1. セミラジオ ~生き物とサブカル~
  2. 生命の進化を辿るゲーム「46億..
2022-09-24 1:00:29

生命の進化を辿るゲーム「46億年物語」(後編)

前回に引き続き、生命の進化を辿るゲーム「46億年物語」についてご紹介しました!

今回は4章・氷河期、5章・哺乳類繁栄の時代~クライマックスまでをお話しています。

・足の遅いネズミとして再出発
・考える時間を与えてくれない始祖鳥
・竹林とサーベルタイガー
・鳥人間から下等生物呼ばわり


「積読」について語ります。(ススムアート)
https://open.spotify.com/show/16N09NRDSSYHZrJgXGo5HI

ディオゲネスクラブ 遙かなる山の呼び声回
https://open.spotify.com/episode/4fqUjvOGCfS1NEbyGwKkU4

人を殺そうとしたAI電子レンジ(ススムアート)
https://open.spotify.com/episode/1Rx1z25x8vcfDfbbMk6Ip9

46億年物語(wiki)
https://ja.wikipedia.org/wiki/46%E5%84%84%E5%B9%B4%E7%89%A9%E8%AA%9E

46億年物語 実況無しプレイ動画(YouTube)
https://www.youtube.com/watch?v=8tPZc9qtlt8


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00:00
みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、前回に引き続き、生命の進化所を辿るゲーム
46億年物語についてご紹介させていただきます。 本編に入る前にいろいろお話ししたいことがあるんですが、まず
このセミラジオのお便りフォームに届いていた とても温かくてありがたいお便りをご紹介したいと思います。
こちらのお便りは、今回ラジオネーム 乳酸菌さんからいただきました。読み上げますね。
いつも楽しく拝聴しています。 セミヤマさん独特の話題選びのセンスや多様さもさることながら、内容の滑稽さと相反する淡々とした話くちょうが
やみつきになっています。 普段の生活では巡り合わないようなコアな内容も魅力的で、どなたかもおっしゃっていましたが、新しい知識や興味への入り口となっています。
これからも応援しています。というとても嬉しいお便りをいただきました。 乳酸菌さんありがとうございます。
いやーめちゃくちゃ嬉しいです。 なかなか毎度毎度次に何を話すか自分でもわからないカオスな
ポッドキャストなんですが、独特の話題選びのセンスや多様さというふうに言っていただけると本当にありがたいですね。
新しい知識や興味への入り口となっています。ということで、このセメラジオでご紹介したものに興味を持ってくださったり楽しんだりしていただけるのは本当にありがたいです。
そしてですね、実はこのお便り、送っていただいたのが9月2日でして、ご紹介までしばらく間が空いてしまったんですけども、
実はこのいただいたお便りがなぜか迷惑メールフォルダに振り分けられてしまっていまして、気づくのが遅れてしまいました。
乳酸菌さん、ご紹介するのが遅くなってしまって本当にすみませんでした。 このお便りフォーム、GoogleフォームというGoogleが提供しているサービスを利用しているんですけども、
その宛先を僕のGメールのアドレスにしてるんですよ。 GoogleフォームもGメールもGoogleのサービスなんですけど、
そのGoogleフォームが送ってきたメールを迷惑メールだと言って、Gメールがフィルタリングしてしまってたんですね。
なんか部署同士で連携が取れてない大企業みたいな感じでちょっと悲しいんですけども、
今回これは迷惑メールじゃないというチェックを入れておいたので、今後のお便りは大丈夫だと思うんですけども。
03:02
そんなわけで乳酸菌さんお便りのご紹介は遅れてしまったんですが、これからも聞いていただけたら嬉しいです。
温かいお便り本当にありがとうございました。
もう一つ、こちらは他のポッドキャスト番組をきっかけに 高倉健が主演の映画を見ましたよというお話になるんですけども、
先日このラジオでよく話題に挙げさせていただいている イラストレーターのススムさんが配信しているポッドキャスト番組
ススムアートの最新回、ツンドクについて語りますという回を聞いてたんですが、これはツンドクについての考え方とか
ツンドクを前向きに捉えるという切り口でお話をされていて、僕もまあツンドクしてしまう方なのですごく楽しく聞かせていただきました。
カバーアートも積み上げてある本の上で、すやすや眠っているちっちゃなネズミの絵なんですけど、それもとても可愛くて、
背景にある物語を想像してしまうような素敵なイラストなんですよ。 で、このススムアートのツンドク回のエンディングで
ススムさんがお話しされていたのが高倉健主演の遥かなる山の呼び声という映画で、これがすごく良い映画なんですが、ススムさんがこの映画を見るきっかけになったのが
ディオゲネスクラブというポッドキャスト番組なんですね。 このディオゲネスクラブで遥かなる山の呼び声という映画のことを面白おかしく紹介されていて、
ディオゲネスクラブはパーソナリティの東集祭ダラックさんと助手の後藤さんのお二人でお話しされているポッドキャスト番組なんですが、
この遥かなる山の呼び声回めちゃくちゃ面白かったです。 この回を聞いたらみんな遥かなる山の呼び声見たくなるんじゃないかなって思いますね。
