1. シゴタノ!ラジオ
  2. 音声032:倉下忠憲さんと「情..

倉下忠憲さん(@rashita2)をお招きし、「情報収集とセレンディピティ」について対談しました。

▼こんなお話をしています

* 以下の記事で紹介したiPhoneアプリ「gooニュース」を使い続ける中で気づいたことについて「gooニュース」アプリで自分の関心に沿った情報収集が捗る、だけでなく…

* これに対して倉下さんより以下の反応をいただく

* たとえば、「日記」というキーワードで意外な記事がヒットする

* ページ分割の記事でも、gooニュースアプリ内で読むとつながって表示されることがある

* 普段の自分がいる文脈から「出る」

* 「ビオトープ」が淀む問題

* AirTagとMAMORIO

* あえて「非効率さ」を受け入れる

* チャンピオンを安住させない、常に挑戦者をぶつけ続ける

* バークシャー・ハサウェイの後継者問題

* ピボット

* 「飽きる」とは自分の中にいる過半数の自分の関心を失うこと

* 「好奇心」とタチコマ

* ランニングを飽きずに続けるための工夫

* 「退屈さ」を感じることの重要性

* 『ならずもの井上雅博伝』

後編に続きます。

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今日ですね、情報収集とセレンディビティという、 これは仮ですけども、こういうテーマを考えてみまして、
これは何かというと、ちょっと前にグーニュースという、 これはポータルサイトグーですね。
かなり昔からあるサイトですけど、 このグーニュースというのをたまたま見つけて使ってみたら良かったぞと。
この記事に対して、倉下さんがですね、 セブンライナーでしたっけ?
そうですね、セブンライナー。
セブンライナーっぽいというところで反応いただいて、 その後もですね、使い続けてるんですよ。
ここのところについて話ができればなと思ってます。
記事にも書いた通りですね、割と追いかけているテーマに ばっちり合った記事が引っかかることもあるんですけど、
思わぬ記事が引っかかることもあって、
これ、結局キーワードを登録しておくと、それがある種、 余裕で網を張っておくのなんていうんでしたっけ?
網を張ってしばらくしてから引き上げると いっぱいかかってるみたいな。
そういう、ちょっと楽しみな感じがあるんですよ。
どれぐらい取れたかなって感じで巡回していくと。
そうすると、絶対普段の自分の、 特にTwitterとかだとフォロワー関係があるので、
自分のフォロー範囲内には見つからない情報がそこから得られると。
そういう何かセキュリティというふうに言ってもいいと思うんですけど、
それが得られるのがちょっといいのかなと思ってるんですよね。
例えば、新宅ニュースが10件1つのカテゴリーで ガッとリストアップされたとするじゃないですか。
見出しをザッと見て、面白かった新たな記事を 読みに行くと思うんですけど、
ヒット率というんですかね。まずクリック率かな、気になる。
そのぐらいの割合をちゃんと読みに行くのかなっていう。
大体はですね、タイトルで落ちますね。
そうでしょうね。
だけど、例えば特にセレンディピティ度が高いのが 日記というキーワードなんですよ。
おー、なるほど。
日記はスガー日記とかね。
これはスガーさんの日記なわけですけど。
それはスルーするんですけど。
でもね、このタイトルでどんな内容で、 どんなコンテクストで日記が出てくるのかなと。
そういうのは結構気になるので。
でもその他編はしょうもなかったりするんですけど、 失礼な話ですけどね。
だけど、こういうふうに日記が使われるんだと。
そういう意外なコンテクストだったりもするので、
そうするとやっぱり普段の探索範囲内では 見つからないニュースが見つかると。
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なので大体ざっくりですけど、タイトルをザッと見て、
7割ぐらいはタイトルで落として、3割ぐらいはタップしてみて。
で、下までスクロールするのはその3割のうちの、 またさらに3割ぐらいかな。
3割の3割ってことは1割いかないぐらい。
そうですね。
割は良くないわけですね。
割がどこかに反面取れずオフとして、
普段のタイムラインでは出会えない情報と出会える。
そうです。
これ結構面白い話がいっぱいあったんですけど。
早くも。
まず日記っていうキーワードが良いっていう。
一般的なキーワードというか名詞というか。
ということは多文脈性があるというか、
いろんな文脈で使われる言葉ってことですね。
そうですね。
これが例えばエバーノートや。
エバーノートのことしか書いてない。
