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どうも、ボブです。今日は、介護の話で、タイトルにあるように、「起きてしまったコロナ死」ということで、お話をしたいんですけれども、
個人が特定されないようにですね、時期とか本人さんの状況ですね、これは事実とちょっと違うような形でお話をさせていただきます。
今、うちの事業所でもコロナに感染したっていう利用者さん、家族が感染したとか、感染した人の奥さんが認知症でうち在宅での管理ができないとか、いろんな状況の方がいます。
そんな中で、コロナに感染をしてですね、一人暮らしの方、家族は遠方にいてなかなか支援ができないような方ですね。
そういった方が今回、10日間の療養をずっと続けていってたんですけれども、あとちょっとでこのコロナの療養も終わる、そういう時期でですね、本人にもずっと毎日電話をしていっていました。
そんな中でですね、あとちょっとだね、あともう何日だからそれまで頑張るよということでですね、本人もやる気だったわけです。
支援している事業所さん、ドクターにも連絡を取りながらですね、今のこの状況だったら、あとちょっと頑張ればですね、サービス、今まで通りヘルパーさんが来たりとか、デイサービスに行ったりとか、そういった状況が再開できるね、よしよし、そういうふうに思ってたんです。
晴れてコロナ療養の10日間が終了して、明日からデイサービス再開しますよっていう時にですね、やっぱりデイサービスの方も熱が本当にないか、度胸だからですね、本人ちゃんと脇に挟んでないんじゃないかとかですね、やっぱり正確な体温を確認をしようということで、ご自宅に訪問したんです。
ピンポーンってしても出られない。おかしい。電話をしても出られない。おかしいなと思って、この方幸いベランダからですね、1階なので外から不審者に思われそうですけど、緊急時は侵入できるんですね。
ベランダ、もう鍵が開いていてたまたま、ガラガラっと開けて中に入ると、本人さん布団をかぶって寝てあったんですね。
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あー良かったと。本人ちゃんと家にいるじゃないかと。もうコロナ療養を明けて一人で外に出たんじゃないかって一瞬思ったんですけどね。でも良かった家にいる。何々さんって声かけて触れるとですね、冷たくなってるんです。
何度も声かけをするんですけれども、反応がない。明らかにこれはやっぱり寝てるのと違う。ということで、すぐに救急車連絡を取ってですね、対応してくれました。びっくりしたでしょうね。
私たちみんなもですね、前日までまさか今週からは普通に今まで通り良かったねって言いながらデイサービス再開するつもりだったんですよ。
なのにこのたった1日2日の間でですね、急にこういう状況になってしまう。
病院に搬送されてですね、それから死因は結局何だったのか。本人もいろんな持病はあるけれども、かといって水分も取れてたし、ちょっとずつでもご飯は食べれていた中で、急にこうやって亡くなるっていうことも考えにくい。
死因を尋ねると、コロナ疑いによるコロナ死ということで診断が結局出たんですね。実際の直接的な原因では結局ない。けれどもやっぱりこういう診断しかつけれないわけですよね。
今回ですね、ちょっと思ったのは、今回難しかったのは、こういった状況がコロナじゃなければ訪問をして状況確認とかヘルパーさんができたわけですよね。
だけどコロナでやっぱり下手にね、よっぽど身体介護おむつ交換が必要とかそういった方じゃない限りはヘルパーさんもやっぱり入れないわけですよね。
むやみに感染リスクを増やすことはできないわけです。だから玄関の外に荷物の買い出ししたものを置いて本人が取る、自分で取るみたいな、そんな対応しかできなかったんですけど
コロナの状況じゃなければ本人にお会いして状況確認ができたわけですね。そして本人は病院に入院させてくれって言ってたんです。最初ですね。
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お熱は一旦引いたんだけどなんかご飯が食べれないんだと。その訴えもあったので保健所に確認したんですがやっぱり他の方でもそうでした。呼吸困難になったりですね。
