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みなさん、こんにちは。 自然を愛するウェブエンジニア、セミヤマです。
今日は、セミラジオ旅場編
静岡一人旅 タッチャンのカッパ館
沼津港深海水族館 彫りが深すぎる狛犬がいるお寺についてお話ししたいと思います。
前回、ジャンケンの愛子で喜ぶSF小説と題しまして、僕が長年探していた
題名がわからないSF小説が見つかりましたというお話をさせていただいたんですが、 こちら、ありがたいことにたくさんご感想をいただいておりまして、ご紹介させていただきたいんですが
すみません、まず最初に訂正から入りたいと思います。 まずですね
前回、トリフィドさんという方のご感想をご紹介させていただいたんですが、 その際に
トリフィドさんのことを鳥取県の漫画家さんとご紹介したんですが、 すみません、この鳥取の漫画家さんなんですが
ギヨンさんという、トリフィドさんとは別の方でした。 トリフィドさん、ギヨンさん、大変失礼いたしました。
早凸してしまってごめんなさい。 トリフィドさんのツイッターアカウントからギヨンさんのアカウントにリンクされていたんですが、
トリフィドさんのツイッターアイコンのイラストを書かれたのがギヨンさんということでした。 ちなみにこのギヨンさんという方、鳥取県にお住まいの漫画家さんなんですが、
ポッドキャストのパーソナリティとしても活動されてまして、 山のおかげラジオというポッドキャストを配信されています。
山陰地方にお住まいのギヨンさんと明石さんというお二人のパーソナリティさんが配信されているポッドキャストで、
山のおかげラジオという名前なんですね。 これを機会に聞いてみたんですが、君の名はで有名な新海誠監督の作品
ことの葉の庭という映画について語る回がありまして、 僕この映画好きなんですけど、この回すごく面白かったですね。
この映画のことをポッドキャストの中で女教師が男子生徒をたぶらかす話というふうにざっくり語られてまして、
言ってしまえばそういう話ではあるんですが、語り口がすごく面白くてめちゃくちゃ笑いましたね。 概要欄にリンクを貼っておきますのでぜひチェックしてみてください。
そういうわけで、トリフィドさんとギオンさんは別の方ですという訂正でした。 トリフィドさん、ギオンさん、大変失礼いたしました。
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そしてもう一点びっくりしたことがありまして、 前回のアイコで喜ぶSF小説が判明という回をアップしたのが6月8日の午前1時頃だったんですけども、
夜に収録して編集してアップしてやり切ったという感じで、 アップしてすぐ寝ちゃったんですけども、
翌朝起きたらですね、ツイッターに通知が入ってまして、 それを見てみるとトリフィドさんが
見つけた初版1987年すごいメンバーというツイートに添えて、 アイコで喜ぶSF小説こともう一つのルールが掲載されている
果てしなき多言宇宙という本の写真をアップされてたんですね。 で、自分で例のSF小説見つかりましたというポッドキャストをアップしたばかりだったので、
最初状況が理解できなかったんですが、 トリフィドさんと僕はほぼ同じタイミングで同じ本に行き着いて、
それぞれポッドキャストとツイッターで発信をしてたんですね。 で、トリフィドさんのすごいメンバーという書き込みは、この本には5本のSF小説が収められてるんですが、
スツイヤスタカや星真一などSF小説ファンでなくても名前を知っているような ビッグネームが名前を連ねているというところに言及したものだったんですね。
ほぼ同じタイミングで同じ本に行き着いたということで、 これまたすごくびっくりしましたね。
トリフィドさん、改めてツイッターのタグ付けで本の発見について教えていただいて、 ありがとうございました。すごく嬉しかったです。
続けてお便りご感想をご紹介したいと思います。 続いてはいつもメッセージをやり取りさせていただいている
生き物系イラストレーターのすすむ中島さんからのメッセージをご紹介したいと思います。 すすむさん、いつもメッセージありがとうございます。
メッセージ読ませていただきますね。 攻山さん、最新回聞きました。ついにわかったんですね。
私も嬉しいです。 そして攻山さんが今回改めて語ってくださった内容を聞いているだけで、 またまた胸に来るものがあり、最後のシーンでは涙ぐんでしまいました。
こういったことを共感できるのって本当に素晴らしいことだと思います。 改めてポッドキャストってすごいなぁと思った次第です。
文部科学省の人に伝わるといいなぁ。 そして私のお便りも細かく紹介していただきありがとうございました。
私がずっこけ三人組読んでるだろうなぁと思いながら手下りとても嬉しかったです。 攻山さん、いつもありがとうございます。
