イチゴ狩りのエピソード
OKファームのOKです。この番組は、農業歴13年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネーム、苦いイチゴさん、女性への思い出です。
昔、同級生とその子供さん2人とお出かけをしました。
子供の学年は、小学校2年生と年長3。
一緒に遊びに行き、一旦我が家に帰ってきたときに、子供を見た私の母が、「イチゴ狩りしていくかい?」と声をかけてきました。
自宅用にイチゴを作っていた我が家。
もう収穫のピークは過ぎていて、実も小粒だけど、まだまだ赤く色づいたイチゴがたくさんあり、子供に楽しんでもらおうと思ったのだと思います。
私が小児ちゃんの隣に座り、うねの向こうに同級生と年長くんが並んでイチゴを摘んでいたのですが、
年長くんが手を伸ばすたび、「あんまり取るな、あんまり取るな。」と同級生が声をかけていたのです。
今日一緒にお出かけしたのは子供2人だけでしたが、
もう一人、小学校6年生のお姉ちゃんもいる3人姉妹だったので、「お姉ちゃんの分も摘んでお土産にしなよ。」と言っても、
友達は暗い顔をして、小児ちゃんにも、「あんまり取るな。」と言うのです。
それでもボール2つ分くらいのイチゴを持って帰ってもらいましたが、なんだか母の親切が迷惑みたいになってしまったのが残念。
子供は喜んでイチゴを摘んでいたので、友達がなぜあんな態度になったのか理由がわからないままでした。
推測ですが、他人から親切を受け取るということは施しを受けるというふうに途絶えてしまって、屈辱を受けたみたいな感じで受け取ったのかなと思いました。
子供に喜んでもらおうとしただけなのにね、という苦いイチゴさんからのちょっと本当に苦いというか残念だったというようなエピソードを寄せていただきました。
おせっかいの価値
人間関係ってなかなか難しいですよね。文面だけを読むとですね、単なる照れ隠し的なものなのかなとかね、
たくさん取ったら申し訳ないからということであんまり取るなっていうふうに言っていたのかなと思ったんですけども、
当事者というんですかね、この苦いイチゴさんからしたらその表情とかね言い方とかがどうもそういう感じではないというか違和感を感じたということなんでしょうね。
まあ事情はわかりませんがこちらが喜んでくれたらいいなというふうに思ってやったことを無限に扱われるというか、
あまり良くない捉え方をされてしまったらがっかり感が増してしまいますよね。
とはいえ逆にこのね、おいついでだから何々していきなよっていう、
おじちゃんおばちゃんのおせっかいっていうのが後から見たらいい思い出になるっていうこともたくさんありますからね。
その時はね、自分のご両親がなんかおせっかいを焼いてきたら、
おいおやじ余計なことすんじゃねえよみたいなことを思ってましたけど、
その友達からしたらね、そのおせっかいのおかげですごい楽しい思い出になったよとかね、
仲が深まったよっていうようなことを言ってもらったりとか、
何年経ってもその思い出のことを覚えてくれているっていうこともあったりするのでね。
苦いいちごさんももちろんですし、この放送を聞いておられるあなたも嫌がられるかもしれないなということでも、
時々はね、毎回毎回になると本当にめんどくさくなっちゃいますけど、
時々はこのおせっかいに挑戦してみてはいかがでしょうかということで話を締めくくらせてもらおうと思います。
そしてOKファームがおすすめする今夜のこんだてはピーマンの肉詰めです。
今回の投稿者の苦いいちごさんの苦いというところからピーマンかなというふうに思いまして、
ピーマンの肉詰めということにさせてもらいました。
概要欄にピーマンの肉詰めのレシピも貼っておりますので、よかったらチェックしてみてください。
そしてこのピーマンの肉詰めと一緒に飲んでいただきたいのが、
OKファームが作っているごぼうが香るオニオンスープです。
僕が作った広島県のごぼうと淡路島の玉ねぎがたっぷり入っている粉末スープなんですが、
お湯を注ぐだけで出来上がりです。
スープを作る暇がないという方は是非お試しください。
概要欄にAmazonリンクも貼っておりますので是非チェックしてみてくださいね。
改めまして苦いいちごさんお便りありがとうございました。
月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、
あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまでどんなものでも大丈夫。
匿名でも構いません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、
是非よろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。