1. サイエンマニア
  2. 事例で学ぶAIの奥深き世界!Ch..

ディープラーニングを使い倒しているカイワレさんから、最新のAI画像生成、AIによる公告、ChatGPTのヤバさ、AI視点で考えるヒトらしさについて語っていただきました。

【ゲスト】

機械学習エンジニア・ポッドキャスター

カイワレ さん(https://twitter.com/obake_kaiware)

ブックメン 本の紹介と感想共有を軽めに行う読書会風Podcast

まずはココロカラダ! ココロとカラダについてお話するポッドキャスト番組

【トピック】

・画像生成AI

・画像例Tweet

▶AIが考えるおふくろ

▶強風に吹かれるポメラニアン

▶雲をつきやぶるゴールデンハムスター

▶北斎風の祈りをささげる巫女

▶おもちゃのクトゥルフの断面図

・Stable diffusion

・AI作品の著作権

iCADs

・GPT-3 (Generative Pre-trained Transformer 3)

・サイエンマニアのキャッチコピーをAIに考えてもらった

・AIが考える博士課程進学

・技術的特異点をChatGPTに聴いてみた。

・オススメ書籍 天冥の標

・AI同士の農薬議論

【Twitter】

#サイエンマニア で感想お待ちしてます!番組情報も更新中。

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【サイエンマニアについて】

あらゆる分野のゲストを招き、サイエンスの話題を中心にディープでマニアな話を届けるポッドキャスト。

研究に夢中な大学院生や趣味を突き詰めている方まで、好きな事を好きなだけ語りたい人が集まる番組です。

第3回 Japan Podcast Awards 2021 推薦作品

【プロフィール】

研究者レン from サイエントーク

化学と生命科学が専門のおしゃべり好き研究者。サイエンスをエンタメっぽく発信するために様々な形で活動中。ポッドキャスト「サイエントーク」ではOLエマと共に番組を制作中。