という本当に温かくてありがたいすすむさんのお人柄が伝わるメッセージをいただきました。 胸に来るものがあり、最後のシーンでは涙ぐんでしまいました。
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ですとか、共感というお言葉がすすむさんのメッセージにもありましたけども、 本当にそういう感情の金銭に触れるというか、
感情の震えを人と共有できたと感じられることって、 まあ本業のウェブエンジニアとしてやっている中では、
なかなか感じる機会ってないんですよね。 そういった感情に共感してもらえてメッセージまでいただけて、
本当にありがたいですね。 すすむさん、いつも温かいメッセージ本当にありがとうございます。
ちなみにすすむさんとのその後のやりとりで、 果てしなき多言宇宙の本もポチっちゃいましたということで、
本もご購入されたということでした。 今回他にもいろんな方から本買いましたというメッセージや、図書館で借りましたというメッセージ
いただいてまして、すごーくびっくりしましたね。 確認できた中でも自分を含めて5、6人が本を購入されたのと、
図書館で借りましたというメッセージもいただいているので、 これ1987年初版の本ですからね。ちょっとびっくりしてますね。
それといつもお話ししている生物をざっくり紹介するラジオ仏座空の 白さんからもメッセージをいただいています。
白さんは題名が思い出せないあるSF小説を配信した際にも メッセージを送っていただいてたんですね。
読み上げさせていただきます。 もう一つのルールありがとうございました。
日本の古本屋で注文してみました。在庫があるといいのですが。 ということで白さんも本をご購入されてたんですね。
ちなみにその後本を無事購入できたというツイートも上げていただいてましたね。
白さんも仏座空の配信でも娘さんが登場されていた回がありましたけども、 まだこのSF小説を読むには少し早い年齢かもしれないですね。
でもいずれ娘さんにももう一つのルール 読んでもらえたら嬉しいなぁなんて思ってますね。
白さんメッセージありがとうございました。 続いていつも僕が書いている生き物とサブカルノブログ
セミブログを読んでいただいたり、このセミラジオも聞いていただいている絵描きさんの 超画マナブさんもツイッターで
果てしなき多元宇宙独破しましたというツイートを上げてくださってました。 マナブさんいつもありがとうございます。
マナブさんはいろんなタッチのイラストを描かれているんですけども モノクロで幻想的な雰囲気のあるイラストを描かれることが多くて
シュールレアリズム的な空気感もある すごく素敵な絵を描かれる方なんですよね。
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一方で最近お狐にゃんこという狐と猫のハーフのキャラクターのラインスタンプを発売されてまして
これまたすごく可愛いんですよね。 僕このラインスタンプ購入させていただきましてよく使わせていただいてますね。
ありがとうございますとかよろしくお願いしますとか 使い勝手がいいメッセージもいっぱい含まれてて使いやすいんですよね。
マナブさんラジオもブログもいつもチェックしていただいてありがとうございます。 今後ともどうぞよろしくお願いします。
そしてやはりいつもセミブログやセミラジオを楽しんでくれている モジャさんからもメッセージをいただいてます。
モジャさんは図書館で果てしなき多元宇宙を借りて読んでくれたということですごく嬉しかったですね。
そう今この果てしなき多元宇宙という本、セミラジオを聞いてくれた方々が購入してくださったおかげで
アマゾンや日本の古本屋という以前の配信でご紹介させていただいたサイトからもほぼ在庫がなくなってるんですよね。
なので読みたいけど売ってない、買えないという方はモジャさんのように図書館でチェックしていただければと思います。
モジャさんメッセージありがとう。これからもセミラジオよろしくね。
続いて以前もハッシュタグセミラジオで感想をツイートしていただいていたコーシューさんからもとても嬉しいメッセージをいただいたのでご紹介させていただきます。
読み上げます。素晴らしいお話を紹介してくださりありがとうございました。早速購入することにしました。
子供に読み聞かせたいと思います。今の小学生中学生でも十分心に響く考えさせられる内容だと思います。
むしろ今だから良いのかもしれませんね。ということでコーシューさんからご購入されてお子様に読み聞かせたいというメッセージをいただきました。
コーシューさんはこの後もツイッターでお子様がもう一つのルールを読んでいたという内容のツイートをされてましてこちらもご紹介させていただきたいんですけども
