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まず最初に大詫びをしたいんですけれども
バナナブレッドのラジオを図書してやっているこのポッドキャストを
前回お話しした
5年ぶりにお酒を飲んだよっていう話の流れで
僕は18歳の時 大学1年生の時に
新入生歓迎会で飲酒をしたっていう
くだりをお話ししたことについてなんですけど
言うまでもなく未成年者は飲酒してはいけない
法律でも決まっているルールでして
またルールに反しているっていうだけじゃなくて
まるで未成年者が飲酒をすることが
当然かのような話し方をしてしまったことについてですね
申し訳ありませんでした
このポッドキャストを聞いている方がどういう方か
ちょっと分かんないですけど
もし未成年の方がこれを聞いていたとして
お酒を飲むのが当然なんだと感じられてしまったら
取り返しがつかないなと思いまして
自分の体がどのくらいアルコールに耐性があるかみたいなことも
一度耐えられるようなこともあるんですけど
自分の体がどのくらいアルコールに耐性があるかみたいなことも
自分の体がどのくらいアルコールに耐性があるかみたいなことも
一度確かめた上にですね
万全の体勢で飲酒をされるのが一番楽しく
とてもいい時間を過ごせるお酒の飲み方になるんじゃないかなと
振り返ってみればですね
僕は多分大学1年生のその新入生歓迎会で
違和感を感じながらもビールを飲む必要はなかったですね
あの時の正解は今になって14年前とかですけど
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今になって思えばソフトドリンクを飲みながら
あの場で笑って楽しく過ごすことが正解だったんじゃないかと
思うので無理にお酒を飲むことはないと思いますし
お酒を飲まなくても楽しく生きている方もたくさんいらっしゃると思うので
そんなこと僕が言わなくても
ご存知かと思うんですけど
ちょっとまず最初にお詫びしたいなと思って
すみません申し訳なかったです
本間たかしっていう写真家の人がいて
その有名ですよね
有名な本間たかしの
楽しい写真
これ楽しい写真って本が3冊ぐらいなんですけど
楽しい写真1っていう1冊目の多分本
エッセイというかエッセイじゃないか写真論というか
その本が面白くて
面白いというか
ちょっとこの冒頭がすごい面白いなって思って印象にずっと残ってて
何が書いてあるかっていうと
フォトグラフのことを日本語では写真って訳している
真実を写す
キャッチリアリティ
っていうのはでも
すごい言葉で
でもフォトグラフっていう単語の語源には真実なんて言葉はなくて
フォトっていうのは光
グラフは描く
なので光を使って描くっていう
ぐらいが本当はちょうどいいんじゃないか
写真って言った時に目の前に真実があるのをそっくりそのまま写すみたいなことが
そういうイメージがあるけど
光を使って描いてるんだよなっていう
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僕
絵が描けないので
絵が描けないので
絵心がない
絵心がないっていうとすごいあれですけど
解像度が低い
物の形を捉える
解像度がすごい低くて
つまりよく見てないと思うんですね
目の前のことを
目の前にある形を多分ちゃんとうまく捉えないで
生きてるんじゃないかなっていう
すごくぼんやりした
夢の中を歩いてるみたいな
そういう世界観で自分はもしかしたら生きてるのかもしれなくて
でもそういう時に写真を撮って
家に帰って
写真撮る時はいつもRAWっていう
普通写真撮るとJPEGとかそういうファイルの
ファイルの景色にするデジカメもありますけど
自分が使ってるカメラはJPEGとして画像ファイルにする前に
色々撮影した時のパラメータをいじれる
カメラのイメージセンサーが得た
そのパラメータを保存する形式
そのままだと画像としては
インターネットに貼るとかそういうことには使えない
設定ファイルっていうんですかね
実態はあんまり把握してないけど
でもRAWデータをレタッチする
パソコンで開いて色のパラメータを変えると
例えばシャドウってところをマイナス80とかにすると
0が普通ですね
その写真の中の影がどんどん薄くなっていくんですね