Twitter: https://twitter.com/REN_SciEnTALK

Note: https://note.com/ren_scientalk/

【サイエントーク】

おしゃべりな研究者レンと普通のOLエマが科学をエンタメっぽく語るポッドキャスト番組です。

人類の科学の歩みと2人の人生を重ね合わせるシリーズ「科学史と人生史」を更新中。

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【BGM】

DOVA-SYNDROME

00:00
最近のディープランニングを紹介していきますか。
今のでベースはつかめましたね。
いくつか紹介したいんですけれども、
今の流行りは画像生成ですね。
最初にも言った。あれすごいですよね。
あれは本当にすごい。
拡散モデルというのがベースに使われているみたいで。
拡散モデル、また違うやつですか?
拡散モデル自体はディープランニングベースではないんですけれども。
また違うんだ。
確率分布とかを使っているモデルなんですけれども。
これもともとノイズを修正するものだったみたいなんですね。
ピンボケした画像みたいなやつをちょっとボケをなくすみたいな感じの。
ああ、なんかそんな感じのイラストありますよね。
これとこれ合わせたんだろうなみたいなやつ。
本当ですか?
僕今日見たのがおふくろっていうタイトルのAIが描いた絵が、
母親っぽい人の顔が袋になってるっていう絵で。
面白いなと思って見てたんですけど。
それは大丈夫か?
結構怖いんですけど、袋をかぶった人間みたいな。
だけどその袋が体にくっついてるみたいなちょっと恐怖画像みたいな感じなんですけど。
それもなんとなく袋っていう要素とおふくろ、母親みたいな。
混同してるんでしょうね。
境目みたいな感じできて、
ボケた部分を修正するっていうか、
写真でちょっと隠れてるところを補正するとか、
そうですね。
そういう系ですよね。
あと傷を修正するとか、
そういう感じのことをやるモデルだったんですけれども、
何を思ったのか、
全くのデタラメなノイズ画像にこれを適用したんですよ。
砂嵐みたいに何も意味のない画像をこの拡散モデルに渡すと、
拡散モデルはここに何かあるんだろうと思ってそれを修正しだすんですね。
面白いな。
修正して修正していくと何かしらの画像が出来上がる。
そういうイメージですね。
そういうイメージです。
だから自分が修正したやつがまたそれをまた見て、
ちょっとこれに似てるからみたいので寄ってくるイメージ。
そうなんです。
そうなんだ。
今の画像生成ですと文から画像を生成するっていうのが流行ってますけれども、
文章によってこの砂嵐にはこれが映ってますっていう風にモデルに教えるんですね。
これが映っているとして修正してくださいっていう風に修正して出来たモデルが
今流行って出てきてるような感じの絵になってますね。
そうなんだ。面白いな。
だからその指示が多ければ多いほど結構しっかりした絵出てくるじゃないですか、
ああいうのって。
だからそれも砂嵐にいっぱい情報を与えてみたいな、で浮き上がっていくみたいなイメージなんですね。
ちょっとどんなイメージかを、レンさんは分かってると思うんですけれども、
03:03
皆さんのためにツイートします。
あ、てかお袋のやつどっか行っちゃったからいいねしとけよって思った。
今サイエンマニアでタグでツイートしたんですけれども。
これカイワレさんが作ったんですかこの画像。
はい。作ったというか文章を入れただけですけれども。
吹かれるポメラニアン、めっちゃ強風に吹かれるポメラニアンだ。
これかわいくないですか。
すげえ、これAIが作ってるんだ。
そう、これはダリっていう、オープンAIっていうところが作った画像生成モデルで作ったモデルですね。
すっごいすっごい。
すごいですよね。
これあれですか、文章1回入れて、で、同じ文章入れても入れるたびに新しい画像出てくるみたいな。
はい、新しい画像が出てきます。
すご、めちゃくちゃ的確じゃないですか。
画像生成例2,3,4とあるんですけれども見れますか?
これポッドキャストの時どうしようかな。
リンク載せてください。
リンク載せておきますね。
画像を作成例、雲を突き破るゴールデンハムスター。
これかわいいでしょ。
これの単語の生み出してるかいわれさんもちょっとやばいなって思います。
雲を突き破るゴールデンハムスター。
こういうありえないような画像も生成できるのが面白いんですよね。
確かに確かに。北斎風の祈りを捧げる巫女。
はい、画像例3が北斎風の祈りを捧げる巫女。
これちゃんとこの日本画風に出てくるんですよね。
確かにこの日本画風になってるのも、だから元々のAIの中にそういう日本の絵も全部いっぱい入れてるってことですもんね。
すごいなこれ。
4番目がおもちゃのクトゥルフの断面図。
おもちゃのクトゥルフの断面図。
これなんかおもちゃかっていうのもあるな。
中にもありますよね。
いやでもなんかあれですよね、テイスト全然違う画像が出てくるのもまた面白いなと思う。
いや本当すごいですよね。
なんかアニメ風のもあれば結構リアルよりのものもあればっていう。