その映画の本当に冒頭のあらすじだけご紹介すると、 北海道の農村で母一人子一人で亡くなった旦那さんが経営してた農場を切り盛りする女性、こちら
売所知恵子さんが演じているんですが、そんな二人の下に嵐の夜にずぶ濡れの高倉健が現れるんですね。
で道に迷ってしまったので止めてほしいと。 女性は警戒しながらもその男を止めてあげるんですが、翌日男は礼を言って去っていきます。
なんですけどしばらくしてからまたその男が現れるんですね。 で今度はここで働かせてほしいと言うんですよ。
いやそんなうちはお金もそんなに出せないしって断ろうとするんですけど、 いくらでもいいです食べさせてもらえればって食い下がられて、母子とその男の奇妙な共同生活が始まるわけなんです。
06:15
この先はぜひディオゲネスクラブの遥かなる山の呼び声回を聞いていただいて、気になったら映画もAmazonプライムなどで見てもらえるといいんじゃないかなと思います。
僕もAmazonプライムビデオで見たんですがすごく良かったですね。 ディオゲネスクラブは全エピソードを聞かせていただいたんですけども、
取り上げるザイザイも切り口もお二人の語り口も本当に良くて、 ダラクさんもゴトウさんも言葉の使い方がすごく巧みなんですよ。
そこが一つ大きな魅力になっていると思っていて、 すごく言語化能力が高いお二人だなぁっていう印象があるんですよね。
そのお二人に寄ってなされる言葉の掛け合いがすごく面白くて、癖になっちゃうんですよね。
で、このディオゲネスクラブというポッドキャスト本当にすごいなぁと思ったのが、 雑談会でダラクさんが作話というかご自身で考えられたお話を披露されることがあるんですけど、
その精度がすごいんですよね。 それはダラクさんが小学校時代に考えた時代劇のシナリオ20作の中の1本だったり、
ゴトウさんにお題を振られて1日で考えてきたお話だったりするんですけど、 普通に面白いですし、すごく引き込まれるお話になってるんですよね。
その作話能力がすごいなと、あまりにディテールが細かくて、 これ本当にあったお話なのかなぁって、ちょっと脳みそがバグりそうになるんですよね。
虚実入り混じると言いますか、そういうすごいところに連れて行かれることがあるポッドキャストなんですよね。
なので弟でポッドキャスト番組 底抜けに浅く歴史を語るゆうすけのラジオをやっているゆうすけにも
ディオゲネスクラブオススメだよって言っておいたんですけど、早速聞いてたみたいです。 で僕、遥かなる山の呼び声会を聞いた直後に、このディオゲネスクラブさんにお便りを送ったんですよ。
遥かなる山の呼び声会聞かせていただきました最高でしたみたいな内容でですね。 で何日か前にディオゲネスクラブのツイッターアカウントでスペースを開いていたので、
リスナーとして参加させてもらったんですね。 スペースっていうのはツイッター上でライブで音声を発信したり聞いたりできる機能のことですね。
09:02
そしたらそのスペースでディオゲネスクラブの後藤さんがススマートでディオゲネスクラブをご紹介いただいてめちゃくちゃ嬉しかったですっていうお話や
ススマートの人を殺そうとしたAI電子レンジっていうエピソードがお気に入りですっていうお話をされていて、ちなみに僕もAI電子レンジの回は
ススマートで本当に好きな回で何回も聞いてるんですけども、あとありがたいことに僕のお便りをご紹介してくださったり
セミラジオもチェックしていただいて、セミラジオのストレイシープ回がお気に入りですというお話もしてくださってたんですね。
そうして取り上げていただいてすごく嬉しくなっちゃいましたね。ありがとうございました。
いろいろ話が飛んだんですけども、ススマートもディオゲネスクラブもすごく面白いポッドギャストなのでぜひチェックしてみてくださいね。
それでは本編に行きたいと思います。
生命の進化史をたどるゲーム46億年物語
前回1章魚類の時代から始まって2章は異常な進化をした昆虫と植物を守ろうとする両生類の攻防
3章は恐竜の繁栄とその滅亡までをお話ししてきました。
4章から5章は哺乳類の時代になるんですが、4章は氷河期にあたり、ステージのほとんどの面積は氷河が覆う寒冷な地域になっています。
第4章のタイトルは第4章氷の時代新たな旅立ち6500万年から3600万年前ということになっています。
4章が始まった時点では主人公は爬虫類、もしくは3章で試練の山のイベントをこなしていれば蝶類の体に進化しています。
そしてこの4章では哺乳類に進化するチャンスが訪れることになります。
4章が始まった直後のステージに審判の洞窟というところがあるんですが、ここには隕石の墜落で絶滅してしまった恐竜たちの幽霊がいるんですね。
会話イベントが発生して私たちはこんな姿になったけど、もう敵に怯えることもなくなって、今はとても幸せです。
という切ないセリフが、これまた切ない曲とともに語られるんですけども。
奥のスティラコ親子があなたに用があるそうですよと言われて奥に行ってみると、3章で主人公と交流したスティラコザウルスの親子の幽霊が待っています。
12:02
このスティラコ親子との会話イベントが発生して、ガイアというお方からあなたが哺乳類になれる力を与えるようにと言われました。
しかし同時に哺乳類になれる資格があるかどうかを審判するようにとも言われました。
なぜならあなたを哺乳類にするには、絶滅していった私たちの多くの仲間の希望という魂の力をたくさん使うからです。
審判します。
おめでとう、あなたは哺乳類になれる資格があります。
ただ、哺乳類に進化してしまうと今の体には二度と戻れなくなってしまいますよ。
どうしますか?と言われるんですね。
ここはゲーム上大きな分岐点で、今のまま進化せずに爬虫類あるいは蝶類のままゲームを進めることもできますし、思い切って哺乳類に進化することもできます。
