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2024-07-04 08:36

それで、何かを言った気にならないって話

#毎日配信 #コーチング #行動科学 #プレゼン
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おはようございます。コーチングオフィスのしろうずあつしです。
この放送は、プロコーチ歴20年の僕が、コーチングや行動科学について、さらにプロコーチや講師として独立起業する人などに向けて発信する、あなたへの番組です。
あんまりね、記憶が定かではないんですけど、学生時代にね、地方のね、福岡の地元のね、テレビ局でアルバイトをしてたんですよ。
テレビカメラのね、コード引きだったりとか、プロ野球中継とか、お祭りとかね、イベントの取材っていうのがそこに、
結構大人数で20人ぐらい行く中の、荷物セッティングとか、荷物運びとかね、弁当を取りに行ったりとか、そういう肉体上等的なアルバイトをやってたんですけど、
そこで、何の番組か忘れたんですけどね、その時はスタジオで、学生さんがたくさんいて、自分も学生だったんですけどね。
その学生がいて、そこにゲストでね、コピーライターの人が来て、どうやったらコピーライターになれるかどうか話すみたいな番組があったんですよ。
当時ね、糸井重里さんとか林まり子さんとかが世の中に出てきた時代で、コピーライターっていう職業は世の中に知られてきて、なんかかっこいい仕事で学生の憧れみたいな感じだったわけです。
だからコピーライター教室みたいなね、そんな番組だったんじゃないかなと思うんですけど。
そのスタジオに来たコピーライターの人は誰だったかもちょっと忘れたんですけどね。
その人がスタジオに来ていた、コピーライター志望の学生のコピーを添削するっていうコーナーがあって、
学生たちはフリップボードに自分のコピーを書いて、お題が事前に出てたと思うんですけど、コピーを書いて、
司会者の人が、「それではみなさん一斉にコピーを見せてください。どうぞ!」みたいな感じで、スタジオの学生がそのコピーライターの人に見てもらう、添削してもらうみたいなね。
で、うまくいけばこのコピーがすごい広告とかに採用されるかも、コピーライターになれるかもみたいなそういう感じだったんですけど。
司会の人は、「何々さん、どうですか?何かいいコピーありますか?」みたいな感じで、ちょっと煽る感じでね、言って聞くと、その方即座に、「うーん、あんまりいいのないですね。」
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言ったんですよ。たぶんね、番組的にはいいのが一つ二つあるんじゃないかっていうふうな不意味だったんですけど、「全然ダメですね。」みたいな感じを、わりとあっさり言われたんですね。
僕はね、いいコピーと悪いコピーとは何もわからなかったんですけど、そのコピーライターの人が言うのがね、「何かね、うまいことを言って何かを言った気になっちゃダメだ。」って言われたんですよ。
で、その言葉ね、僕の中で今でも強烈に残ってるんですよ。何かうまいことを言って何かを言った気になっちゃダメだ。
今日のキーワードはね、「言った気にならない。」ですね。何かうまいことを言って何かを言った気になっちゃダメだ。
そう言われて、学生たちのコピーを見てみると、もう本当にね、確かにね、ダジャレばっかりなんですよ。
言い回しにね、ちょっと気をてらったようなね。
例えばね、人材とか、人の材料の材っていう字を普通書くじゃないですか。
そうじゃなくて、財産の財っていう字があって、人材とか書いてたりするわけですよ。
よくそういうのを時々見ますよね。人材、人の材料じゃなくて、人の財産だってことで、人材みたいなね。
そういうのをね、コピーライターの人は非常に強く批判してて、コピーはダジャレじゃないと。
何か上手な例え話をするのでもないと。
そうじゃなくて、誰もが感じているんだけど、誰もまだ言葉にしていないことを短い言葉で表したものがコピーなんだと。
ダジャレとかね、言い回しとかそういうのじゃないよ。
それで何か上手い言い回しでね、何かを言った気になっちゃダメだ、みたいなことを言われてたんです。
誰もが感じているんだけど、誰もまだ言葉にしていないことを短い言葉で表したもの。
おー、なるほどなーってちょっと僕思ったんです。
誰もが感じているけれど、まだ誰も言葉にしていないこと。
それが伝えるべきこと?何か言うべきことなのかなーって、その時すごく思ったんですよ。
誰もが感じているけれど、まだ誰も言葉にしていないことっていうのはね、実はね、その人が言ったことなのか、
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僕がね、後で、そういうふうにその人が言ったことをまとめたのかね、今となっては忘れちゃったんですけど、
何かを伝えるときにね、ダジャレとかね、言い回しじゃない形で伝えないといけないなっていうときは、
その時にすごく強烈に自分の中に感じた記憶があります。
たまたまね、少し前に大学生のプレゼント大会みたいなのがあって、
少し前って最近ですよ。
で、なぜかそこにね、コメンテーター的なポジションで僕が出る機会があったんですよ。
そしたらね、確かに大学生ってね、ダジャレとかアテジのオンパレードなんですよ。
ほんとにね、即全員失格みたいなレベルなんです。
まあまあね、学生だから仕方ないし、リアルにね、社会に接してないからね、しょうがないんですけど、
確かにね、誰もが思ってて、でもまだ誰も言葉にしていないことを短い言葉で表しているみたいな、
そういうね、プレゼンみたいなものっていうのはね、やっぱり一つもなかったですね。
だからまあ、何度も言いますけど、これその人が言ったことなのか、僕が勝手に作り上げたものなのか、今となってはわかんないんですけど、
誰もが思ってて、まだ誰もが言葉にしていないこと、これを短い言葉で表すっていうのはね、すごく強烈に残っています。
これもね、僕がね、表現っていうか何かを伝えるときに、やっぱりこれをいつも考えて、
バジャレとかね、言い回しとかに逃げないようにしようと思うきっかけになったことがありましたね。
今日はですね、それで何かを言った気にならないっていうお話でした。
いかがだったでしょうか。
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はい、本日は以上です。
では、いってらっしゃい。
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