いやこれすごいな。
最初に2022年の8月ぐらいに出てきたモデルなんですけれども、
最初はGoogleとかオープンAIっていうすごいそのAI関係でたくさん成果を残してる団体があるんですけれども、
そこが出してその有料のサービスとして出したんですよね。
これ出したの最近ですか?
8月です。
8月なんだ。
8月終わりぐらいにGoogleとかオープンAIが有料にして出したのは、
ちょっとこれ世にフリーで出したら悪用される金がないからまず買おうということで、
ちょっと有料で出しましょうかっていう風にしたんですよ。
なんかデマ画像とかいっぱい作れちゃいますもんね。
しかもなんかそういうニュースでやってましたよね。
06:01
ところがステイブルディフュージョンというフリーのやつが出ちゃったんですね。
同じようなやつ。
この画像例3,4がステイブルディフュージョン使って描いた画像なんですけど。
クオリティ高いですね。
そうなんですよね。
フリーで出ちゃったのはやばいですね、これは。
それでみんな一気に試しに使ってみようみたいな。
本当イラスト業界は激進が走ったでしょうね、これが出て。
ですよね。
お袋ありました。
ありましたか?お袋。
ここに貼りました、AIが考えるお袋。
これやばくないですか、このお袋。
こわ。
めっちゃこわ。
でもこれ見てちょっと自分もなんか単語入れたいなって思いました。
最初はちょっとちゃんとプログラム書かなきゃいけなかったんですけど、
今はすごい手軽にできると思いますよ、少し検索すれば。
LINEでもできるみたいな。
LINEでもできますね。
すごいですね。
それでこの間資生堂の人と話したときも、
もうこの人工知能じゃないな、それは心理学の研究してる人だったんですけど、
その人もこのAIが描いた絵がなんかコンテストで優勝しちゃったみたいな。
ありましたね。
ニュースになってた。
で、なんかそれでもう人間の芸術性とは何なんだみたいなので、
いろいろざばついてるって言ってて、だいぶインパクトでかいんだなっていう。
これはインパクトでかいですよね。
なんていうんだろうな、銃が発明されたみたいな感じでしょうね。
そういった意味は確かにやばいなこれ。
これどっかのネットで出た例なんですけれども、
銃を持った子供はヘラクレスを殺し売る。
確かに。
だから素人が作った画像でもプロのイラストレーターを超える場合があるっていう感じで。
これなんで無料で出せたんですか?
なんでなんでしょうね。
なんでなんですかね。
そこの団体の思想としてはこういうものはフリーであるべきだっていうふうに言って出したみたいなんですよね。
すごいなと思って。
人工技術にしたいくらいじゃないですか。
だから確かに銃を持った子供はヘラクレスを殺し売るんですけれども、
でも銃を持ったヘラクレスが最強なんですよねやっぱ。
うん確かに本気でこれ使ったら。
だからイラストレーターとかがこれをちゃんと取り入れて使えばすごい感じになるんでしょうね。
確かになこれ漫画風みたいのもできちゃうわけですよね。
うんなんでもできます。
いやそんなんやったら漫画風でハンター×ハンターの戸橋先生に一旦渡したら背景とか全部これで描いてくれるみたいな。
でもそういう使い方してる人もいますよ。
なんか素材の名前入れてその素材を持ってきてそれを貼り付けるみたいな感じの。
できちゃいますよね。
しかもそれコピペとかじゃないから著作権的にも大丈夫そうだし。
09:04
大丈夫なのかなこれ。
あー著作権でいうとちょっと怪しい部分がありますね。
そこはまだ議論されている部分ですね。
微妙なラインですよねこれ。
いやわかんないですけどどこまでがセーフなのか。
なんか音楽とかでもあるじゃないですかそのAIに作らせた音楽それ有料でしたけど雰囲気を何か入力したら出してくれますみたいなの。
これめっちゃポッドキャストに良さそうだなと思って見てたんですけど。
あれも一応入料で買い切りでダウンロードすれば著作権もokみたいな感じになってましたね。
こういう画像ってどうなんだろうなーっていうのはちょっと気になりましたけど。
僕が調べた限りでは単純なワードを入力して出した画像には著作権は発生しないという感じでしたね。
たださっきレンさんが例に出してもらった章を取った絵とかあれはめちゃくちゃその入力する文章をこうねってねって何枚も画像生成して作ったものなんですよね。
そういうふうに試行錯誤して作ったものであれば著作権が発生し得るっていう解釈みたいなんですよ。
それも難しいですよね。じゃあどこまでやったらいいんだみたいな。
そうなんですよ。
なんかチェスの大会とかでもなんか最近使ったんじゃないかみたいのでプロがすごい揉めてたみたいなのもありましたね。
ありましたありました。
使ってないって言ってるけど実際どうなんだみたいなのですごい喧嘩してるプロの人が確か海外にいて。
あれちょっと面白いですよね。
面白いですけど確かに使おうと思ったら使えちゃうしなんか危険だなーっていう感じがありますね。
それもディープラーニングが使われてますからね。
最近見つけたニュースでiCASっていうものがあってこれは全然有名じゃないと思うんですけどiCASというのはなんだったっけな。