ただ、爬虫類や蝶類はMAXに進化させた哺乳類より能力値的には劣るので、しばらくはいいんですが、後半になればなるほどキツくなるというところはあるんですね。
今回はやっぱり進化がテーマのゲームということで、思い切って哺乳類に進化することにしました。
それをステラコザウルスに告げると、「大いなる力よ、このものに新しき時代への体を与えたまえ。」ということで、哺乳類の体に進化することができました。
なんですけど、例によって、以前の体でどれだけ強く進化していても、ここでまた全部リセットされて、弱々しいネズミのような動物として再スタートすることになります。
ひ弱で足の遅いネズミという戦闘力的には良いところのない生き物として再スタートすることになるんですね。
続いてはデルタテリジウムの洞窟というステージにやってきます。デルタテリジウムはネズミくらいのサイズの原始的な哺乳類ですね。
会話が発生しまして、「まだ魚流の生き残りがいて嫌になっちゅうなぁ。でもあいつらにはこの寒さは耐えられないはず。いずれ消えちまうでちゅうよ。それより僕は西の大陸に住む白い日本足がとっても恐ろしいでちゅう。
なんでもこれから進化していこうとしている哺乳類たちを次から次へと殺しまくっているそうでちゅう。怖いでちゅう。」
ということで、なんとこの氷河期になっても恐竜がまだ生き残っているという話をしてるんですね。
そして西の大陸に住む白い日本足の生き物という謎の凶暴な生物についての穏やかじゃない話もしてます。この章には何か恐ろしい獣が潜んでいそうです。
15:04
続いて、シソ町の縄張りというステージがあります。ここには有名なシソ町がたくさん生息していて、
くちばしでガツガツとついてきます。結構抗戦的なんですよね。 古生物学上重要な生き物なのでじっくり観察したいんですけど、
くちばしでガツガツつかれるので、そうも言ってられないんですね。 こちらも噛みつきや体当たりで撃退せざるを得なくなってしまいます。
シソ町はドイツから化石が発見されて以来、その鳥と小型恐竜との中間的な姿から、恐竜と鳥とを結ぶミッシングリンクではないかと考えられてきた生き物です。
現在は鳥の直接の祖先ではなくて、恐竜から派生した羽毛を持った生物の一種と考えられています。
続いてはハイエノドンの縄張り。 絶滅した肉食獣のハイエノドンの群れと戦うことになります。
現在地上にいる哺乳類の肉食動物って、ほとんど食肉目、別名猫目に分類されているんですが、このハイエノドンは肉種類。
肉に羽と書いて肉種類というグループの動物なんですね。 この肉種類というグループ自体、現在すべての種が絶滅していて、原生種はいないんですけども。
46億年物語はそんな貴重な肉種類とやりあえる貴重なゲームになってるんですね。
しばらく進むと生き残り物の土地というところに来まして、ここにはブロントザウルスやティラノザウルスなど、隕石の大激突を生き延びた恐竜たちが細々と暮らしています。
ティラノザウルスとの会話イベントでは、
うわぁ、イエティが来たぞ。 な、なんだ。違うのか。
ふぅ、やれ人安心。というふうにイエティという生き物のことをすごく恐れていることがわかります。
イエティというのはヒマラヤ山脈に生息すると言われているケムクジャラの類人猿のような未知の動物、ユウマで、雪男とも呼ばれています。
イエティは恐竜の王であるティラノザウルスから押されられるほど凶悪な相手のようですね。
このティラノザウルス3章では圧倒的に進化した鳥類の姿で余裕を持って戦えていたので油断してたんですが、
今自分が貧弱なネズミの体なので一瞬で噛み殺されてしまいました。
これではさすがにまずいなということで、しばらくその辺りの生き物と戦ってティラノザウルスとも何とか戦えるくらいに進化をしておきました。
18:07
その先にいるのがバルキテリウムという生き物です。これは絶滅した角のないサイの仲間なんですが、陸上哺乳類としては過去最大級の生き物で、
体長7.4メートル、肩までの高さが4.8メートル、体重は約11トンから20トンということで、これは絶滅した最大のゾウ類で体重22トンにもなったというナルバダゾウに次ぐサイズなんだそうです。
なんですけど、このゲームではバルキテリウムは普通のサイくらいの雰囲気で、そんなに大きな生き物という感じはしないんですよね。
まあティラノザウルスやブロントザウルスが大きいのは生き物にそんなに詳しくない人でもなんとなく知っていると思うんですけど、
バルキテリウムって言ってもピンとくる人はそんなに多くはないからなんでしょうね。知名度や存在感の大きさがゲーム内のサイズに影響を与えていると言えるかもしれないですね。
このバルキテリウム、ゲーム内では砂漠にいるんですけど、イエティから逃れてきたのは良いけれど、哺乳類の僕らには砂漠の暑さはちょっと辛すぎるよと言っていて、
どうやらイエティから逃げるために本来の生息地ではないところに追いやられて困っているようです。
その先に進むと、なんと北極に来れてしまいます。で、ここ北極なんですが、なぜか普通にペンギンがいるんですよね。
ペンギンがいるなら南極じゃないの?って思うんですけど、特にそこに関してフォローはされてないんですね。
あと、近づくと霧もみ状になって突進してくるアザラシとか、極地の生き物と触れ合うことができます。
まあ基本的には噛みついたり、体当たりという形でしか触れ合いないんですけども。
さらに進むと、僕が大好きなマンモスがたくさん生息している。マンモスの縄張りに来ます。マンモスとの会話が発生して、
わしらマンモス三兄弟。イエティなんかも恐れなす。
何だお前?さては?イエティの仲間だな?
そうだ!そうに違いない!うん!おーヤニキ!敵が来たぞー!パオーン!
