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2021-05-11 28:04

音声033:倉下忠憲さんと「情報収集とセレンディピティ」について対談(後編)

倉下忠憲さん(@rashita2)をお招きし、前回引き続き「情報収集とセレンディピティ」について対談しました。

▼こんなお話をしています

* 井上雅博さんと『羊をめぐる冒険』の羊先生の共通点

* ノイズの必要性

* 「一人」の限界

* スマートを追求すればするほどスマートでなくなる問題

* gooニュースで「映画館」というキーワードを登録しておくと公開中の映画についてのニュースが集まる

* ScrapboxのSimilar Pages:類似したタイトルのページを関連ページとして表示する - Scrapbox研究会 ▼現在見ているページとタイトルが似ているページのリストを下部に表示

* 気に入った1つのツールであらゆることをしようとする問題

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00:00
タイトルはどうでしたっけ、村上春樹の羊男の話が出てくるシリーズがあるじゃないですか。
はい。
あれでね、羊を巡る冒険だったかな。
たぶん羊を巡る、小屋の中で羊男と会うんやったらそうですね。
その中で、僕がね、北海道に旅立ってね、ある先生、羊先生を追いかけるという。
そんなシリーズが好きなんですけど、その羊先生がいかにして、その立ち位を手に入れたかみたいなことが伝説と語られると。
そうですね、はい。
その物語性をね、この井上さんの本にも感じたんですよ。
もともと高段住宅みたいな、そんなに裕福じゃないところで座って、そこからこういう大富豪になったという楽さがね、非常にこの羊先生に似てるわけですよ。
だからそうですね、だからまあそういう行き過ぎっていうのは人間の業の一つではあるんですけど、だからまあメンタル的にはそこまで行き過ぎない方がいいよとは思うんですけど、
それは結局アベイレージに向けてのアドバイスであって、そういう人がいるからこの文化は面白いんだろうなと思うんですよね。
だからとことん伸びとくんだ人はこうなるよってのをエンタメとして見るみたいな感じですかね。
うーん、でもまあ、その人がもう幸福やったのか復興やったのかも分かりませんし、それを他人が論じていいものでもないとも思いますけど、
そうですね。
ほどほどの生活って言ったら、もっとほどほどに生きられたかもしれないですけど、それが果たして善と言えるかどうかは、僕はちょっと分からなくて、もうそれが尽きちゃった人はもう尽きちゃったっていいんじゃないかなと。
ただそこまで行かない手前の人は行かない方がいいと思いますけど、つまり止めたって行く人は行くってことなんですね、この場合に。
で、ちょっと迷いがある人は行かない方がいいと思うんですけど、どこかで自分の中でブレーキを踏むというか。
だからお金があったのが問題というか、普通の人はそこまで追求する前にお金の問題が発生するんで、ドポッとはまれないんですよね、きっと。
でもまあ自由にできるお金と時間があったから、いくらでも追求できるし、結局、違い、ディファレンスっていうのは、見出そうと思ったらいくらでも見出せてしまうものなんで、追求って限りがないんですよね、何にしても。
本の現行したって、最高の現行に至るっていうと無限の時間が必要になるわけで、結局は。
どこかで諦めを外部勢で持ち込む必要があるんですけど、だから自由な人ってそれがないから、本当にとことん行ってしまうんですよね、それはもう。
まさにだから、有限性がないということですね。
有限性がないことの、ある種の不自由さというか、選べなくなってしまう、他の行動ができなくなってしまうというのがあるんですね、きっと。
03:08
一方で、冒頭のテーマに戻ると、このグーニュースっていうのは自分のテーマというね、自分のテーマだから自由に選んだらいいんですけど、ひとたび選んだらそれが有限性になってしまうので、それを拡張するのか、あるいはより良くするのかのために、あえて有限性の外に行くということなんだろうなというふうに思いますね。