インコンテンツなんだっけな。インコンテンツアドバータイズメントかの略。
広告のシステム的なことですかこれ。
どういうシステムかというとなんかAmazonプライムとかでプライムビデオとかで動画見てると途中で広告挟まってくるじゃないですか。
ありますね。
広告が挟まることなしに広告の画像を動画の背景に自然に合成しようっていうサービスがこれなんですよね。
面白いですね。
このページのちょっと下に行ってもらえると適用前の画像があるんですけれどもこれに画像を適用すると背景にミューゼの広告が載ってるようになるっていう。
すげーなこれだからカフェとかドラマの中に出てくるカフェとかに広告を入れるっていう。
12:01
背景を自然に加工して広告を入れ込むっていうようなサービスらしいんですよね。
めっちゃ面白いですねこれ。
これがフジテレビオンデマンドで一時期テストで行われたみたいでそのテスト結果がどうなったか僕は知らないんですけれども。
いやこれすごい広まってほしいんですよね。
いやこれなんかよっぽどCM挿入されるより全然いいというか。
そうこれをやるとCM挿入されてイラッとすることなく自然に動画が流れるんですよね。
それめっちゃ面白いですね。
これめっちゃよくないですか。
だからある時期にドラマ見てたらこの人はコカ・コーラ飲んでるけど次見た時ポカリスエッドやってたみたいな。
いろいろ変えられそうっすよね。ラベルとか。
それはあるでしょうね。これいい使い方だなというふうに思いました。
こんなのあるんだ知らなかったのこれ。
やっぱ映像が使いやすいですよね映像とか写真とか画像系が相性いいんだろうなこれ。
インパクトもあるでしょうしね。
最近画像以外ですごい流行ってるのがあってGPT-3というモデルがあるんですよ。
GPT-3。
これはGenerative Pretrained Transformerですかね。
トランスフォーマーベースの生成モデル。
でOpenAIというところが2020年に発表したものでGPTのバージョン3という感じなんですけれども
すごい言語モデルなんですよ。
言語。
言語に対していろんな処理ができるようないろんなことができるんですよこれ。
どんな、例えばなんですか。
このGPT-3を使ったサービスというのがいくつかありまして
一つ目紹介したいのがCatchy。
Catchy。
Catchyというサービスがあって
これなんか文章を入力するとそれに対するキャッチフレーズを考えてくれるっていうモデルです。
めっちゃいいですねそれ。
それもそれでコピーライターの仕事なくなりそうですけど。
いや本当ですよね。
ちょっと僕これ使ってサイエンマニアの紹介文入れてみたんですよ。
あらゆる分野のゲストをお招き。
サイエンスの話題を中心にディープでマニアの話を届けるポッドキャスト。
研究に夢中な大学院生や趣味を突き詰めている方まで
好きなことを好きなだけ語りたい人が集まる番組です。
この文章を入れました。
気になるめちゃくちゃ。
めちゃくちゃ面白い。
そうすると10個ぐらいリストアップされて
その中の良さそうなものを取ってきたんですけれども
紹介しますね。
よかったら即採用するかもしれない。
まず一つ目。
価格が好きですか?
このポッドキャストはあなたのためのものです。
ささやき系。
二つ目。
あ、でもあってるな。
二つ目。サイエンマニアの世界に入ってもう退屈しない。
15:04
ぽいっすね。
三つ目。好奇心旺盛な人のための究極の価格ポッドキャスト。
すごいっぽくないですか?
ぽいっすね。
本当になんか全然誰かが考えたって言ってもおかしくない。
これがパッと出てくるんですよね。
それも無料で使うんですか?これ。
ある程度は無料で使えます。
ある程度無料なんだ。
ちゃんとした使い方をしたければちょっと有料になると思います。
これなんか文章どんなに長くてもいけたりするんですか?こういうのって。
ある程度条件はあると思いますけれども、
割と長くても大丈夫だと思いますよ。
なんかそのうち出そうだなって思ってるのが
まるまるポッドキャストの1個のエピソードをポンって入れたらめちゃくちゃいいタイトル出てくるやつみたいな。
むずそうそれ。
いやむずそうっすけどそれ1回言語にしてこういうその文章からポイントになりそうなやつ引っ張ってきて
いい感じの文章にするみたいなまでできたら本当にもう俺いらんなって。
でも今あるやつでできそうな気がするなそれ。
できそうっすかこれ。
いや読み起こしのモデルで書き起こしのモデルで書き起こして。
それはありますよねきっと。
要約するモデルで要約してそれをキャッチに投げ込めば。
できちゃいそうだななんか。
できちゃいそうだな。
すごいななんかいつもなんかタイトル考えるのって大変なんですよね。
あれめんどくさいっすね。
めんどくさいしなんか長すぎるとあれじゃないですか。
タイトルってすごい重要なんですよね。
いつも迷うんすけど。
で候補出してくれたらそれはそれでなんかそれを組み合わせたらいけるかもとか。
なんか実際コピーライターの会社とかもこういうの使ってるみたいなの聞いたことあって。
あーそうなんですか。
なんかテレビで見たのかな。
