理事高見知英の一人語りとして会話をする際の基本的な枠組み、プロトコルというものの違いについて話しました。
サマリー
今回のエピソードでは、SIDE BEACH CITY.における技術者と非技術者の会話に関するプロトコルの重要性が議論されます。特に、異なるバックグラウンドを持つ人々が互いに理解し合い、効果的にコミュニケーションを取るための枠組みを整える必要性が強調されます。
会話のプロトコルの重要性
SIDE BEACH CITY.の内部をお伝えするSBCast.Ch2、今回は私、高見の一人語りということでお話をしていきたいと思います。
今回の内容は会話の枠組み、プロトコルというものについてお話をしていこうと思います。
SIDE BEACH CITY.は、技術者と非技術者が混在する団体だと思っています。
混在すると言っても実際技術者はあまりいませんので、どちらかというと技術者が1で非技術者が9という割合にはなりますが、
ただどちらにしろ混在をしているという状況は変わりないというふうに自分は思っています。
混在する以上、やはり話し方ですとか、どういうふうに話したら伝わるのかというのはやっぱりお互いに違ってくるなというふうに私は感じています。
実際自分自身がコンピューターについてはある程度知識があってプログラミングもするという点ではおいては、
ここで言う技術者というかたちになるとは思うのですが、やっぱりそういうところからして自分も他の人と話すと、
ああここは違うなというふうに感じることは非常によくあるということになりますし、
そこはSBCast. Ch2などで今までいろいろなメンバーの方々に話を聞いて非常に感じるところではあります。
今までの経験上、この会話の仕組みというものはものすごくお互いに違うなという感覚があります。
コンピューターの世界ではこういう情報伝達のための枠組み、仕組みというのをプロトコルというふうに言います。
例えばコンピューターの場合であれば、コンピューター上のインターネット上のサーバーと自分のパソコン、スマートフォンが通信をするためにどういうルールで通信をすればいいですかというようなものですね。
これをプロトコルというのですが、まさに人間社会でも同じプロトコルというものが重要になってくる。
そして技術者と非技術者はプロトコルが大きく違うのではないかというふうに自分は感じています。
言葉を伝える順番や方法、どういうふうに言われて喜ぶのか、どういうふうなことを言われたら悲しむのかということも全然違う。
もちろん技術者や非技術者という枠組みとは関係なく、個人によって言われて嬉しいとか言われて悲しいというものは違うとは思うんですが、ただそれ以上に傾向というものがあるなというふうに感じています。
このようにプロトコルが違う人同士で会話をするというのは、普段日常的に会話をする以上に注意をしなければならないところがたくさんあります。
ただでさえ普通に話をしていても、些細なところで大きなすれ違いを生んでしまう、誤解を生んでしまう、ITを怒らせてしまう、ITを悲しませてしまう、そのようなことがよく起こります。
だからこそ会話に注意が必要になってくる。会話が通じないということも起こり得るので、何度も何度も同じことを説明しなければいけないなんてことも起こり得ます。
技術者と非技術者の橋渡し
ただ会話が面倒くさいから放たなくていいや、というとそういうわけでもないんですよね。むしろそうやって面倒くさいから会話をサボっていた結果、今のように会話が通じないほどに文化、プロトコルが変わってしまったのではないかというふうにも思うんですよね。
互いが会話をするのにものすごく手間がかかってしまうし、お互いすごく消耗してしまう。ただ、だからといって全く合わないなんてことはない。お互い住んでいる場所は同じわけですし、共通する課題もあります。
時には災害などが起こった時のように同じことを一緒にやらなければならないなんていうこともあると思います。だからそれはお互いが話し合って、ちゃんとどういうふうに会話をするのかっていうのを最低限決めておく必要がある。ある程度プロトコルを合わせておく必要があるのではないかと私は考えています。
個人的にはそのような非技術者と技術者の橋渡しという意味をSIDE BEACH CITY.は持っていると考えています。案外やっぱり話をしてみるとお互い共有できる趣味や内容もあったりするんですよね。
実際自分もテクノロジーのコミュニティ、カンファレンスイベントなどに非技術者の方々をお招きして実際にスピーチをしていただいたことというのもありますが、それでも結構話題が盛り上がったり、こんな会話が発生するんだなとこちら側も感心した部分がたくさんあります。
だからこそ案外話してみるとお互い共有ができたり、お互いにとって楽しいと思うことって結構あったりすると思うんですね。そして先ほどの通りお互いが話さないでいるとその分水は深くなるし、後で話す時というのが大変になってきます。
だからこそ技術者と非技術者が話し合えるような空間づくりを私どもSIDE BEACH CITY.はやっていければいいなと考えています。
以上でこのSBCast. Ch2での一人語り終わりにしていきたいと思います。お聞きいただきありがとうございました。
06:19
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