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2024-01-31 16:36

【介護261】どんなに八方塞がりの介護でもプラスに転じるキッカケがある❗️

人生±ゼロ❗️人生プラスもマイナスも同じ量みんなある!マイナスが多い人生なら、今からプラスばかりになるってこと。それを高齢者の方に教えてもらってます。未浄化の感情に気付くとパッと空気が変わった!認知症の本人も変わった!そんな瞬間でした!
#介護 #ケアマネ
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どうも、ボブです。今日は、介護の話をしたいんですけれども、特にケアマネージャーをしていての話なんですが、
ケアマネージャーって、デイサービスだったり、ヘルパーさんだったりの手配をするんですね。
目標を立てて、この人が望む生活に向けて、こういう支援をやっていきましょうという計画を立てます。
ただ、最近ですね、こんな状況に陥ります。
計画、目標とか計画とか、いくら立てたとしても、お金がなければできないんです。実現できないことが多いんです。
そして、支える、一緒に家族が住んでいるとしたら、その家族と一緒でないと、家族の介護力、介護をするサポートがなければ生活ができない。
そういう方もいるんですよね。なので、どんなにこういう計画はどうだろうかと提案しても、
いやいやいや、もうお金がないから、いやいやいや、もう無理です。私はもう、そんな介護しきれません。
っていうね、そういう状況になったりするんです。
在宅で生活が難しければ、施設っていう手段もあるんですけれども、施設に関してもやっぱりお金がない。
もうとてもとても払いきれません。何ですか、そんなもう十何万も払うなんて、もう絶対無理です。
かといって、じゃあ生活保護を受けるという手段も基準に満たないっていう方がいるんですね。
なので、もうどの手段を取ろうとしても、八方塞がり。
で、こういう時にですね、その家族がもう、うわーっと日々の大変な状況を話してこられたりします。
認知症の介護をしている方なんですけれども、日々大変なんですね。
もうティッシュペーパー使いまくるわ。
紙パンツもちょっと出ただけですぐビリビリ破って交換しようとする。
もうどんだけ買ってもね、どんどん減っていくみたいな。
お金ないって言ってるのにね、こんなことしてたらもう破産するわよみたいな。
そんな状況の方もいるんですよね。
個人情報の観点からですね、ちょっと内容は変えてます。
実際の話と変えてますけれども、ざっくりこんな感じの状況の方を例にですね、お話ししたいと思います。
こういうね、在宅生活では本当に認知症の対応で、上手に受け流しきれない方もいるんですよね。
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実際大変は大変なんだけど、同じ状況でも受け流せる人ともう一つ一つ反応してしまって、大変なストレスをどんどん抱えてしまう方います。
その受け流し方だったりとか、そのいろいろね、うまくいってる例を話したとしても、
いやいや私はこんなにやってます、こんなにやってます。
一生懸命そっちを話されてですね、全くこう提案に対しては耳を傾けてもらえなかったり、
実際それ同じことをやろうとしても、この環境では難しかったりする。
やっぱりね、良かれと思って話しても、確かにこの状況では難しいだろうなって思うことがあってですね、
どんなに専門職だとしても、ベストな提案がなかなか難しい、そんな状況の方もいるんですよね。
もうこんなに大変なんです、あんなに大変なんですって電話がかかってきて、それももう1回の電話が長いです。
そして訪問して話をしたんですけれども、2時間半ぐらいずっとどれだけ大変か、
そしてどんだけ自分が今まで介護を必死でやってきたか、
あとお父様を介護してるんですけれども、お父様に対する恨みつらみ、それも無理もないんです。
娘さんが恨みつらみで悪いじゃなくて、お父さんはお父さんで、昔虐待をしていたりとか、娘さんに虐待をしていたりとか、
あと不倫をしたりとかで、現場を見たりとか、いろんな傷を、トラウマ、傷を負ってきた、
そんな娘さんが一生懸命今介護している、そんな状況で、過去の家族関係、親子関係のことをずっと話をされているんですね。
そんな中で、今日お伝えしたいのが、この時にひたすら話聞くのってすごいきついんですよ。
ギャーマネージャー、もう2時間半ずっとマイナスな言葉を浴びせられ続けると、僕に言われてるわけじゃないのに疲弊してくるんですよ。
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でも、途中でちょっと切り替えてですね、徹底的に娘さんの共感をするようにしてみたんですね。
なんていうか、おだてたりとか、そうなんですねって合わせすぎると、話がどんどん長くなって、もう3時間5時間になりそうなんですけど、
そうじゃなくて、この人がこんな長々話をしている、何か伝えたい、何か分かってほしい部分って何かなっていうのをね、
焦点を当ててこう聞きながら、こっちの感じたことを伝えていく、伝えていくっていうことをやっていってみたんですね。
で、この方、何か自分でも気づいていない、未浄化の感情、浄化されていない感情っていうのがあるんですね。
で、それがこんなに父親から昔虐待されていたりとか、あとその愛情をもって接してこられなかった。
その感情を持っているにもかかわらず、必死でもう何十年も一緒に暮らして、お祝いの時はちゃんと自分はお祝いしたんだ。
今もね、認知症の介護をしながらも、どうにかこうにか頑張っているんだ。
そこをね、分かってくれる人がなかなかいない。今の旦那さんも共感してくれてはいるんだけれども、
