アスパラの育成方法
OKファームのOKです。この番組は、農業歴12年の私が、みなさんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネーム、瀕死のアスパラさん、女性の思い出です。 友達から電話があり、知り合いからアスパラの苗をもらったんだけど、
ひょろひょろしたのしか出てこないから引っこ抜いてやった、というので、 アスパラは最初はひょろひょろしたのしか出てこないし、収穫までは3年くらいかかるんだよ、と伝えました。
すると、ああそうなんだ、じゃあまた植えとく、といった会話をしたことがあります。 その電話のすぐ後に、その友達の家に行くことがあり、アスパラを植えた、という場所を見ると、
ぐったりした瀕死のアスパラちゃんがいました。 ああ、この子育たないなあと思った理由は、きっと宅地の文状か、家の建築の時からある、
耕してもいない、踏み固められた土に植えられていたからです。 友人の知り合いという人も、ここまで農業に無関心な相手に、よく苗を渡したなあと思うし、
友人は友人で、栽培する気があるなら、ちょっと調べろよ、とも思ったし、 せめて土を耕せ、と瀕死のアスパラちゃんを見て思いました。
リビング前の庭でもない玄関先の敷地の角のほんの隙間に土が見えている場所で、 子供が遊んで踏みつける危険が簡単に予知できるところに植えてあったんですよね。
友達には何も言わずに黙っていましたが、心の中では言いたいことがたくさんありましたよ、 という瀕死のアスパラさんからの思い出でした。
この投稿者さんと同じく、農家としてちょっとだけツッコミを入れたくなるようなエピソードですね。
確かに野菜や果物って、もともとは虫とか動物が生活していく中で、 たまたま種が落ちたり広がっていったりするものなので、
人間が手を加えなくても命を繋いでいくっていうものなんですが、 基本的には手を加えた方がいいものができるというのは間違いないんですよね。
放置でもいいよっていう作物もありますが、アスパラは根を伸ばすという過程で、 どうしてもふかふかの土を好む植物なので、
さすがに耕してない固められた地面は厳しいかなというふうに思ったりしますね。
そして人間の心理の面白いところとも言えますけど、 無料でもらったものって雑に扱っちゃうんですよね。
これが自分で100円でも200円でもお金を払っているものだったら、 もったいないからちゃんと育て方を調べようとかね、手を加えようっていう気持ちになりそうなものなんですが、
アスパラのおすすめ料理
やっぱりこの方もタダでもらったからダメ元でいいかとかね、 雑でいいかっていうふうになっちゃったんじゃないかなというふうに少し思ったりしました。
僕からもちょっと愚痴っぽいお返事になってしまったんですが、話を切り替えますと、 アスパラは鮮度が命な作物ですね。
ホームセンターに苗が並ぶのはおそらく春頃になってからだと思うんですが、 20センチぐらいの深めのプランターとかがあれば、ご家庭でも畑がない方でも栽培可能だと思います。
とれたてのアスパラの甘さっていうのは本当に格別なので、 興味がある方はぜひ来年の春にチャレンジしてみていただけたらと思います。
そしてOKファームがお勧めする今夜のこんだては、 アスパラの肉巻きです。
このアスパラの甘いのとベーコンとかお肉とかを巻いて塩コショウとかでジャージャー焼くだけで、 お手軽なのにとっても美味しいという料理ができますので、ぜひチャレンジしてみてください。
そしてアスパラの肉巻きと一緒に飲んでいただきたいのが、 OKファームが作っているごぼうが香るオニオンスープです。
僕が作ったごぼうと淡路島の玉ねぎがたっぷり入っている粉末スープなんですが、 お湯を注ぐだけで出来上がり。
スープを作る暇はないという方はぜひお試しください。 概要欄にごぼうスープのアマゾンリンクを貼っておりますので、
OKファームのごぼうスープをまだ飲んだことがないという方は、 ぜひチェックしてみてください。
改めまして、品種のアスパラさん、お便りありがとうございました。 月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、
あなたからの食べ物の思い出を募集しています。 日常的なものから壮大なエピソードまで、どんなものでも大丈夫。
匿名でもかまいません。 概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。 素敵なお話、ごちそうさまでした。