あの頃本当に浪流できる施設なんか10軒もなかったよな。
そうなんですか。
やっぱりコロナもちょっとでかいんだよね。
でかかったですよ。
でかいですよね。
で、やっぱりね、佐藤で、僕らとかあとね、サウナ行きたいチームとか、
あの頃ってあとは。
サウキャンの。
サウキャンのお西とか。
お西君とかね。
はい。
っていうぐらいしかいなかったというか。
そうそうそうそう。
えー。
そっからだからね。
みんなね、なんかまんぺくもそうだけど、
なんかサウナっていうものでみんな引き上げてもらったというか。
うーん。
はい。
っていうのはあって、もう全然あの頃ね。
景色が一変してる。
一変してるっていうか。
だって世の中の人にあの頃ってまたサウナって言ったら、
一回説明しなきゃダメじゃん。
一回説明しなきゃダメ。
え、どういうこと趣味。
え、サウナが趣味ってどういうこと。
そっから入るのか。
そうそう。
いや、整ってなかったさみたいな。
そうそうそうそう。
広まってないですよね、そこまで。
そうそう。
サウナハットかぶった人?
はい。
誰一人いなかったんですよ。
あとなんかちょっとたまにいてもちょっと変わり者みたいな。
あー、逆にそれが変わり者に見えるぐらい流行ってなかったって感じなんですね。
今当たり前すぎて、むしろサウナハット欲しいじゃないですか。
みたいなね。
だって同意さんみたいな人あんまりいなかったですもんね。
いない。
めっちゃレアだったよね。
レア。
うーん。
今若者めちゃくちゃ多いですけどね。
多い。
多いです。
だからそれ嬉しいよね。
その話聞くと嬉しいんじゃないですか。
嬉しい。
嬉しい。
僕も嬉しいけど、お母さんもそうでしょ。
嬉しいですね。
うん。
もう昔からサウナが好きで、ずっと入られてたんですか?
昔からね、やっぱね、サウナ好きだったなあ。
あー、そうですね。
やっぱりすごい幼い頃の思い出で、僕、盲腸の手術とかしたことがあって、
盲腸の手術の傷口が塞がってないのに、お母さんにお腹にサランラップ巻いてもらって、
お友達とがみんな銭湯行くっていうから、小学校5年生とかの時にサランラップを腹に巻いて、
サウナ行ってた思い出とかある。
強すぎる。
それ、いまだに同級生たちがその話を僕にしたりする。
やばいですね。
サウナが好き。
そうそう。だからあの頃から本当好きだったよなみたいな。
でもやっぱ北海道って、たぶんこっちっていうか、本州よりもサウナがある家が多いんじゃないですか。
サウナがある家はでもね、そんなにやっぱないでしょ。
なじみが深いところがあります?
そう。なじみが深いのはやっぱりスーパー戦闘文化がすごく多いというか、
寒いですよね。
寒いから。
僕の家のすぐ近くにガトーキングダム札幌って、今はガトーキングダムですけどもともと札幌テルメっていうものができたんですよ。
もう自転車で行ける距離で。
いいですね。
そこはもうサウナ室が15、6個あって。
ドイツのタウナステルメっていうサウナ施設をドンって持ってきた施設だったんですよ。
だからそこで日本最古のアウフグースは実はそこなんじゃないかって言われてたところで、
僕の後輩とかがそこでアウフグースのイベントでタオル振ってたり、それが今から20何年前ですからね。
すごい。
そんな前ですか。
あったり。だから身近にはそのサウナってものが僕にはあったのかもしれないですね。
そうか、なんかそれを意識的にそこから行くようになったというか、
TTNAをそれこそ、ちょっとこれ前後しちゃうけど、始められるわけじゃないですか。
なんかやっぱ子供の頃から大人になってサウナだって目覚めるきっかけみたいなのあるんですか。
なんかやっぱり海外に僕の場合は、すごい昔はそれこそぬれずきんちゃんが。
ぬれずきんちゃん。
ぬれずきんちゃんが1回イベントで呼んでくれた時があって、何で呼んでくれたかっていうと、
その時は僕は海外のサウナをいっぱい知ってるお兄ちゃんっていう感じのカテゴリーだったんですよ、昔。
だから僕は海外に行くと必ずその現地のサウナというかスパを見るのが好きで、
必ずその第一優先がスパ。
そこからトトノエ親方っていう名前が。
アサヒカワのあの人でしたっけ、最初のルーツは。
ルーツはそうですよ。
アサヒカワじゃないよ、カミフラの。
ぬれずきんちゃんの師匠で呼んでる人が美容室のおじさんなのよ。
トトヨのおじさん。
そんなことがありますか、すごい。
めっちゃ面白い。
あれなんかサウナ入るっていうよりはトトノエに行ってんだよなみたいなことを言ってたら、
みんなそこにいたぬれずきんちゃんとかが、確かにみたいな感じになったらしい。
ぬれずきんちゃんが使ってたんですかね。
それを克樹さんが漫画に書いて広めたみたいな。
そんな感じですよね。
そういう派生の仕方があるんですね。
面白いめっちゃ。
だからそのおっちゃんなんですよ。
実はアマミもそうなんですよ。
え、アマミもそう?