娘括弧称号帰宅黄色のカバー果てしなき多元宇宙を発見 父もう一つのルールを進める娘黙々と読む
感想 不思議な話
それだけ 語彙がないのか読解力がないのか
しかしふと思う 自分はどんな感想を期待していたのか
しばらく経ってからもう一度感想を聞いてみたいということで 意外と感想はシンプルだったということだったんですね
この一見とても興味深いなと思いましたね いろんなことを感じていたとしてもどれくらい言語化できるかというのは年齢によっても人によっても
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違うので僕ももう一つのルールについて カレコレラジオで合計1時間ぐらいしゃべってきましたけど
小学生の頃読み終わった直後に感想を聞かれてもうまく言語化できたかはちょっとわからない ところがありますね
言葉として出てきたのが不思議な話の一言であっても お子様の心に何か引っかかりとして残っていくものはあるかもしれないですね
いやぁ 甲州さんのお子様の心にも何かそうして引っかかるものが残ってくれたらいいなぁ なんて思ったりしています
甲州さんツイッターでご感想を書いていただきありがとうございました それとツイッターで
作る人アットマーク4次元さんという方がハッシュタグセミラジオでご感想を書いて くださっていたのでこちらもご紹介させていただければと思います
読ませていただきます じゃんけんの愛子で喜ぶSF小説
タイトル判明してよかったですね私も読みたいと思ってました セミラジオ過去回もさかのぼって聞いてます
よくカバーアートに登場している伸びたくんっぽい似顔絵も気になる笑い ということで
タイトル判明についてお祝いをいただいた上にセミラジオ過去回もさかのぼって聞いて いただいているということでありがとうございます
めちゃくちゃ嬉しいです この作る人アットマーク4次元さんなんですが
youtube で4次元くんチャンネルというチャンネルを運営されていて ツイッターのプロフィールに4次元くんの中の人というふうに書いてあったので
多分そういうことだと思うんですがもし間違ってたらごめんなさい いろんな工作や造形物を制作する様子をチャンネルにアップされてるんですが
どれもすごくクオリティが高いんですよね びっくりしましたね
この4次元くんチャンネルではいろんな方が参加されているみたいで 参加されているメンバーの方が作った
UFOの形をした迷路とかも紹介されていてこれもすごいクオリティなんですよね この4次元くんチャンネルの概要欄を見ると造形工房4次元
株式会社という会社さんが運営されているということで つまり本職の方々がやっているチャンネルのようです
チャンネルで紹介されている造形物もUFOとか猫とか可愛いものが多くて 見ていて楽しいんですよね
いやー巧みの技を見させていただきました 作る人アットマーク4次元さんありがとうございました
ということで元題名のわからない sf 小説こともう一つのルールにいただいた ご感想やメッセージについてご紹介させていただきました
15:11
こんなに多くの方と作品やエモーショナルを共有できたことが本当に嬉しくて
素敵な体験をさせていただいたなぁと思っています ご感想やメッセージをくださった皆さんにも聞いてくださった皆さんにも本当に大感謝しています
皆さん本当にありがとうございました ということでそろそろ今回の本題に入りたいと思います
今回はセミラジオ旅場編と銘打ちまして この間行ってきた日帰りの静岡旅行についてのお話をしたいなと思っています
今回の静岡旅行では 3つのスポットに行きまして
たっちゃんの河童館 沼津湖深海水族館
堀が深すぎる狛犬がいるお寺 この3箇所に行ってきたんですけども
一見共通点が全くない3つのスポットなんですが 実は流れみたいなものがあるなぁと後になってから気づいたんですね
河童館は想像上の生き物である河童にまつわるスポットなので ジャンルとしては生き物とサブカルですよね
沼津湖深海水族館は海の生き物を多数展示している水族館なので ジャンルは生き物ですよね
堀が深すぎる狛犬はやはり想像上の生き物であり文化なので 生き物とサブカルですね
ということで今回の旅は 生き物とサブカルの旅だったんだなぁと後になってから気づいたということなんですね
後付けのテーマとしてはそういう感じなんですけども そもそもなんでそのスポットに行ったの?ということにはなりますよね
そもそもご存じない方にとっては そこそもそも何なの?というところかなぁと思います
順を追ってご説明したいと思います まずたっちゃんの河童館
ここになぜ行ったのかなんですけども 以前僕の弟であり
ポッドキャストそこのけんやさく歴史を語る ゆうすけのラジオのパーソナリティでもある