そういうのを一箇所か二箇所くらい持っておかないと、本当に特にツイッターはね、いいんですけど、ツイッターのメディアは楽しいんですけど、巡ってくる話題がツイッター民に偏った話題であるということと、
自分がフォローするクラスターが似てるんで、本当にね、同じ情報が回ってくるんですよね。それは非常に楽しい空間なんですよね。だから優先で言うと、ビートルズばっかり流れてるチャンネルを聴いてるような感じで楽しいんですけど、新しい音楽を知れないし、新しい音楽を知れなくて困らないじゃないかと思ってしまう、完全な閉塞性に満足してしまう感じがあって。
だから何かし外側の情報、だから僕は関係なさそうな人も全体の何割かはフォローしてます、ツイッターでは。本屋に行くのもそうですし、ランキング見たりとか、昔はハテブの人気記事とかも読んでましたね。最近はハテブというものにアクセスしたことないですけど。
だからハテブというもののこういう記事があるんだろうなと思ったら、やっぱりみたいな予測できてしまうという。
そういう感じになってきたんで、もう見なくなったんですけど。だからそのコントロール、自分のコントロールの外にあるものとのブリッジをつなぐというか、全部コントロールできないと逆にストレスが溜まりすぎるんですけど。
うめさお先生が知的精査の技術の中で、あれは能力問題というよりは精神の心の安定の問題、精神の静けさの問題だということを書かれていて。
ノイズをゼロにすると、もしたい時にメモできる環境を作るとか、そういう環境をピシッと整えることによって精神に集中して、いわゆる不老状態でというようなことですよね。
それを学面通りに受け取ってしまうと、ノイズを全てゼロにすると、100%のシグナルの環境を作るという風に受け取ってしまうんですけど。
そもそもうめさお先生ってめちゃめちゃ忙しい人なんですよね。館長ですし、いろんなメディアから取材を受けると。
普通に生活していると、ノイズまみれになってしまう人やから、一時的にノイズレスな環境を作ることが重要だという話で、本当にノイズがなくなると、アイデアの広がりみたいなのは劇的に狭くなる気がするんですよね。
06:16
だから、僕みたいに一日に家に行って誰も構うことがなく、見るのはタイムラインとかいうだけの人間が、自分の心地よい環境だけを作ると、本当に年を込めてしまうと思うんですよ。
今こうしてポッドキャストで喋ってること自体も開いてるんですよね。知らない話題を聞いたりして、頭が今まで動かしてたら違う動き方をして考えたりするってことが起こるんですけど、
一人で考えてるときは、ほぼそういう動き方をしない。だからストレッチが行われないというか、体でいうと。いつも動かしてる筋肉の動かし方がしないから、思考の筋肉のある部分が非常に硬くなってるんですけど、筋肉って硬くなってもわからないんですよね。伸ばしてみて初めて聞きがつくというか。
それはフィジカルの話ですね。
フィジカルの話。だから多分知的な筋肉というか思考力、思考の柔軟性も多分同じことが言えて、思考が硬くなってもわからないんですよね、きっと。
でもね、毎日何かを書いてるとね、あれこれ前も書いたぞみたいなことは起こりますよ。
なるほど。書くからでしょうね、だから。
そうです。同じところを毎日通ってるんですよ。
でも奇跡ってあれやな、足跡が残ってるから同じところを通ったってわかるわけであって。
だからそれがないと多分同じことを考えてても同じことを考えてるとすら多分もう認識されないような。
あれじゃん、輪立ちですよ。
そうですね、輪立ちですね。書き表すっていうことが輪立ちを引くっていうことなんですね、きっと。
書けば書くほど私が深くなっていくので、そこから外れにくくなるというかね。
だからやっぱりそれは語り手とか語り方とかメディアとかを変える同じテーマで。
だから僕こことゴリラキャストとブログと打ち合わせキャストでドマについて喋ってるんですけど、やっぱり全部出てくるのが違うんですよね。
ドマの説明とかがそれぞれの喋り相手で変わってくるんで、同じ対象について喋っててもコンテキストが変わると自分の語りも変わってくるんで。
だからやっぱり仕事のプラス別のメディアで書くっていうのは結構効果的だと僕は思いますね。
それは何回か前に話した橘キラさんが、プレイボーイとニッケー・ブリタスといろんなところに書いてるっていう話に聞いてるんですね。