なかなか理解してもらえないというか、旦那さんは旦那さんで、これはその人の言葉で言うと、かまってもらえない。
かまってもらえないと旦那さんもなんか機嫌悪くなる、そういう方らしいんですね。
なので、私は子供を二人見ているような感じです。旦那は旦那で機嫌悪くなるし、父は父で認知症で、かまってないとまたね、ちょっかいを出してくる。
出勤したりとか、それがちょっかいなんですけど、出勤したりとか物を壊したりとか、そんなことをしてくると。もう私は耐えられませんと言うんですけど、
今までずっと積み上げてきた、自分はちゃんとやっている、自分は一生懸命やっているという感情を認めてあげる、気づいてあげるということを、気づいてるよ、気づいてるよ、気づいてるよっていうのをいっぱい浴びせるんです、こっちが。
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なるほど、なかなかそんなにできない。本当に思ったんですよ。本当にこんな状況で、普通だったらね、見放してもう一人で暮らしてっていう風になりそうなもん。
よく一緒に暮らしましたね。ご主人さんもよく一緒に暮らすことを認めてくれましたね。なんて優しいご主人さんでしょうということで。
いろいろと話を聞けば聞くほど、いや確かにこの娘さんめちゃめちゃすごいなと。
掘り出していけば掘り出していくほど、実は汚物の処理とかね、いろいろしながらも、言葉をかけているそうです。
心の中で、お水とかね、ポータブルトイレとかを洗うときとかにも、ありがとうみたいな言葉をかけたりとか、植物とかそういったもの育ててるときにも水やりをしながら、今日も元気でいるみたいな話しかけたりとかしてるそうなんです。
今までそこまで話聞いたことなかったんですけど、そういう言葉かけをしているそういう方だったんですね。
ただただ恨みつらみと自分の大変さを分かってくれ分かってくれっていうだけの人じゃなかった。
てっきりちょっとね、わーわー言う、不満だけを言う方みたいなね、そんな僕自身もレッテルを張ってたかもしれない。
そうじゃなくてでもよくよく聞いていくとこの人やっぱりすごいなと。
そこをハッと自分でも思った瞬間、娘さんなんかすっきりした感じになったんです。
そうするとさっきまで恨みつらみでの話をしてたときに横に本人いるんですね。
本人お父さんいるんですけど認知症であんまり分かってなかったんですが、暗い顔だったのが娘さんがすっきりした途端目がパッと開いて晴れやかな顔になってるんですこのお父さんが。
で、その後に実は旦那さんと旦那さんの誕生日がもうすぐあるんですと。
そのときに夫婦二人でちょっとお出かけしたいんだと。
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だからショートステイのお泊まりをできないかということで相談を受けてあちこち連絡を取ってショートステイが取れたんですね。
そうするとすっごく嬉しそうに娘さんもなってですね。
で、そうするとお父さんがにっこり笑うんですよ。
なんかそういうのを見たときにですね。
なんか親子関係もどんなにマイナスな状況だとしても人生トータルで見たら親子関係もプラスマイナスゼロになる瞬間があるんじゃないかなって思うんです。
どんなに過去がマイナスだとしてもプラスに転じてその後の人生プラスな関係が築ける。
そんな感じがするんです。
人生も最初もうマイナスでどん底な人生だったとしても人生ってトータルで見るとプラスプラマイゼロになる。
プラスもマイナスも同じ量になるってことですね。
なので前半もうマイナスだらけだとしてもじゃあその分プラスが濃い人生が残り待っているんじゃないかとその方の話を聞いてて思ったんですね。
お誕生日夫婦でお父さんはショートステイにその時行く。
夫婦でゆっくりその日過ごしてこれからは私自身と旦那をちゃんと大事にする。
そういう時間を多くしたいんです。
そういう言葉が出たんですね。
そしてその本人というかお父さんですね。
介護を受けている認知症のお父さんは今後その病院ですね。
病院長期的に入院することも検討しているんです。
その方が金額安いんです。
もう手段がねそれしかない本当にそれでいいのかなっていうのもあるんですけどね。
まあでも今後いろいろ選んでいく中でですね。
いい解決方法そのお父さんにとってもですね何かいい場所が選べるんじゃないかなと思いますが。
まずはあの恨みつらみだった娘さんの状況のまんまだったらこれからいい方向になかなかならないような気がしてたんです。
ただ今日パッと空気が変わっていい方向に娘さんの気持ちがその先明るい方向を向くようになったんですね。
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その瞬間すべてがお父さんの顔つきも変わった娘さんの声も変わったなんかこうパッとなったんです。
これが大事なんだろうなと思います。
プラスマイナスゼロの話をその娘さんにもしたんですね。
なのでこれからプラスしかないきっと濃いプラスがこれから待ってると思いますよと。
じゃないと神様おかしいですよね。
そんな話をして娘さんも私もそう思うんですって言ってたんですね。
だからやっぱりそういう先の希望とかを持つ。
どんなに発泡ふさがりの状況だとしても気持ち一つ変わると道が見えてくると思うんですよね。
なので今後もどうしようもないこれ介護保険じゃどうしようもないケアプラン作ったってどうしようもない。
そんな状況があったとしても気持ちを変える何かそういった手立てそれも話していく中で方法としてあるんじゃないかなと思いましたね。
いろいろ今日も教えていただきました。
参考になればと思います。ご視聴ありがとうございます。
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