ゆうすけと友達2人の計4人で静岡旅行に行ったことがありまして その時に静岡のスポットを色々調べたんですけども
河童館という 河童グッズを大量に収蔵しているスポットがあることがわかったんですね
その時は時間の都合で行けなかったんですけど ずっと心残りにはなっていて
18:05
いつかは訪れたいなと思っていたんですよね でもう一つのスポットである沼津湖深海水族館なんですけども
こちらシーラカンスの標本や 水族館でありながらハリモグラの飼育を行っている
通好みの水族館でしてセミラジオでちょくちょくお話ししている 生物をざっくり紹介するラジオ
仏坂のハリモグラ界で仏坂のトヨさんが その沼津湖深海水族館のことをご紹介されてまして
静岡でハリモグラが見られる場所があるなんて全然知らなかったので すごくびっくりしてこれは行かねばという感じでスイッチが入ったんですね
トヨさん沼津湖深海水族館行ってきました ありがとうございました
僕の地元が山梨県なので静岡は隣の県ですし 最近中部横断道という高速道路も全面開通
しまして 静岡と山梨のアクセスも劇的に良くなったという交通事情も背中を押してくれたんですね
でせっかく静岡に行くなら長年気になり続けていた たっちゃんの河童館もこの機会に行ってみようとなりまして
日帰りの静岡旅行を決行したわけなんですね で実はたっちゃんの河童館については個人の方が運営されているスポットということもあるので
前日に確認のお電話をさせていただいてたんですね 現地まで行ってみてやってなかったらダメージが大きいですからね
でネットで調べたたっちゃんの河童館の電話番号にかけたんですけども 電話してみると
はいもしもしみたいな感じで普通のお家にかけた時みたいな感じで 女性の方が電話に出てくださったんですね
どうやら運営されている方のご自宅に電話が転送されるようになっていたみたいで
電話口で対応してくださったのは館長さんの奥様だったみたいです
でこんにちは河童館ってこちらのお電話番号でしょうかみたいに聞いてみるとはいそうです ということで明日って開館されてますかと聞いてみると
年中無休で朝8時からやってますと おっしゃるんですね
google の営業時間には10時からって書いてあったんですけども 実際に聞いてみると違うものですね
でありがとうございますとお礼を言って電話を切ったんですね 年中無休で毎朝8時からやってるってなかなかすごいですよね
21:08
でまぁせっかく8時からやっているということなので 高速を使って8時台に着くように出発しようと思いました
早い時間に静岡に着くことができれば現地での行動にも時間的な余裕ができますからね で朝6時に起きて山梨から
たっちゃんの河童館がある静岡県八重洲へと車で出発したわけです 地元から静岡県八重洲まで高速使って1時間40分くらいですね
7時頃に家を出て9時ちょっと前には河童館に着くことができました で河童館の駐車場に泊めさせてもらってそうすると河童館に入館する前に
既にただならぬ雰囲気と言いますか 具体的には既に河童が出現してるんですよね
河童館の周りに水路が流れているんですけども その水路沿いにも河童がびっしり並んでますし
館の前にもいらっしゃいませという文字が彫ってある台座に女性タイプの河童が座ってるんですね
早くも来たかという感じですよね 入館前からすでに河童尽くしになっているということなんですけども
まあ館内は輪をかけてすごい空間になってたんですけども この河童館の記事については先行してブログ記事としてもまとめているので
写真もたくさん載っているのでよかったら概要欄からチェックしてみてくださいね で早速中に入ろうと思ったんですけど
扉は開いてなかったんですね 入口にインターホンがあってお客様へインターホンを押してくださいと書いてあったので
これを押すとお家の方から館長さんがやってきてくれました でこのたっちゃんの河童館館長の北野達夫さんなんですけども
お話をかなりいろいろと聞かせていただきまして 以前はエアコンの空調ダクトの職人さんとして事業を起こされていて
現在はその事業を2人の息子さんに継承されていて ご自身は大好きな河童のコレクションに勤しみながら
その膨大なコレクションを河童館で公開されているそうなんですね この館長さんに気さくにいろんなお話を聞かせていただきまして
今まで河童についての知識がほぼほぼゼロだったところに 急激に河童関連の知識がインストールされたことでちょっと知恵熱が出そうになりましたね
こちらの河童館 2009年に河童グッズのコレクション数世界一ということで
24:00
ギネスブックに認定された 世界が認める河童グッズの聖地なんですね
認定時は7845点の河童グッズがあるということで ギネスに認定されたそうなんですが
現在はさらに増えて約12,000点以上を収蔵しているそうです 河童グッズに関しては間違いなく世界最大級のスポットだと思います