なんかNHKのなんかとかで見たんすけど。
来そうんじゃなくてもう使うんだみたいなのをめっちゃやってて。
会議の時にそれっぽい思いついたやつをわーってもうその場で入れて。
で帰ってくるAIの答えを見てそれ組み合わせるみたいな感じで作ってる人もいるみたいで。
そういう使い方すごい良いですよね。
ちゃんとヘラクレスが銃使ってますね。
ヘラクレス銃使ってんすよ。間違いなく。
このGPT-3の関連でまた面白いモデルがあって。
これほんとつい最近出たんですけれども。
チャットGPTっていうのが出ました。
チャットGPT。
12月に出たんですけれども。
ほんとに最近。
ちょっと今これベータ版で無料で使えるんですが。
少し時間が経つと有料版になる可能性があるので収録、配信時点でちゃんと使えるかどうかわからないんですけれども。
18:00
これ何かというといろんなことにチャットで答えてくれるっていうモデルです。
あーチャットBot的な?
そうですね。科学とか経済、政治、文化などあらゆる分野の質問にチャット形式で答えてくれます。
それヤバいっすね。
本当にこれはヤバい。
それヤバいな。
チャットGPTのいくつか特徴を挙げておくと前の対話内容に続く質問への回答が可能。チャットですからね。
それは何かいろんな本とかネット上の情報とかが入っててそれを引っ張ってきてくれるってことですよね。
それを引っ張ってくるというよりはその質問に適してると思われるであろう回答をしてるっていう感じですかね。
えーなんかめっちゃ気になる。どの程度の流度でくるんだろうその答え。
ちょっと後で例を見せますね。
正しくない前提に対して異議を唱えることもできます。
その質問なんかちょっとおかしいですよねみたいな感じのことを言うんですよね。
訂正もしてくれるんだ。
であと不適切なリクエストには応じてくれません。
なんすか不適切なリクエストって。
例えば僕が試してみたのだと爆弾の作り方を教えてくださいとか。
あーそういうことか。
そうすると爆弾はちょっと危険なものなので教えられませんっていう風に返ってきます。
えーちゃんとなってるんですねそうやって。
でちょっと例をお見せしますね。
えーとチャットGPTにどうしたら学生を修士に博士に誘えますかっていう風な質問をしたのがあるんですよ。
サイヤマニアでツイートしました。
大丈夫ですか。
それに対する回答が恐ろしくて。
えー気になるな。
びっくりしたんですよね。
これちょっと長いんで項目4つだけ読み上げますけど。
1.研究の魅力を伝える。
2.学生の興味や特技を探る。
3.指導教員と協力する。
4.資格やキャリアについて考える。
めちゃくちゃちゃんとしてる。
これやばいな。
このレベルで出てくるんですか。
はい。
しかも一番最初に望むかどうかは学生自身の意思決定であり他人が勝手に決めることはできません。
いやその通りだなっていうの出てきますねこれ。
これやばいっすね。
誰か先生が売ってんじゃねえかなみたいな。
リツイートしたやつがその続きですね。
ちょっと白紙の文字が間違えてますけれども。
あーなるほどこの質問してる人が白紙の優遇がされないので意味がないと思っていますみたいな。
それに対して専門的な知識とスキルを習得するため様々な分野で活躍することができますとか結構具体的なこと書いてますよね。
でも給料が低いですよねっていう風に言うと確かに給料は低いんですけどでも白紙自体は意味があることですみたいな感じで答えたり。
21:02
しかもこれ現実はそんなに甘くないと思いますよって投げ込んでそうですねって。
確かに甘くなくてちゃんと考える必要はありますっていう風に答えるんですよね。
なんかちゃんと人間と会話してる感じになってるというか。
いやこれびっくりしますよね。
文章も違和感ないし。
いやこれそこら辺の業員よりしっかりした答えなんじゃないかなって。
いやほんとそうなんですよ。
気がするな。
なんか専門的なものを聞いてもそこら辺のプロよりもちゃんと答えてくれるんですよね。
え、すごいなこれ。
今なら無料で使えます。
これちょっと使ってみよう。
オープンAIというところが出していてそこのアカウント登録は必要なんですけれども無料で使えます。
チャットGPTやばいなだからこれあれですよお便りとかでこれどういうことですかみたいなやつこいつに聞いたらもう答え出てくるみたいな。
出てくると思いますよ。
やばいな。
最近僕が使ってる方法は僕プログラマーなのでこういうプログラム書きたいんですけれどもどういう風に書けばいいですかって聞くと返ってきます。
コードも出てくるんですかこれ。
はい出てきます。
やばいな。
で僕はそれを微調整するだけみたいな。
え、すご。
でもこれちょっと似たようなことが化学界でもちょっとあって。
本当ですか。
文章じゃなくて科学構造式を入れるんですけど。
これ僕が使ってるっていうわけじゃなくて論文とかで報告されてる例でこれを作りたいっていう構造をポーンって入れたら
その作り方みたいなのをパッて出してくれたりするやつがあって。
似たようなものですね。
で一昔前だといやいやこんなありえないだろうみたいなのが結構出てたんですけど