先生、エバーノートかスクラップボックスに変えましたとか、
ノーションにしましたっていう風に、
エバーノート以外のことも引っかかるんですけど、
日記ほど多文脈的ではない。
マルチコンテストではないというか。
そうですね。
だからそういうキーワードを持つって、
使って検索するっていうのは面白いですよね。
そうだ。
実際にノーションっていうのも登録してるんだけど、
今のところ2件しか記事がヒットしてない。
そうなんよ。
しかも2件のうち1件は話題の万能アプリノーションで、
シンプルな日記ページを作ってみたっていう日記が
含まれてしまっているので。
個人のブログとかも引っかかるんですか?
Googleニュースが選んでいる。
そういうことか。
ライフハッカーとかそういうメディア選んでますね。
だからGoogleアラートを使って、
Evernoteってキーワードが引っかかってきたものを
RSSで引っ張るっていうことをしてるんですけど、
それはもうGoogleのロボットが
引っ掛けたものが全部対比となってるんで、
わりかしニュースから個人のブログまで広いんで、
広い分、さっきのヒット率がさらに下がるんですよ。
そうか。
もちろん個人の記事やからこそ見つかるものもあるんで、
そこもまたトレッドオフですけど、
ある程度のヒット率っていうところを
担保した場合にニュースサイトを限定されるのは
もしかしたらいいかもしれないですね。
多分一定のビューがあるサイト。
マイナビニュースとか、
PHPオンライン周知とかね。
プレジデントオンラインとか。
さらにちょっと余談ですけど、
Googleニュースですごいいいと思ったのが、
全部じゃないんですけど、
大抵のオンラインメディアって
5ページとか6ページとかって、
分割されますね。
あれが僕苦手で、
06:00
その分割が来ると、
次のページに行くのがすごく嫌で、
スクロールしないぐらいの分量でページ分割が入ってると、
できればこれ繋げようよとか思ってしまってね。
思ってしまいますね。
だから一応オートページアライズかな。
なるほど。
繋げることもあるんですけど、
でもあれに対応してないページ分割サイトもありますね。
だからなかなか悩ましいんですけど、
でもGoogleニュースだと、
Googleニュースアプリ内は、
ページが繋がって表示されるサイトもあるんですよ。
ずいぶん長いなと思いながら、
すごいスクロールしていって、
一番最後まで読めてしまって、
これはいいなと。
これはめちゃくちゃいいですね。
そうなんです。
これはGoogleニュースが良きに計らって結合してくれてるのか、
でもね、そこじゃなくて、
やっぱり1ページ目しか配信されてない。
ものがあるんですか。
だからその辺がちょっとようわからんのですけど。
一方で、
通常のiPhoneの画面読み上げも対応してるから、
その場で読み上げてもらうこともありますね。
画面分割って苦手っておっしゃったんですけど、
あれ得意な人は多分一人もいないと思うんですよね。
そうっすね。
うわー、ページ分割きたーとかってね。
あれ、ウィンウィンとかいう用語を使うと、
もうルーズルーズで、
PVの数字だけ上がっていくっていう、
誰もそうしない。
そうですね。
最近、1ページから2ページにリンクした時に、
全面ページ広告が1回挟まるのが増えてきて、
ますますクリックするのが嫌になってるんですよね、あれ。
それ、だいぶ前ですけど、
ツイートしてましたよね。
全面の広告に対する何かを。
ニュースメディアとしても仕方がないんでしょうけど、
あれは読書の体験を著しく狭めてて、
PV上がることによって広告単価が上がるからということもあるんでしょうけども、
もし事前にこのページが分割されてますよって分かってたら、
そのページ見に行かないと思うんですよね、もう。
そっか。
ひどいのが、2ページ目はほとんど内容がなくてね。
はいはいはい。
なんだよ。開かなくてよかったじゃん、という。
だからそのウェブで読書する体験っていうのも、
グーニュースみたいな感じで、
本来はきちんとスクロール読めるっていう形が、
そういう形が整えられるのが望ましいんでしょうね、きっと。
逆にこのグーニュースさんがあまりにも広告が少ないので、
心配になるぐらいなんですよ。
それでも何かしらあるんでしょうね、もちろん。
一応、グーのアカウントでログインする必要があるので、
はいはいはい。
その辺で、はい。
09:00
なるほど。
ちょっと違うけど、楽天モバイルが2割を無料だったりするのは、
楽天経済研のアカウントが取れると。
なるほど。
いうのにちょっと似てるかもしれない。
でも例えばそれ、どれぐらい経済効果があるか分かりませんけど、
そういうスクロールで全部読めるニュースアプリが、
月100円から300円以内だったら、