09:06
そうですね。存外に思考のストレッチかな、さっき言うと。柔軟性を拡張するっていう、ピボットさっていうのも近いですけどに似てるんじゃないですかね。
そういうのが一時期のブログではなくなってたなと、自分の庭に書いて終わってたっていうところがあって、今結構このポッドキャストのお互いのゲストとかも増えてますし、
それによって語り方も変わってくるような変化が生まれてくるのではないかなと。
個人の知的生存をいかに成立させるかっていう話はもちろん重要なんですけど、やっぱり一人だけでやったらええってもんではないなっていうのは当たり前のことかもしれないけど、
っていうのを最近常々感じますね。それは結局自分から見た時のノイズなんですけど、そのノイズがやっぱり刺激となって新しいものを生むっていうことは全然あり得ますし、
その方が何の指標で良いかは分からないんですけど、良いものが生まれそうな気がしますね。
石井さんの技術でもね、まさにサロンで書いてもらって、あれですよねまさに。
あれが冒頭に書かれていることの意義っていうのをここは再確認しているところですね。
いやまさに、読み返すときにあそこで言いますからね。
だからその片方ではその知識生産っていうか、ちっぴつもそうですけど、非常に個人的な自分に閉じた行為でありつつ、その土地の技術とか工程とかについて話し合う場があるっていうことによって、
場と個人の良い相互作用が生まれるし、その閉じこもりみたいな、思考の閉じこもりみたいなのが起きにくい。
たぶん新発見っていうとか、石井さんの技術のタイトルも確かね、本人じゃなくて、誰かに言われたって言葉が書いてあったような気がするんですけど。
だからやっぱりそうなんですね。一人でプロダクトを作っているわけじゃないんですよね。
一人仕事が楽っていうのと、自分の好きな情報だけ見てたら楽しいっていうことの両方、やっぱり閉塞性に関わってくるんですよね。
どちらも。だから1割とか2割ぐらい、さっきの話で言った1割ぐらいか、1割ぐらいはちょっとノイズ感のあるもの、
抵御できないもの、自分の領域にないものを入れ込むっていう、門を開いておくっていう。
だって鎖国してた日本ですら、ポルトガーと交易してましたからね。
鎖国中もね。
だからやっぱりそういう、セルフマネジメントとかライフハックっていうのが、
自己管理による完璧な統一っていうのを目指してしまうと、そのノイズ感がなくなってくるんで。
12:03
意図的に入れておいた方が楽しいし、生産性というか質・クオリティにも影響を与えるのではないかなと。
だから寿司で言ったらガリですよね。
そうですね、そうですね。
あれだけは食べ続けるのは結構きついんですけど。
でもあれ、箸休みとか舌休みになって、また新しく同じ寿司の味を楽しめるようになる。
新しい感触が得られるようになるっていう、そういうのを見ていく。
カレーにおける腹筋漬けとかも、いろいろ言い方はあると思うんですけど。
だからGoogleニュースがいい塩梅なんでしょうけど。
Googleニュースは僕使ってるんですけど、おっしゃられたように、ジャンルからジャンルに飛ぶのが非常にめんどくさいので。
そうなんですよ。
あれ、なんであんなことやってるんやろなと思うんですけど。
たぶんね、GoogleニュースはAIがいろいろやってますから見てくださいっていう、そういう感じが強いんですよ。
なるほど。
だけどこっちとしては、余計なことはしないでほしいんだけどなっていう、なんていうのかな、登録したキーワードが含まれてる。
本当にだから、含まれてるものだけ出てくるんで。
そうですね、確かに。
Googleはね、含まれてなくても、これが好きってことはこれも好きでしょみたいなね、提案をしてくれるわけですよ。
できておりますね。
そう。
それはっていうね。
だから偉いんですよ。コンビニってキーワードで見てるだけなのに、コンビニ含まれてないセブンのニュースが上がってきますからね。
こいつは偉いなと思うんですけど、僕もそれとは別にセブンでキーワードを登録してるんで、めちゃくちゃチョークしてるんですけど。
そのあたりはね、ちょっとこうロボットが頑張りすぎちゃうというかね。