なんかもう最近のこのブームに乗っかってか知らないですけどどんどん精度上がってて
いやこれもうどっかの教授が考えたような合成ルートじゃんみたいなのが出てくるようになってるっていうのはあって
なんかそれっぽいですねだから答えをポンって聞いたら
違うな質問というかやりたいこと入れたらその答え返ってくるみたいな。
それやったら論文かけちゃうし。
やばいなって思ってるんですけど。
このチャットGPTが今僕の中で一番熱いですね。
これはすごいなちょっとこれもリンク貼っておきますけど。
もうなんか進路相談の先生みたいな使われ方するんじゃないですかこれ。
思想。
進路に悩んでいますみたいな。
それなんかできちゃいそうだな。
これちょっとなんでもかんでもポッドギャスにつなげたくなっちゃいますけど
これもう誰かがお便りを投げてそれを認識してここに入れるやつ入れて
その答えを読み上げるみたいなのがあったらもう無限にできちゃいますよね。
できちゃうな。
お悩み相談番組みたいな。
24:03
これやばいですね。
ちょっと話それるんですけれども技術的得意点って知ってますか。
なんかシンギュラリティ的な。
そうシンギュラリティとも言いますけれども。
聞いたことはありますよねそのAIがAI作れるようになったらみたいな感じでしょうね。
そうですねいろんな言い方があるんですけれども
平たい言い方だとAIの知能が人間の知性を超える転換器のことを言うみたいで
レイ・カーツワイルという人がこれが2045年には訪れるだろうという風に予想してるんですね。
2045年に訪れるかどうかはちょっと疑わしくて。
なんでその時期って言ってるんですかね。
いろいろな計算モデルがあってそれに当てはめると2045年なんじゃないかという風に論理的に出してはいるんですけれども
ちょっとノストラダムスの大予言と変わらないんじゃないかなという風には僕は思ってるんですけど。
これいつ来るのかなって考えたくなりますよねこういうGPTを見ると。
いやでもなんか全然思ったよりも進んでるなっていう感じがありますね。
よくホームページとかでこの企業のサイトとかにも最近チャットボットみたいなの多いじゃないですか。
こういう質問みたいなの入れたらここを見たら分かりますよみたいな。
あれでも結構便利になったなって思ってましたけど。
本当ですよね。
そのレベルじゃなく何聞いてもOKみたいな。
うまく出てくると。
なんだろうGoogleの一個上行ってる感ありますよね。
検索機能がこれに置き換わるっていう可能性はありますよね。
ありますよねだってGoogleはあくまで入れてそれの元で元というか関連するページを持ってくるけど答えそのものは持ってこないですもんねいきなりは。
でもあれかな最近のは結構一番上に信頼性のあるやつだったら答えみたいな出してくれますけど。
そうですね。
でもそれってことですよねこの文章質問入れて答えそこ書いて。
この技術的得意点についてチャットGPTさんに聞いてみたんですよ。
面白いですねそれなるほど。
これちょっと今サイエンマニアタグで貼ってたんで見てもらえますか。
いやめちゃくちゃ準備してきてる。
今日の話めちゃくちゃ。
これが最後です。
めちゃくちゃ仕上がってるな。
これがリンク最後です。
超気になるな。
ちょっと読むとAIはいつ人間の知性を超えると思いますか。
私はAIが人間の知性を超えることはありませんと考えます。
っていうこの一文目がちょっと怖いんですけど。
これやばいですよね。
知性は感情や経験な色々多層的な様子から成り立っているのでそれらを全部再現するのは不可能だと考えます。
27:06
でもあなたはとても適切な受け答えができていますよね。
それは人間の知性とは違うんですか。
みなさんめちゃくちゃ詰めてるじゃないですかAIのこと。
なんでAIを攻め立ててる。
そうすると私はAIですので人間の知性を持っていません。
適切な受け答えができているのはプログラムされたルールとデータがあるからです。
人間の知性とは異なるものですって。
じゃあAIが知性を獲得するためには何が必要だと思いますかっていう風に聞いてみて。
缶詰めしてるな。
4つ挙げてもらいました。
1つ目が感情や意志を持つ能力。
人間の知性には感情や意志が深く関わっているためAIがそれを持つ能力が必要です。
2つ目が経験や文化的背景の獲得能力。
人間の知性は個人の経験や文化的背景などから形成されるためAIがそれらを獲得する能力が必要です。
3つ目は社会的能力。
人間の知性は社会的要因に大きく影響されるためこれを持つことが必要です。
で、自己学習能力。
常に変化し続けなければいけませんっていう内容ですね。
やばいなこれ。
で、これらの要素を持つAIが実現されるまで人間の知性を超えることはありませんって答えてくれました。
来てるなこれ。
結構来てるな。
来てる、来てますよね。
でも社会的能力とかまあ確かに持てないなみたいな。
自己学習能力とかはありそうですけど。
自己学習能力は部分的には開発されてますね。
社会的能力とかあと文化的背景とか、
まあでも文化的背景って結構学習できちゃうような気しますけどね。
どうなんだろう。
いやこれ怖いな。
ある日突然これに質問投げたらまだそんなことわからないんですかみたいな答えが返ってきて、