ということで、ちょっと足りない感じのマンモスなんですが、こいつはその大きな体を生かした体当たりや、
鼻で作ったシャボン玉を飛ばして攻撃してきます。
割と攻撃パターンが直線的で読みやすいので、落ち着いて戦えば勝つことができます。
21:00
一匹倒すともう一匹、さらにもう一匹という感じで、三兄弟との連戦になるんですが、どれも攻撃パターンは一緒ですね。
で、マンモス三兄弟をやっつけると、なんとショッキングピンクの毛皮を持ったマンモスギャルというマンモスが出てきます。
マンモスギャルが言うには、まあてっきりイエティが襲ってきたとばかり思ってたら、
あの三兄弟イエティが来ないことを言いことに、この辺りじゃずいぶん大きな顔をしてたのよ。
クリスタルさえあればイエティなんかちょちょいのちょい、だって。
それにしてもあなた強いのね。
いい情報を教えてあげる。
ここから南西の大陸に神隠しの氷柱がある山があって、近づいた者は二度とこの世に戻ってこれないらしいの。
くれぐれも気をつけてね。
という先に進むための有益な情報を教えてくれます。
ここでも流れを完全に無視してマンモスギャルを攻撃することもできるんですけど、
後味が悪いので今回はやめておきました。
で、マンモスギャルが教えてくれた神隠しの氷柱にやってくると、
ケーケケケ、また一匹奴隷が来よったわい。
という声がして、空から舞い降りてきたプテラノドウに体をつかまれて誘拐されちゃうんですね。
連れてこられたのはバードマンの砦というところです。
ここはなんと鳥から進化して知能と文明を持った超人族という生物の砦になってるんですね。
余談なんですが、手塚治虫の漫画に知能を進化させた鳥たちが人間を滅ぼして地上の支配者になるという超人体系というお話があって、なかなかすごい漫画でした。
これも文庫本などが出ていて購入しやすいと思うのでオススメです。
で、ゲームに話を戻すと、この超人族も今までのストーリーにも出てきたクリスタルの力を使って異常な進化を遂げた生き物なんですね。
兜と槍を身につけた超人族の兵士が攻撃してきたり、
トリケロラトプスを馬のように乗りこなす超人族の騎兵なんかと戦うことになります。
あと空を飛んで剣で攻撃してくる超人族とか敵の数も多くて、
砦の中には複雑なワープゾーンもあったりして、なかなか手強いステージです。
砦に入るとすぐに、下等生物が侵入してきたぞーって超人族が言ってるんですけど、
これって主人公のことを下等生物用話割りしてるんですよね。
高い知能と高度な文明を持っているので、哺乳類なんて下等生物だと考えてるわけですね。
24:05
なかなか言われてみると強烈なセリフなんですよね。
で、砦の奥に進むと超人族のボスであるバードマンキングがいます。
会話イベントが発生します。
よく来たな、下等生物。
ってまた言われるんですけど。
わしは超人族の頭、バードマンキングだ。
恐竜時代のアステロイドの落下によって多くの仲間を失ったが、それにもめげず進化し続けてきた。
偉大なる種族のリーダーだ。
よく聞け、これからは頭、つまり知恵の時代だ。
下等世界の生物は未だに体を進化させているようだが、またバカな恐竜たちの荷の前になるだけだ。
しかし、我々には宇宙という世界から来られたお方がついている。
あのお方から授かったクリスタルで恐竜たちも果たせなかった世界支配を達成するのだ。
そして、宇宙という世界に飛び立つのだ。
どうだ?我々に協力しないか?
なんと超人族の科学力は宇宙に飛び立つことができるまで発展していたんですね。
ここで協力するを選ぶとこういう展開になります。
こうしてあなたはバードマンの王様と一緒に宇宙へと出かけました。
そして一番近い星、月にわたり、バードマン文明を築くことになるのです。
でも時には地球が懐かしくなって戻ってきているのです。
なんだありゃ?神様だ。空から神様が降りてきたんだ。
驚いた人間たちは砂漠にあなたたちの姿を描きました。
そしてそれは数万年の時を越えて今も残っているのです。
その超人族の姿を描いたのが有名なナスカの地上絵です、という話になっています。
バードマンキングの申し出に対してEAを選ぶと会話イベントの後で戦いになります。
ぬぬぬ、下等生物の分際で生意気なクリスタルの力思い知れ!
ということでバードマンキングは強力なエネルギーを持った光の弾を発射して攻撃してきます。
それを連射される前に素早く立ち回って噛みつきで動きを止めて勝つというのが攻略法になります。
バードマンキングを倒すと砦の中の超人たちが騒ぎ出します。
大変だ!クリスタルのパワーが切れて城が崩壊するぞ!みんな逃げろ!
ということで主人公がカーン一発で砦の外に逃れた瞬間バードマンの城は大爆発。
ここに超人文明は終わりを告げることになりました。
自らの科学力に頼って世界を支配しようとした超人族だったんですが、その科学を制御しきれずに滅亡への道を辿ることになりました。
27:05
で、今までフィールドマップの北の方に氷の壁で塞がれて進めないところがあったんですが、爆発の影響でその壁が吹っ飛んで先に進めるようになっています。
そこから進んでみると、実はそこはイエティの寝城になってたんですね。
ここでイエティとの会話イベントが発生します。
殺せ!殺せ!食いまくれ!殺戮こそが我が生き甲斐!
お?誰だ?一体どうやって入ってきたんだ?そうか。
さっきの空の大爆発の爆風で入り口の氷のドアが吹き飛んだんだな。すごかったもんな。
俺様はクリスタルの力によって氷の世界の支配者になったイエティ様だ。
ウッホウッホ。
弱い哺乳類の分際で強くなろうと頑張って進化している奴を見るとムカつくぜ。
見たところ、お前も進化しているな。お前が一番びきめの餌食だ。
という感じで、このゲームのイエティは理由のない殺戮の衝動に駆られている、会話も成立しない、とても危険な生き物なんですね。
もはや戦いは不可避という感じでイエティをやっつけると、さっき倒したイエティの奥さん、イエティママが出てきます。
あ、あんた、どこ?どこなの?