僕サブスクリプションもいいかなと思うぐらい嫌ですけどね、あれは。
そうですね、そうですね。
そうか。
で、そっちの方向の雑誌とは別に、便利さが下がると、
いや、便利さのトレードオフとセレンディビティと、
意外な発見、意外な発見。
どう言ったらいいんだろうな。
普段自分が目にしないはずであろうものが得られる、
確率が得られるっていうことは多分、
これから意識的にどんどん考えていかないと、
どんどんレコメンドに固められてしまうというか、
いや、そうですね。
ことが起こりうると思うんですよね。
どんどん自分のいる井戸の、
意識が上がっていくというかね。
そのことに気づかないというか、
そっちが怖いんですよね。
例えば村に一軒しか書店がない場合って、
その書店の本のラインナップが、
その人にとっての本、全本じゃないですか。
そこにない本はあるとは認識されないので、
探そうと思わないですよね。
だから普段日常的にタイムラインとかRSSとかで、
自分にぴったりフィットする情報機能を作るっていう、
情報スフィアを作るっていうのはいいんですけども、
反面その怖さがあって、
僕はだから書店に足を運ぶのも、
その有利は多分にはありますね、きっと。
普通の一般の、一般のという言い方も曖昧なんだけれども、
一般の方が読むニュースというのは、
iPad Proというのがカタカナで書かれてるんですよ。
でも我々が見るメディアは全て、
ちゃんとアラベットで書いてあるじゃないか。
そういうところを見ても、
一般の方向けにはカタカナで書くんだなと。
普通の人はカタカナでしか見てないんだなと。
そういう普通の人がどんだけいるかっていうのはわかんないです。
確かにね。日経新聞とか、
大体企業、カタカナで書いたって、
一瞬見ただけではわからないってことがありますけど。
でもマスメディア、
古いマスメディアのやり方だとカタカナになるんでしょうね、そりゃまあ。
今からNVIDIAってカタカナで書いてある。
ダイヤネンっていう感じがするんですけど。
そうやって、
表記で情報を摂取している人っていう、
12:03
視点が得られるというかね。
それはありますね。
こういうのがニュースになるんだっていう、
コンテクストがわかるっていうのはあります。
僕も絶対買わないですけど、
書店のランキングとかを見に行くのも近しいところがあって、
やっぱりでも、
自分の領域の外に出るっていうことをするってことなんですけど、
シグナルとノイズで言うと、
ノイズの率が明らかに高いんですよね。
ノイズの率を減らすために、
自分の圏を作ってるわけで、
わざわざ快適なとこから出ていかなあかんっていう、
でもそうしないと、
外側の自分の文脈以外の情報に触れられないことがあって、
こういった問題が触れられないことが、
どのようなデメリットを持つのかっていうことなんですよね。
だから別にいいやんって言ってしまえるのかどうかってことなんですけど。
でもね、それは自分のこのビオトープですね。
このビオトープが掘っておくと淀むんですよ。
はい、わかります。
だからやっぱりこれは定期的に入れ替えが必要なんだろうなということだと思います。
そのメタファーを続けて言うと、
なぜ酔っとむんでしょうか?
やっぱり飽きるからじゃないかね。
あー、なるほど。
あとは、ちょうど最近のニュースで言えばですね、
AppleがAirTagにサインしてくれたときに、
マモリオというですね、
もともと日本にあった紛失防止タグがいよいよ来たなと。
ということで待ってましたというか、歓迎しますみたいな、
そういう記事があがってたりしてね。
それがまさにそういうことで、
結局彼らとしては、ライバルが入ってくると困るじゃないですか。
そうですね。
だけどその記事を読んでいて、なるほどと思ったのは、
でも客観的、つまり投資家の目線からするとね、
ライバルがいないというのは、そこに市場がないということなんで、
お金を出しづらいと。
だけど競合が出ているということは、
マーケットがあるのでお金が得られると。
そういうマモリオさんの中の立場からいくと、
投資家からそういうことは言われたということがね、
なるほどそういうことなのかと思って、
結局それはマモリオさんがもし、
日本をですね、マーケットを取れていれば、
多分淀んでいくんですよね。
そっかそっかそっか、なるほど。
だけどエアタグが入ることによって、
エアタグに対抗するために何かをするとかね。
はい。
それはもう、あちこちの業界で行われている楽天が参入するとかもそうですよね。
はい。
そういうところに寄せられるのかなと思います。
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そうか。市場原理で言うと競争が起こることによって、