やっぱりロボット任せにすると、そうか、だからロボット任せにするとそうなるんですよね、効率、さっきで言った効率性の追求になるんですよね。
で、結局そのロボットっていうのは、佐々木さんが人間の心理の方でロボットって言う言葉を使われてましたけど、あれも結局判断を提出して自動的に処理するっていうことの意味になってきて。
同じなんですよね、結局それは。
非常にルーチン化したことを繰り返し行うのには最適の機能であっても、ビオトープを豊かに維持するためにはプラスアルファの何かがいるっていう感じですね。
まあ難しい、でも本当に難しくなってるから、スマートでないものを自ら選ばないと、選べないっていう、出てこないっていう、何とも言えない環境になりつつありますが。
スマートを追求すればそれほどスマートでなくなるという。
そうそうそう、そういうスマートさんのジレンマっていうか。
大林さん、映画とかで新作全部チェックしてはいないですよね、きっと。
そういう意味ではグループニュースで映画館というキーワードを登録していてね。
15:01
映画だと映画がヒットしちゃうんで。
映画館だと上映中の映画に言及されてる可能性が高い。
それも映画に全く関係ないのに映画館でこんなことがあったみたいな記事が出てくるので、それが面白いです。
そこが面白がれるかどうかなんですよね、きっとね。
映画の話題は必ず引っかかる、特に新作映画ですよね。
だからそれは満足してます。
そうか、だからそういうフィルタリングする言葉を自分で選ぶわけで、そのセンスも問われるわけですね。
網の技術。
網の技術、いい言葉やな。網の技術ですね、確かに。
スタッフボックスも網ですからね。
映画館というキーワードは思いつかなかったですもんね。
映画で検索してノイズが多すぎるってことで多分なったでしょうから。
あとはね、クランクアップとかもいいかもしれないですね。
なるほど、その場合は確かに新作に近い情報が見つかるわけですね。
なるほどね。
でもそういうキーワードでも、次ごろクランクアップを迎えたばかりのこの役者が事故を起こして、みんな泣きしましたからね。
なるほどね。
だからそれは仕方がないんですね。それにイライラするとダメなんですね。
いや、というかね、もう逆にそういうのは人だろうが歓迎かな。
そうするとこの映画どうなっちゃうのかなとかっていう新しい関心も生まれるし。
確かにそう。新しい関心が。だから好奇心の根が伸びていくっていうか。
僕もクラシタっていう珍しい苗字なんで、エゴサーチはフルネームじゃなくてクラシタだけで検索してるんですけど。
大体僕しか見つからないんですけど。
そうなんですか。
たまに同じ苗字の声優さんとか、漫画の主人公でクラシタっていう女の子がいるんで、そのキャラの話とかも見つかるんですけど。
あとね、クラシタの湯っていう温泉があることは知ってるんですけど、たまーに出てくるんですけど。
僕がその苗字じゃなかったら絶対知ることがなかった情報は出てくる。しかもフルネームでエゴサーチしたら出てこないんで当然のように。
だからある緩さっていうか、ある緻密さを放棄した感じっていうのが、逆にさっき言った網をちょうどいい感じに広げてくれるところはあるんですよね。
クラシタさんのクラシタはどこのせいなんですか?
分からないです。結構珍しい方のランキング、珍しいランキングでは1位とかではないですけど、割に上の方ですね。
ご出身は奈良ですよね?
いや、京都か。
京都です、はい。
昔から京都?
はい。だから、でもこの辺で同じ苗字持つとこは多分ないと思います。
田舎っていうかご実家はどこなんですか?
同じとこです。同じ住んでる町です。
あっ、そうか。なるほど。
ねえ、お箸なんてやったら手とお箸も出てきますからね。
18:00
確かに。そうか、地名以外にも引っかかるのか。
そうかそうか。
京都に高倉っていうとこがあるんですけど、京都の地名って道の名前で言うじゃないですか、交差点で。
ほにゃら上がるとかほにゃら下がるって。で、高倉下がるっていうのがね、クラシタっていう連結を思うんですよね。
ああ、なるほど。
で、それがたまに引っかかる。
部分一ですね。
だから、英語サーチとかキーワードで予想しえないものが引っかかるっていう面白さは何かなかなか楽しいですね。
ダイレクトに見つかればいいというもんではない。