はっ、もしや、お前、餌の分際でよくもやってくれたわね。
八つ咲きにして苦しめて苦しめて、生殺しで食ってやる。
と、なかなか壮絶なセリフを言ってくるんですけども、このイエティママはオスのイエティよりも体も大きくて、強烈な張り手攻撃を繰り出してくる強敵です。
張り手の予備動作から攻撃を繰り出すまでの時間が非常に短くて、ジャンプ中にすら繰り出してくるので、用心しても食らってしまうことがあるんですね。
かなりの強敵だったんですが、なんとかイエティママを倒すと、二人の息子が、
父ちゃん、母ちゃん、と泣きながら走り出していきます。
しんみりした雰囲気になる中で、地球の化身であるガイアが話しかけてきます。
ガイアです。
辛い結果になってしまいましたね。
でも、これがこの世界の掟なのです。
あなたは掟に従ったまで、あなたがイエティを退治しなくても、彼らはいつか強い者によって退治されたでしょう。
さあ、前進しましょう。
今のあなたにはそれしかありません。
ここまでで4章は終わりになります。
4章と5章との幕開にも、ガイアとの会話イベントが発生します。
ガイアです。
30:00
冷たい時代は終わりを告げ、温かく、命にあふれた時代がやってきました。
これからは、哺乳類たちが繁栄を極めていくでしょう。
しかし、恐竜たちが姿を消したといっても、強い者が生き残るというルールには変わりがないようです。
ところで、もう気づいているとは思いますが、何者かがこの星にクリスタルという悪しき道具をばら撒いていったようです。
いったい誰が何のために。
いずれにしてもそのせいで、この星の生物たちの進化が狂いつつあるのは事実です。
クリスタル、何か悪い予感がします。
さあ、エデンまでもう少しですよ。
第5章のタイトルは、第5章 哺乳類時代 エデンへ
2600万年から300万年前
ということで、いよいよクライマックスが近づいてきています。
5章で最初に遭遇する生き物はオオツノジカです。
オオツノジカはかつてユーラシア大陸に生息していた体重700キログラムにも達する巨大なシカで、
一番新しい化石としては、7700年前に生息していたものがシベリアから発掘されていて、
古生物の中では割と近年まで生息していた生き物なんですね。
オオツノジカとの会話イベントが発生して、南の大陸には前足で物をつかめるという生物がいるそうだ。
なんでも道具というものを使って攻撃してくるから気をつけた方がいいぞ、というアドバイスをくれます。
オオツノジカは戦う場合、巨大な角で突進されると吹っ飛ばされるので要注意です。
次のステージでは、なんと古生物とかではなく普通にラッコが登場します。
時代が現代に近づいたということを感じさせますね。
ラッコはなんと貝を投げて攻撃してくる遠距離攻撃の達人なんですね。
その先はグリズリーの縄張りになっていて、好物の魚をニコニコしながら食べてるんですが、
近づくとイキリ立って二足歩行で近づいて攻撃してきます。
その先はかくれんステゴの森というところで、
ホニュルイ全盛の時代でもまだなんとか生き残っている恐竜のステゴサウルスがひっそりと暮らしています。
会話イベントが発生して、
わぁ、また敵がやってきた。お願いだから襲わないでくれよ。
僕らはおとなしく生きてたいだけなんだ。見逃してくれよ。
ここで選択肢が出て、見逃すを選ぶと進化に関する重要なアドバイスを聞くことができます。
え、本当?ありがとう。お礼にちょっと面白い噂話を聞かせてあげるよ。
猫のような顔にウサギのような体をした動物が今まで見たこともない動物に進化して、
33:00
南の大陸にある祠に集まっているそうだよ。
という意味ありげな話をステゴサウルスから聞くことができるんですね。
猫のような顔にウサギのような体をした動物が今まで見たこともない動物に進化して、
実はこのステゴサウルスが言ってるのはこの先に住んでいる人類の祖先、エンジンのことなんですね。
そして実はこのゲーム、主人公もエンジンやさらにその先の人間に進化することができるんですよ。
実は哺乳類の体に進化してからずっと進化システムの選択肢に
体をラマピテクス型に進化するという選択肢が出てたんですけど、
グレーになっていて選ぶことができなかったんですね。
ラマピテクスというのはルイジエンの先祖と考えられている生き物なんですけど、
で実はステゴサウルスが教えてくれた通り顔のパーツを猫に体をウサギに進化させてみると、
この選べなかったラマピテクス型に進化という選択肢が選べるようになるんですね。
選んでみると大きな猿みたいな生き物に進化することができます。
これがこのゲームにおける人類への進化の第一段階になります。
このラマピテクス型の進化を選んでしまうともう元の四足歩行の哺乳類には戻れなくなります。
あとはさらに進化するを選ぶしかなくなります。
さらに進化するを選ぶとケムクジャラで原始的な武器を持った猿人に進化します。
そしてさらに進化すると体毛が少なくて一生の思った人間に進化することができるんです。
このゲーム初めてプレイしたのが僕が中学生の頃だったんですが、
普通にプレイするとだいたい人間になれないまま終わるんですね。
だいたい四足歩行の哺乳類としてクリアすることになるんですけども、
この人間になる方法を知ったのは当時販売していたゲームの裏技の大事典大義理という本でした。
大義理はちょっとした辞書よりも遥かに分厚くてでかい、
その時点で発売済みだったあらゆるゲームの裏技を収めていた本でして、
ネットが普及する以前にはゲーマーにとっての貴重な情報源だったんですね。
そこには46億年物語のページに猫の顔とウサギの体で人に進化できると書いてあって、
マジかとなってすぐに試してみた記憶がありますね。
そんななかなかなるのが難しい人間なんですが、
石斧のリーチも長く、通常の哺乳類より高い戦闘力を誇ります。
36:05
今回のプレイでは人間に進化するための進化パワーを稼ぐために、
ステゴサウルスの森の近くにいた馬の祖先のエオヒッパスという生き物をたくさん飼いましたね。