館長さんはもともとはギティアコインなどの王道コレクターグッズを収集されていたそうなんですが
小学校の修学旅行でたまたま米粒大の河童の置物を購入されたそうなんですね
それを見たご友人が河童好きなんだってという感じで 河童グッズをお土産に買ってきてくれるようになって
それ以来どんどんコレクションが増えていったということなんだそうです
もともとは意を消して自分から河童を集め始めたわけじゃなくて お友達がお土産に買ってきてくれて結構たまってきたから
ちょっとこれから河童で行こうかなみたいなそんな感じだったんでしょうね どこかに書いてあったんですが
ギティアコインだとライバルも多いというか ものすごいモサのコレクターさんもたくさんいらっしゃると思うんですが
河童グッズだったら集めている人も ギティとかに比べて多くはないので
トップを取れるんじゃないかという狙いもあったみたいですね そしてその狙い通り世界一の河童グッズコレクションを築かれたわけなんですね
で館長さんといろいろお話しさせていただいてたんですけども 河童に会ったことがある人結構いるんですよとおっしゃいまして
そうなんですかと聞くと私も河童会ったことありますよと 言われるんですね
北海道の上砂川というところに生まれた館長さんは 3歳ごろおじいさんと一緒に山西を積みに行ったそうで
険しい山道が続いて子供の足ではそれ以上先に進むことができなくなってしまって でおじいさんはある池のほとりに幼い館長さんを残してここで遊んでおいでと
言って一人で3歳を取りに行ったそうなんですね でおじいさんが3歳を取って戻ってくる間
幼い館長さんは何かと遊んでいたという記憶が残ってたそうなんですね その後小学5年生の時におじいさんが昔3歳を積みに行った時
お前は池のほとりで河童と遊んで待っていてくれたなぁと話してくれたそうです その3歳の館長さんと河童が遊んでいるジオラマも制作されていて
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河童館で見ることができるようになってるんですね 幼い館長さんがキューピー人形で表現されていたのが面白かったですね
その幼い頃に河童と遊んでもらったという記憶がその後の河童グッズの収集につながって いったのかもしれないですね
でこの幼い館長さんと河童が遊ぶジオラマはもちろん一点ものなんですが 他にも
館長さん自身が職人さんにこういうカッパ欲しいんだけど作ってもらえないかなという感じで オーダーされた
完全オーダーメイドのカッパグッズですとか このカッパ館に是非私のカッパアートという感じでいろんな方が寄贈された
一点ものの作品も大量に収蔵されてるんですね 既成のカッパグッズだけでも相当あるのに
さらにそういう一点もののカッパグッズで埋め尽くされているという そういう意味でも本当に貴重なスポットになってるんですね
他にもカッパエピソードで言うとカッパ界というか カッパファンの業界には
カッパ連邦共和国やカッパ村という組織が存在しているそうなんですね これは具体的な領土がなくてもそこにカッパ好きがいればそこが連邦共和国なんだと
そういう緩やかな組織みたいです モンゴル語で国のことをウルスと呼ぶそうですがこれは人を意味する言葉でもある
そうでカッパを愛する人がすなわちカッパ連邦共和国であり カッパ村なんだとそういう思想なわけですね
ちなみにモンゴル語で国のことがウルスというくだりは 昔やっていた大河ドラマの北条時宗から得た知識だったりするんですけども
それと著名な方の中にもカッパと深い繋がりがある方がいらっしゃいまして 落語家の初代林谷菊造さんとカッパの意外な関係についても
館長さんにお話を伺うことができました 木桜のCMでは昔からカッパのキャラクターが起用されているんですが
この木桜のCM用の初代のカッパをデザインされたのが アーティストの清水昆さんという方なんですね
で初代林谷菊造さんは若い頃に漫画家やイラストレーターになりたいということで 清水昆さんに弟子入りしてカッパのイラストや漫画を描かれていたそうなんですね
その後落語家に転身されたということなんですけども 林谷菊造さんがカッパのイラストを描かれていたというのは全然知らなかったので意外でしたね
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それとアーティスト繋がりではもう一人 カッパ連邦共和国のニューヨークカッパ村の村長である
アダム・ウェストンさんというアーティストがいまして この方のお父さんは朝鮮戦争の際に日本に滞在しており
その時にカッパの書き方について書かれた本を購入して 幼いアダムさんにプレゼントされたそうなんですね
それをきっかけにカッパのことが好きになったアダムさんは その後アーティストとして活動を開始されまして