そうですね。だから、いい感じにこの間接的に何かが引っかかるような設定の妙みたいな。
そうですね。だから直接以外のプラスは、だからスクラップボックスの下のリンクもツーホップが出るんで、
ちょっと遠いものも、全然遠くはないけどちょっと遠いものが見つかるっていういい塩梅になってますね。
そうですね。
そういえば、スクラップボックスでユーザーが作ったシミュラーページっていうプラグイン的なものってご存知ですか?
知りません。
ああ、あれですか。タイトルと同じ言葉を含むのが下に出てます。
あれはね、最高ですよ。そうそう、これあったわみたいな。
確かに。
あれ、本番にあってもおかしくないと思うんですよね。
本当ですよね。だからスクラップボックスが買収してもいいんじゃないかぐらいの。
もちろんないかしジャッジメントでそうなってるんでしょうけど。
シンプルに保つと。
結構あの会社は新機能を導入するジャッジメントかなり厳しいんで。
橋本さんのユーザーは僕もバッチリ見てますけど、新機能とか結構渋いのが多いじゃないですか。
渋いのが多いですね。
渋いけど、なんて言うんだろうな、一日五件というかね。
まさにその上が欲しかったっていうようなやつですか。
そうそう、かゆいところですよね。
逆がノーションなんですけど。ノーションよりも最近ローモリーサーチがひどいですね。ひどいというか、機能増えすぎというか。
なんかね、タグが増えすぎて、なんて言うんだろう。
僕はもう全く一切変わってないのでその後は知らないですけど、
スラッシュを押してから出てくるとわーって。
そうそうそうそう。
いやこれ探してるもの見つかんなくなったんですけどみたいな。
ユーザーが適当に使ってくれたらいいよっていう大長さと言えばそうなんですけど。
ある使い方に最適化されてないことだけは間違いないですね。
見つかりすぎるってことは、ページが増えてきたときに見つかりすぎるのが問題なんですよね。
ノイズの方に話が振りますけど。
エバーノートがそれを一番最初に体験させてくれたんですけど。
それと並行してGoogleの検索汚染も結局進んでしまって。
21:03
単純なキーワードで探しても見つからないっていう悲しい事態が発見されてしまったんで。
ピンポイントじゃなくてもいいけど程よく見つけたいっていうことを。
ノーションもロームリサーチもそこは解決してないと思うんですよね。
検索したときにまだリンクになってないものをリンクにするボタンがロームリサーチについてて。
それスクラップボックスじゃないんですよね。
アンリンクドって言って。
キーワードは同じやけどまだリンクになってないよっていうのをサジェストしてくれるんですけど。
これすげー便利だなって思ったんですけど。
あれやってたら結局リンク過剰になるんですよね。
普通に考えて。
全部一家としてリンクにすることができる機能は最初はすげーって思ったんですけど。
結局そうやって何も考えずに一個一個普通にリンク増やしていったら
見つかるページ、一つのページに対するリンクが増えすぎて
結局自分にとってのGoogle検索みたいなことになってしまうんで。
僕はそれを雲の糸問題って呼んでいて。
雲の糸問題、はい、なるほど。
カンラタがおいお前らはもう来んなっていうね。
俺だけが囚わってればいいんだみたいな。
なるほど。
こっちはノイズの多すぎるのが問題なんですよね。
それが嫌やからできればシグナルフルな環境に見置きたいってなって
そうすると今度は閉じてしまうっていう。
そうなんです。
いい感じ、いい塩梅を保つ努力が必要という難しい現代社会ですね。
だからね、日本の家屋っていうのは昔から良かったんですよ。
なるほど。
確かに。
だけど今はマンションが密閉されてるから。
ああ。
わざわざ家の外に空気を吸いに行くというおかしなことをするわけですよ。
なるほどね。
家にいればよかったんです。
まあだから密集度を上げて土地の利用効率を最大化した結果っていうことですからね。
いやでも日本なんでね、山ばっかりと全然住むとこあるのに都市に集中してるということが
もう非常に効率性の追求の弊害が現れてるというか。
おかしいですよね。都市に住んで山登りに行くってすごくおかしいと思うんですよ。
まあね、今まではその出勤に時間がかかるからっていうのはあったけど