アマミも。
アマミって、僕その時ぬれずきんちゃんとかみんなでカミフラの師匠の家に遊びに行って豚さがりをいただいてたんですよ。
北海道同士だから。
そっかそっかそうですよね。
そしたらアマミも富山弁で、奥さんが富山の人だったんです。
奥さんが赤くなっているアマミを見た時に、なんでこんな風に赤くなるんだろうって言ったら、
ぬれずきんちゃんの師匠の奥さんが、それアマミよって言ったらしいんですよ。
すごい。そこから?
そこからこれアマミって言うんだってなって、あれ富山弁なんですよね。
そうだったんですか。
そう、らしいよ。
それはなかなか知らなかった。
知らなかったです。
なんか普通に当たり前の言語として存在するものだと思ってました。
思ってました。
医学的には同情脈分母っていうね。
めっちゃ難しい名前なんだ。
で、ととのえ親方って名前は、そういう整うみたいなことを親方も言ってたらみたいな。
そうです。で、まあ整うとは言ってないですけど、なぜかととのえ親方、けんちゃんってやつがいいんですけど、
俺のことをととのえ親方、ととのえ親方って言うようになって、
で、なぜかととのえ親方っていう名前になって。
えー、自分に名付けたとかではなかったんですか。
じゃないんですよ。
でも、ととのえ親方っていう名前が、その後仕事になってるじゃないですか。
本当にそうですよね。
まさに仕事になってるじゃないですか。
プロデュースして人を整えていく仕事じゃないですか。
すごいですね。
すごいですよね。
なんかでも、本当に同級生たちには、20代ぐらいの時かな。
その同級生ってよくお風呂に行くじゃないですか。
お風呂とかサウナ施設、スーパーセンターで行くから。
将来こんなお風呂とかに関われる仕事できたらいいなとかって言ってたんですよ、昔から。
叶えてる。
やっぱりね、すごいね。
なんかこの間、ナルビのプレゼン発表みたいなのにちょっと呼んでもらって行ったんですよ。
そしたら、セールスマネージャーの人にちょっと話聞いたら、
子供の頃からやっぱりサウナに関わる仕事をしたかったって言ってました。
ちゃんと皆さん叶えてて。
確かに。
本当にこれは天職なんだなと思うときはありますね。
どのぐらいですか、もうTT&Eを。
TT&Eで今で8期目。
秋山大輔って僕らコンビなんですけど、
サウナ師匠こと秋山大輔とやり始めて、会ってからで約10年ですね。
感慨深いなと思いつつ。
だいぶ変わりましたよね。
だいぶ変わったですね。
だって最初TT&Eを始められるときって、そんな称賛とかってあったんですか?
最初だって6万円でTシャツ作るところからですから、僕らは。
だから秋山大輔と僕が、Tシャツじゃあ作ろうぜ、2人で。
ブランド作っちゃおう、みたいな。
サウナのブランドっていうか、サウナの服のブランドなんかないから、一個も。
そうですよね。
サーファーとかにあったりするのに、なんでサウナになるんだ、みたいな感じになって作ったのがきっかけで、
6万円ずつで12万円かな。
それでTシャツすって。
そしたらそれが、なぜかむちゃくちゃいろんな人からあれ欲しい、あれ欲しいって言われるようになって。
そこからだったんですね。
そこから。
あれがギャグなんですけど、1ヶ月に300万くらい売れたんですよ。
すごいですね。
12万円で作ったあれが、1ヶ月300万、だから年間で3000万くらい。
そんなに?
サウナのロゴTとかパーカーとかが売れちゃって。
でもそういうの作るのって初めて。
初めて、初めて。
ただ秋山大輔はファッション系のこととか仕事もしてたんですけど。
TJCのイベントのプロデュースとかね、やってたり。
だから慣れてはいるみたいな感じなんですね。
でもすごいですね。
すごいよね。
どうせだったらその日に、ととのえの日って言って勝手に、サウナの日じゃないですけど。
もう記念日協会に登録しちゃって、ととのえの日に服のブランドもデビューさせようみたいな感じになって。
すごい。
あれ記念日協会から何かに10万か20万払ったら記念日として登録してくれたりするんですよね。
あって認めてくれると。
知らなかった。
それでニュースを作って、ファッション業界にポンと流し込んで。
ファッションの人たちってカルチャーができてくるところからファッションを結びつくっていうのがすごく見てるんですよ。
音楽、ヒップホップ、ジャズとかそこから派生してファッションができてくるから。
だからそこのところからサウナですかみたいな。
あっちは。
サウナからのブランドができるんですかみたいな。
なんでそういうふうなんだろうみたいな感じで。
でもこうふんってなる違和感に。
でも売り上げがあるという事実は。
そうですよね。
公明感じゃないかとは思ってるんですよね。
サウナハットとサウナのTシャツから僕らスタートしてサーフィン用のポンチョをサウナポンチョとか言って名前勝手につけて。
あれ元々サーフィン用の。
そう。
あれポンチョ着てるでしょ。
着てます。
アウドドアサウナ行くときにサウナポンチョとか言ってるじゃん。
あんなのサウナポンチョって言葉すらないからね。
当たり前すぎて今原点を見てるみたいな。
めちゃくちゃ面白いです。
アパレルからアプローチするサウナ業界ってサウナって。
すごい。
めっちゃ斬新じゃない。
斬新すぎる。
そうか。
サウナハットもなかったから。