カッパはお気に入りのモチーフの一つになっているそうです カッパ館にもアダムさんの描かれた大きなカッパの絵が収蔵されています
で館長さんにいろいろお話を聞かせていただいたり 自分でもグッズを見たり撮影させてもらっているうちに
館長さんが30分くらいスーパー行ってくるから 自由に見てていいよと言って外出されまして
で一人で引き続きグッズを見たり撮影したりしてたんですけども あまりにも一度にいろんなカッパグッズに触れすぎたのか
ちょっと感覚が麻痺したような感じになりまして ちょっとしばらくぼーっと椅子に座っている時間とかも発生してましたね
でもまぁ気を取り直していろいろカッパグッズを見させていただいて カッパ寿司という全国チェーンの開店寿司があるんですが
これも以前カッパのキャラクターを採用してたんですね 一時期そのカッパのキャラがリストラされてしまったり
今はデザインをリニューアルしたカッパが使われているようなんですけども 僕は以前のカッパが好きだったりするんですよね
その以前のカッパ寿司のキャラクターのカー君とパーコちゃんのグッズもたくさん収蔵されていて これを見られたのも嬉しかったですね
でそうこうしているうちに館長さんもスーパーから戻ってこられたので 売店でカッパ関連の本を2冊購入させてもらって
カッパ館を後にしました いやー本当にすごい場所でしたね
たっちゃんのカッパ館 一般的な成人が一生かけて服用する量の数百倍にあたるカッパを一度に摂取してしまいました
オーバードーズですよね 今はそうして大量に摂取したカッパを自分の中で少しずつ文化的に消化しているような感じでいますね
カッパ館なんですが千葉県の長篠や長野県の駒金市にもあるそうで 自分の中でカッパを求める心が再び騒ぎ出したら
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それらのカッパ館にも足を運びたいなと思っています そんなわけでカッパ館を後にしまして
次なる目的地は沼津湖深海水族館となるわけなんですが まだ時間帯は10時から11時くらいと早かったんですが
カッパ館でかなりのカロリーを消費しまして お腹が減っちゃったんですよね
新しい刺激を浴びすぎて脳がすごくカロリーを消費してたんでしょうね で静岡といえばハンバーグ文化で有名で
いろんな趣向を凝らしたハンバーグのお店があるんですよね その中でも定番中の定番なのがハンバーグチェーン店の
さわやかというお店なんですね 以前の静岡旅行でも一度食べたことがあって
肉の味が濃くてすごく美味しかった記憶があったんですね で静岡来たらやっぱり爽やかだよなという感じで
最寄りの爽やかに向かいました そしたら
まあ混んでまして 休日のお昼時なのでどうかなと思ってたんですけども
想像以上に混んでましたね 僕の前に10組ぐらい待っているお客さんがいるという状態だったんですね
幸いタッチャンのカッパ館が8時から開いていたおかげで時間的な余裕はあったので 他に思い当たるお店もないし爽やかで待つことにしたんですね
で爽やかって基本的にいつも混んでるお店なので お客さんの待ち時間についてのシステムがいろいろと整備されてまして
店内で待っているのは待ちリストの上から1番から6番目の組の人だけなんですね で一番先頭で待っていた組の人たちが席に座ると
7番目だった人が店内で待っていいという風になっていて ただ今自分が何組目なのか
いちいち店内に入って確認するのは大変だし 逆に混雑しちゃうと思うんですね
そこがよく考えられてまして 最初に待ちのリストに名前を書くと
店員さんがレシートみたいな紙を手渡してくれるんですね でそこに qr コードが書いてあるんですよ
それをスマホで読み込むと 自分が今先頭から何番目の組なのかわかるようになってるんですね
であなたは6番目ですってなったら入店して待っていいと という効率的にお客さんを捌く仕組みが整備されているわけなんですね
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でそのシステムに乗ってだいたい40分ちょっとくらい待って 席に座ることができました
原骨ハンバーグというのが爽やかの定番メニューで 僕も今回これを注文しました
名前の通り原骨のようにずんぐりした楕円形のハンバーグをナイフでカットして 鉄板に押し付けて焼いて食べるハンバーグなんですけど
肉の味が濃くてすごく美味しいんですね 肉食ってるっていう感じがするんですよね
静岡は他にもいろんなハンバーグ屋さんがあるみたいなので 今度静岡に行く際は爽やか以外も開拓してみたいなと思ってますね
で爽やかのハンバーグでお腹も満たしたところで 今度こそ沼津湖深海水族館に向かいました
静岡の海沿いを東西に走る国道1号という道がありまして 無料の道路なんですが間にほとんど信号もなくて