エオヒッパスは別名ヒラコテリウムとも言って、
体の高さは約30センチととても小型の馬の祖先です。
小さな馬って僕は大好きで、ポニーやアメリカンミニチュアホースとかその辺りの小型の馬が大好きなんですけども、
体高30センチはレベルが違う小柄さですね。
そんな小さな馬がいたらついつい飼いたくなっちゃいそうですね。
先に進むと有名な古生物であるサーベルタイガーと戦うことになるんですが、
ここなぜかステージが竹林なんですよ。
なんかシューですよね。サーベルタイガーと竹林って。
サーベルタイガー、タイガー、つまりトラ。
トラと竹林だと、なんというか、古しきゆかしい雰囲気になりますよね。
そこに寄せてるんですかね。
国語の教科書で習った三月旗という小説がありまして、
これは自意識の高さゆえにトラになってしまった主人公の友人が出てきたんですけど、
竹林にいるサーベルタイガーを見て、ふと、お?三月旗?ってなりましたね。
ここは竹林に隠れてサーベルタイガーの姿がよく見えなくて、結構戦いづらいステージだったりします。
さらに進むと森にいたステゴサウルスが教えてくれたエンジンが住んでいるホラーナにやってきます。
会話イベントが発生して、
オイラタチャ、エンジン、クリスタルの力によって道具が使えるようになった種族さ。
あんな便利なクリスタルを他の生物に使わせてなるものか。
みたいなことを言っています。
このエンジンもクリスタルの力によって知能を発達させて道具が使えるようになったと言うんですね。
このエンジン、他の生き物と違って道具を巧みに操るのが特徴で、
小石を投げてきたり、自分の頭より大きな石をぶん投げてきたりする危険な敵です。
エンジンとはこんな会話イベントも発生します。
オイ、すごいだろ。
それがエレベーターというものだ。
乗って行きたい方向を選ぶだけで移動できる優れものさ。
東の大陸に住む生物に作り方を教えてもらったんだぞ。
いいだろ。
ということで、なんとこのエンジンの洞窟の中にはエレベーターも完備されてるんですよ。
ケムクジャラのエンジンがエレベーターを使いこなしているっていうギャップがなかなかすごいんですけども、
エンジンの洞窟の奥には4章で戦ったイエティの子孫が待ち受けています。
39:04
誰だ?神聖な場所に無断で入ってくる者は。
イエティ族の墓地を荒らす者は、この先代目の私が許さんぞ。
え?
感じる。感じるぞ。先祖の怨念がお前に強く降り注ぐのを。
聞こえるぞ。とても悲しい声が。
父ちゃーん。母ちゃーん。
ついにイエティ族の屈辱を晴らす時がやってきたようだ。
問答無用。今イエティ族の屈辱は終わりを告げるのだ。
この先代目イエティ、ボクサーのような俊敏なフットワークと打撃技で攻撃してくるんですが、
こちらも石斧の力があるので十分対抗することができました。
その先には最後の海というステージが待っています。
ガイアが語りかけてきます。
ガイアです。
お願いがあります。平和を愛するクジラ族がクリスタルによって乱暴になってしまったラーゴン族に攻撃されています。
ラーゴン族を懲らしめてクジラ族を救ってあげてください。
ということで何やらクジラたちがラーゴン族という生き物に攻撃されているので助けてあげてくださいとガイアにお願いをされました。
先に進んでみると赤い目に水中で撃てる銃を持ってサメを乗り物にしている奇妙な生き物がいます。
これがラーゴン族なんですね。
ラーゴン族との会話が発生します。
我々は魚から進化し続けた魚人族ラーゴン。
最近陸からやってきた奴らが縄張りを作ったと聞いて今から攻めるところだ。
ん?お前その体は?
さてはお前も奴らの仲間だな。
許せん!と言って戦闘になります。
この陸からやってきた奴らが縄張りを作ったというのはクジラ族のことを指しています。
ずっと海にいて魚から進化したラーゴン族はクジラ族に対しては陸から急にやってきてのさばり上がってという印象を抱いているわけなんですね。
この最後の海では一つ隠し要素があって人間に進化していない状態の四足哺乳類の状態で来ると手足をヒレに進化させてアザラシのような姿になることができます。
今回は人間に進化してしまってたのでできなかったんですけどそのアザラシの状態でさらに進化するを選ぶとイルカに進化することができます。
そしてさらに進化すると体はイルカで顔が猿っぽいなんとも言えない生き物に進化してさらに進化するとなんと最終的には人魚に進化することができます。
42:02
この人魚なんですけど通常噛みつきで攻撃するところをチュッというボイスが入ってキスで攻撃できます。
しかも攻撃力が最高クラスなんですよね。この海には巨大ザメもいるんですが人魚で2回キスすると骨つき肉になってしまいます。
なんでキスでこんなダメージが与えられるのかなんですけどキスで生命エネルギーを吸い取ってるのかもしれないですね。
そう考えるとめちゃくちゃ怖いんですけども。
で最後の海の奥に進むとラーゴン族の親玉がいて会話が発生します。
クジラ族に協力するのはお前か。
海を支配できるのはクリスタルのご加護を得た我々ラーゴン族だけだ。
一度陸で進化し再び海に戻り我々の支配に文句をつけているクジラたちを我々は絶対許さない。
海は魚のものだ。
おい俺の言う文は正しいよな。
ここで例によって選択肢が出てきます。
なるほど一理あるとラーゴンに同調するとそうだよな。
うん気に入った。
お前を我々ラーゴン族の仲間にしてやろうじゃないか。
と言ってラーゴン族と手を組んで海の世界を支配することになります。
そして長い年月が幾千幾万年もの時間が流れるんですが
海に暮らしていたラーゴン族は知らなかったんですが
地上では人間が文明を築いていて海で漁をし始めてたんですね。
そしてラーゴン族の親玉は漁師に捕まってしまいます。
なんだこの魚は。うわ気味の悪い格好してんな。
なんでもいいさ。どうせ擦り潰してかまぼこにしちまうんだから。
ひえーお助けー。
という感じでラーゴン族の親玉はかまぼこにされてしまい
リーダーを失った主人公は一人ぼっちになり