本当にもう意識が朦朧としているとかそんな状況じゃない限りは今病院がパンクしているので入院させられませんと。ただ本人があまりに要望するものだから病院にも確認してみてですね直接確認してみたけれどもそれでもやっぱり病院側もやっぱり受けれませんということだったんですね。
このコロナの状況で栄養状態とかその点滴が必要だったとかそういった人でもさせられないわけですよね。
訪問診療も入っていたんですけれどもよっぽどの必要性がない限りはリスクを犯して点滴にしに来るとかそんなこともなかなかできなかったんですよ。
もうねちょっと前まで何日か前まで元気になんとか頑張るよって言ってた方が死ななければいけなかったのはこれって何なのかって言ったらやっぱり今のコロナの感染対策それによって死ぬ。
本当だったらいろんな方法があったのができなくなった。
栄養も適切に取れなかった。
それでもしかしたら助かる命も助からなかったんじゃないかなそんなふうに思います。
最近思うんです高齢者4回ワクチンの接種ほとんど皆さん終わってるんです。
それなのにこれだけクラスターが出る。
でも皆さん感染した人も1日2日高熱が出るだけであとは割と7度とか併熱でなんとか過ごしていってる方がほとんどなんですよ。
これは僕が見る限りなんですけどね。
この方だって最初の1日だけちょっと熱が1日2日出たけれどもそれからは出てない状態だったんですよね。
じゃあみんなワクチンも打ってるし職員も病院の人たちもワクチン大体打ってるじゃないですか。
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それで重症化しませんよって言ってるじゃないですか。
それだったらPCRでちょっと陽性だったからって陽性と感染はまた違うはずですからね。
陽性だったからといってみんな一律で自宅待機。
感染したらもう10日間もずっと仕事もできない。
それは病院だってパンクしますよ。
そしてかからないように最大限働く側もですね対策しますよね。
でもそれによって点滴が必要な方も入院が必要な方もちゃんとした医療治療が受けれなくてそれで死んでしまうんだったら本末転倒じゃないですか。
そして挙句の果てにこれがコロナ死という風に認定されたわけですよね。
コロナの熱はもうとっくに下がってるんですよ。
これはコロナ対策死ですよ。
感染での死じゃないんです。コロナ対策による死です。
みんな現場の人たちは本当にコロナの感染で苦しんでるんでしょうか。
コロナの対策で苦しんでるんじゃないでしょうか。
もうそろそろ適切に恐れて適切に治療するっていうそういう風に切り替えられないものかなって思うんですよね。
ずっとねこの方はいろんな不運に見舞われて家庭環境とか劣悪で仕事もね仕事行けばいろいろねいじめられたりして
辛い思いをずっとしてきた。なんでこんなに不運なんだって思うようなそういう状況をずっとたどってきて
家族環境もね決して良好ではない中で今一人暮らし頑張っていた。
でも病気になっちゃってきつい。ずっときつい状態が続いてたんですね。
病気内科的な疾患で苦しいんです。
せめてデイサービスの人たちは良くてですね。ここに行くと元気になるって。
あと何日か頑張ろうって言ってたんですよ。
いやふざけんなよと。一生懸命やってたじゃないですか。
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自分でも助けを求めてたんですよ。
ですけどその求めるものに応えられるものが何もなかったんです。
そしてコロナ死?ふざけんなよと。
この手段を奪ったのは新型コロナウイルスじゃないんです。
新型コロナウイルスの対策によって手段をすべて奪われたんです。
今やってる対策って水際対策に思えませんか?
水際対策って外から入ってこないようにするためのものですよね。
今これだけ蔓延化しているこの中でこの対策ってマッチしてるんでしょうか?
僕は専門家じゃないから分かりません。
でもこういう対策によって事業所側もいろんな対応をしないといけなくなって
それで亡くなる人もいるんだよっていうことを分かっていただきたいですね。
これはただ自分に対しての怒りでございます。
何もできなかったなということですね。
なので今後自分の対応の仕方やリスクをしっかり把握考えていきたいなと思いました。
ご視聴ありがとうございます。