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2024-04-07 11:20

【#159】三遊亭わん丈真打昇進披露末広亭6日目(1) 24/4/6

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#落語 #三遊亭わん丈 #真打わん丈お披露目隊

真打昇進披露興行はオールスター。
華やかで次から次へと面白い!
仲入り前までについて喋ってます。
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00:05
はい、シェアする落語の四家です。
4月6日、三遊亭腕錠師匠の精神披露をお披露目に行ってまいりました。
あっと新宿末広邸。
この芝居の6日目になりますね。
新宿末広邸はですね、唯一10日間どこでも来れる前売り券を売ってるんですよ。
これ良い面もあるんですけど、悪い面としては土日に客が集中する、特に土曜日。
整理券を配っているんですが、その運用にもちょっと首をひねるところもありましたが、
結果としてね、私もいいとこ座れましたし、
整理券もらうに11時前に行ってたんですけど、すでに69番でしたけどね。
満員になったし良かったかなって思うんですけど、
新打広工業、人気者の新打広工業の客読みっていうかチケットの売り方って難しいなっていうふうに改めて思いました。
まだね、全部のお客さんが入場できてないところで前座が上がりました。
鈴本の新打広工業では前座で出てないんですけど、杉浦手は上がるんですね。
入船で辰次郎さんがたらちねをやっていましたが、客席がざわついてるんで、
その中で綺麗な語り口で、最後ってどの辺が最後かよくわかりませんけど、
しっかり椅子席をやったというところで、そこはもう全然評価できるポイントかなと。
今日で辰次郎さん好きになった人もいてもいいんじゃないかなと思うぐらいな感じですよね。
二つ目昇進待ち遠しいところです。
二席目が三友って伊織さん。
伊織さんは宇田武蔵師匠のお弟子さんで、宇田武蔵師匠を上手い具合にネタにしつつ、
古典落語に入る。寄り合い酒。時間短いんでしょうね。ものすごく縮めてましたね。
でも縮める、カットするセンスはなかなかあるなっていうふうに思いました。
この次がですね、林家八楽さん。
03:01
二楽師匠のお弟子さんにして、実はご子息でもあるという八楽さん。
喋りがね、この年の若者らしい喋りでありながらすごく聞きやすくて、
紙切りも寄席にあがる以上話芸だよなっていうふうに思ったりなんかしたんですけども、
3つ目の作品で、腕錠さんがご所望のお客さんがいて、
腕錠さんを切るために楽屋から腕錠さんを引っ張り出すというような行動に出ました。
どうも八楽さんは腕錠師匠がすごい可愛がってるんですけど、
後輩だけの打ち上げみたいのがあったらしいんですよね。
腕錠さんのXツイッター見ていただくと出てるかもしれませんけど、
そこまで全くしくじりがないパーフェクトなチームで、今はほぼ締め切りはないんですけど、
やらかしたのが八楽さんで酔っ払って飲みすぎてタクシーの中で以下省略という話があって、
それをモデルとして借り出された腕錠さんが第一声でバラすというですね、
なかなかによせらしいファンキーな展開になっております。
続いて柳家虎船師匠が女級の不味。
ご本人もおっしゃってましたけどくったらない話ですよね。
軽くくったらない話で笑わせて軽く繋いでいくというあたりが虎船師匠の腕の見せどころ。
野球で言うと最強2番出したの見事な送りバンドといった感じじゃないでしょうか。
さらにゴーメイロー玉の輔師匠が三沢師匠の代言になるのかな。
ネタは修論でしたね。
まくらから完璧に玉の輔師匠らしい、これもまたくだらないお笑い空間というか落語、滑稽噺空間を作ってましたね。
修論は結構やり方がいろいろと方があると思うんですけど、
これ多分玉の輔師匠オリジナルだろうなっていうですね。
もう最高にくだらないギャグを連発させることによって盛り上げていらっしゃいました。
ここで柳家小菊師匠ですよ。小菊師匠ってなんかね膝っていうイメージが僕の中では強いんですけど、
06:07
まあ相変わらずの美しい声で、
これ予選スタンダードナンバーへの8番でしたっけ。
これも究極のランセンスソングみたいなですね。
歌が聴けたのがなかなか嬉しかったなというふうに思います。
続いて、ここであれなんですよね。
玉の輔師匠の現在の師匠である三遊亭天頓師匠ですね。
前回鈴本で聴いた時も新作だったんですが、今回も新作で面白かったですね。
ちょっと未だに僕は天頓師匠の新作の面白さの言語化にうまくいかない、
失敗というかどうしたらいいかまだちょっとよく若手ないところがあるんですけど、
よくこんなシチュエーションを考えるなっていうですね。
商品をバカにしながら買うっていう見たことないシチュエーションですね。
だせーこれだせーもうすげーだせー買いますっていうですね。
しかもそこはこの話の主題ではないっていうですね。
なんか二重三重にものすごいことになっている新作だなというふうに思いました。
でその次にですよ、我らが柳家喬太郎師匠ですね。
相変わらず前に釈大をおいての、相引きもされてたかなの高座ではございましたが、
パワフルで完璧な、こんなに短い時間でもその喬太郎空間を作ってしまうっていうね。
ネタはね同棲主体なんですよ。
だからここで新作を2本並べるっていうことで、鳥居のわん丈さんは多分古典だろうなっていうことは察しがつくんですけど、
見事なあの高座でしたね。同棲主体も何度も聞いてるんだけど面白いよなぁ。
なんであんなことできるんでしょうね。
喬太郎師匠はやっぱり自作の新作のめちゃめちゃ面白くて、
作品として面白いので他の人がやってもまた面白いんですよね。
でもやっぱり喬太郎師匠で聞くといいなっていうふうに思わせるところはもうやっぱ最強だと思いますね。
ちょっとね途中で噛んで、
登場人物のセリフで喬太郎師匠は現実と虚構の間を好きに行ったり来たりできますから、
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セリフの中で落語かなっていうのは噛んでなんぼだよっていうふうに言うんですよね。
言ってから楽屋に師匠いるんだったみたいなですね、話を落語の空間の中でするっていうのがすごいなと思いました。
続いて五代目江戸屋猫八少。
鈴本でも前回の芝居の鈴本でも見ましたが、ネタをある程度入れ替えつつ笑いを取りつつ名人芸を見せるというですね、見事な構成で、
やはり今回はこの人はやっぱり自分の立場というかね、立ち位置をすごく気にするというか、最新の注意を払うところですから、
今回はやっぱ主役をちゃんと立てるというところを踏まえての名人芸というところで、さすがだなというふうに思いました。
で、仲入り前を締めるのは、会長竜邸市場師匠ですね。
またね、このね、普段の袴。
まあこれはもうそのまんま、昔からある方で普通に語っていて、声の良さ、テンポの良さ、もう上手いってことですけどね。
上手い落語できっちり笑いを取って、
さらに言うと、こう、疲れさせないっていうですね。
爆笑ギャグ連発で客がヘトヘトみたいなことは、特にこの出番だと一発症はしないですね。
綺麗に笑わせて、お仲入りということになります。
ちょっと香盤でいろいろ喋りたいんで、ここで一回切ります。
シェアする落語の四家でした。ではまた。
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