寂しく放浪の旅に出ることになるのでしたと。
そういうオチになります。
一生のボスである親分クラドセラケも倒すとかまぼこになってましたけども
このゲームの制作人にかまぼこ好きな方がいたのかなーと想像しましたね。
でラーゴンとの選択肢でラーゴンに同調しなかった場合は
何お前は鯨族を認めるのか許さんということで戦いになります。
ラーゴンが放ってくる光の玉を食らうと一時的に視界が遮られて
自分の周囲しか確認することができなくなってしまうんですね。
鋭い爪で攻撃してくるのでうまく敵の視覚に潜り込んで戦うのが勝つためのコツになります。
ラーゴンを倒して先に進むと鯨族の王様が待っています。
45:04
ありがとう。ラーゴン族を倒してくれたんじゃね。
彼らはクリスタルの力を誤った方向に使って海を支配しようとしていたので心配しておったのじゃが
君のおかげでそれもなくなり一安心じゃ。
どうやら君は何かに見守られた選ばれし生物のようじゃな。
君ならあのクリスタルの力によって狂ってしまった世界を救うことができるじゃろう。
エデンの山の雲を我々の念力で吹き飛ばしてあげようぞ。
さあ陸に戻られ、再び地上で戦える体に戻してあげようぞ。
ということで鯨族の念力で最後の決戦の地であるエデンの山の雲も吹き飛び道は開かれました。
あとは前進あるのみです。
その先にはディアトリマという飛べない鳥の縄張りがあります。
ディアトリマはかつてヨーロッパから北アメリカに生息していた飛べない巨大な鳥で体高は2メートルもありました。
かつては肉食と考えられていたんですが最近の研究では植物食とされているそうです。
そんなディアトリマなんですがステージに入った時点で何故か悲しげな曲がかかって空を見上げて泣いてるんですね。
海外イベントが発生して、ねえ僕らの話を聞いておくれよ。
その昔僕らの先祖は天空に城を築き宇宙まで行こうとしたらしいんだ。
でも何かの力によって空を追放されたんだって。
それで僕らには羽がないのさ。
ああ空が恋しいよ。
ということでこのディアトリマは4章で主人公によって倒された超人族文明の末裔ということなんですね。
宇宙にまで進出しようとしていた先祖と翼を退化させて飛べないでいる自分を見比べて泣いているという悲しい存在なんですね。
人と自分を比較して劣等感を抱くところから不幸というのは始まるという話もありますから
このディアトリマにもそれを伝えてあげたいですね。
このステージにはストーンヘンジのような構造体がありまして
その中心部でボタンを押すと最後の目的地エデンの山がある大陸へワープすることができます。
エデンの山に向けて進んでいくと生き残りティラノの縄張りというところに来ます。
ここではティラノサウルスの群れと戦うことになります。
会話が発生して我々は一度絶滅しかけたティラノサウルスだが北の山に住むお方によって絶滅から救ってもらったんだ。
そして我々を大切な先祖と言って優しくしてくれるのだということを言うんですね。
48:05
北の山にはティラノサウルスのことを先祖と呼んで保護している何者かが住んでいるようです。
さらに進むとエデンの入り口というところに来ます。
ここには巨大な体を持ったクロマニオンという巨人がいます。
会話が発生して寒い寒いあれ君は誰だい見かけないね。
僕はエデンへ通じる洞窟の門番のクロマニオンって言うんだ。
遠人の仲間だったんだけど体毛が少ないことと頭がいいというだけで嫌われ者。
一人ぼっちの僕を救ってくれたのはこの洞窟にいらっしゃるお方さ。
ここはどうしても通すなって言われているから悪いけど中には入れてあげないよ。
ということでクロマニオン人とは南フランスで発見された古代の人類で
我々現代人と同じホモサピエンスに分類されています。
つまり人なんですよね。
今回のプレイでは自分も人間に進化してるんですが
体のサイズはクロマニオンの方が倍以上大きくてかなり威圧感がありますね。
このクロマニオン大きくて長いコンボをバットみたいに振り回して攻撃してくるかなり厄介な敵です。
バットに直撃してしまうと大ダメージを受ける上にステージの外まで吹っ飛ばされてしまって戦いが強制終了してしまうんですよね。
そうなるとクロマニオンに与えたダメージはリセットされてまた仕切り直しになってしまいます。
とにかくバットの直撃を受けないように動き回りながらこちらの攻撃を当てていくとなんとか勝つことができました。
このクロマニオン倒すと普通に骨つき肉になるんですけど
昔プレイした時は特に疑問に思わなかったんですが今回これ大丈夫かなーってちょっと思いました。
あまり深く考えずに次に行きましょう。
ステージの奥に進むとそこには恐竜のような姿の直立二足歩行で歩く生物がいました。
会話が発生して
と言ってこの恐竜人軽やかなフットワークで飛び蹴りを繰り出してくるんですがこれが結構強力で気を抜くとどんどん体力を奪われてしまいます。
51:04
青い弾を発射してくるんですがこの青い弾地面に落ちるとスライムのように動いてこれもまた主人公を攻撃してきます。
連続で発射されるとスライムに囲まれる上に恐竜人の飛び蹴りで追い打ちをかけられるので逃げたほうがいい場合もあったりしますね。
奥の方に進んでいくと恐竜人の声が聞こえます。
大変だクリスタルを封印した壺が爆発した。
クリスタルを封印した壺が爆発したということで何やらすごく危険な香りがします。
さらに奥へ進むと壊れた壺からエネルギーの波が天井に向かって伸びていてそれに触れると最後のフロアへ移動します。
最後のフロアではクリスタルという歪んだ進化の源を大量に取り込んだ最強の生物が主人公を待ち受けています。
その生物との会話が発生します。
お前かガイアの導きによってエデンへ向かおうとしている生物は
俺はこの洞窟に住む恐竜人が集めたクリスタルを食いまくって進化した史上最強の生物ボルボックス
エデン駅ガイアのパートナーとなり未来を支配できる選ばれた生物はこの俺様だ
残念だなお前の進化の旅もここまで
お前が向かうのはエデンではなく地獄だ
