新鮮なタケノコの魅力
OKファームのOKです。この番組は、農業歴13年の私が、皆さんの思い出をもとに、今夜のこんだてを紹介するラジオです。
今日は、ラジオネームバンブーフェスティバルさん、女性の思い出です。
この方はですね、以前になんつーか、このタケノコに関するメッセージを送ってくださっている方なんですけども、
ご自分が住んでいた家の床下からタケノコが生えてきてですね、床を突き破ったっていうようなエピソードを紹介してくださったりとか、
タケノコの美味しい食べ方の秘密として、取れたてのタケノコはあくぬきしなくても美味しいんだ。
だから我が家では、タケノコを掘りに行く前にお湯を沸騰させておくというかね、
湯がくためのお湯を準備しておくんだ、みたいなエピソードを紹介してくださっていました。
そしてそのバンブーフェスティバルさんからまたしてもタケノコについての情報をいただいたので、
今日はそれを紹介しようと思います。
タケノコ続編です。
掘りたてのタケノコは、タケノコ自身から出汁が出るのでお味噌汁が美味しくなるけど、
下茹でしたりして処理したタケノコは出汁が抜けちゃうので美味しくないんだよ、と母が申しておりましたというバンブーフェスティバルさんからのお便りでした。
タケノコの成分と調理法
これまたタケノコの豆知識みたいなものですね。ありがとうございます。
おさらいをしておきますと、タケノコというのは俗に言うアク抜きをしないと正直食べられたもんじゃないということなんですね。
下先がピリピリするというのかな、なんか痺れるような感じのするアクがあるらしくて、
そのために米ぬかを使ってとかね、茹でたりとかでアク抜きをするわけなんですけども、
このバンブーフェスティバルさんが紹介してくださった新鮮なものはアク抜きがいらない、そのまま焼いて食べられるであるとか、
味噌汁にそのまま新鮮なものを入れたらそれがむしろ出汁になるという風なアドバイスをくださったので、
僕もちょっと調べてみました。そしたら確かになということが書いてあったので、その記事というかね、アクについてを少し紹介します。
タケノコのアクとかえぐみについて感じる理由は、その中に臭酸というものとホモゲンチジン酸という成分が含まれているから、
さっき言った下先が痺れるみたいなことを感じるようなんですが、
このホモゲンチジン酸というところと鮮度というものがすごい関係しているようでして、
もともとタケノコの中にはチロシンというアミノ酸の一種が含まれているそうなんですが、
このチロシンという成分が酸化すると、さっき言ったホモゲンチジン酸という物質に変化してしまうということなんですね。
おそらくこのチロシンというのがアミノ酸という言葉があったりするので、
このバンブーフェスティバルさんのお母さんのおっしゃる良い出汁になるんだよとかね、
そのまま有殻数に味噌汁に投入すると美味しいんだよということだと思うんですが、
酸化が始まると、簡単に言うと収穫が始まると掘ってしまうということですね。
酸化してしまうと時間が経つにつれ、チロシンがホモゲンチジン酸という物に変化してしまうということなんですね。
そしてこのホモゲンチジン酸を除去するにはどうすればいいのかということになると、
米ぬかや重曹などのアルカリ性のお湯で茹でることで除去できますということで、
どなたが始めたのか分かりませんけど、米ぬかで茹でるというのは理にかなっていることなんだということが、
今回僕も勉強させていただくことができました。
めちゃくちゃ新鮮なタケノコがゲットできるという環境の方は、
ぜひ収穫したばかりのタケノコを味噌汁に入れてみてください。
そしてOKファームがお勧めする今夜のこんだては、タケノコの炊き込みご飯です。
まだまだタケノコが取れる時期だと思いますので、
新鮮なものでなくてもスーパーにある水煮のタケノコなどを使って炊き込みご飯にしてみてください。
そして炊き込みご飯を作る際におすすめなのが、僕の友人が作っているだしパック、その名もだしラボです。
国産の素材と塩にこだわっただしパックなので、ぜひ炊き込みご飯の味付けにも使ってみてください。
概要欄にだしパックのAmazonリンクを貼っておりますので、ぜひチェックしてみてください。
改めましてバンブーフェスティバルさんお便りありがとうございました。
月曜から金曜の正午にお届けしているこの番組では、あなたからの食べ物の思い出を募集しています。
日常的なものから壮大なエピソードまでどんなものでも大丈夫。
匿名でもかまいません。
概要欄のリンクをクリックすれば簡単に記入できますので、ぜひよろしくお願いします。
今日のご飯があなたの人生で大切な一食になりますように。
素敵なお話、ごちそうさまでした。