どんどんリモートワークできるのであれば都市部に住む必要なんてほぼ皆無ですからね。
そうだから全体的に基本的に効率に向かっていくっていうのは悪い話ではないと思うんですけど
行き過ぎた先に待っているものっていうのを
結構早めの段階から意識しておく必要が多分あるんですね。
だから今僕ノーションを好きで扱ってるっていう人たちに
すごい声を大にして言いたいんですよね。
その方法では多分5年後破綻するよとか思うんですけど
まあまあしゃーないですが言っても。
いやでもね、今みたいにね
24:02
今喜んでやってる人たちを痛めるっていう構図は
よくいろんな映画で登場するわけですよ。
経験のある老人がね、いつかみたいなことを言って
うるせーなーみたいなことを言って
結局実際にそれが起こるわけじゃないですか。
それなんか流音を下げるわけですけど
まさにそういう構図だなと思って。
まあでもね、だから僕はそのやり方をして
上手くできませんでしたって
溢れ返って掴むようになりませんでしたっていう
その実直な言い方をしても多分伝わらないですよね。
だって私は新しいツールを使ってるからみたいな
そういう論理防壁が生まれてしまうんで
一応理屈だって説明はできるんですよね。
結果どうなるかっていうのは
でも多分それは環境的に伝わらないと思うんですよね。
先ほどね、痛い目にあってもらうしかないですけど
そういうことなんですね。
幸いデジタルデータなんで
Notionで失敗しても
元々のデータはそこに残ってるわけで
あとはなんかエクスポートして頑張ってください
っていうことですけども。
Notionのリサーチをしていた時に
YouTubeでね、Notion第1回第2回とかって
いっぱいいるじゃないですか。
その中でね、第1回第2回目あたりはなかなか良かったんですけど
だんだんね、あらゆることをNotionでやると。
なんかね、Notionでゴリゴリコードを書くと
リピートタスクができるんですって。
へー、すげー。
だからこれでリピートタスクが作れるようになりました。
いやいや、それはさ、Notionでやっても良くないっていう。
けどほとんど偉人になっちゃって
そうでしょうね、きっと。
それを見た時に
自分でも同じようなことをしてるかもって
まさに、まさにそうですね。
僕も何でもエバーノートでやろう計画っていうのを
確かエバーノート歴1,2年の時に考えてた気がしますわ、そういえば。
そうかー。
デジタルツールは特にそうでしょうね。
本当にいろいろできてしまうんで。
誰か止めてくれる人なのか
止めてくれる何か知識なのか知恵なのかね。
そうですね、ツール側が止めてくれることはまずないはずなので
そうですね、何か。
だからデジタルノートの使い方っていうのは
本来一般教養ぐらいの話だと思うんですよ、僕の中では。
でもそもそもノートの使い方ですが
まだビジネス書で書かれてるぐらい普及していないので
学校で教わんないですよね、ノートの使い方って。
ノートの書き方って版書を写しなさい以外に言われないと思うんですよね。
でも実際ノートの取り方って
版書ってノートの取り方のごく一部でしかなくて
本当にいろんな取り方があるはずなんですよね。
それがデジタルになるとさらに
例えば
見出し設定をすると
スタイルが統一できるよとか
27:01
そういうデジタルならではの機能も加えた
デジタルドキュメントライティングみたいな書き方ができると思うんですけど
そういう話はほぼないんで
それはどっか書かせてくれたら書きたいなと思うんですけど
iPadで手書きするって話は
そっちとは違う方向なんでデジタルノートと言っても
デジタル性がただ手書きをデジタルに置き換えただけであって
構造化された文章を扱うっていうこととはまた別の話なんで
だからそっちをちゃんと普及した上で
そうやってたくさん集めていくとどうなるよっていう話ができたら
いいかなと思うんですけど
でも今仕事の中に書いてくださってるデジタルノートの
あれは形になるんじゃないですか
そういうふうに進めていこうと思って今考えております
じゃあ今のところですかね
収束しなかった気もしないでもないですけど
28:04

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