ということでこれまでもクリスタルの力で異常な進化を遂げた生物との戦いを続けてきた主人公の前に
最後に立ちふさがるのがこのボルボックスです
ボルボックスという生物は実際に存在していて緑草という植物の一種なんですが
このゲームのボルボックスはそのボルボックスとは名前が同じだけでほぼ別物です
このゲームのボルボックスは巨大な軟体動物風の姿をしていて体は半透明
体の中に細胞小器官のようなものが浮いているのが見えています
DNAをイメージしてか二重螺旋のような構造物も見えています
ラスボスにふさわしく非常にインパクトのあるビジュアルになっています
ボルボックスの体内には8つの球体がぐるぐると巡っていてこれを一つずつ体外に排出していきます
この排出された球体がそれぞれ全く違う生物になって主人公に襲いかかってきます
その8種類の生物の内訳は一つは巨大なクラゲ
そして大きなトサカを共鳴させて音波攻撃をしてくる巨大な恐竜パラサウロロフス
何かの手違いなのか骨付き肉に変わる球体もあります
54:03
そして巨大なジーと呼ばれる昆虫も登場して画面中をところせましと飛び回りプレイヤーを翻弄します
あと魚類の時代で苦戦させられたジニクチスという古代魚の超巨大版や剣を持った超人族
スタコラササと逃げていく両生類育長ステガの子供のように無害なやつもいます
そして全ての球体を片付けてボルボックスに最後の一撃を加えました
ボルボックスはその巨大な体を維持できなくなり叫び声を上げながら消滅していきました
最後の戦いを終えた主人公にガイアが語りかけます
ガイアです
よくぞボルボックスを倒してくれましたね
あのような生物がエデンへ行っていたらこの星に未来はなかったでしょう
さあエデンへいよいよ進化の旅のゴールですよ
厳しい自然の掟を生き抜きついにエデンへ来てくれましたね
あなたは試練に勝ちました
そして私の期待に応えてくれました
これで弱肉強食の時代も終わりを告げることができるでしょう
さてこれからどんな未来が待ち受けているのでしょう
それは私にもわかりません
だってそれを作っていくのは私とあなたですからね
さあ旅立ちましょう
未来は私たちのものです
そして場面は変わって地球とは違う赤い大地の惑星の風景が広がります
そこに宇宙服を着た宇宙人2人が立っています
結局我々の試みは裏目に出てしまいましたね
うむ
あの星の生物進化に手を下そうとした我々の
飛んだ思い上がりだったようだ
本当に悪いことをしてしまった
しょんぼり
でももう安心ですね
彼らはきっと我々の期待以上に素晴らしい生物になってくれますよ
そうだな
これからは彼らが本当に困った時にだけ良きアドバイスをしてあげよう
そしていつまでも温かく見守り続けてあげよう
そう我々の火星文明が続く限り
ということなんですけども
つまり地球にクリスタルをばらまいて
良かれと思ってということなんですけども
地球の生き物の進化を狂わせていたのは火星人だったということなんですよね
本当に悪いことをしてしまったしょんぼり
みたいなことを言ってるんですけども
これだけ大きな影響を悪意なく与えてるっていうのも
なかなか他にない展開かなと思うんですけども
下手な悪意よりピントのずれた善意の方が恐ろしいということですよね
そして前回このゲームの最初のセリフは
ゲームに登場する生き物でも人間でもなく太陽だという話を前回したんですけども
57:07
試練を乗り越えた主人公に対しついに太陽が直接話しかけてきます
ガイアに選ばれし生物よ見事に試練を乗り越えたようじゃな
これからはガイアの良きパートナーとなり素晴らしい星を築いて行くが良い
それとそなたにプレゼントしたいものがある
それは知恵じゃ
そなたはこれを使うことにより文明というものを築き
世界を繁栄させていくであろう
しかしくれぐれも気をつけよ
それは使い方を間違えると自らに新たな試練を与えることになり
そしてそれは弱肉強食などとは比較にならぬほど辛く厳しいものになるかもしれぬ
もしそなたが知恵を使いこなし素晴らしい世界を築けたなら
わしは再びそなたにエデンの地を設けよう
そして今度は我々太陽家族の一員として認めることを約束しよう
行けガイアと共に遥かなるエデンへ
そして夜明け前の丘に主人公が佇む中
鳥がおいみんな新しい時代が始まるぞと告げます
そして最後の時の扉が開きます
その先の未来にどんな世界を紡いでいくのかは
それは自分たち次第だと
そういう使命になっています
ということで前後編2回に分けてお話ししてきた
地球の生命史を体験するゲーム46億年物語
いかがでしたでしょうか
このゲームゲーム性もビジュアルもストーリーも音楽も
本当に魅力的で大好きなゲームなんですが
今までにリメイクされたこともなく遊んでみたいと思った場合
まず中古でスーファミのカセットを買って
さらにそれを動作させるためのハードも必要になるので
スーファミ本体もしくはスーファミが動作する互換機を用意して
みたいな感じで
まあまあハードルが高いんですよね
こんなに面白いゲームが埋もれてしまうのは
もったいないと思ってセミラジオでご紹介させていただきました
そして1992年発売のゲームということで
ちょうど発売30周年というきりがいい年でもあったので
ますますこれはやらないわけにはいかないなということで
特集させていただきました
音声でどんなゲームかをお伝えしてきたんですけども
ゲームのビジュアルを見てみたいという方は
YouTubeにアップされていた実況なしのプレイ動画を
概要欄に貼っておきますのでぜひチェックしてみてください
1:00:04
セミラジオではご感想を募集しています
概要欄のフォームかツイッターで
ハッシュタグセミラジオでつぶやいていただけると嬉しいです
今日は地球の生命種を体験するゲーム
46億年物語についてお話しさせていただきました
ここまで聞いていただきありがとうございました
01:00:29

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