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どうも、ボブです。今日も介護の話なんですけど、
何かですね、僕たち介護職とかケアマネージャーが支援をするときって、
専門職だからこそ、いろいろあれこれ考えて、利用者さん、高齢者の方に、
こうがいいですよ、ああがいいですよ、提案したりすることが多いと思うんですよね。
で、ついつい自分たちの中でいろいろ考えてしまっているっていうのに、
最近ずっとですね、そこが気になってるんです。
で、今までもですね、もう7年ぐらいずっとケアマネージャーとしてやっていますけれども、
こっちからの提案って結局ほとんど聞いてくれないんですよね。
これは仕事じゃなくてもそうですね。
家庭でも自分の家族、ボブも今予防栄養学を学んで、
家族にこういう食事した方がいいよとか話したりはするんです。
職場の上司とかにも話したりしても、なかなかすんなり聞いてくれないわけです。
こっちがね、これがいいよって思って話したとしても、
本人自身がそう思ってなかったら意味ないし、
で、じゃあどうするのが一番いいのかっていつも悩むんですね。
で、テーマというかいつも言い聞かせていることがあるんですけれども、
答えは自分の中にはやっぱりない。
支援者の中に答えは絶対にないんです。
答えはほとんど相手が利用者さんだったら利用者さんの中にやっぱり答えは転がっているんですよね。
家族だったら家族、上司だったら上司、部下。
相手が答えを持っているというスタンスでやっていくと、
タイミングもわかってくるんですよね。
答えはその人が持っている。
だから今この人は困っていないけれども、
後々こういう困ることがあるかもしれないよっていうのを伝えることはできるなとかですね。
相手が答えを持っているということがちゃんとこちらもわかった上で支援すれば、
焦らなくて済むんですよね。
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何か意味わかりますかね。
こちら側は一発で答えを出そう出そうと焦るんですけれども、
そのステップが必ずしもいいとは限らなくて、
相手にずっと注力して相手の気持ちとか状況を考えていくと、
ステップがあるなっていうふうにわかっていくんですよね。
この人にはこのステップが必要なんだとかですね。
ここで失敗する必要があるんだとかですね。
そういうのがわかってくるんじゃないかなと思います。
相手の準備が整ってない段階で答えをボンと言ったとしても、
全く本人に響かないし、そういうことを聞いてくれるわけでもない。
それであれば、少しずつ少しずつ考えるきっかけを与えるということはこちらにはできるんですよね。
そのきっかけを与えていく、与えていく。
そして信頼関係を作っていく、作っていく。
前回話したこととは結局リンクしてくるんですけれども、
答えは自分の中にはないからこそ、相手にずっと聞いていく。
それが必要なんだろうなぁと思いましたね。
ちょっと介護の話と変わってくるんですけど、
ボブの事業所の中でも、事業所を良くしよう良くしようと、
ボブが管理者をしているもんだから、以前いろいろ考えてたんですけど、
ボブの中で、管理者の中でずっと頭の中で考えたって、
結局誰も聞いてくれませんでした。
最終的にはいろんな会社への不満とか、業務の不満とか、
いろんなものを抱えて働いていた、
部下というか、従業員のケア真似の人たちの話をいろいろ聞いていく中で、
こういうふうにやっていくと、この人たちのストレスはなくなっていくなぁとか、
いうのをこっちも知っていくこと。
向こうにも話してもらうこと。
話して話して、自分は本当はこんな働き方したいんだとか、
今ここが不満なんだっていうことを本人に話してもらって、
それを一つ一つ改善できる部分は改善して、
こういうふうにステップを踏んでやっていくと、
信頼関係ができてくるんですよね。
結果的にはね、いい事業所に向けてみんなある程度の気持ちの統一ができたりする。
他の介護の訪問介護事業所さんとか、
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管理者さんとか、デイサービスの管理者さんとか、
いろいろ悩んでたりしたんです。
そういう方にも伝えたいなぁと思います。
自分、管理者一人がずっと悩んでいる。
どんなにこの机の上で悩んでいたとしても、
答えはあなたの中には転がってないんだよということですね。
答えは、管理者だとしたら、
従業員の一緒に働いている人たちの中に答えはある。
支援の場合は、支援をする対象の相手、
高齢者の利用者さんですね。
利用者さんの中に答えがあるはずなんだ、
という意識で関わっていくと、
関わり方が大きく変わってくるんじゃないかなと思いました。
もう一つですね。
ケアマネージャーってケアプランを作るんです。
最近、ケアプランを作るのは、
このケアプランは利用者さんのプランなわけですよね。
それを一生懸命ケアマネーがいろいろ書類を作ってやっているんですけど、
そう考えると、なんかおかしいなと。
ケアマネ目線で所詮作っているプラン。
いろいろ情報をいろんな事業所さんからもらったりはするんだけれども、
結局作って文章を考えているのはケアマネージャー。
本当だったらですね、
書くデイサービスの方なら、
デイサービスの方が、
全員がケアマネージャーになっている状態。
これがベストで、
そして本人自身が本人の言葉で目標を書く。
目標とか書くんですよ。このケアプランというのはですね。
本人の意向だったり目標だったりする。
そういうのをケアプランの中に記載するんですけど、
ケアマネージャーが全部書いてるんです。
本当だったら本当の役割としては、
本人が本人の意向を書いて、
本人が目標を書く部分は本人が書く。
サービス内容とか、
曜日とかそういった部分は、
事業所さんが作る。
ケアマネージャーは、
引き出す。
そういった役割が、
本来の役割にはなるんじゃないかなと、
最近強く思っているんですよね。
そうするためにはどうするべきかな、
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いろいろ考えているところです。
実際、ケアプランをね。
来月見直しがあるから、
次のプランどういう風に作っていこうかなっていう時に、
利用者さん自身に、
もっともっと聞いていく。
利用者さん自身の言葉で、
どう当てはめていくかな、
どう作っていくかな。
課題とかニーズとかは、
目標とかそういった部分を、
作るのは本人っていう意識で、
もっともっと仕事をしていきたいなって、
最近強く思っています。
ということで、
答えはあなたの中にないんだよ。
答えは相手、利用者さん、
従業員、そういった人たちが、
持ってるんだよっていうお話でした。
では、ありがとうございます。