思い出の食堂とコロッケ
OKファームのOKです。
このラジオは、リスナーの皆様からの
食べ物に関する思い出を紹介しながら、
ほっこりする時間をお届けする番組です。
今日はラジオネーム、チコリータさんの思い出です。
子供の頃、おばあちゃんが一人でやっている食堂がありました。
お店の名前は、東京屋。
そこで売っているおばあちゃん手作りのコロッケが
めちゃくちゃ美味しかったんです。
1回に30個くらい買ってきて、
おかずというか、おやつに置いておくのですが、
親に隠れて1つ食べ、
時間を空けてまた1つ食べ、
ということをよくやっていました。
30個あったコロッケなのに、
気づいたら10個なくなっている、
というようなこともよくありましたね。
東京屋の窓には段ボールが置いてあり、
その段ボールには、
コロッケありますか?コロッケ売り切れ!
という文字が書いてありました。
遠方からわざわざコロッケを買いに来るお客さんが
いるくらいの繁盛店でした。
しかし、おばあちゃんは高齢になり、
食堂もコロッケ作りも引退。
今でも東京屋のコロッケが食べたい衝動が
時々起きますが、もう叶わないのが悲しいです。
チコリータさんの思い出
チコリータさん、メッセージありがとうございました。
小さい頃に通っていたお店とか、
食べ物みたいなものって、
すごい脳裏に残ってますよね。
僕はチコリータさんとSNSでつながっていて、
どこにお住まいか、大体知っているという関係なんですけども、
多分東京都ではないんですよね、
チコリータさんの住んでいる場所が。
なのに、なんでこのおばあちゃんは
東京屋という屋号にしたんだろうとか、
コロッケ作りを始めたきっかけは何だったんだろう、
みたいなことが、ふと僕は気になりました。
今、世の中にはチェーン店とか、
ここに行けば間違いないっていうレストランとか、
コンビニとか、いろいろありますけど、
こういうお話を聞くと、旅行先でね、
あえてチェーン店でない、
昔ながらの古びたお店みたいなところにも
行きたくなるんだよね、
というようなこともちょっと思ったりしました。
チコリータさん、素敵なお話ありがとうございました。
この番組では、あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
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今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。