この道を使うと意外と早く八重洲から沼津に行けるんですね と言っても下道で1時間50分くらいかかるんですけども
まあ僕は割と車での長距離移動に慣れている方なので そこまで苦にはならないんですね
八重洲から沼津へは高速使うと1時間20分くらいなんですが まあ30分くらいしか変わらないので高速は朝も乗ったし
下道で行こうかなという感じで国道1号をチョイスしました 国道の1号っていうのがいいですよね
この国道1号というのは全体としては東京の中央区から大阪市まで通っている ものすごく長い道みたいですね
古くは東海道や京海道と呼ばれた道の区間とほぼほぼ一致しているみたいです 歴史ある道なんですね
でその国道1号を経由して沼津に着きまして 沼津港のそばということで海産物のお店やスポットもたくさんあってすごく賑やかでしたね
で早速沼津湖深海水族館入りまして 水族館もご家族連れやカップルでかなり賑わってましたね
水族館自体が結構久しぶりだったのでワクワクするものがありましたね で沼津湖深海水族館では深い海に住んでいる生き物を展示しているということで
そもそも水族館って照明が暗めなんですけど平均よりさらに暗めに照明が設定されていて その暗い照明の中で
見たこともない生き物がわちゃわちゃと泳いでいるのが見られるんですね 全部は描写しきれないので特に印象的だった生き物だけお話ししますけども
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すごく感動したのがタカアシガニですね これ世界最大のカニだそうで
腕を広げた時の幅が3メートルくらいあるんですよ 多分図鑑とかネットでタカアシガニの画像を見たことはあったと思うんですけど
実物のサイズ感がイメージできてなかったんだなぁということがわかりましたね とにかくでかいですタカアシガニ
見た目は普通のカニなんですけど そのサイズ感の異様さに感動しますね
カニ類はもちろん原生の節足動物の中でも最大の生き物なんだそうです それとタカアシガニと同じ水槽の中にいて
水底をのそのそっと張っている生き物もいたんですが オキナマコという30センチほどになるナマコの仲間でした
これも地味なんですが僕はすごく好きになってしまって トゲトゲした足が大量に生えていて
皮膚の表面も小さなトゲトゲがびっしり生えているという 異様な姿をしてまして
これってアノマロカリスとかと一緒にセンカンブリアキの海を泳いでたやつじゃないの? みたいな感じなんですよね
ちょっと渋いんですけど オキナマコもすごく印象に残ってますね
で先を歩いていくとメンダコの水槽があったんですね メンダコを皆さんご存知でしょうか
沼津湖深海水族館の目玉の一つになっている生き物で いわゆる頭から耳みたいな突起がピョコンと突き出ている
タコの仲間のかわいい深海生物なんですけども メンダコなんですけど水槽はあったんですけど現在展示はしてないんですね
メンダコの水槽にこう書いてあったんですけども 禁漁期間中につき現在飼育はしておりません
10月中旬以降の展示を予定しております こう書いてあったんですよ
で最初 禁漁期間中につき現在飼育はしておりませんという言葉の意味がわからなかったんですね
メンダコの餌になる特定の魚が捕まえられないから展示できないの?みたいに ちょっと混乱してしまったんですけど
どういうことかというと実はこのメンダコ 長期飼育が非常に難しい生き物なんですね
沼津湖深海水族館で最長の飼育記録が52日間ということで まだそれ以上の期間の飼育には成功してないということなんですね
42:03
で自然から捕まえてくるだけじゃなくて 飼育課で孵化をさせるということにも挑戦していて
孵化には成功しているんですけども 幼体は残念ながら1週間ほどで死んでしまったということで
つまりメンダコは 現状飼育課で増やせないし長期飼育もできないので
展示するためには野生の個体を連れてくるしかないわけなんですね で現在は禁漁期間中
つまりメンダコを捕獲してはいけない時期なので メンダコ漁が解禁される10月中旬までは
メンダコは展示できませんとそういうことだったんですね メンダコが見られなかったのは残念ですけどもまた今度
メンダコの展示期間中に沼津湖深海水族館に行ってみたいなと思っています で奥の方に進んでいくとこの水族館の最大の目玉である
シーラカンスについての展示ブースがあります で仏賊のトヨさんもハリモグラ界でおっしゃってたんですが
このシーラカンスの展示エリアにハリモグラがいるんですね どういう経緯でハリモグラが水族館に来ることになったかはちょっとよくわからないんですが
ハリモグラのいるとこの近くには神科の系統樹みたいなイラストが飾ってありまして その巨大な系統樹の中でシーラカンスはここ
