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スピーカー 2
サイエンマニア。次のターン行きます?このペースでやってたら、すごい時間が…
そう、申し訳ないです、ちょっと。
いや、いいっすよ、たっぷり。じゃあ、みそさん、行きます、先。
スピーカー 1
あー、どうしましょうかね。
スピーカー 2
雑いんで、たぶん、僕のやつ。時間なかったら…
スピーカー 1
いや、私も結構、雑で、全然。
その、私はなんか、今回のテーマっていうか、趣旨はなんか、論文紹介なのかと思ってたんで、
こう、あんまり全体的な分野の紹介では全くなくて、
あー、でも、全然いいっすよ、それは。
しかも、それも、自分が、何か、博士課程とかで研究してきた内容とかは全く関係なく、
研究、自分のなんか、実験で使った反応で、すごいと思ったやつ。
スピーカー 2
いいね、そういうのに。
もう、論文紹介になる。
かなり気になる。
スピーカー 1
いや、たぶん、でも、これ、どうなんだろう。
普段、有機合成しない人に、どうやって説明したらいいのか、よく分からない。
これ、難しいのかもしれないんですけど。
スピーカー 2
あるある過ぎてた。
すごい反応って、説明しづらすぎる、確かに。
それは、それで面白いかもしれない。
スピーカー 1
いやー、えっと、どうなんだろう。
まあ、たぶん、なんか、分子モーターで、さっき、便前感と便前感の繋がりみたいな話をしてたんですけど、
そういうのって、SP2、SP2、SP2とか言っていいのかな、なんか、そういう方向感。
スピーカー 2
まあ、一旦、行きますか。
スピーカー 1
方向感と方向感をくっつける反応って、けっこう、もう、開発されてて、
それで、ノーベル賞をいっぱい取ったりとかしてて、
もう、よく使われてるじゃないですか。
に対して、やっぱり、その反応ってすごいんですけど、
最近、やっぱり、なんか、薬を合成する側として、
方向感と方向感の結合だけじゃなくて、
SP2とSP3結合ができる反応がすごくありがたいって感じなんですよね。
で、そういうときに、どういう反応、どうやったら簡単に作れるのかって、
まあ、いつもよく考えるんですけど、
けっこう、なんか、何過程も経て、どうにかして作るみたいなことが多いんですけど、
最近の論文、でも、最近でもないかな。
これ、なんか、2021年、2年ぐらい前に出た論文なんですけど、
その、アルコール、SP3のアルコールとSP2のブロマイド、
あの、収素を簡単に、なんか、結合させることができるっていうのが、
その、作る、これ、難しいな、説明が。
できるのは、なんか、あの、炭素、炭素結合なんですけど、
あの、アルコールがつながったSP3の炭素と、
その、アロマティックリングがつながったブロマイドの炭素が、
簡単に結合できる反応があって、
スピーカー 2
へー、そっか。
なんか、感覚で言うと、なんだろう、サイズはでかいけど、
ベンゼン管とベンゼン管みたいなのをくっつける方が、
簡単なんですよね、今の有機化学だと。
そうですね。
ベンゼン管と、ただの炭素の鎖みたいなやつの方が、
むしろ、形はシンプルかもしれないけど難しくて、
みたいなことで、なんか、アルコールみたいなのがついてると、
さらに、そのアルコールのOHが邪魔しちゃったりとかすることもあって、
難しいとか、そういう感じですよね。
スピーカー 1
そうですね。
スピーカー 2
アルコールは脱離してるんですか、それじゃあ。
スピーカー 1
うん、なんか、アルコールをアクティベートさせて、
スピーカー 2
脱離器になってんだ。
スピーカー 1
そうそう、ディオクシジネイティブアリュレーションみたいな感じなんですけど、
よく、最近流行り、最近でもないか、ここ過去10年ぐらいでずっと流行ってる、
フォトリドックスを使った反応なんですけど、
イリジウムとかニッケルとかを使って、
これに光を当てる、LEDライトを当てることで、
普段と違うエネルギーになることができて、
それで反応がいくみたいなやつなんですけど、
これもなんか、ノーベル賞受賞者、
去年、去年かな、おととしだったかな。
スピーカー 2
いや、去年クリックなんで、おととしですよ。
あ、そっか、おととしか。
スピーカー 1
あ、そっかそっか、去年クリックだ。
なんか、おととし受賞した、マクミランさんの
ラボから出た論文なんですけど、
結構あそこのラボはいっぱいこういうフォト、
プリンストンにあるマクミラン研っていうところから、
フォトリドックス反応の論文が
もう結構バンバンバン出まくってるところなんですけど、
これはすごいめっちゃ使えるなっていうのがあって、
アルコールがスターティングマテリオンで、
マクミラン研から出てくるのよくあるのは、
ハロゲンとハロゲンのカップリングとか、