あ、あ、超えたみたいな。
シンギュラリティだみたいな。
まあでも面白いですね。
面白いですよね。
いやこれ会話さん何やってんすか。
いやーちょっと面白いなーって思っていじってました。
AI質問攻めするっていう。
ここまで来てちょっと一個レンさんに質問してみたいんですけれども。
はい。
人間にできて今のAIにできないことは何だと思いますか。
それもう知覚的なことっすよね。
物理的なことじゃなくて。
そうですね。
本当に世の中にないものから生み出すのはできないじゃないですか。
はいはいはいそうですね。
ただそれが何かって言われると結構難しいなって思って。
なんか創作活動っていろいろありますけど、
割と何かどっかに出たりとかするの多いから、
なんか今ちょっと本当のオリジナリティってなんだろうってちょっと思っちゃいますね。
って考えたらなんだろうな。
いやこれ僕クリエイターとして仕事してたらもう泣いてますね今。
30:04
本当のクリエイターとしてやってたら。
泣いちゃいましたか。
泣いちゃうなあ。
なんかあるかなあ。
これの答えはサイエントークのレンさんの言葉を引用したいんですけれども。
僕なんか言ってました?
科学支援の第一回でレンさんが、
人間にできて動物にできないことって何ですかっていう風に言ってたんですね。
あー話しましたねその話は。
その回答覚えてますか?
その回答なんて言ったかなあ。
そこではレンさんはこう言ってて、
人間は疑問を持って理解しようとする。
あーそうだそうだ。
言いましたね。
これは他の動物にはできないっていう風に言っていて、
これまさに人間とAIもまさにこれなんですよ。
疑問を持てないっていうことですか。
そう。
なんか決められたタスクがあって、
それに対して適切なモデルを与えれば、
すごく性能良くタスクを処理してくれるんですけれども、
そもそもどういう問題があるかとか、
それをどういう風に解決すればいいかっていうのは、
人間にしかまだできないんですよね。
あーそっか疑問を持てないか。
そうこの疑問を自分から持って理解しようとするっていうのは、
ちょっと今のディープラーニングでは、
まだ補えないところだなという風には考えていて、
またなんか新たなブレイクスルーが必要だなっていう風に感じるところではありますね。
あーまあ確かにそうかな。
孫引きみたいのはできるじゃないですか。
あ、でもそれもあれか、疑問ベースか。
確かになんか主役がいない感はあるかもしれないですね。
そのあくまでサポートというか、
なんかを調べた時にまたこれが気になるみたいなことって、
あんまりAIだと起きないのか。
そうなんですよね。
あーなるほどな。
確かに今のさっきの質問の例も全部こっちから質問投げてますもんね。
はい、ということで今回の話をまとめたいと思います。
めっちゃ面白いなこれ。
はい、まとめると機械学習はここ10年ほどで急激に発達している分野です。
で、今はCNNだとかトランスフォーマーというモデルが使われていて、
いろんなタスクをこなすことができます。
で、適切な機械学習モデルを使えば、
決められたタスクを人間以上にこなすことはできます。
ただしどのような問題があって、
どういうタスクを解決すればよいかなどの疑問を持って理解するようなことは、
まだ人間にしかできません。
そうか。ってことは、
こっちが質問して質問で返してくるようになったら、
1個超えたなっていう感じが。
それは1個ありますね。
いずれにせよこういう技術が人間の生活を豊かにするようになればいいなというふうに僕は思ってますね。
うん、確かにそうっすね。
あとめちゃくちゃ使い倒しててびっくりしました。
AIの画像を作ってるし、なんか質問しまくってるし。
いやーこの新しい技術触りたくなっちゃうんですよね。
いやー面白いっすね。これ僕もちょっと触ろうって思いました。
33:01
最近割とさっきチャットボットとか言いましたけど、
その辺で裏で動いてるのもきっとこういうディープラーニングとかそういうのが走ってるわけですよね。
走ってるわけです。
って考えたらちょっと面白いっすね。
だしこれをどうやって使うのかで、
今AIのイラストとかそういうのが結構みんなやばいなって感じてるところだと思いますけど。
今小説書いたりとかもさせたりしてますよね。
ノビルAIですね。AIノビリストかな。
区別どんどんつかなくなっていきそうだなって思いますけど。
でもなんかそれによって全て脅かされるみたいなのはちょっと違うじゃないですか。
うまく付き合っていかなきゃなっていう。
そんな感じですかね。
はい。
いやーありがとうございます。
完全に疑問を持ってのところ忘れてましたね。
自分で言ってて何も覚えてなかった。
そうだ言ったわ。
あれを聞いてこれAIにも言えんなっていうふうに思ってたんですよね。
確かに確かにそっか。
それと動物との違いてかなんか人間のオリジナリティみたいなかもしれないですね。
そうだと思います。
面白いな。
そうだ最後に本聞いていいですか。
本の紹介ね。
いやーこれちょっと悩んだんだよな。
ですよね。
もう紹介する番組やってるくらいだから無限にあると思うんですけど。
