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2023-11-20 10:18

【#121】金原亭小駒勉強会 23/11/18

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#落語 #金原亭小駒 「歌」としての落語の魅力を感じさせてくれる小駒さん。
注目ですよ。
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サマリー

18日土曜日、金原亭小駒の勉強会に行きました。亀戸梅屋敷を会場に使用するのは、小駒さんにとって初めてのことです。

金原亭小駒の勉強会
はい、シェアする落語のshikeです。
11月18日土曜日、金原亭小駒さんの勉強会に行って参りました。
亀戸梅屋敷。亀戸梅屋敷を会場に使った初めての落語協会の落語家だそうです、小駒さん。
金原亭小駒という名前は、金原亭の中で若手につけられる名前みたいですね。
立川流で言う段吉とか、柳屋で言う小太郎みたいな、優秀ある前座二つ目につける名前みたいな。
亀戸梅屋敷。亀戸梅屋敷の小駒さんは、場所主のお弟子さんということになるわけなんですが、茶の間で一回聞かせてもらってなんかいい感じだったので、亀戸梅屋敷、うちからまあまあ近いので、ちょっとお伺いをしてみたというところです。
テレビカメラが入ってまして、寄せチャンネルで放送されるらしいです。やっぱ注目されてるんですね。とにかく上手いんですよ。
3席あって、枕含めて全然噛まないんですよね。噛まない、たぶん一箇所軽く噛んで、一箇所ちょっととちってたところがあったかなと思うんですけど、その一箇所を一箇所だっていうふうに思っちゃうぐらい、他があまりにも優秀なんですよね。
ココンテイキング限定のこの流れなのかもしれませんけど、全体が歌になってるっていうか、メロディアスなんですよね。これが枕も含めての話で、そこがとっても綺麗だなっていうふうに思いました。
枕も面白くて、話すことをちゃんと決めてあるけども、とても自然に今思ってたことを喋ってるみたいな感じになるんですよね。
これ両方やれる二つ目ってそんなにいない。なので枕から話せる入りもすごい綺麗に入ってくるところがすごいいいなっていうふうに思いました。
一石目は金銘地区というところで、もう言い立てもね、中橋の輝崎知之この言い立ても、なんていうんですかね、拍手するような上手さじゃないんですよね。
わざわざそれを上手いっていうふうに言わなくてもいい自然さがあって、大器調べとかもそうなんですけど、言い立てで拍手したくなっちゃうのはあんまり僕は好きじゃないんですよね。
言い立てコンテストみたいになっちゃうのね。そこを行くとね、ここまさんの私の中橋の輝崎知之の使いのっていうあれ、一生懸命やってる感じがしない。
だからそういう意味ですごいリアルなんですよね。本当に使いのものが、与一の使いものを持ってたっけ、なんか忘れちゃったけど、本当にそこにいてそこに行ってる感じがして無理が全然ない。
そうそう、無理がないのよね。そこがね、なんか素敵だなっていうふうに思いました。2席目の花井香田もそうですよね。力を入れてるっていう感じがしないけど、メロディーがとっても綺麗だし、ポンポンと調子のいい。
ポンポンと調子がいいっていうのもちょっと違うんだな。ポンポンはね、客が意識しなくていいんですよ。とてもこう、一番心地いいリズムで喋ってくれるので、リズムということを考えなくていいぐらいの感じ。
なんかね、言ってること難しくなっちゃってますけどね。簡単に言うと気持ちいい落語。気持ちいい語り方です。力入れてるとか、一生懸命やってるっていう感じが語りの中からは伝わってこない。そこが楽しさに繋がってると。
ただし、ビジュアル的には一生懸命さがすごい伝わってきます。なぜなら汗っかきだから。汗をちょいちょい拭くシーンで、頑張ってるなっていう感じはしますね。そこは若手らしくていいなっていうようなところもあったりするんですけどね。
やっぱり若手が一生懸命やってるっていうのはね、いいものでありますので。ただそれが語りには出てない、語りをとっても綺麗に気持ちよくさせてくれるようになってるっていうところがね、素敵だなっていうふうに思いました。
3席目難しいの持ってきました。踏み違い。踏み違いどっち?まあいいや。この話難しいと思うんですよ。場面がね、よくわかんない展開になってるし、人の描き方難しいと思うんですけど、その難しい話の中で、
その難しい話だってことが逆に伝わらないように、軽快にあくまで楽しく、ちょっと汗かきながらだけど、やってるっていう感じがとても好ましいのと、女が良かったなあ。いい感じでしたね。
ああいう、なんかやっぱりこの踏み違いみたいな難しい話をやるのってちょっとチャレンジだと思ってるんですけど、2つ目ってそういうチャレンジをね、どんどんやっていく時期だし、まして勉強会ですから、どんどんチャレンジしなきゃいけないんですけど、
なんかね、ここに挑ん…いいところに、ネタ選びから、その挑み方から、うん。がね、すごい洗練されてるっていうか、非常にいい塩梅、いい感じで、そのお客さんをちゃんと喜ばせながら、自分は勉強会として勉強をちゃんとしてるっていうかね。
なんかその辺がね、とってもいいなっていうふうに思いました。
まあ知ってる人は知ってると思いますけど、ココマさんってもう楽譜界のサラブレッドみたいな人なんですが、興味ある人はGoogleで調べてください。
まあそんなことはね、結構どうでもよくて、こういう気持ちいいリズムで古典を聴かせてくれる、特にこういう笑える話をね、コケ話を3席綺麗に揃えて聴かせてくれる、あの2つ目っていうのはね、僕は普通にとっても好きです。
ただ正直こう、上手く流暢に喋れすぎちゃうので、そんなに引っかかりがないみたいなところは、これからそのキャリアを重ねていく中で、またちょっと変わってくるかもなーっていうふうに思います。
前に茶の間で聞かせてもらったのは、朝野のれんだったので、あれはね、話自体に引っかかりがある話だから、話自体にちょっと複雑な感情が入ってくる話だから、そこでそれをきれいにっていうか、きちんとやりきれる力っていうのを見せてもらったんで、
僕はちょっと興味を持って、今回勉強会に行ったんですけど、普通にこう、わっと笑わせるだけのコケ話で、次どこでどう、気持ちよく聞かせちゃった後のプラスアルファ何か、引っかかりみたいなものを作っていくのかっていう、
それを無理しない方がいいのかもしれないです。ここら辺はもう素人なんでわかんないですけど、なんかまだまだお若い方だとお見受けしますので、
年をとっていく講座の数を重ねていく中で、じわっと浮かび上がってくるものがありそうで、そこはなんかちょっと楽しみだなっていうふうに思いました。
会場が撮れる限りは、亀戸有明屋敷で毎月なのかな、勉強会をやると、やってるというお話でしたので、ここはね、注目していいんじゃないかなっていうふうに思います。
何しろ寄せチャンネルがもう収録に来てるわけですから、ブレイク直前かもしれない。ということで、ちょっと気にしちゃってもいいんじゃないの、ココマさんということで、
今日はこの辺でシェアする落語の式でした。ではまた。
10:18

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