
とは言っても、本当に伸び上がらなくてもいいのです。
大切なのはあくまでもそういうニュアンスで弾くことであって、体をそのように動かしながらアップビートになるというものはないのですが、
それでもなんとなくつかめないのではないかというと、空中で三角球を描く三拍子の演奏方法を思い出してください。
リズミカルな動作で羽を上に振っていくと、
1のダウンビートで上から下にスタート、3ではふわっと振り上げられます。
ここでは持ち上げられた上が1のエネルギーを十分に蓄えられることです。
次の1で再びそれをストーンと落とされるようになります。
この一連のリズムの運動を理屈でなく体で覚えることが大切でしょう。
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