お互いに切磋琢磨が生まれるから変化が生まれると。
変化が生まれるっていう話で言うと、
仕事は楽しいかねっていうエピソードで、
良くなった後にまたさらに良くなるみたいな話があったんですけど、
変化し続けることが重要だというような教訓だったと思うんですけど、
それが起こるんですね、競争が起こると。
一方で例えばコンビニ市場っていうのを見たときに、
あれは一応ライバル企業が3つぐらいいて、
最上位トップが1個とそれに通じるサブトップが2つみたいな感じなんですけど、
ひどく非競争的なんですよね。
あれは某S社かそれ以外って感じになってますね。
そうですね。
しかも例えばカウンターフーズとかも某Fマートさんが新商品出すって言ったら、
もうマルキーからあげ君なんですよね、これ。
だからライバルとか市場が分割されているだけでは意味がなくて、
競争を促す何かがないとダメなんでしょうね。
結局コンビニ3社で閉じたビオトープを作っているってことなんですね。
だからそういう競争が起きていないっていうことは。
今から新しいコンビニに搬入は難しいですね、きっと。
おそらく。だからデカくなりすぎるとそういう弊害が起こるんですよね。
業界的に。
それを個人の情報管理とか情報収集に置き換えると、
やっぱりある一つのことにこだわりしすぎてしまう。
他のことに興味が持てなくなると、
だんだん閉鎖的になってきて、
意見もむしろこだわりというよりも頑固に近づいていくというか、
という感じになるんでしょうね。
ということはある程度新しい風を自分で迎えにいくっていうノイズを受け入れるっていうことを、
非効率さを受け入れるってことね、並行して。
そうですね。
常に自分の専門の分野というかテーマがあるわけじゃないですか。
それを捨てる必要はもちろんないんですけれども、
それをチャンピオンに挑戦するテーマをぶつけて、
チャンピオンの隙を見つけるというか、
チャンピオンのまだ自分が認識していない良いところを見つけるというか、
自分が認識していない悪いところを見つけるというか、
そういうのを見つけていくと。
で、これはいつかチャンピオンが破れることもあると思うんですけど、
でもその、なんだろう、鍛えるというか、カタナを叩くみたいなね、
そういうことを続けていないと、チャンピオンは黙ってしまうと思うんで。
その意味でいろんなこのスクリーンとしてのプレイについて、
他のプレイを見ていろんな方と同じように、
18:02
とそのチャンピオンは黙ってしまうと思って なくす意味でいろんなこの色のところからこの挑戦者を受け切る
そういうことなのではないかと まずやってそうやって挑戦者を受け付けることによって挑戦者が鍛えられるから
仮にチャンピオンが倒れた時もそれなりに強い いつのチャンピオンが生まれる立って育成がないとそのチャンピオンが死んだ瞬間に
全員弱い新人みたいな感じにやってしまうということですよね
最近ちょっとまだそんなに僕は詳しくないんですけどバークションハトウェイというもう有名な会社があってですね
ウォーレンバフェットさんですね トーシーの達人ですね
ウォーレンバフェットさんもだいぶ高齢なわけですよ そうですね確かに
そうするとバークションハトウェイイコールウォーレンバフェットという個人で調べてみてびっくりしたんですけど
今バークションハトウェイって株価が400万円するんですよ
一株 大わけがわからないですね
だからほとんど期間都市から買っているそうでね バークションハトウェイはその2種類株があって
AクラスとBクラスAクラスが400万 Bクラスが200ドルぐらい
ちょっと数が変わりましたけど 200ドルだったらやめますね
全く同じ同期して株価が動くので 一般の個人投資家はこっちを買っておけという感じで売られているわけですよね
でもいずれにしてもウォーレンバフェットさんは後継者をちゃんと残しておかないとまずいわけですよね
いろいろ掲示板とか見せてもこれからね ウォーレンバフェットさんが引退したとどうなるんだと
いやここはもうやっぱり手放すべきでしょうって人もいればちゃんと後継者を育ててるから大丈夫だよと言う人もいるけどね
まさにそういうチャンピオンであったり挑戦者ってのは常に叩いているわけですよね
なるほど
そうか
いやそうでな2つの軸を2つ まだ自分の専門以外
自分の主力以外の情報も入れておく あるいはスキルを鍛えておくという言い方でも
いつのものの仕組み方 妄想する頭思考する手っていう本がありまして
礼木本先生の本なんですけど中にピボットっていう概念が出てきて
バスケットボールを思い浮かべてくれればいいんですけど 軸足を置いたままクルクル回転する動きですね
それに近い感じがしますね 置いている軸足っていうのが主力の方でクルクル回ることによって見える風景が変わってくると