ハリモグラはここみたいなピックアップがされてましたね シーラカンスもハリモグラも神科の歴史の中で重要な生き物であるということで一応
関連付けがされているわけなんですね ハリモグラ3匹いたんですけども
全員寝てまして 顔は見ることはできなかったんですけども
スースーと寝息を立てて 規則的に伸び縮みをしているハリモグラを見ていると
なんだか不思議な気持ちになりましたね 顔は見れなかったんですけどやっぱハリモグラ可愛いなぁと思いましたね
いやーハリモグラ生で見れてよかったです 奥に進むとシーラカンスの標本がありまして
しかも冷凍標本が2つと乾燥標本が1つ 計3体ものシーラカンスの標本を見ることができました
今回は3体しか見られなかったんですが この水族館全体では5体のシーラカンスを収蔵しているそうです
これらはすべて1981年に日本シーラカンス学術調査隊が現地の方と協力して捕獲した個体なんだそうです
45:01
でそもそもなんですが僕シーラカンスって60センチくらいのサイズの魚だと思ってたんですね
でも実際は2メートルくらいあるかなり大きい魚で まずそこにびっくりしましたね
かなり大きくて迫力がある魚なんですよね で標本も近くでまじまじと観察することができたんですが
やはりマグロみたいな高速で泳ぐ現代的な洗練された魚とは雰囲気が違っていて
ヒレとかも足のように管状に伸びた独特の形をしていて こうやってゆったりと独自の時間を泳ぎながら
暗い海の底で何億年も命をつないできたんだなという風格みたいなものを感じましたね
尻尾の形も一般的な魚とだいぶ違うんですよね
多くの魚って尾びれの付け根のところがくびれていると思うんですが
シーラカンスの尾びれの付け根って全くくびれてないんですよ 全くくびれていない大きくて立派な尾びれになっていて
これがまたいいんですよね
もともと好きな生き物だったんですけど シーラカンス改めて好きになっちゃいましたね
シーラカンスの標本のブースはかなり長いこといたんですけども 締めとして売店に行きまして
シーラカンスのキーガードとマグネットを買って 沼底深海水族館を後にしました
でその段階で16時代だったんですけども いろいろ見れたし普通に帰ろうかなぁとも思ったんですが
ふと思いつきましてこの辺りに面白い狛犬いないかなぁと ということを思いついたんですね
狛犬ってそんなに多くの方の興味の対象にはなってないとは思うんですけど 実は深い世界がありまして
一般的な狛犬のイメージとはかけ離れた 変テコな狛犬が結構いるんですよね
で江戸時代初期とかの狛犬にはあんまり高度で洗練された技術で掘られてないけど 一生懸命掘ってあってすごく温かみがある
可愛い狛犬もいるんですよ こういうのをはじめ狛犬と呼んだりしてるんですけども
そういう狛犬ファンがいろんな神社やお寺で見つけた狛犬をアップしている 狛犬ファンサイトっていうのも実はたくさんあるんですね
僕自身も自分のブログに狛犬の記事をアップしたり 山梨の狛犬という特設ページを作ったりしてるんですね
48:01
でそんな狛犬ファンが目をつける味わい深い狛犬が 沼津から山梨県への帰り道の途中にあるということがわかりまして
そこで立ち寄ったのが静岡県沼津市の松陰寺というお寺だったんですね ここの狛犬がすごかったですね
一般的な狛犬のイメージとは似ても似つかないと言いますか 犬や獅子というよりかは人っぽい顔の狛犬だったんですね
で顔もかなり堀が深いというか 狛犬情報サイトとして名高い狛犬ネットさんの特集では
日本一顔がえぐれた狛犬として紹介されているくらいなんですね なんとなくこの堀の深さ
南米の方の顔立ちを思わせるところがあるというか だからというわけではないんですがこちらの狛犬
ベネズエラ在住の日本人の方が放納されたものなんだそうです かなり破損も進んでいて2体あるうちの片方は
顔の部分が破損してしまっていました この狛犬を見ると狛犬についてのイメージがかなり変わると思うので
沼津にお越しの際は松陰寺 漢字は植物の松に草冠の下に影で陰
で松陰寺と書くんですがぜひチェックしてみてください あと狛犬については狛犬ネットという作家の拓喜義満さんという方が
運営されている ものすごい狛犬のデータベースサイトがありますので
こちらも狛犬ちょっと面白そうという方はぜひチェックしてみてください そんなわけで堀が深すぎる狛犬のいる松陰寺を後にして
山梨県に向かって車を走らせていきました そんな生き物とサブカルの静岡一人旅でした
というわけでいつもより長くなりましたが セメラジオ旅場編いかがだったでしょうか
いつも一つのテーマに絞ってお話しすることが多いんですが また旅する機会があるときは旅場編として旅のお話もできたらと思っています
今回はセメラジオ旅場編 静岡一人旅
たっちゃんの河童館 沼津深海水族館
堀が深すぎる狛犬がいる松陰寺についてお話しさせていただきました ご視聴ありがとうございました