00:00
ちょっと想像してみてほしいんですが、まだ1日も泊まっていない部屋の高熱費を請求されたら、あなたはどう思いますか?
いやー、普通に考えて、使ってないしーってなりますよね。
ですよね。実は、今、シェアハウスとか新しい住み方の裏で、こういった信じられないような契約の落とし穴が増えているんです。
えー、本当にそうなんですよ。
なので、今日は日本シェアハウス連盟の活動報告とか、賃貸プラットフォームユニットの開設記事、あとは全国賃貸住宅新聞の掲載報告、この辺りをベースに紐解いていきます。
あなたが賢く、そして安全に家を選ぶための知識を武装するのが今回のミッションです。よし、早速見ていきましょうか。
お願いします。シェアハウスって、初期費用が安かったりとか、新しいコミュニティに出会えたりですごく魅力的じゃないですか。
うん、わかります。
でも、普通の賃貸アパートとは契約の仕組みが根本的に違うんですよね。ユニットの記事にもあるんですが。
あ、違うんですか?
そうなんです。普通の賃貸が、いわゆる普通借家契約なのに対して、シェアハウスは定期借家契約を採用しているケースが多いんですよ。
えっと、ちょっと待ってください。それってつまりどういうことですか。普通の賃貸みたいに、2年経ったら自動的に更新みたいな感じじゃないってことですか。
ええ、その通りです。自動更新ではなくて、期間が終われば再契約という形になります。
ああ、なるほど。再契約ですか。
はい。それに、最低何ヶ月は済まないといけないっていう最低入居期間が設けられていることも多いですし。
ふんふん。
さらに騒音トラブルとか、ゲストの宿泊、あとペットに関するかなり細かいシェアハウス特児のルールが設定されているんです。
なるほどな。なんか、普通の賃貸が自分の城を持つことだとしたら、シェアハウスの契約って、細かいルールの厳しい簡易性クラブに入会するみたいな感覚に近いですよね。
まさにそんな感じです。ここで興味深いのは、なぜそこまで厳格な取り決めが必要になるのかっていう背景なんですが。
ふん。なんでなんですか?
やっぱり就任の入れ替わりが激しい共同生活だからなんですよね。
ああ、確かにそうですね。
価値観の違う見ず知らずの人たちが一緒に生活する以上、個人の自由よりも全体の秩序とか快適さを守るための仕組みがどうしても不可欠になるわけです。
まあ、ルールがしっかりしてないと共同生活は成り立たないですもんね。そこはすごく納得です。ただ、あの資料を読んで驚いたのが、
はい。
その厳しいルールを逆立てにとって、悪用している業者でいるっていう部分なんですが。
ええ、そこが今日の最大の課題ですね。
ふん。
業界団体である日本シェアハウス連盟が消費者庁や国交省と意見交換会を行ってるんですが、
はい。
そこでかなりグレーな実態が報告されてるんです。例えば、
どんな実態ですか?
お部屋探しの検索サイトで、家賃が安い順の上位に表示させるために、家賃そのものは極端に安く見せかけておくんです。
03:05
はいはい。
でも、後から不透明な処刑費として高額な請求をしてくるケースがあるんですよ。いわゆる有利誤認ですね。
うわあ、それって完全に騙しといちじゃないですか。しかも、入居時に契約事務手数料を取るのに、
退居する時にも解約事務手数料を取るような二重取りもあるとか?
そうなんですよ。さらに深刻なのが冒頭でお話しした事例です。
あ、公熱費のやつですね。
はい。契約したものの、事情があって未入居のままキャンセルした人に対して、利用実績が一切ない公熱費を違約金として請求するような事案まで起きています。
いや、それはひどい。一日も済んでないのに公熱費を払うなんて、レストランで全く食べてない料理の代金を払わされるようなものですよね。
本当にそうですよね。
そんなの法的に許されるんですか?
当然これを広い視野で捉えると、消費者契約法に照らし合わせて消費者の利益を一方的に害するとして、無効と判断される可能性が高いです。
まあ、そうなりますよね。
他にも、退居時に次の新住所の提出を義務化していて、それがプライバシーの侵害に当たるんじゃないかという議論も起きています。
なかなか根深いですね。
ただ、ここで注目したいのは、業界団体自らが行政と対話して、こういう悪質なビジネスモデルを市場から追い出そうと動いている点なんです。
業界全体をクリーンにしようという動きがあるのは心強いですね。
じゃあ、今まさにこれからシェアハウスを探そうとしているあなたが、こういう悪質な契約に引っかからないためには、具体的にどう身を守ればいいんでしょうか?
もちろん、最低入居期間とか、特約なんかの契約書をしっかり読むのは大前提ですが、連盟が最も推奨しているのは、事前の現地内覧に必ず行くことなんです。
え?現地に行くことですか?それってすごく普通のアドバイスに聞こえるんですが、どうしてそれが悪質業者対策になるんですか?
悪質な業者は、ネット上の安さとかデジタルの壁を利用して、不透明な処刑費を隠そうとするんですよ。
ああ、なるほど。
だからこそ、実際に物理的な空間に足を踏み入れて、管理の質とか空気感を自分の目で確かめる。
そして、担当者と直接対面することが一本のフィルターになるんです。
確かに、直接会うとごまかしにくいですもんね。
そうなんです。もし内覧が難しい場合は、ユニットのようにスマホ上で最初から料金とかルールが完全に透明化されているサービスを選ぶのも、リスクを減らす有効な手段ですね。
なるほど。デジタルの罠には、リアルに足を運んで、透明性を強制させるか、もしくは最初から透明なシステムを選ぶことで対抗するわけですね。
ええ、まさにそういうことです。
すごく腑に落ちました。さて最後に、お聞きのあなたに一つ考えてみてほしいことがあります。
シェアハウスやスマホだけで完結する家など、私たちの住まい方がこれだけ多様化して進化している今。
06:00
果たしてこれまでの日本の住居に関する法律や定義そのものが、もう時代遅れになってきているのではないでしょうか。
次に引っ越しを考えるとき、少しだけこの問いを思い出してみてください。