自分のポジションそのもの立ち位置は変わってないけど ピボットすることによって見える風景が変わってくるし
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新たなパスコースも見つかるかもしれへんというメタファーを続けてもいいですけど そういうことが可能になるのがそのノイズ的情報摂取というか
効率だけど意外な情報に出会えるっていうことの一つの原動力というか いう感じですよね
やっぱりそのさっき出た飽きるっていうことがね やっぱり個人的に大きい気がするんですよね
たぶんねこの飽きるというのはさっきのマーケットの話に寄せると マーケットがなくなるということだと思うんです
個人における飽きるとはつまり自分の中の 多分自分の中にねいろんな自分がいるわけですよね
自分たちの大半から飽きられて 別のところに関心が向かっている状態
だから常に自分の中の大半の自分を 過半数の自分を引き継げ続けられるテーマでないと
ダメよということなんでしょうね
そのテーマ性も同じものじゃなくてピボット的にいろいろ見方をすることによって
自分が今までやってたことも意外な価値があるとか 意外なやり方があると思えるようになるっていう
で飽きずに済むっていうことなんでしょうね だから
さっきのエアタグ絡みで見たニュースで クリオっていう会社はご存知ですか?
何を作ってる会社でしょう
クリオっていうのはクリオロックっていうね 玄関の影をスマホで開けられるっていう
クリオというかキュリオだな
元々キュリオはソニーかな ソニーが多分出資したか
ソニー関係の会社かなんかだったはずなんですけど
元々はエアタグと同じように忘れ物を探すみたいな そういうプロダクターとして出たんですけど
それがまさにピボットとしてロックの方に移った
まさにそういうことです
そうか ピボット 方向転換
だから3Mの付箋も着力の失敗から生まれたっていう話も 有名なスポットですよね
だからでも軸足が置いてないと方向転換ができないっていうことも逆に言えるんで
だからやっぱり軸足置きつつもそれに固執しない ある程度反法自由になるっていうことですね
そうですね 両足入れちゃダメってことですね
そうですね そういう感じか
そうすることによってある種の空きない 僕の言い方は驚きを維持できるというか
発見する余地があだまだあると知るというか
そうですそうです
その言葉って結局驚きがあるとか関心があるって
僕はそこの対象に向けて好奇心があるって言えると思うんですよ
24:01
その好奇心っていう 最近の攻殻機動隊のSSCを見直したんですけど
タチコマがゴーストを獲得したっていうことに対して
草薙姉さんが好奇心っていうキーワードを出して貼ったんですけど
好奇心っていうところがたぶん
ある種クリエイティブを含める人間の行動全般に対して有効に機能するだろうし
それが失われた対象を継続させるのって苦行でしかないなと
だから自分の好奇心に敏感になるってことと
その好奇心を殺さないようにピポッとし続けておくっていうことが
対象を長く続けるために必要なことなのではないかと
僕もランニングをしていて
同じコースを同じように走ってると飽きるわけですよ
だからコースもいろいろコース取りができるんで
しかもアプリでどういう軌跡を描いたかって後で地図上で確認できるんで
ランシュも同じコースもあると汚いわけですよコースが
ぐちゃぐちゃぐちゃって線がぐるぐる回るので
だからその線が重ならないというか
一筆書きのように同じ輪っかを描かないように
一筆書きでしかもちゃんと起きろとかね
そういう軌跡が描けて
しかも終わった時点から家まで遠くなったら嫌なので
なるべく家のそばでゴールできて
しかも一筆書きでいい感じの軌跡が描けるみたいなものを追求し始めると
そこに新しいゲームが始まりますね
走るだけだと止まらないので
オーディオを聴きながら
そういう人でも飽きるのでまた一分だけやるみたいに
やっぱり人って好奇心がある限りはやるわけですよ
それは結局楽しさを生み出すという行為でもありますよね
ある種の自己啓発的なノリにある
自分なりにアレンジするっていうことが
一番のテクニックなんですよね
具体的なテクニックってその人の工夫として出てきたものであるから
意味があるんであって
その工夫をすればうまくいきますよって言って
修行的にやるのっていうのは話が真逆なんですよね
でもそこってなかなか説明は難しくて
こういう風に工夫すればうまくいけそうなのか
そこが一番のテクニックなんですよね
工夫セットをパッケージで売ってほしいっていうのは
多分違うんですよ
生々しちゃうと無くなってしまうんですよね
27:04
だけど初めはパッケージを買ってきて
試すうちに自分でもそういうのが作れるようになるっていう
そういう段階を踏むことはあると思うので