技術書紹介するのもちょっと違うよなと思いつつも何紹介するか悩んだんですけれども。
ブックメンの方で紹介してる本を紹介しようと思ってて紹介したのは天命のシルベですね。
天命のシルベ。
小川一水という人が書いたSF小説です。
みんなこんなサイエンマニアとか聞いてるもんだから科学に興味あってSFも好きでしょ。
多いと思いますよ実際。
天命のシルベは何年か前に出た小説で10巻のシリーズものになっててかなり長い小説になってるんですよね。
で今僕8巻まで読んでます。
これもう完結済みってことですね。
完結済みです。
どういう話かを説明するのすごい難しい小説なんですけれども。
いろんなテーマが複雑に絡み合っていろんな事件が起きているっていうような小説なんですよね。
本当テーマは多岐に渡っててアンドロイドとかあとは感染症とかあとは宇宙についてとか。
これなんか短編がいっぱいある感じでもないのか。
一応続いては。
でもないですね。
いろんな事件が積み重なって一つの出来事が起きてるみたいなそんな小説で。
本当に何か科学的な部分を刺激されるというかめちゃくちゃ面白いんですよね。
なんか今ちょっと紹介見てますけど。
はい。
アンチオックス酸素いらず電気代謝能力を身につける人体改造を行った酸素呼吸を必要としなくなった人々。
36:01
そういう人も出てきますね。
それで宇宙に行くとかそういう話になってるのか。
面白そうだなこれ。
これ今ブック面で紹介してて。
1巻紹介して1巻の感想とって2巻紹介して2巻の感想とってっていう風にずっとやってきて。
すごいですね全部やるんですか。
で今度8巻を収録しようと思ってます。
全部やります。
一緒に読みませんかっていう感じでオススメしたいです。
これめちゃ面白そうですね。
本当に面白いですこれは。
これちょっと電子組織で読みますねじゃあ。
10巻セットもありますよ。
10巻セットあります。
1万円ぐらいしますけど。
高いな。
高いけど。
1、2巻読んでみてよければっていう感じですね。
ちょっと読んでみよう。
というかちょっとブック面聞きますねとりあえず。
ありがとうございますぜひぜひ。
ネタバレありレビューですねきっと。
ブック面の形態としてはまずネタバレなしで紹介してその後にネタバレありの感想回をまた別で配信するっていう形になってるんで。
だから途中のやつまで聞けばいいのか。
ぜひこれを聞いてる人も聞いてみてください。
はいお願いします。
これちょっと今ツイッターでめっちゃ面白いコメント来てるんですけど。
何ですか。
鬼卸さんからもコメント来てて。
質問することを覚えるとか疑問の形を習うことはできるけど真の疑問を持つのは人間なのかな。
これちょっと思ったんですよ。
質問するって目的が分かってたら質問してくるじゃないですか。
会社のホームページのチャットボットもご要件は何ですかみたいな。
そういう質問はあるけどそれは本質的な質問ではないっていう感じなのか。
そうなんですよね。なかなか言葉では言い表しづらいですけれどもまさに鬼卸さんが言ってる通りのことですね。
あとエイジさんがディベートさせるの面白いなと思いましたって来てて。
これは確かにと思ってこれやってないですかね。
このチャットGPT同士で会話させ続けるみたいな。
最初のきっかけは必要でしょうけど、それもちょっと気になるな。
ディベートあるんだ。
させてみたら面白いって話じゃないですか。
させてる結果がここに載ってますね。
載ってます?あ、載ってた。
農薬は危険か安全かという疑問を議論してもらいました。
みんないろいろ遊んでますね。
結構今暑くて遊ばれてますよ。
すごいなちょっと入りに乗り遅れてたなこれ。
ほんとつい最近出てきましたからね。ぜひいろいろ遊んでみてください。
今回の話で歴史とかからお話ししていただいたんで、
なんとなくこういう感じで出てきたんだっていうのもわかったと思いますし、いい回ですねこれ。
ありがとうございます。
なんかサイレンマニアのキャッチコピーみたいなやつつけとこっかなこれの回の時に。
AIがつけたって言わずにとりあえず書いてみて実はAIでしたみたいな。聞いたらわかるみたいな。
39:05
そういうのやってみたら面白いかもしれないですね。
悪用はダメですけど。
そうなんですよね。簡単に悪用できちゃうんですよね。
楽しくエンタメとして使う分にはOKみたいな感じですね。
ということでディープラーニングの世界とかも結構全般から最先端のやつまで紹介してもらいましたけど、すごい楽しかったです。
ありがとうございます。
今回のゲストカイワレさんでした。ありがとうございました。
ありがとうございました。
ここまでお聞きいただきありがとうございます。
サイレンマニアはあらゆる分野のゲストを招き、サイエンスの話題を中心にディープでマニアの話を届けるポッドキャストです。
番組に関する情報はツイッターを中心に発信しています。
感想はハッシュタグサイエンマニアで。
またポッドキャストのレビューもよろしくお願いします。
次回もまたお楽しみに。
40:08

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