1. 山口智史の世界(仮)
  2. noteに記事を書いた
2025-04-16 11:42

noteに記事を書いた

サマリー

最近のエピソードでは、海と山のリゾートの違いや、日本の海水浴場の管理に関する問題が取り上げられています。特に、教育を通じて海水浴客の安全意識を高めることについて議論されています。

リゾートの違いと管理問題
noteを書いたんですよ、この間。
下谷、下谷って海のリゾートですよね、ビーチリゾートと、
白馬、マウンテンリゾート、スノーリゾートの対比をしたようなnoteを書いたんですよね、最近。
内容としては、スノーリゾートからマウンテンリゾートみたいな形で、白馬に限らず転換して、
5年間利用と、スキー以外への客層を取り込むような戦略の転換をしてますよ、スノーリゾート。
に加えて、もともとの日本のパウダースの資源がありますよ、そういうのを使って、
そんな中でも基本的に気候変動のリスクとかもあるし、
いろいろね、オーバーツリズム的な問題もあるし、そうやって山のリゾートの山岳地域の
自然資源を使って活用していこうという動きがありますよ、という話ですね。
に対して海は結局海水浴場から離れられないという、海水浴場ビジネスから離れられないという感じがしてますよ、という話です。
もっと言うと、海岸って県とか国が所有管理者なんですよね。
だから、細かいところまで目が行き届かないといけない。
県の中でも、県土木なんですよ。土木セクションの管理なんですよ。
だから、そこを使って観光振興をしようという仕事じゃないんですよ、結局東北の人たちが。
じゃあどういう仕事かというと、海岸保全とか、しかも土木的な保全、環境とかでもなく、
砂浜の流出を防ぐとか、波による伸縮を防ぐとか、津波対策とか、そういう話になってきてますね。
だから、防潮堤を建設したり、テトラーを入れたりすることに対してものすごい予算は使うんだけど、
観光利用、利用客の促進とかは範囲外。
夏の間は海水浴場をやってて、それこそゴミ処理のトイレの関係も自治体単位で面倒を見てると。
それが県になっちゃうとそこまでできないんだよね。仕事じゃないって言われたらそれっきりなんだけど。
もちろんそこを何とかしようっていうふうな都道府県もたくさんあるとは思いますが、私が知るいくつかのところでは、
結局水母岸工事、防潮堤工事がメイン。
あとは漂流物の、漂流ゴミで特に大きいものの処理はしてくれるけど、日常のビーチクリーン、海岸清掃っていうのは範囲内。
なぜなら、支障がないからね。海岸に対してそれは多少美観を損ねるぐらいにしか考えない。
で、あとは安全対策もそうだよね。
人が溺れたらどうするんですか。
それは、建て館建てて終わり。ここは危険ですので入らないでくださいっていう建て館板を建てて終わりです。
砂浜に立ち入らないでくださいとかね。コロナの時にもそういうのありましたよね。
砂浜に立ち入らないでくださいとか。
外に出ないでくださいとか。
今思うとすごい不思議なの。どういうロジックであるのか。
結局観光文脈とか、健康促進のための海岸利用とか環境対策っていうのは土木セクションの範囲外だから、そんなこと言われても我々の担当する仕事じゃありませんよ、それは。
そう。
じゃあ、園館を通して自治体が海水浴場と同じように管理すればいいじゃないかってなるんですけど、
そうすると、今まで県でやってた部分の、県が予算をかけてやってた、もちろん五眼工事とか大規模な工事に対する予算もそうなんだけど、
それ以外の漂着物の処理とか、あとは砂が飛んじゃってそれを戻す作業とかもあるわけですよね。
何やかんやと、もう少し細かい部分でも土木の人たちはやってくれてる部分はあるんですよね。
その部分を市町村単位でできるのかと言うと、多分できないんですよ。人的にも予算的にもできる人はいないし、予算的にも金額もない。
海水浴場って何なんだって言うと、県が管理している権限をこの期間は海水浴場としてやるので、我々に管理させてください。
市町村の県から借りてるんですよね。この期間は我々が管理します。
その代わりにここで営業しますよ。
教育の重要性
実際には市町村単位で営業してる場合もあれば、そこからさらに組合とか観光許可に落ちてる場合もある。
そういうところが営業、民間が入ってるところもあるけど、
なので、儲からなかったらやらないんですよ、そういう。
儲からなかったら県に返しちゃう。なぜなら維持できないから。それはそれで問題なんですよね。
なんでそうなっちゃうかって言うと、今度海水浴場っていうのは今度は観光の文脈のみになっちゃう。
夏以外は土木文脈だったんだけど、夏だけ観光文脈になっちゃう。
これが例えば防災の視点とかがちゃんと入ってくれば、
防災対策、海岸利用を促進させて、そこにいる人たちどうするのってなったときに、
防災対策として来水場を配置しますよ。利用者いないでしょってなる。
それは観光の感じで考えると利用者いないでしょってなっちゃうけど、
防災対策として配置します。
津波避難の際の率先避難を呼びかける誘導者として配置しておくとかいう、
そういうのでもいいと思うんですよね。
ライフセーバーは観光文脈でしか存在していない。
日本のライフセーバーはさらに言うと有給だからね。
オーストラリアはライフセーバーをもらってる。
日本のライフセーバーは有給なんです。オーストラリアはライフガードです。
給料もらってる。
でも難しいのは、もらわないとできない。
もらわないとできないんだけど、
海の質とか海にいる海水浴客の数、
海水浴客の知識のレベル、知識とか行動のレベルっていうのが全然違うんだよ、
オーストラリアと考えると。
オーストラリアの人にいきなり、オーストラリアのボランティアに
コントロールができるかどうかはできないですからね。
もっと高いクオリティは求められる日本の方が正直。
なぜなら海水浴客の海に対するリテラシーが低いから。
台風が接近してるのに平気で海に。
天気予報も見てないみたいな感じになっちゃうんですよね。
そこを解決するには何なんですかね。教育なんですかね。
教育面にライフセービング、水手の安全関係をもっと啓発していくっていうのが
とても良いアプローチかもしれない。
実践が多いんですよね、今の安全教育では。
実際の海に落ちたらどうする。海では溺れかけたらどうする。実践が多いんですよね。
ライフセービングは教育に入った場合のパターンで。
もうちょっと理論とか知識の部分を早い段階、子供の頃からインストールしていった方がいいのかもしれないですよね。
そういう意識的なところから。
天気予報を見るとか、どういう風が吹いてたら危ないとか。
水手の安全教育っていうその実践の部分だけじゃなくて、入れていくっていうのは大事かもしれないですね。
今日はノートを書いたという話から、海岸の管理の話から教育の話になりましたね。
そんな感じで、今日も喋りましたね。
では、さよなら。
11:42

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