全く不要とは限らないですね
レゴを買ってきて最初にレゴに書いてある通りに組むけども
そのレゴのパーツをバラバラにすると
新しい自分のも作れるよっていう展開が
多分一番幸福な付き合い方だと思うんですけど
これしか作れないよってなったら残念な感じになりますね
そうだから結局それは新しい言語を学んだ時に
サンプルコードっていうのが大事だよね
そうですね確かに
そうか
例えば予測というかおそらく推測なんですけど
何か自分の方法を組み立ててやった時に
その習慣化してよと思ってて
習慣化された後でもそれをちょっと崩してみようって思うことないです?
筋トレで言うと負荷を上げるってことですよね
なるほどねそういうことか
腹筋をする時に最初は何も持たずにやるんですけど
回数が増えていくんですよやれるほどに
そうするとどんどん時間がかかってきて嫌になってくるので
だからダンベルのプレートがあるじゃないですか
そのプレートを持ってやると結構
要するに頭の後ろにプレートを抱えてやるわけですよ
腹筋をね
そうすると回数がそんなにいかないから
やりごたえもあるから続くわけですね
負荷を上げるっていうのは変化をつけるっていう
一つの例ってことかなるほど
飽きるという仕組みがすごいですよ
誰か考えたか知らないですけど
脳のたぼり癖なんでしょうねおそらくは
多分同じところニューロンが通ってばかりいるから
たまには別のところ通ろうよみたいなそういうことかもしれない
だから飽きるっていう行為は実はあれですか
別の行為を促すための発火線になるっていう
誰だったかな退屈について論じた本を最近読んだんですけど
似たようなことが書いてたですね
だから退屈っていうのはもちろん良くないことだと
現代ではもう悪徳というか悪なる時間の使い方だというような
イメージでありますけど退屈っていうのをくぐり抜けることによって
僕たちは今までと違った刺激を求める旅に出られるようになるんで
その退屈さを感じる前にスマートフォンとかで
チャッチャッチャッとその退屈さを解消してしまうと
実はその同じところにずっと止まることになってしまう
みたいなことが10%なんですけど
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退屈とか復帰効率の情報摂取っていうものは
逆説的にちゃんと力があるということなんですね
そうやって退屈を組み込んでどんどん刺激を与えてね
とにかくだからそれは何を志向してるかというと
動き続けるってことですよね
そうですね
動き続けるのはなぜかというとある意味死に向かって進んでるわけじゃないですか
何をしようとそう変わりますね
でも短期的には例えばそれこそ今月の家賃払わなきゃいけないとかね
そういう最低限のラインがあるんですけど
でもそれを超えたら何か目標がないと動く動員がないわけじゃないか
最近Yahooの井上政宏さんっていう方ご存知ですか
知りません
井上さんっていう人はもう亡くなってるんですよ実は
その本としては奈良雲の井上政宏伝という本が出てまして
これを読んだんですけど
この人はまずメディアが嫌いだからほとんど登場しないと
そんさんと組んでねやってたんで本当は有名な人なんですけれども
メディア嫌いだから登場しないから知られてなかったりするんですけど
この人はとにかくYahooの初めの頃作った人
Yahoo Financeとかも彼が作ったんですよね
それでいかにして井上さんがそのようなサービス作ったのかっていうのが語られて
最終的には社長を退任して
その後何したかっていうととにかくハワイに住んで
私が趣味に没頭すると
車 クラシックカー
クラシックカーのレースで事故ってしまって亡くなった
最後まで60歳とかだったんじゃないかな
とにかく趣味に生きた方なんだけど
井上さんを思ってしてもたぶんお金はもう使い切れないことがあった
趣味のクラシックカー集めたり
それこそ乗り切れないぐらい持ってたと思うし
そういうお金が余ってる人しか出場できないレースっていうのがあるわけですよ
そこに出場して常連になっていて
その中でまたキワを極めていくわけですよね
だから何かそういうのを見ていて
こういう生き方って
とりあえず楽しいと思うんですけどね
もう上がないじゃないですか
再現ないじゃないですか
もっとってやつですね
そこまで行っちゃうと戻れないし進めないし
どうしたらいいんだっていうね
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そういう苦しさみたいなものを読みながら感じていく
ちょっと半端ですけれども
前半はここまでにしたいと思います
33:15

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