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こんにちは、パリナパルトマンからお届けします。フリーランスのさきです。このラジオは私、さきがパリ生活やビジネス、読書で学んだことを配信しています。
皆さんお元気でしょうか。フランスは外出禁止が43日目です。
今日も天気がいいです。
今日はですね、フランス語がなぜ難しいかっていうことについてちょっとお話ししたいと思ってます。
フランス語って言語の中でも難しいって言われてると思うんですけど、私も勉強してる身としてね、どうして難しいのかっていうのを勉強すればするほど、なるほどっていうのがわかってきて、面白いんですよ。
で、まずはフランス語ってね、日本語と言語の種類が違うんですよね。
それはゲルマンとかラテンとかそういうことでもあるんですけど、わかりやすく言うと、フランス語ってロジカルな言語なんですよ。
ギリシャが元で、そのラテン語ができて、フランス語があるわけですけど、ちょっと数学に近いんですよね。ロジカルな、論理的な言語なんですよ。
で、どういうことかっていうと、
その、例えば1個の単語を見たときにはっきり情報がわかるんですよ。
例えば、何でしょうね、例えば、ペン、書くペンね、書くペンのことを言うとしても、それのペンっていう単語を、日本語だったらペンで、誰のペンかとか、何本あるかとか、そのペンを自分が元々よく知ってるペンなのか、ただ知らなくてペンという概念の話をしてるのか、
わからないじゃないですか、ペンっていう単語だけだったら、でもフランス語だったら、そのペンっていうときに必ず、自分が知ってるペンの話なのか、知らないペンの話なのかっていうのを言わないといけないし、誰のペンかっていう、もし知ってるペンだったら、私のペンなのか、人のペン、友達のペンなのか、先生のペンなのかっていうのを、
必ず言わないといけない仕組みになっているんですよ。だから1個の単語を聞くだけで正確な情報がわかるんですよね。それは数学に似てるじゃないですか。
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想像の余地があるっていうよりかは、数学とかって、その数字ではっきりとその情報を示す、答えを出す、答えは数字として1個っていうので示されると思うんですけど、それに近いんですよ。
で、日本語は中国語から来てるのかな。私その、日本語はネイティブだからめちゃくちゃね、勉強せずに普通に使ってるから、なんか具体的にこう、期限をなんかよく知らないと思うんですけど、
使ってる、使ってそのフランス語と比較している感覚としては、結構こう、気持ち的な言語だと思うんですね。
で、それはまあ国語的なというか、深みがある言語だなと思うんですよ。
なんかその文章で曖昧性が結構ある言語だと思うんですね。
で、それはまあ良いも悪いもあって、良いところとしては、その想像の余地があるから、受け手によって解釈が違ったりとかして、それは思いやりっていうところが出たりですとか、またデメリットで言ったら勘違いっていうのが生まれたりとか、そういうこう、いろんなこうことが起こりうる、含みのある言語だなって思うんですよ。
だから正確にペンって言っても、誰のペンか、どのペンか、近くにあるのか遠くにあるのかとか、あんまりわかんないんですよね。
そうそう、まずそういう違いがあるから、なんかフランス語がどういう言語の特性かっていうのがわからなかったら、結構理解するのが難しいんですよね。
その正確に言わないといけないがために、日本語で例えたとしたら、その概念がないから、日本語で説明するのが難しいんですけども、形容詞を絶対につけないといけないみたいな、ペンはペンって普通に日本語だったら言えるんですけど、必ずなんか知らないペンとか知ってるペンとか誰のペンとかっていうのはつけないといけないんですけど、文法的にね。
でも日本語の感覚だったら、別になんか普通にペンって言ってもいいじゃないですか、なんかペン見つけたよーとかっていう文章は成り立つじゃないですか、文法的に、だから同じ感覚で勉強すると結構難しいと感じるんですよ。
なんで重要かわからないから。私も最初その日本語とか英語っていう言語の感覚で学んでたから、なんかその必要だというところを結構無視してたんですよね。でもフランス語は本当にはっきりとその状況とかその詳細を示さないと文法的に成り立たないから、そこは間違えられないんですよね。
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ネイティブ的には。そうそうそう。なんかね、そこが結構まず違うなっていうところ。言語の特徴が違うから、まずその理解が難しいっていうのは一つあるんですよ。
で、あと一個ね、私が最近思った、驚いたのが、フランス語って活用がいっぱいあるんですけどね。例えば過去形、日本語だったらどこどこに行ったとか、何々をやりましたとか、昨日勉強しましたとかっていう過去形は何々したとかって言うじゃないですか。
で、フランス語は過去形はあるんですけど、それも種類もいっぱいあるし、さらに本の中で、フィクションで本で書かれるときに活用とかが、本専用の活用とかがあって変わってくるんですよ。
文学本として、フィクションとして書くんだったら、何々しましたっていう言い方じゃなくて、また別の活用があるんですよ。その存在に私は驚いて、だから良いことはその活用をそれで変えることによって、まあその語ってる、フィクションを語ってるっていうことが活用だけでわかるから、慣れたらめっちゃわかる。
わかりやすいらしいんですよね。私はもうただただ驚いて、そんなことが存在してるのかと、だから日本語だったら何々したっていうのが、まあ本で書いても何々したのままじゃないですか、そうでも例えるとしたら何々したってオーラルで喋ってる言葉を本で書くなら何々したwayって絶対言わないといけないみたいな、そういう活用が存在する。
だから本当にもう1単語1単語だけで状況がはっきりわかるから、想像の余地がいらないっていう、まあメリットかデメリットかとも取れますけど、だからなんかね、空気を読むって日本人がよく持ってるメリットの特性ですけども、
そうそう、なんか結構本当にフランスの人って空気を読むっていうのがあんまりしないというか概念にないっていうのが面白いなと思ってたんですけど、多分言語そのものが想像の余地がないから、だからなんか思考とか考え方も変わってくるんじゃないかなって、まあ言語で結構思考って作られるところはあるので、
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そう、なんかその活用、パセサンプルって言うんですけど活用の名前としては、その存在にびっくりして、マジかみたいな、そういうことを感じました。
あとはその、なぜ難しいかっていうところの最後の私なりのポイントとしては、勉強する前からフランスが難しいって情報を聞いてたから、きっと難しいんだろうって思っちゃうんですよね。
その情報によって、だから簡単って言われたら、理解するときも簡単前提で聞くから、理解しようとできて進むんですよ。
なんでやっぱ難しいって思うことってあんま良くないなと思ってて、そう、そのフランス語に全然興味がない頃とか勉強する前から、フランス語は日本語にない概念の文法があるとかっていうのを聞いてたから、めっちゃ嫌やったんですよ。
そう、もうやりたくないと思ってて、徒歩してからも半年ぐらい結構無視してたんですけど、フランス語のことを、やっぱ難しいって自分で思い込むって、
良くないし、結構、結果とか効果に作用してくるのって思いました。
だから、何でも言語じゃなくても、これ難しいなとか、こんなんできないんじゃないかって思うのって、事実を自分でそうさせることになるから、やめよって、ますますやめよって思いました。
そんな感じで、日々の勉強で私もこういうことをちょっと学んで、驚いたのでシェアしたいなと思いました。
じゃあ今日はそろそろこの辺でお開きということで、また次回のラジオでお会いしましょう。
それでは皆さん今日も素敵な一日をお過ごしください。
それでは。