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2022-09-30 08:22

【介護184】独居で身寄りなし。死後誰が関わる?(制度の穴)

ボブです。
ケアマネは家族ではありません。
身寄りなしで何の制度も活用できない場合、
亡くなった後、誰も関わることができない。
これは大きな問題です。

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どうもボブです。今日はですね、介護の話なんですけど、
うちのケアマネージャーの事務所にですね、役所の方が今日来たんですね。
地域包括ケア推進係っていう役所の担当の方が来てですね、
ボブさんとACPって言ってですね、エンディング、人生の最後に向けてですね、
病院とかケアスタッフたちみんなでですね、その方の最後、本人が望むような最後に向けてどういう支援をするか、
そういったのをいろいろ話し合うのがACPって言うんですけど、
今の現状についていろいろ聞かせてくださいということで話をしに来てくれたんですね。
いろいろお話はしたんです。
一番は自分事としてですね、自分の人生、ちゃんと自分で舵を握って最後を自分で始末をつける。
こういう意識がですね、どうも今までやっぱりなかったわけですよね。
そういった周知っていうのがなかった。
それが当たり前だっていう感覚がないということが問題で、
会合している僕らもですね、こうしたがいいんじゃない、こうしたがいいんじゃない、いろいろ話すんですけど、
なかなかその本人自身がですね、自分がこういう最後を望みたいんだっていうのを考える機会もなければ、
体がもうきつくてそんなの考える余裕もない。
病状が重くなってそういうの考えたら、もう気持ちが暗くなってしまう。
いろいろ問題があって、今の介護になった段階じゃあですね、
このACPとかそういった話ってなかなか難しいんだっていう話をしたんですね。
もっと若い50代60代とか定年間際の段階の方、もっと若い方でもいいと思います。
早いうち元気なうちからですね、自分の最後をしまうには今のうちに何をしておけばいいかっていうのをちゃんと考えるっていうことをやってもらわないといけない。
それはもうケアマネージャーたちの役割ではなくて、もっと役所の国とか役所とかの人たちがもっと頑張ってほしいんだっていう話をしたんですね。
それともう一つ、こういったACPとか最後の週末期の間をどうするかっていう話の前に、
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もっと今困っていることがあるんですという話をしたんですね。
実は先日ケアマネさんとこういう方の支援をお願いしますって言われたんですが、
がん末期で身寄りが全くない方、そして生活保護とか受けてないそういった方の依頼だったんですね。
会社としてもいろいろ検討した上で、その方担当することはお断りをしました。
理由はですね、がん末期で本当に急いでいろいろ支援しないといけない状況、これはわかるんです。
ただ本人さんはですね、その青年貢献人とかそういったのはもう拒否してるんですね。
そういった支援は受けたくないと。
そうなるとどうなると思いますか?
まずお金もそんなにない方なんですね。お金もいろいろかけられない。
貯金が尽きると生活保護の申請はできるんですけど、
じゃあ申請するためには役所に行かないといけないんですよね。
でもその頃がん末期な方ですよね。
その頃本当に役所に行ける体の能力あるのかと。
かといって役所の方って来てくれるわけじゃないんです。来てくれて手続きしてくれるわけじゃないんですよ。
なので貢献人がつけられない。そしてお金的な部分も支援がつけられない。
そうなるともしこの方が亡くなったとしたら全てケアマネージャーが何かしないといけない。
ケアマネージャーがじゃないんですけど、誰か何かしてくれる人って誰もいなくなるんです。
役所の人がせっせと死後処理やってくれるわけじゃないんですよ。
家の解約とか誰がやるんですか。
そういったことをできるほどのボブの件数の余裕が今ないんですね。
35件まで基本は持てるんですけれども、今35件あるんですね。
もうマックス今持ってる状態で満足に動けない。
うちのケアマネージャーもこういうことを言ってました。
生活保護を受けてる方だったらむしろどうにかなるんですよ。
ケースワーカーさんとかいろいろ動いてくれる方がいて、身寄りがない度胸の方でも生活保護を受けてればプラスアルファ支援があるわけですよ。
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直送とかの手続きとかで手配してくれる。
だけど逆に生活保護受けてなくて一人暮らしで身寄りがない方は支援が受けられないっておかしくないって言ってたんですね。
それ聞いた時に確かに税金もちゃんと納めて仕事とかもやって頑張ってきた方なのに一人になると何も支援がない。
逆に生活保護を受けている方は手厚いサポートがある。
これもなんかおかしいんじゃないかって言ったんですよね。
いや言われてみれば確かになーって感情的には思います。
この最初に話してたACPとか人生会議だったりとかその最後に向けての話、本人の意向とかそれは確かにね大事かもしれないんだけど
でもそれ以前にこういった穴がある制度の穴があるこれが問題だと思うんですよね。
本人の意向を言う前にお墓どうするとかですねそういったこと身寄りがない方って誰も判断ができない状況
この制度の穴をどうにかすることも同時並行で考えていかないといけないんじゃないか。
これは一ケアマネージャーがどうこうできることではないんだよということで役者の人とお話をさせてもらったんですよね。
皆さんどう思うでしょうか。身寄りのない方これからもっともっと増えてくると思います。
今回僕の事業所は断りました。ただこういった方を受けてくれている事業所が必ずどこかにいるんですよ。
どこかがこういった負担をかぶっているという状況なわけです。
これ本当にどうにかしないといけないと思います。
ということで今の会合の現状でした。ご視聴ありがとうございます。
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