逆にプラス80とかにすると
影が濃くなっていく
そんな風に写真の中のパラメータを
シャドウだけじゃなくてハイライトとか
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白色とか黒色とか
白黒だけじゃなくて色もですね
自由にいじれると
なんならですね画角だって
トリミングすることで
普通に広角で撮った写真の中から
中望遠みたいな写真を作ることもできるし
とにかくちょっとやりたい放題なんですね
RAWデータっていうやつで撮って
現像と呼ばれるパソコンで開いて編集する作業を経て
最終的にJPEGファイルとかに書き出して
それをTwitterとかに貼って
いいでしょうみたいな感じのやつをやってるんですけど
でもそういう作業してる時は
この本間隆の最初の言葉がうっすら頭にあって
光を使ってイメージを描いているっていうことを
自分は今やってるんだよなっていう
決して目の前の現実をそのままシャッターを押した瞬間で
保存して持ってきてるわけじゃなくて
つまり現実での光を反射するための
ランダムな乱数器みたいな扱いになってて
その乱数器が出してきたランダムな値に対して
意味を見出したりとか
逆に演出をかけてですね
影そんなついてないのにめっちゃつけたりとか
白く飛んでるところを
ちょっと光をハイライト抑えて
肉眼では実は見えてなかったものが
その写真を現像することで見えるようになったりとか
でもそういう作業がすごい面白い
っていうのは
先のお話につなげると
夢の中で生きてるようなぼんやりとした
目の前の形をよく多分認識してないから
シャッターを取って持って帰ってきてですね
じろじろ眺めながら見てると
あ、これってこういう形をしてたんだとか
そういうものの形が見えるようになるっていうのがすごい
もしかしたら楽しいのかもしれなくて
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知れなくて
写真撮るときっていつも
その画角は
アスペクト比は
アスペクト比っていうのは
写真の縦横比ですね
カメラを横にして持てば
横長に撮れるし
縦にして持てば縦長に撮れるわけですけど
僕はいつも横の4対3
違うか3対2か
3対2で撮って
で家に帰ってきてレタッチするとき
現像するときは
16対9っていうさらに3対2より
狭い画角にトリミングしてるんですね
そのトリミングするときに
写真の中央をずらしたり
モチーフが真ん中に写ってるときは
その真ん中をトリミングで
ちゃんと超真ん中に来るように
いじったりしてるんですけど
でもそれって結局
もう一回撮影をしてるって感じなんですね
一回自分が撮ってきた写真を
家に持って帰ってきて
それをバーって広げてみたときに
ここ面白いなっていうのを
トリミングすることによって再撮影してる
写真の中で写真を撮っている
ような作業だなっていう風に思って
でもなんか自分は
普通の写真を撮る人は
もしかしたら3対2だったりとか
4対3だったりとか
その画角が
写真の画角でだから
撮るときにそこを気をつけて撮っているのかもしれないんですけど
自分はその3対2の中から16体木を探す
っていうのがなんか
意味があることなんじゃないかなって思ってて
16対9っていうのはつまり
映像のフルHDの
4Kとかもそうですけど
1920x1280とかのYouTubeとか
テレビとか
そういう
映像の画角ですね
写真の画角の中から
映像の画角を抜き出すっていうのが
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つまり
ぼんやり生きている中で
ぼんやり生きている中で
写真を撮って持って帰ってきたその現実の中から
もう1回写真を撮るっていう2回写真を撮る
みたいなことができるんじゃないかなっていう
楽しさがあるんですね
今自分は何かかっこたる
こういう考えを持って話しているわけじゃなくて
今こうやって話しながら考えているんですけど
今から考えることでどっかに
たどり着けるんじゃないかなと思いながら
その予感だけがあって
せっかくやっているこの
好きでやっていることが
何かに
どっかの岸に
たどり着けたらいいなと思って
だから話しているんですけど
(字幕視聴ありがとうございました)